2019年12月25日更新

『ドラゴンボール』孫悟天はサイヤ人系譜No.1の天才?かわいい無邪気な甘えん坊

ドラゴンボール

天才的な戦闘センスを持ち、容姿は父の孫悟空に瓜二つのとっても無邪気で可愛らしいキャラクター、孫悟天。青年期ではそんな面影もなくなり、驚きの変化が見られました。本記事では劇場版で主役を務めることも多い悟天について徹底解説します。

目次

見た目は悟空と瓜二つ!孫悟天は無邪気な甘えん坊

孫悟天は孫悟空とチチとの間に生まれた次男で、孫悟飯の弟です。兄の孫悟飯と同じくサイヤ人と地球人のハーフ。幼少時の身長は123㎝、体重26㎏で、性格は無邪気で甘えん坊のお兄ちゃんっ子でした。 物心つく前に、悟空はセルとの戦いで死んでしまったため、チチに女手ひとつでパオズ山でのんびり育ててられています。第25回天下一舞踏会に出場する際に、あの世から特別に戻った悟空に初めて会った悟天。最初は恥ずかしがっていたもののすぐに悟空に懐いていました。平和な地球で過ごしているため自然な感情で泣くことがあって、子供らしい可愛さが垣間見れるキャラクターです。 また、原作では、其之百二十四「ビーデル緊急出動!!」、アニメではドラゴンボール第201話「愛と正義のグレートサイヤマン参上」でそれぞれ初登場しています。

恐ろしい才能の持ち主!?7歳でスーパーサイヤ人に変身!

初登場時は7歳だった孫悟天。兄の悟飯には生えていたサイヤ人特有の尻尾は生えていないようです。初登場した回にも尻尾を切っているシーンはなかったため、元々あったのかどうかは謎です。 若干7歳にしてスーパーサイヤ人になることができていて、悟飯と稽古中に披露して周囲を驚かせています。 スーパーサイヤ人と言えばベジータや悟空、悟飯も大変な修行と戦闘経験を積んでやっとなれた変身形態。戦闘経験もほぼ無い悟天が、いとも簡単にスパーサイヤ人になれるのは天才だからでしょうか。いつ変身を身に付けたかは不明で、悟天本人も「忘れちゃった」とあっさり答えています。 ちなみにトランクスも悟天同様あっさりスーパーサイヤ人になってしまいます。まるでスーパーサイヤ人のバーゲンセールだなとベジータが苦言するほど、このあたりからスーパーサイヤ人の凄さが低迷していってしまいました。

悟天の「かめかめ波」はオリジナル技?

「かめかめ波」は当然オリジナル技ではなく、ブウ編で悟天が出場した天下一武道会で、かめはめ波を打つときに言い間違えたものです。 ブウ編の天下一武道会少年の部では、悟天とトランクスが決勝で当たりました。そこで悟天が気功波を打つ時に、「か……め……か……め……」と言っています。トランクスには「バカ。かめはめ波だろ」と言われており、悟天もトランクスも悟空(亀仙人)の技であるかめはめ波のことを知っているようです。 ちなみに、ゲームなどでは悟天が打つかめはめ波は「かめかめ波」という名前がついている場合が多くなっています。

親友トランクスとのフュージョンでゴテンクスに変身!

ベジータとブルマの息子のトランクスとは歳が近いためか悟天とは非常に仲が良いです。2人は主に対決ごっこで遊んでいました。また、現代っ子らしくビデオゲームの話をしているシーンも描かれています。年齢はトランクスが1個年上で、時に兄貴風を吹かされて損な役割を担うこともよくあるようです。 魔人ブウ編では悟空がブウ対策として、トランクスと悟天の2人にフュージョンを伝授させ、ゴテンクスとしてブウに挑むことになりました。 しかしゴテンクスになると自分の力を過信するお調子者な性格になってしまう欠点があり、ブウ戦ではドジを踏んでしまうことが多く、まだまだ子供といったところでした。

『ドラゴンボールGT』では青年期の悟天が登場!修行をしないナンパ者に!?

