『東京タラレバ娘』最終回ネタバレ・全話あらすじ!2020年SPドラマの結末も
第1話のネタバレあらすじ
主人公の鎌田倫子は30歳独身の売れない脚本家。仕事も鳴かず飛ばずなうえ男っ気もなく、色褪せた毎日を送っていました。そんな倫子でしたが、学生時代からの親友であり同じく独身の香、小雪と毎晩「女子会」という名の酒盛りに明け暮れ、それなりに日々を楽しんでいたのです。 そんなある日、倫子は脚本を務めることになったドラマのプロデューサー・早坂哲朗に「大事な話があるので、ふたりきりで食事に行こう」と誘われます。 なんとこの早坂は8年前も倫子を食事に呼び出し交際を申し込んだ男。その当時、倫子はダサいことを理由に振っていたのですが、年月を経て良い男になった早坂に再び誘われ舞い上がってしまいます。 そして食事の当日。8年前とは違ってスマートな様子の早坂と話も弾み、倫子はこの人と付き合っても良いんじゃないか?と思い始めます。そして食事のあと早坂に「大事な話」を切り出されます。 自分への告白だと思い込んでいた倫子でしたが、なんとそれは、彼女と親しい20代のAD・マミちゃんが好きだという相談だったのです。 大ショックを受けた倫子は「呑べえ」で飲んで大荒れ。落ち込む倫子に香と小雪は、これからも女磨きを頑張「れば」もっと良い男が現れる!痩せ「たら」もっとモテる!好きになれ「れば」すぐ結婚できる!と倫子を励まします。 するとこの会話を隣で聞いていた謎の金髪のイケメンに「一生女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよ!」と言われてしまうのです。金髪男の発言にショックを受けた3人は一念発起し、男性とお酒を飲むために相席フレンチに向かいます。 しかし「モテ確認」のつもりで行ったにも関わらず、30代の女性に紹介できる相手がいないと言われ撃沈して帰ることに。いつも通り女同士で酔っ払った3人は、再び金髪男に遭遇します。 因縁をつけて絡んだ挙句転んでしまった倫子に対して金髪男はこう言い放ちます。「良い年した大人は自分で立ち上がれ。もう女の子じゃないんだからおたくら。」 「女の子じゃない」と言われた挙句、タラとレバーに「お前は一生独身だ!」と言われる幻覚まで見て焦りを感じた倫子は、自分から早坂にアプローチをかける事を決めます。 しかし、マミちゃんと付き合うことになった早坂の姿を見て更にショックを受けることに……。 倫子たち3人は婚活に一生懸命な周りの女性をバカにしたり、「良い男」がいないなどとと愚痴をこぼしたりしてばかりいて努力をしてこなかった事を改めて後悔します。そしてこれからは本気で恋愛をする事を誓うのです。 その日倫子は早速「大人の恋特集」の雑誌を買います。雑誌を開くとなんとそこにはあの金髪男の写真が!なんと彼は今が旬のイケメンモデル、KEYだったのです。
第2話のネタバレあらすじ
早坂に失恋し、仕事に身を燃やそうとする倫子。自分には仕事があることが唯一の慰めとなっていましたが、その脚本の仕事も降ろされてしまいます。交代した若い女性脚本家は、枕営業で仕事をとったと疑惑をかけますが、実力で負けたことを知ることに。 恋愛にご無沙汰で、仕事も干されてしまった倫子は「呑んべえ」で酒にはしり酔っ払ってしまいます。そんな倫子をおぶって家まで送ることになったKEY。 部屋で起きた倫子はKEYに愚痴をこぼし、それを一蹴するKEY。 しかしそんな倫子に、「じゃあ試してみる?俺とやってみる?」といい、キス。そのまま朝を迎えることになりました。 そのころ、香の方にも恋の進展が。昔付き合っていた売れないバンドマン鮫島涼が、現在は人気バンドのメンバーになっていました。再会を果たした香は涼の誘いを断れず、現在の彼女と同棲中の部屋に足を踏み入れ、そのまま一夜を共にしてしまいます。 倫子と香はそれぞれ恋の急展開に、慌てふためき戸惑うことに。
第3話のネタバレあらすじ
