『スーサイド・スクワッド』に登場する悪党キャラを紹介!
9月10日に日本公開される映画『スーサイド・スクワッド』。
アメリカの同名コミックの実写映画化作品で、凶悪犯罪を犯し刑務所に収監されていた囚人たちが減刑と引き換えに特殊部隊「スーサイド・スクワッド(自殺部隊)」として危険な任務を遂行するために集められます。
普通のルールが通用しないハチャメチャな彼らに世界は救えるのでしょうか?
映画を見る前に、9人の一筋縄ではいかない個性的なキャラクターたちをチェックしてより映画を楽しみましょう!
デッドショット(ウィル・スミス)
娘思いの凄腕暗殺者
ウィル・スミス演じる一度契約を結ぶと最後まで完璧に仕事をこなす、頼れる暗殺者のデッドショット。超人的な射撃の腕前と銃や爆発物の豊富な経験を持っています。
その一方で娘思いの良い父親でもあり、悲惨な幼少期を過ごした自身が父にしてもらえなかった分、娘にすべてを捧げています。しかし、デッドショットとしての任務により家族の時間が過ごせないことも…。
能力
並外れた銃の腕前と豊富な知識を持ち、6つもの銃を操る抜群の身体の力を持っているデッドショット。自由奔放なメンバーたちのまとめ役としてのリーダーシップも持ち合わせています。
武器・コスチューム
コミックからかなり忠実に再現されているデッドショットのコスチュームでまず目を惹くのが片目だけ赤く光っている白いマスク。はじめはサングラス型のグーグルレンズを使おうとしていたが、最終的には原作ファンのためにきちんとしたマスク型のものになりました。
そしてもうひとつの特徴であるアーム型の銃。そこには「I am the light, the way(俺が光、そして道だ)」のメッセージが刻まれています。このメッセージは手に持っている銃や襟まわりにも書かれており、デッドショットの信念とも取れるものになっています。
ジョーカー(ジャレッド・レト)
カオスと無秩序を愛す悪の中の悪
バットマンでもおなじみのジョーカー。悪魔のように暴力的であり、頭も切れるジョーカーは気まぐれで人を殺したり、何かを破壊したりと予測不能な人物です。
「撮影中ジャレッドには一度も会わなかったよ。」とウィル・スミスに言わせるほど役作りをし、ジョーカー役に入り込んだジャレットの演技に注目です。
能力
化学薬品の知識を持ち、「ジョーカー・トキシン」という薬を使い人々を苦しめ、さらに高いナイフや銃、爆弾スキルも持ち合わせています。しなやかな戦闘スタイルや微塵も恐怖を感じないジョーカーは敵にするのに一番怖い相手といえるでしょう。
武器・コスチューム
緑色の髪、真っ赤な唇など過去に演じられてきたジョーカーのイメージを残しつつ、メキシコの麻薬組織のボスを参考にしたり、イブサンローランスタイルのスーツ、重めのアクセサリーに裸足といった風貌で今までにないジョーカー像を作り上げています。
また左手にはジョーカーのトレードマークとも言える裂けた口のタトゥーが入れられています。
ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)
キュートな見た目とは裏腹なチームのアイドル
元々は犯罪者専門の精神科医というエリートだったハーレイ・クインですが、患者であったジョーカーに恋をし、だんだんとクレイジーなサイコパスに変貌を遂げました。
突然ショーウィンドウを壊し、物を盗むとてもハチャメチャな女の子です。
能力
特殊な能力は持っていないハーレイですが、何年も一緒にいたジョーカーの影響を受けた戦い方は機敏でダイナミック。2人の息の合った戦いぶりは必見です。
武器・コスチューム
カラフルなヘアメイクにたくさんのアクセサリーを身にまとった、コミックとは全く違うハーレイのコスチューム。たくさんの案が出されては却下されの繰り返しで、最終的にはマーゴットが試したスカジャンとTシャツに決まりました。
また履くのに20分かかるレースアップブーツや着けていると傷がたくさん出来てしまったブレスレットなど演じたマーゴットにとっては大変な衣装だったようです。
武器は映画版ではバットや銃を使用。どちらもスタッズが付いていたりカラフルだったりと女の子らしさがあり、銃は引き金を引くたびに「Love/Hate」がリピートされるなど特殊なものとなっています。
エル・ディアブロ(ジェイ・ヘルナンデス)
過去にトラウマを持つ炎を操るギャング
炎を操ることが出来る超能力者で、その力を使いライバルのギャングが持つ建物を燃やした過去を持つエル。その事件に関係するある事により自分を責め、償いのためにスーサイド・スクワッドに所属しています。
能力
炎を自在に操ることができ、銃など必要としないほどの威力を持ってます。タトゥーだらけのいかつい見た目とは裏腹に繊細な心の持ち主でもあります。