青年期の悟天は、幼少期とは性格も容姿も大きく異なります。 『ドラゴンボールGT』では、父のように修行に明け暮れるでもなく、兄のように勉学に励むでもなく、仕事に打ち込むでもなく遊び歩いている様子が描かれました。 姪っ子であるパンによると「色んな女の子と付き合ってはフラれている」ようで、幼少期の無邪気で可愛らしい悟天のイメージからはかなりギャップがあります。外見も、原作最終回で「悟空と間違えられるのが嫌で強引に変えた」とあったように、悟空とは違って逆立てた髪型にしています。 戦闘力は、『ドラゴンボールGT』ではまあまあ戦力になる、という程度です。修行を怠っていることもあり、もっぱらサポートに回りました。

『ドラゴンボールGT』ではトランクスに差をつけられた!

セル編以降、平和な時代に育ったため、青年になってからの悟天は女の子に現を抜かすようになりました。そのせいか、修行までもさぼるようになります。ブウ戦以降からは努力らしい努力をしていませんでした。 一方トランクスも、ブウ戦から戦闘は全くなく、母ブルマの仕事の手伝いをするなど、あまり修行というものは行っていなかったようです。ですが、ベジータの提案によって『ドラゴンボールGT』からは小さくなった悟空と悟飯の娘のパンと共に宇宙を舞台に色々な敵と戦うこととなります。 結果、地球で相変わらずな生活をしている悟天はトランクスと比べ、戦闘能力で差がついてしまうことになりました。

もはや主人公!?孫悟天の劇場版ドラゴンボールでの活躍

悟天登場は、他のキャラクターよりも遅い登場にも関わらず、個性的なキャラクター性と天才的な戦闘センスで映画にもメインとして起用されています。最も活躍している2つの映画をご紹介します。

超戦士ブロリーの復讐!親子カメハメ破で地球を守れ

1994年3月12日に公開された「ドラゴンボール」シリーズ第13弾です。タイトルの「危険なふたり」は悟天とトランクスで、「超戦士」はブロリーを指しているようです。 この劇場版13弾で悟天初登場となりました。悟天、トランクスとビーデルと一緒にドラゴンボール探しに出かけることになったのが始まりです。 そこで、強敵ブロリーを相手に激闘を強いられます。最後は悟空、悟飯、悟天の親子三大かめはめ波によりブロリーを消滅させました。

ブロリー再び!悟天、トランクスが大奮闘!

1994年7月9日に公開され、「ドラゴンボール」シリーズの劇場公開第14弾です。 初めて作品の主人公をトランクスと悟天の2人が努めました。メイクイーン城にてバイオ戦士やバイオブロリーと戦うことに。激闘の末、悟天、トランクス、クリリンのカメハメ波で見事倒しました。 また、エンディングには、悟天とトランクスの生まれたころのシーンが描写されており、この映画でしか見ることが出来ない貴重な作品です。

アニメ版『ドラゴンボール』で孫悟天を演じたのは野沢雅子(のざわまさこ:写真左)

孫悟天の声優はこの方。おそらく知らない人はいないのではないでしょうか。大ベテラン声優の野沢雅子(のざわまさこ)です。 1936年10月25日生まれで、本名は塚田雅子(旧姓・野沢)。所属事務所は青二プロダクション、劇団ムーンライト主宰、演出もしています。役者仲間からは「マコさん」と呼ばれているそうです。夫は同じく声優の塚田正昭。 代表作は『ゲゲゲの鬼太郎』、『銀河鉄道999』、『ドラゴンボール』など日本の代表的なアニメばかり。 また、ドラゴンボールでは悟天以外に悟空、悟飯の3役を務めており、原作者の鳥山明は「悟空の声は野沢以外に考えられない」と語っているそうで、野沢は悟空役は宝物と思っているのだとか。