男と一夜をともにしてしまった倫子と香。倫子はKEYのことを何も知らないことでやきもき。一方、香はなかったことにしようと2人には話さないことに決めます。 そんなとき、3人の中でもサバサバした性格の小雪にも出会いが。偶然にも出会ったサラリーマンの丸井は超タイプの男でした。しかし、彼は別居中の既婚者だということを知ります。 小雪は迷いますが、丸井と関係をはじめることに。 香は涼と関係を切ろうとしますが、彼の甘い言葉にまたずるずると……。 臆病になって、自分のことをどう思っているのかKEYに聞けなかった倫子は、意を決して2人で話をしようとします。しかし、KEYはプライベートなことを女友達に喋ったことや、相手の気持ちを探りながら自分の気持ちを言おうとしない倫子に「あんたとは恋愛できない」と、突き放すのでした。
第4話のネタバレあらすじ
KEYに言われた一言でどんよりムードの倫子。バレンタインムードの街で、偶然チョコを選ぶ小雪と遭遇します。小雪が既婚者である丸井と不倫を始めると聞いた倫子と香は絶句。しかし、香も本命彼女のいる涼の「セカンド」になったことを打ち明けます。 一方、ひとりだけ仕事にも恋愛にも行き詰まった状況に焦る倫子。そんな彼女はなんとかして良い女になろうと、占いに行ってみたりひとり焼肉をしてみたり迷走中。さらに温泉旅行に丸井と行くことにした、幸せそうな小雪の姿を引き金に3人は不穏な空気に。 不倫の小雪、セカンドの香、誰にも相手にされない倫子。3人はお互いの境遇をなじり合い大喧嘩に発展してしまいます。そして倫子が2人に八つ当たりをしてしまったことで3人の間に大きな亀裂が入ってしまいました。 しかし香が元彼にひどい扱いを受け、小雪は楽しみにしていた温泉旅行を延期されたことで2人は自分の立場を自覚し冷静になります。そして3人は再び集合し仲直りを果たすのです。 また小雪は丸井は妻がいるだけでなく子供もおり、しかも別居中と言っても、妊娠中の妻が里帰りしていただけであったことを2人に打ち明けます。 そして3人はいつものように一緒にお酒を飲み始めます。倫子は女同士でタラレバ言う楽しい時間が大切なものであることを実感し、今後もそうやって生きていくことを受け入れるのでした。 彼女たちが仲直りをしたそのころ、KEYと早坂は撮影の打ち上げをしていました。 そして早坂に倫子との関係性を指摘されたKEYは衝撃的な事実を告白します。それはなんと、倫子が昔結婚していた女性に似ている、というものでした。
第5話のネタバレあらすじ
恋だけではなく仕事も失いほぼニート状態の倫子。厳しい現実に落ち込む中、スーパーマーケットで超イケメンのバーテンダー・奥田と運命的な出会いを果たします。そして倫子は奥田が経営するバーに招かれます。奥田はイケメンであるだけでなく、優しく趣味も合い、倫子はすぐに好意を持ってしまいました。 そんなある日、倫子が降板させられたドラマの脚本家が急病に倒れ、代役の脚本家をコンペで選ぶことになったから立候補しないか、という話を早坂から持ちかけられます。崖っぷちの倫子はチャレンジをすることに。 今度こそ、と倫子は締め切りまでの3日間、必死で脚本を書き上げました。しかしコンペの結果は落選。さすがのKEYも落ち込む倫子を前にして言葉が出ない様子でした。 落ち込む倫子を救ったのは奥田でした。奥田は初めてのデートで倫子に告白し2人は付き合うことに。仕事を諦め彼氏との幸せな未来を歩み出そうとする倫子にKEYは「逃げているだけじゃないか」と言います。しかし倫子は「逃げ道がなければ生きていけない」と言い返します。 KEYはその言葉を聞いて、倫子に似ていたというかつての結婚相手のことを思い出すのでした。彼には、「こんなに早く死ぬなら早く結婚していればよかった」と後悔する病気の女性に対し「自分があなたの逃げ道になる」と言って結婚をしたという過去があったのです。 一方、香と小雪も恋愛に悩んでいました。セカンド・不倫の関係に決別するため2人はそれぞれの相手と距離を置くように努力をします。しかし小雪の不倫相手の丸井が「呑んべえ」に現れ、彼を前にして小雪は別れを告げることができませんでした。
