2020年2月25日更新

「アナ雪」オラフを徹底解説!新声優の評判やキャラの名言、かわいいシーンをピックアップ

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オラフ、「アナ雪」の人気者を徹底解説!まずは性格など基本プロフィールを紹介

映画「アナと雪の女王」シリーズに登場する、アナとエルサの友達・オラフ。かわいらしい見た目や発言が魅力で、人気の高いキャラクターです。 この記事では、オラフの誕生の経緯や名言、また新しく吹き替え声優となった武内駿輔の評判などオラフにまつわるあらゆる情報をまるっと紹介します!まずは基本プロフィールをチェック! ■名前:オラフ ■性格:人懐っこく、明るい、無邪気 ■身長:約90cm ■憧れ、好きなもの:夏、ハグ

オラフの吹き替え声優は武内駿輔に!評判やハマり度はいかに?

武内駿輔

初代オラフの声を演じたピエール瀧が、2019年3月の麻薬取締法違反で有罪判決により吹き替え声優を降板。その後、「アナ雪2」のオラフ役に決定したのは、声優の武内駿輔(画像左)。アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』のプロデューサー役や『KING OF PRISM』の大和アレクサンダー役などで有名です。 ダンディな低音ボイスに定評がある武内の起用は意外でしたが、予告編が公開された直後から「違和感がない」、「さすが声優」と好評。「アナ雪2」でもオラフの歌を聞くことができますが、武内の歌唱力はもちろんのこと、オラフの無邪気さやチャーミングさもしっかり残っていました。 配信サービスDisneyDELUXEでの「アナ雪」関連作品や、ゲーム作品でオラフの声を務めており、同サービスで2020年現在配信されている前作のオラフも、武内の声に変更されています。

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オリジナル声優はジョシュ・ギャッド。「アナ雪2」でもアドリブ祭り

英語版で声を担当したジョシュ・ギャッドは、実写映画『美女と野獣』のル・フウ役でも知られる俳優です。 彼は収録の間、アドリブを連続したのだとか。しかし監督達はアドリブが多くなりすぎたり、そのせいでストーリーを台無しにしたりしないように十分注意していたそう。もちろん監督達は、彼にちゃんと事前に映画を見る時間も設けました。そうすることで、親しみやすく皆から愛されるオラフが誕生したのです。 そんなジョシュ・ギャッドは『アナと雪の女王2』でもキュートなアドリブを披露。彼は自身のTwitterで楽曲「おとなになったら」を取り上げ「世界最高のアニメーターたちが自分の即興の演技を取り入れ、命を与えてくれたことに感謝している」と述べました。ちなみに、曲中で「サマンサって誰?」と一人で爆笑するシーンなどがそれにあたります。

「アナ雪2」のオラフも可愛いすぎる!前作の登場シーンも合わせて徹底解剖

初めてオラフが作られたシーン

まだ幼いエルサとアナが二人で一緒に遊んでいた場面で、オラフは初登場しました。しかしこのシーンではただの雪だるまで、エルサが「やあ、僕はオラフ」「ギューって抱きしめて」と、雪だるまの腕を動かしながら話していました。 やがて、エルサが大人になり魔法の力が強大になったことで、オラフは意思や感情を持ち、話したり動いたりできるようになったのです。

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ニンジンの鼻をゲットして見慣れたオラフの顔に

その後オラフは、雪山でエルサを探していたアナとクリストフ、そしてスヴェンに出会います。彼の顔にはこの時、まだ鼻がついていません。 この直後にアナが彼の顔にニンジンをつけ、おなじみのオラフの姿になりました。「最高の気分だよ!」「ずーっと鼻が欲しかったんだ」と言って、大喜びする様子が印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

オラフはエルサとアナの長所を引き継いでいる

オラフはアナのように前向きで、絶望的な状況下では皆を励まし続けます。 そして、エルサのように無償の愛に溢れていて、自分の身を犠牲にしても大切な人たちを守ろうとします。例えば、エルサの魔法に当たってしまい、凍りかけているアナのために暖炉の火をつけるシーン。雪で出来ているオラフは、火のそばでは解けてしまいます。それにもかまわず、アナを守るために自分のことは後回しにするのです。

雪だるまなのに夏が大好き?

