2017年7月6日更新

『シャイニング』がもっと好きになる驚きのトリビア17選

スタンリー・キューブリック監督が映画化を手がけ、世界最高峰のホラー映画と称されている『シャイニング』。その知られざるトリビアの数々をご紹介します。海外の記事を参考資料としています。

世界最高峰のホラー映画と称される『シャイニング』(1980)

『シャイニング』はホラー作品で有名な、スティーブン・キングの原作を映画化した作品です。

スタンリー・キューブリック監督が映画化を手がけ、世界最高峰のホラー映画と称されている『シャイニング』。その知られざるトリビアの数々をご紹介します。

1.制作にこだわったスタンリー・キューブリック監督

監督としてだけではなく、制作者としても映画化を成し遂げたキューブリック監督。以前から、ホラー映画の制作には大変興味があったのだそうです。

さらに『シャイニング』の映画化と同時期に、監督として『エクソシスト2』のメガホンを取る話もあったようですが、最終的に『シャイニング』を選びました。ただ、1980年に公開された『シャイニング』と1977年公開の『エクソシスト2』は、どちらも科学で説明できるものと説明できないものがミックスされていることなど、類似した点がいくつかあります。どちらもホラー作品と認知されていますが、SF的な要素が入っているのです。

最終的に選んだ『シャイニング』は今なお語り継がれる名作ホラーとして輝いていますが、監督をする可能性のあった『エクソシスト2』の影響も少なくなかったのかもしれません。

2.原作者スティーブン・キングの脚本を読まなかった⁉︎

キューブリック監督は、原作者スティーブン・キングが書いた映画脚本を一切読まなかったといわれています。

監督は、キングの書くものは"weak"だ、つまり「迫力がない」と言っていたそうです。

3.スティーブン・キング VS キューブリック監督

キングはキューブリッック監督を称賛し、映画化にも大変期待していたといいます。しかし、結末を見たキングは、非常にがっかりしたとも話しています。

それほど原作と違う結末となれば、原作を読んでからまた映画を見返したくなりますね。

4.スタッフに身内を起用⁉︎

『シャイニング』のエグゼクティブプロデューサーを務めていたのは、キューブリック監督の義理の兄弟でした。それだけではなく、監督の妻や娘も本作の制作に関わっていたのです。

5.監督はロケ嫌い⁉︎

イングランドを離れることや、飛行機に乗ることを嫌っていたキューブリック監督。

アメリカのモンタナ州にあるグレイシャー国立公園で行われたオープニングシーンのヘリコプターからの撮影には、監督の姿はなかったそうです。

6.監督自ら小道具づくり?

永遠とタイプライターに打ち込まれた"All work and no play makes Jack a dull boy"の文字。その枚数は500ページにも及ぶと言われていますが、いったい誰が作成したものなのでしょう? 

一説には、監督自ら作成したという話もありますが、生前、監督はそれについて言及したことがなく、今も真相は謎のままです。

7.ワンシーンに3日を費やした撮影

ジャック・ニコルソンがシャワールームのドアを斧でぶち破るシーンには、なんと3日も費やされたといいます。

ジャックが壊したドアの枚数は、合計60枚にも及んだそうです。

8.ジャックも制作に参加していた

主演のジャック・ニコルソンもほとんどのシーンで演出に携わっていたそうです。

9.様々に翻訳された名フレーズがあった

"All work and no play makes Jack a dull boy.(働いてばかりで遊ばないとジャックはダメな子になる)"というフレーズがあります。

世界各国で上映された際、その訳は様々だったようです。例えばドイツ語では、"Don’t put off till tomorrow what you can do today.(今日できることを明日に延ばすな)"と訳されたそうです。

10.あの237号室は存在しない⁉︎

原作では、あの世にも恐ろしい現象が起きた部屋は217号室となっていますが、映画では237号室となっています。

利用客が217号室を避けるのを懸念した、ロケ地のホテル側の要望により、実際には存在しない237号室が撮影の舞台となりました。

11.雪の撮影には900トンの塩が使われていた

巨大な雪の迷路が舞台となるエンディングのシーンのためだけに、約900トンもの塩が撮影で使用されたのだそうです。

12.あの名ゼリフには元ネタがあった⁉︎

ジャックが斧で壊したドアの隙間から放つセリフ"Here's Johnny!(お客様だよ!)"は、もともとは、アメリカのあるテレビショーのオープニングで、司会者を呼ぶセリフなのだそうです。

13.超レアな子役たちの演技が観られる

ダニー役のダニー・ロイドと、双子の女の子の幽霊役、リサ&ルイーズ・バーンズ姉妹には共通点があります。

3人は皆、『シャイニング』が唯一の映画出演作品なのだそうです。彼らの演技が観られる、とても貴重な作品がシャイニングなのです。

14.ホラー映画の撮影だと伝えられていなかった子役がいた

ダニー役のダニー・ロイドは撮影当時5歳でした。

子役のダニーのために、キューブリック監督は、映画の撮影について、ホラー作品の撮影ではないと伝えていたそうです。

15.映画のファンサイト作成者は意外な人

映画のファンサイトを手がけたのは、トイストーリー3のディレクターなのだそうです。

サイトを作成した理由は、シャイニングの写真をたくさん収集していたため、その保管場所として作ったのがそのサイトだったという、私的なものでした。

16.映画の制作には、5年もの歳月がかかっていた

キューブリック監督は、撮影期間が長いことで有名です。本作も、制作には5年もの歳月がかかったそうです。

17.原作とは異なる結末

キューブリック監督の脚本が、原作を大幅に書き換えたものであるのは周知の話です。

また、結末が原作と違うこともよく知られていますが、その変更が加えられたのが映画公開後であったことは、あまり知られていないようです。