第6話のネタバレあらすじ
趣味も合うイケメンの彼氏を手に入れて有頂天の倫子。一方、小雪は不倫関係をやめることができず、香はついに結婚相談所に30万円で入会することに。 付き合いたての倫子と奥田はデートを重ねます。久々の彼氏に当初は舞い上がっていた倫子ですが、徐々に奥田とは趣味や好みが噛み合わないことに気づき始めてしまいます。 嫌われないように気を遣って奥田の意見に合わせようとする倫子。楽しいはずのデートは精神的に疲れる場となっていきます。しかし、そんな悩みに対して小雪と香はそんなのは贅沢な悩みだから我慢しろと言います。 2人の言う通り我慢をして奥田との付き合いを続ける倫子。しかしある日、倫子が脚本家を目指すきっかけとなった映画を奥田がきっぱりと否定する発言をしたことで、倫子は奥田とは絶対に噛み合わないと確信することになります。 一方、香は結婚相談所で自分の結婚条件にぴったりマッチした男性を早くも紹介してもらえることが決定し大喜びします。そのことを「呑んべえ」で倫子と小雪に話していると、隣で聞いていたKEYが「結婚したからといって幸せになれるとは限らない」と3人に告げるのでした。 そして結婚相談所で例の男性と対面することになった香。その直前に元彼の涼から「会いたい」と言う連絡が入ります。無視しようとする香ですが、結局涼のもとへと向かってしまいまうのでした。 一方、倫子は「結婚したからといって幸せになれるとは限らない」と言うKEYの言葉がどうしても気になり本人に質問します。そしてKEYは、元妻が高校時代の教師だったこと、彼女が病気になって余命宣告をされたこと、彼女の結婚するという夢を叶えるために形式的に結婚したことを語ります。 そして、「形式ではなく、本当に彼女のことが好きだったと伝えられていれば」と後悔していることも……。 倫子はKEYの奥さんへの深い愛を知り、自分が奥田への気持ちが勘違いであったことを自覚するのです。
第7話のネタバレあらすじ
早坂の地元である北伊豆のPRドラマの脚本作成という仕事を依頼された倫子。脚本家として全く仕事がない今、ネット配信の地域PRドラマでもありがたいと思う反面、もっとちゃんと大きな仕事がしたいと複雑な心境の倫子ですが、旅行気分の香と小雪とともに北伊豆へ向かいます。 北伊豆に着くと、3人は地元のドラマ制作チームのお年寄りから大歓迎を受けます。彼女たちは久々に若い女の子扱いをされてご満悦。そして夜の飲み会の場で、地元の人々がこのドラマにかける思いを初めて知ります。 彼らの熱い思いを聞いた倫子は、小さい仕事だとみくびって適当な脚本を書いた自分を恥じます。そして飲み会のその場で倫子は自分の原稿を破り捨て「地元の人の熱い思いに応えるためにもう一度本気で脚本を書き直す」と宣言するのでした。 そしてなんとか撮影までに脚本の書き直しを終えた倫子。そのあとも撮影のアシスタントとして積極的に地元の人たちを手伝います。撮影の様子を見に来たKEYも飛び入り参加し、ドラマは大成功に終わるのでした。 撮影の様子を見に来た早坂とドラマの打ち上げで一緒にお酒を飲む倫子。酔いのせいなのか、なんだか早坂のことがとても可愛く思えてくるのです。そして2人は勢いのままキスをしてしまいます。 その一方で小雪は丸井と会っているところを店の常連さんに目撃され、ついに不倫の事実が父親にバレてしまいます。怒られるかと思いきや、「お前には幸せになってほしい。だからあの男はやめておけ。」と静かに諭されてしまうのでした。
第8話のネタバレあらすじ