オラフは夏に憧れている雪だるまです。その憧れを歌った曲が『あこがれの夏』。 「もちろん冬は大好きだけど、暑い夏はもっと大好き!」「南風が吹いて暑くなったら 小粋な夏の男になりたいなあ」など、夏への想いをいっぱいに歌っています。

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つららが刺さっても元気なオラフ

オラフは雪だるまなので、痛みを感じません。氷のつららの上を歩いた時、彼の真ん中の部分をつららが貫いたのですが、それを見て「あっ、見て。僕、つららが刺さっちゃったよ」と笑っていました。 しかし、何かしらの感触は得ているよう。それが分かるのは、アナが彼の鼻の人参を間違って強く押した時。また、クリストフがスヴェンから彼を押し退けた時も、くすぐったいような表情をしていました。 他にも、雪でできているにも関わらずオラフは人間と同じような能力、寝たり、食べたり(消化システムはないはずですが……)、呼吸することができ、嗅覚、味覚、聴覚、触覚、視覚といった感覚もあります。

素直すぎて失礼な発言も(でも憎めない)

初めて会ったアナとクリストフに自己紹介を終えアナの名前を聞くと、オラフはクリストフを見て「変な顔した馬みたいなやつ」と彼の名前を尋ねます。 こうしたちょっと失礼な発言をすることがありますが、悪気はありません。子供のように純真無垢な心を持っているため、思ったことをそのまま口にしてしまうのです。オラフがたまに早口で話すのも、そのせいかもしれません。

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なんと「アナ雪2」でオラフは字を読めるように!

『アナと雪の女王2』ではアナ、エルサ、オラフ、クリストフ、スヴェンが集まって「ジェスチャーゲーム」が行われます。そこでお題を出す側となったオラフに、ある事実が発覚します。 スヴェンが渡してきた、お題が書いてある紙を元に様々なものに“変身する”オラフ(ちょっとずるい)。そう、オラフは字を読めるようになっていたのです。そして、クリストフが次々と回答。見事男子チームが勝利したのでした。

怪しい雑学を披露【「亀はお尻で息をする」って本当?】

「アナ雪2」でオラフはなんと雑学を披露。しかし、「亀はお尻で呼吸する」「人は1日400万回瞬きをする」「ウォンバットのうんちは四角い」「ゴリラは嬉しい時にゲップをする」などどれも怪しいものばかり!これらはジョシュ・ギャッドのアドリブでしたが、亀の雑学については実際に彼自身がネット検索をしたものをTwitterにアップ。これが真実であることを証明しました。 アナたちは少し鬱陶しそうにしていましたが、得意げに雑学を披露している姿は愛らしいですよね。

純粋さが現れている3つの名言

「愛っていうのは自分より人のことを大切に思うことだよ」

運命の人だと思っていたハンスの裏切りを知り、「愛が何なのかわからない」と落ち込むアナにこう言います。いつも自分の身を犠牲にしても大切な人を守ろうとするオラフにぴったりの言葉です。

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「アナのためなら溶けてもいいよ」

暖炉の傍で溶けそうなオラフにアナが「もう行って」と言った時に、返した言葉です。アナへの愛に溢れた言葉ですね。 さらにこの2つの台詞はオラフを作り出した、エルサ自身の言葉でもあると言えます。

「水には記憶がある」

「アナ雪2」でオラフが言った名言といえば、これではないでしょうか。初めは誰もこの言葉を気にかけていませんでしたが、実は物語の鍵を握っていました。 では、「水には記憶がある」とは一体どういう意味なのでしょうか。物語のネタバレを避けつつ、説明すると「水はその時起こったことを記憶、保存している」ということ。これによって物語は進んでいき、さらにはオラフ自身にも重要な影響を与えるのです。