武器・コスチューム
顔まで及ぶタトゥーが特徴で、このタトゥーを描くのに4時間、落とすのにも45分もの時間を要したとか。
キャプテン・ブーメラン(ジェイ・コートニー)
オーストラリアから来たブーメラン使い
ボサボサの頭とひげ、金色の前歯といった風貌のキャプテン・ブーメラン。オーストラリアの奥地で生まれ、孤独で貧乏な生活を過ごした彼は見かけどおりの荒くれ者です。
ブーメランひとつで混乱や笑いをもたらすコントロール不能の男です。
能力
サーカスでブーメラン使いとして働いたことのあるほどの腕前を持っており、自宅のガレージでブーメランを自作しています。
確かなブーメランの腕と破天荒さで、激しい戦いを繰り広げます。
武器・コスチューム
いくつもの種類があるブーメランのうち、主にナイフのようなブーメランを使用していて、ほかにドローン型のものなど多種多様なブーメランを使いこなします。
ドラえもんのポケットのようになんでもでてくる分厚いコートや、ベースボールのミットと肉屋の鎖網で出来たグローブ、そしてベルトにはビールも備え付けてあります。
カタナ(福原かれん)
悲しい過去を持つ女剣士
日本で幸せな生活を送っていたが、夫と息子を殺されたカタナ。アメリカに渡り、自分と同じような犠牲者を出さないために悪と戦うと誓いました。
スーサイド・スクワッドでは司令塔のリック・フラッグ大佐の用心棒としても活躍します。
能力
高い武術の能力と類まれなる剣術がカタナの武器です。リック大佐への深い忠誠心も彼女にの武器といえるでしょう。
武器・コスチューム
「ソウルテイカー」と呼ばれる剣には魂が宿るカタナの大事な相棒です。身にまとっている帯には「彼を想って泣く」という言葉が刻まれており、彼女の深い悲しみが読み取れます。
日の丸が印象的なマスクで顔の表情が読み取りにくいが、カタナを演じた福原かれんはカタナのストイックで謙虚、時に見せる優しさを演じるよう心がけたそうです。
エンチャントレス(カーラ・デルヴィーニュ)
悪魔に取り付かれた美人探検家
探検家のジューン・ムーンは不運にも悪魔に取り付かれ、不思議な魔力を手に入れたと同時に悪魔とジューンの二面性を持つ魔女になってしまいます。
彼女は正式にはスーサイド・スクワッドの一員ではありませんが、その強力な魔力はスーサイド・スクワッドの提案者である政府の指揮官アマンダに一目置かれています。
能力
瞬間移動やヒーリング能力などさまざまな力を持っており、その力はスーサイド・スクワッド一とも言われています。
唯一彼女の力を制御するのものはジューンの魔法と超常現象の経験不足だけです。
武器・コスチューム
洞窟で見つかった彼女の容姿は野生的です。ホラー映画に出てきそうな恐ろしいメイクは施すのに3~4時間をかけられてそうです。
額につけられた三日月、緑色のネックレスなどの個性的なアクセサリーがエンチャントレスの妖艶さと美しさを引き立てています。
キラー・クロック(アドウェール・アキノエ=アグバエ)
全身をうろこで覆われた人食いワニ男
その容姿から人々や実の叔母さえに嘲られ育ってきたキラー・クロックはほとんどの時間を深い深い下水道で暮らしています。
見た目はワニのようですが心はただの一人の人間で、人々から愛されたいと願いながら孤独とともに生きています。
能力
銃弾をも跳ね返す堅いウロコや強靭な歯などワニらしい身体の武器を駆使し敵と戦います。人並みはずれた腕力もキラー・クロックの強力な武器です。
武器・コスチューム
分厚いレザーのジャケットやフードを身にまとっているキラー・クロック。
しかしやはり目を見張るのは全身を覆うウロコ。実はこれCGではなく実際に施された特殊メイクなんです。3~5時間かけて施されるためキラー・クロック役のアドヴェールのスタジオ入りはいつも1番だったとか。
スリップ・ノット(アダム・ビーチ)
タフな縄を使いこなすタフなミステリアス男
強靭な縄を使い壁も登ることができるスリップ・ノット。銃やナイフより縄で獲物をじわじわと苦しめて殺すのを好む訓練された暗殺者です。
忍者のように静かに任務を遂行する彼に襲われたと気づいたときにはもうすでに手遅れなほど確実に任務を遂行します。
能力
どんな状況でも縄を操ることが出来る、鍛え上げられたスリップ・ノットの屈強な肉体は彼の能力のひとつです。
化学工学にも精通しており、より強力な縄を自身で開発しています。
武器・コスチューム
スリップ・ノットの一部とも言える縄が彼の一番の武器です。忍者や軍隊を思わせるコスチュームには、どんな状況にも対応できるよう多数の縄が備えつけられています。
個性的な9人は一致団結して世界を救うことはできるのか、公開がとても楽しみですね!