早坂とキスをしてしまった倫子。その翌日に地上波ドラマの仕事も決まり、遂に恋も仕事も軌道に乗って来たかとよろこびます。 しかし早坂に呼ばれて「今度こそ告白か?」と舞い上がりながら食事に向かうも「昨日はごめんなさい」と言われてしまいました。倫子はなかったことにしようとするような早坂の態度に傷つきます。 そんなとき、香が深刻な顔で倫子と小雪に相談を持ちかけてきました。その内容はなんと元彼・涼の子供を妊娠してしまったかもしれないというもの。 2人は驚きますが、まずしっかり検査をして事実を確かめてから今後のことを考えようと提案します。しかし香は、妊娠を涼に告げた時に嫌な顔をされたら今度こそ2人の関係が終わってしまうことになるからそれが怖くて確かめられないと言います。 妊娠の事実を涼にどう告げるか悩む香。そんな時、風邪をひいた涼から看病に来てほしいと連絡が来ます。涼の家に向かった香は妊娠を隠したまま看病をします。しかし香が目を離したすきに涼が香の鞄から落ちた妊娠検査薬を発見。 妊娠の事実を知った涼は、「香が産みたいなら産んで良い。責任はとる。1人で悩ませてごめん。」と香に告げ、抱きしめるのでした。 倫子と小雪は、涼が意外にも香の出産を受け入れたことに驚きます。香は涼がちゃんと自分のことを大事に考えていてくれた事実を嬉しく思うのでした。しかしいざ妊娠検査薬を試してみるとなんと陰性。安心する反面、涼の本命になれるかもしれないチャンスを逃したことを残念に思い香は涙を流します。 そのあと、香は涼に妊娠は思い過ごしであったことを告げます。すると涼は心底安心したように「焦ったー!妊娠してなくて良かったな!」と香に告げるのでした。嬉しそうな涼の姿に傷ついた香は今度こそ涼と別れることを決意。 その一方で倫子は、再び早坂に呼び出され2人で会うことに。そしてそこで告白され、今度こそ付き合うことになります。
第9話のネタバレあらすじ
ついに早坂と付き合い始めた倫子。気取らず落ち着いた大人の恋愛ができることの幸せを噛み締めます。さらに、早坂に一緒に暮らさないかと提案され舞い上がります。 収まるところに収まった倫子を祝福する香と小雪。しかし2人の恋愛はまだまだ収まりそうもありません。香は元彼の涼と縁を切ろうとしますが、無神経な優しさで近づいてくる涼を突き放すのに苦労をしていました。一方の小雪も、丸井との不倫関係が父親にバレてもなお断ち切れずにいました。 そんなある日、小雪は丸井に「家に泊まりに来て欲しい」と誘われます。いくら相手の家族が不在だからとはいえ、不倫相手の家庭に足を踏み入れるというようなルール違反は犯すまいと断る小雪ですが、「これで最初で最後にするから」と言われ、ついて行ってしまうのでした。 そして小雪は家族の痕跡がある家で丸井と一夜を共にしてしまいます。 しかしその翌朝、丸井のもとに一本の電話が入ります。それは出産のために里帰りしていた奥さんが緊急帝王切開をすることになったという知らせでした。丸井は小雪を置いて出ていき、小雪は別れを決意します。 一方KEYは亡き妻の七回忌に出席していました。しかしその場で養父に「もう娘のことは忘れて自分の人生を歩んで欲しい」と言われてしまい、とてもショックを受けます。 やけ酒を飲んで酔っ払い道で倒れているKEYを見つけたのは、早坂の家に向かう倫子でした。そしてKEYは、自分のした結婚に本当に意味があったのか、妻は本当に幸せだったのかがわからず、ずっと辛かったという気持ちを打ち明けます。 そう言って泣くKEYのことを、倫子は思わず抱きしめてしまうのでした。
第10話のネタバレあらすじ
道端で倒れていた傷心のKEYを放って置けなかった倫子は、結局早坂との約束をすっぽかしてKEYを自宅に泊めてしまいました。朝起きるとそこにはKEYの姿はなく、倫子はただの人助けだったと自分に言い聞かせ、このことは忘れようとします。そして早坂には急病だったと嘘をつくことにしました。 早坂と同棲用の物件を探しに来た倫子は奥さん扱いをされ嬉しい気持ちになり、やはりKEYとのことは忘れて早坂と幸せになろうと決心するのです。一方の香は、結婚相談所で新しい男性を紹介してもらうもうまくいきません。小雪もお見合いの話が舞い込んで来ますが、断ってしまうのでした。 そんなある日倫子はテレビ局でKEYとばったり出くわします。するとKEYは「この間は悪かった。今度さ……」と何かを言おうとしますが、そこに早坂が現れ話は中断してしまいます。どうにもKEYのことが気になってしまう倫子は、久々に第4出動をかけるのでした。 