オラフの裏設定やトリビア

今とは違う初期のオラフの設定

キャラクターをあまり複雑にしないようにするため、『アナと雪の女王』のクリス・バック監督とジェニファー・リー監督はオラフに子供のような無垢な心を持たせました。 オラフの頭は丸くないし、体もアンバランス。そんな、まるで子供が初めて作るような雪だるまが、監督たちが考えていた彼の姿でした。 また、当初の設定ではオラフは氷の門番の一人になる予定でした。クリス・バック監督はキャラクターを試しに動かしてみたり、色々な場所にキャラクターを配置して誰がそこに適切か判断していきました。その結果、オラフはエルサとアナにとって家族同然の存在、というポジションになったのです。

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かわいいだけじゃない!オラフは愛を象徴する存在

暑さに弱い雪だるまが夏を謳歌するという突飛な妄想を披露し、おとぼけキャラと思われそうなオラフですが、実は賢い一面もあります。 「真実の愛」とは何かをアナに教えたのも、エルサの魔法の力をコントロールする鍵に最初に気づいたのも彼でした。 また、オラフは姉妹の愛の化身ともいえる存在です。ジェニファー・リー監督曰く、彼はただ登場させられたのではなく、目的が必要だったとのこと。そのため、オラフにはエルサとアナの姉妹愛を象徴するポジションが与えられました。 オラフは、幼い頃にエルサが作った雪だるまでした。彼が姉妹の長所を引き継いでいるのも、2人でオラフと遊んだことが関係しているのでしょう。そんな彼がアナの前に現れたことで、彼女のなかでエルサとの楽しい思い出が蘇ります。

オラフの名前の由来はダジャレ!?

オラフの名前の由来は”Oh Laugh”から来ており、“Laugh”=笑いを指します。そして、読み方はそのまま「オー、ラフ」。彼の思わず笑ってしまうような行動や言動にぴったりの名前ですね。

『あこがれの夏』で踊るダンスはあるディズニー映画が元ネタだった

『あこがれの夏』の中で、帽子をかぶったオラフが4羽のカモメとステッキを手に踊るカットがあります。 実はこれはディズニーの傑作ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』(1965年)のパロディ。主人公メリー・ポピンズの親友バートが4羽のペンギンと踊るシーンと、このオラフのシーンは振り付けもよく似ています。 さらに、『あこがれの夏』のシーンでは、よく見なければ気づかないようなところにもオラフの姿が。ひとつは飲み物のカップに入った氷、もうひとつは真っ青な空に浮かぶ雲です。どちらもオラフによく似た形をしているので探してみてください。

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オラフの数々のカメオ出演

オラフは様々な作品にカメオ出演しており、ミニアニメーションシリーズ『イッツ・ア・スモール・ワールド:アニメシリーズ(原題)』の中のエピソード『リトル・バーズ:フォレスト・アンド・パイン(原題)』に、少しですが登場しています。 また、スカイムービーズの宣伝(上の動画)の中で、オラフは雪の中を滑り降り、木に衝突。その数秒後アナとエルサと一緒にいる所が映し出されます。 さらに、2014年に公開されたアニメーション映画の『ベイマックス』ではヒロとマイベックスが街の中を初めて飛んだ時、オラフの像がちょっとだけ見えます。顔文字は『アナと雪の女王』と『エルサのサプライズ』の短編シリーズ『アズ・トールド・バイ・エモジ(原題)』にも登場します。 2015年にはアメリカのスーパー、ターゲットのクリスマスの広告でも少しだけ登場しました。オモチャのオラフは子供達と犬のブルズアイと出くわした時、空の星を指して「空が目をさましたよ」と言っています。

オラフは「アナ雪」にいなくてはならない重要キャラクター

アナとエルサのそばでずっと2人を見守ってきたオラフ。それは時が経った続編「アナ雪2」でも変わりません。アナが滝から落ちたときも、エルサが炎に囲まれたときも、それぞれの側にはオラフが。 無邪気でコミカルな発言ばかりではなく、ハッとさせる深い名言も放つオラフの魅力に私たちはやられてしまっているのです。「アナ雪2」でオラフに起こったある変化によって、そのことを痛感した人も多いのではないでしょうか。これからもオラフのチャーミングな姿をたくさん見たいものです。