いつものごとく「呑んべえ」に集まった3人。倫子がKEYとの一件を報告すると、2人は口を揃えて倫子はKEYのことが好きなのではないかと言います。それでも人助けだと言い張る倫子。倫子は、死別した妻に強い思いを持ったKEYが自分に振り向くはずがないし、気の合う早坂と幸せになりたいと告げます。 するとそこにKEYと早坂が現れます。5人一緒に飲んでいると、「呑んべえ」の常連客が「KEYくんは倫子さんと同じマンションに住んでいるのか」と尋ねます。なんと、倫子がKEYを自宅に泊めた翌日の朝、KEYがマンションから帰宅するところを目撃していたのでした。 KEYは「友人が同じマンションに住んでいる」と言ってその場をしのぎましたが、早坂は納得がいかない様子。 そして早坂は倫子に自分との夕飯の約束に来なかった時、もしかしてKEYといたのではないかと聞きます。倫子は正直に白状したうえで謝り、KEYに対してはそのような気持ちはないということを告げます。そして2人は再び仲良く物件探しを始めます。 倫子はKEYのことを気にかける自分の気持ちに蓋をして早坂との将来を考えることを決意します。 物件が決まった帰り道、倫子はKEYと道端でばったりと出くわします。そして倫子は彼に、早坂と同棲する旨を伝えました。 するとKEYは映画の仕事が入ったから北海道の撮影に向かうことになったと告げます。そして倫子に感謝の気持ちを伝え、いつか倫子が脚本するドラマに出演することを約束するのでした。 一方、小雪は元不倫相手の丸井と偶然出会います。子供の手を引き、すっかり父親の顔になった丸井の顔を見て小雪は未練を断ち切るのでした。そして香は元彼の涼に、本命だった彼女とは縁を切ったからもう一度香と付き合いたいと告白されます。香はすぐには信じられないけれど考えておく、と返答するのでした。 いよいよ入居準備の段階に入った倫子と早坂。しかし突然早坂から同棲はやめようと切り出されます。早坂は倫子のKEYへの気持ちに気づいていたのです。「僕はタラレバ男にはなりたくない」と早坂は言い、仕事仲間に戻ろうと提案するのでした。倫子は呆然としながらもその提案を受け入れてしまいます。 1ヶ月後、後輩の結婚式で倫子とKEYは再会します。そして倫子はKEYに告白。すると、KEYは「俺もあんたのこと好きかも、って言ったらどうする?考えておいてよタラレバさん」と倫子に言うのでした。 それぞれの幸せに向かって歩き出した倫子と香と小雪。東京オリンピックがやってくる頃、自分たちがどうなっているのかはわからない。けれど、今のように3人で楽しく過ごそうと決めるのでした。
『東京タラレバ娘』SPドラマのあらすじ
あれから3年、倫子、香、小雪の3人も33歳に。香は一足早く結婚し、小雪は念願の自分の店を持ち、倫子もついに結婚へと向かおうとしていました。 しかし、何事も簡単にはいかないのが人生。3人娘の行く手には次々と思わぬ問題が発生してしまい……? かつては普通とされた、「結婚してしあわせな家庭を築くこと」がもはや奇跡となった現代で、彼女たちは、自分なりのしあわせを見つけることができるのでしょうか。
結末をネタバレ
倫子は付き合って1年の彼氏・朝倉に逆プロポーズをします。「結婚するってどうかな?」と言う倫子に朝倉も「俺もそう言おうと思ってた」と言うのでした。 すぐに香と小雪に報告する倫子。そこにKEYが現れ「まだタラレバやってるんだ」と声をかけてきます。3年ぶりの再会にギクシャクする倫子ですが、KEYは「お幸せに」と言って去っていきました。 倫子の結婚式、朝倉は式場に乗り込んできた元カノを選び式場から逃げ出してしまいます。泣き崩れる倫子を香と小雪は慰めますが、倫子は1週間経っても元気になれません。偶然会ったKEYにも「今のあんた最高にカッコ悪いよ」と言われてしまう始末。 少しずつ前に歩き始めた倫子はKEYにお礼を伝え、出会えてよかったことを伝えます。KEYは「またあんたに会いに来るよ」とロスへ旅立っていくのでした。
原作漫画とドラマの違いは?
東村アキコの漫画が原作の『東京タラレバ娘』は、基本的には原作の設定がそのままドラマでも使われています。 大きな違いといえば原作では倫子・香・小雪のタラレバ娘は33歳ですが、ドラマでは30歳の設定です。またKEYの登場するタイミングが違うなど、細かな違いはたくさんあります。 配役が原作と合わないなどの声も多かった『東京タラレバ娘』は、ぜひ原作とドラマを見比べてみてほしい作品です。漫画特有の表現をどうドラマに落とし込んでいるかは要チェックポイント。ギャグテイストの多い東村作品をドラマでも楽しんでみてください。
『東京タラレバ娘』のキャスト
鎌田倫子/吉高由里子
仕事も思うようにいかない、結婚はしたいけど恋する元気もない……。30歳独身の脚本家、鎌田倫子を演じたのは、吉高由里子です。 2006年に映画『紀子の食卓』でデビューし、第32回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その役に入り込むような演技力で魅了される人も多いのではないでしょうか。 また、近年では『正義のセ』(2018年)や『わたし、定時で帰ります』(2019)などお仕事ドラマへの出演も多く、順調にキャリアを積んでいます。
山川香/榮倉奈々
榮倉奈々が演じるのは表参道でネイルサロンを経営している倫子の親友、香。売れないミュージシャンと付き合いますが、浮気が原因で一度破局してしまいました。2人は再び近づき、段々と距離が縮まっていますが、どこか都合のいい女として扱われているような一面もあります。 2002年に芸能界入りして以来一線で活躍し続ける榮倉奈々。モデルとしてデビュー後、2004年からは女優として数々のドラマや映画に出演してきました。映画『余命1ヶ月の花嫁』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する、実力派女優のひとりでもあります。 また、プライベートでは2016年に結婚。お相手は俳優・賀来賢人です。ドラマ『Nのために』で共演したことが仲を縮めるきっかけとなりました。2018年6月には第1子を出産しています。
鳥居小雪/大島優子
倫子と香の親友の小雪は、倫子たちが女子会で度々利用する居酒屋「呑んべえ」の娘。丸井というサラリーマンと不倫関係になるのですが、相手には子供もいると知って思い悩んでいます。状況に流され、傷を負ってしまう不器用な女性です。 そんな小雪を演じるのはAKB48の元メンバーの大島優子。AKB時代はほぼ常に選抜メンバーに選ばれる大人気ぶりでしたが、2014年に惜しまれつつ引退しました。 その後は女優として精力的に活動しており、2015年には映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞するなど、その実力は広く認められるところとなりました。 元アイドルで華やかなイメージのある大島優子ですが、意外にも本作には共感しているようです。
KEY(鍵谷春樹)/坂口健太郎
人気モデルのKEY。KEYは芸名で、本名は鍵谷春樹です。「呑んべえ」の客として騒ぐ3人をいさめたり、倫子が脚本を書いた、自身が出演予定のドラマについて批判をし、倫子が降板する原因となるなど本作のトラブルメーカー的存在です。 しかし彼が話を動かすことも多く、要注目のキャラクターと言えるでしょう。 そんなKEYを演じるのは大人気若手俳優、坂口健太郎です。2010年から「MEN'S NON-NO」モデルとして活躍。本作出演以降、ドラマでは『シグナル 長期未解決事件捜査班』(2018年)や『イノセンス 冤罪弁護士』(2019年)などに出演。 映画でも『今夜、ロマンス劇場で』(2019年)や『仮面病棟』(2020年)で主演を務めるなど、活躍をつづけています。
早坂哲朗/鈴木亮平
以前倫子にフラれた経験がある冴えないドラマプロデューサー、早坂は鈴木亮平が演じます。 鈴木亮平は役作りの際にハードな肉体改造をこなすことで有名な俳優です。10~30kg単位の増量・減量を何度も経験しているとのこと。 そんな肉体派なイメージの強い鈴木ですが、実は高学歴で英語も非常に堪能。世界遺産についても非常に詳しいといったインテリな一面もあります。 演技力にも定評があり、映画『海街diary』や『海賊とよばれた男』などの注目作に出演し続けています。
芝田マミ/石川恋
倫子の後輩ディレクター、マミちゃんを演じるのは、石川恋です。「イマドキ」な若い子パワーで三十路の倫子を疲弊させているマミちゃん。倫子の恋愛模様を語る上でなくてはならないキーパーソンです。 グラビア出身の石川恋は書籍版『ビリギャル』の用紙を飾り一躍有名になりました。その後、福山雅治主演映画『SCOOP!』にチョイ役ではあるものの出演するなど女優として活躍の場を広げている様子。 今回、マミちゃんを演じるにあたり、ビジュアル面の役作りも行ったとのことです。
丸井良男/田中圭
大島優子演じる小雪の父が経営する居酒屋にやってくる優しげなサラリーマン、丸井を演じるのは田中圭です。丸井と小雪は恋愛関係になっていきます。しかし一見控えめで誠実そうな丸井は実はダメ男で…?という役柄となっています。 名脇役として名高い田中圭がどんな演技でダメ男っぷりを見せてくれるのか楽しみですね。
『東京タラレバ娘』が反響を呼んだ理由とは
アラサー女子の心をえぐりまくる!?
『東京タラレバ娘』は、原作コミック連載当初から、アラサー女子の心をえぐりまくることで話題となりました。その魅力はドラマでも健在で、女の子でもおばさんでもない、難しい年ごろの女性3人の仕事観や恋愛観を描いています。 ギャグで笑わせながらコミカルに物語が展開しますが、ときに鋭い視点で「だからダメなんだ」とダメ出しをしてきます。結婚を夢見る独身アラサー女子であれば、共感しすぎてつらくなることもあるかもしれません。しかし、それは背中を押す励ましになることも。 もちろんアラサーでなくても、女子でなくても楽しめる本作。エッジのきいたリアルすぎる視点は、自分を改めて見つめ直すきっかけになったのではないでしょうか。
「第4出動!」に共感の声
漫画でもおなじみの「第4出動」号令が、ドラマでも話題を呼んでいます。「第4」ということは、第1から第3まで存在するのですが、その内容は以下の通りです。 「第1出動」は暇だからなんとなく飲みたいとき、「第2出動」は仕事の愚痴を聞いてほしいとき、「第3出動」は誰かの悪口をぶちかましたいとき、そして「第4出動」は、男絡みの緊急事態が発生したとき。レベルによって集合しなくてはならない、理由の意味が高まってきます。 アラサーにとっての男絡みの話は緊急に共有を要する問題。「第4出動」の重要度がわかります。 視聴者の女子の間でも、友達同士で同じような状況に置かれているようで、「第4出動」を使いたい!という声が多数のぼりました。
『東京タラレバ娘』最終回ネタバレ・全話あらすじを解説
30歳を迎え、恋に仕事にドタバタ劇をくり広げてきた「タラレバ娘」たち。あれから3年が経ち、彼女たちの生活にはどのような変化があったのでしょうか。そして、今度はどんなトラブルが彼女たちに襲いかかるのでしょうか!? ぜひドラマ本編をチェックしてみてくださいね。