2023年11月24日更新

『ズートピア』吹き替え声優一覧【「アナ雪」のアナ役の声優も出演!?】

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2016年にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが制作した『ズートピア』。大ヒットとなった本作が、2023年12月8日に「金曜ロードショー」(日本テレビ系列)で放送されます。 大ヒットを記録した本作は、主人公ジュディ役を上戸彩、彼女の相棒となるニック役を人気声優である森川智之が演じるなど、吹き替え声優陣も非常に豪華! この記事では、『ズートピア』の英語版声優と日本語版の吹き替え声優を紹介します。

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タップできる目次

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画像付き!『ズートピア』日本語吹き替え声優一覧

ボゴ署長

三宅健太

ベルウェザー

竹内順子

クロウハウザー

高橋茂雄(サバンナ)

ヤックス

丸山壮史

ガゼル

Dream Ami

ナンギ 込山順子
フルー・フルー 近藤唯
マンチャス 河本邦弘
ギデオン・グレイ 武田幸史
ダグ 岩城泰司
プリシラ 近藤唯
アングリームース 厚切りジェイソン

『ズートピア』のあらすじ

さまざまな動物たちが共存する大都市ズートピア。ジュディ・ホップスは警察学校での過酷な試験に見事に合格し、夢だったウサギ初の警察官となりました。しかし任される仕事は交通違反の取り締まりだけ。 そんななか、ズートピアでは肉食動物が次々と行方不明になる事件が発生していました。ジュディは偶然知り合ったキツネの詐欺師ニック・ワイルドとともに、連続失踪事件の捜査を始めます。

【ジュディ・ホップス】日本語吹き替え声優:上戸彩

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

ジュディ・ポップスは本作の主人公のウサギです。幼い頃から正義感が強く、ウサギとしては初めて警官になりました。 着任先は作品の舞台となる大都市、ズートピア。最初は署内で冷遇を受けるものの、やがて行方不明事件の捜査に抜擢されます。 ジュディは詐欺師の狐ニック・ワイルドと手を組み、行方不明事件解決に奔走します。 ジュディ・ポップスの吹き替えを担当したのは英語版ではジニファー・グッドウィン、日本語版では上戸彩でした。

上戸彩

上戸彩

ジュディの吹替を務めたのは、女優の上戸彩です。彼女は1999年にアイドルユニットZ-1の一員として芸能界にデビューし、2000年には『涙を拭いて』で女優としてのキャリアをスタートさせました。 2001年には『3年B組金八先生』(第6シリーズ)にレギュラーとして出演。性同一性障害を抱える影のある少女・鶴本直という難かしい役柄を見事に演じきり、実力派女優として注目を集めます。 その後、ドラマ「絶対零度」シリーズや映画「テルマエ・ロマエ」シリーズなどヒット作に出演し、人気と実力を不動のものに。2014年には主演したドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』が大ヒットし、話題になりました。

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ジニファー・グッドウィン

ジニファー・グッドウィン
© Sheri Determan/WENN.com/Zeta Image

英語版でジュディを演じたジニファー・グッドウィンは、1978年生まれ。テネシー州メンフィス出身です。 元々の名前はジェニファーでしたが、出身地の発音に合わせつつ、自分の名前を目立たせるためにジニファーに改名しました。ボストン大学やロンドンなどで演技を学び、2001年にテレビドラマ『ロー&オーダー』でデビューを飾ります。 代表作はアメリカのファンタジードラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』シリーズです。このドラマはおとぎ話の登場人物たちが現実世界で生活しているという筋書きで、ジニファーは白雪姫を演じています。

【ニック・ワイルド】日本語吹き替え声優:森川智之

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

ニック・ワイルドはキツネで、年齢は30を越えた男性です。ズートピアいちの詐欺師で、1日の稼ぎは200ドルに達します。 順風満帆な詐欺師家業を抜け目なくこなしていたニックですが、ジュディに脱税の証拠を盾に脅され、乗り気ではないながらも彼女が追う行方不明事件の捜査に協力しました。諦めずに頑張るジュディの姿に心を動かされ、物語の最後には自身も警察官となります。 敵も多いものの詐欺師の仕事で獲得した豊富な情報網は本物。ジュディと組んだ際にはこの情報網を活かしました。 英語版でニック・ワイルドを演じたのはジェイソン・ベイトマン、日本語版でニック・ワイルドを演じたのは森川智之です。

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森川智之

森川智之

声優の森川智之は、学生時代にアメフトで鍛えた肉体と生来の声帯の強さから生み出される声量が特に秀でています。初主演作『宇宙の騎士テッカマンブレード』の必殺技のシャウトでマイクを壊したという逸話も。 アニメではクールな二枚目や美形キャラクターを演じることが多く、吹き替えでもトム・クルーズやキアヌ・リーヴスなどのハリウッドスターの専属声優として活躍中。 2016年からは2代目野原ひろし役で『クレヨンしんちゃん』に出演しており、近年では『鬼滅の刃』(2019年〜2023年)の産屋敷耀哉役などでも知られています。 また、長年専属で吹替を担当しているユアン・マクレガー主演のドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)でも、吹替を担当しています。

ジェイソン・ベイトマン

ジェイソン・ベイトマン
© Brian To/WENN.com/Zeta Image

ジェイソン・ベイトマンはアメリカの俳優で、子役としてデビューしました。テレビドラマで堅実にキャリアを重ねた後、2000年代以降は映画での活躍を増やしています。 アメリカではコメディーからシリアスなドラマまで出演作・演技共に幅広くこなす実力派中堅俳優として親しまれている役者です。代表作は『ズートピア』の他に『ハンコック』が上げられます。 ベイトマンは2児の父であり、娘のためにディズニー・アニメの声優となることを切望していました。『ズートピア』への出演は願ったり叶ったりの仕事だったのです。

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【ボゴ署長】日本語吹き替え声優:三宅健太

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

ボゴ署長は水牛で、その巨体は907kgにもなります。事件の捜査は自分のような大型の動物にしかできないと考えていました。 そのため、小さく新米であるジュディの捜査への参加を許しません。堅物で厳格な上司です。 アーティストのガゼルにぞっこんで、ガゼルが絡むと普段とは違った一面を見せることもあります。 ボゴ署長を演じたのは、英語版ではイドリス・エルバ、日本語版では三宅健太でした。

三宅健太

三宅健太

三宅健太は1977年生まれの声優です。沖縄県出身で、デビューは1999年でした。低く鋭い声を活かし、活動初期からチョイ役として吹き替えの仕事を数多くこなしています。 代表作に『マイティ・ソー』の吹き替えや『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ』モハメド・アヴドゥル役など。「ジョジョの奇妙な冒険」については出演前から同作の熱狂的なファンだったため、同作のオーディションでは愛が強すぎるゆえに緊張してしまい、うまく演技ができなかったと語っています。 吹替では、クリス・ヘムズワースのほかにジャック・ブラックの担当として多くの作品に出演しており、2023年のアニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では、クッパ役の吹替を担当しています。

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イドリス・エルバ

イドリス・エルバはイギリスの俳優で、1972年に生まれ。俳優になる前はDJとして活動していた時期もありました。 家計が苦しかったため、俳優としての立場が安定するまでは昼は演劇の勉強、夜は工場の職員と二足のわらじを履きながらオーディションを受ける日々を過ごしていました。 代表作には『マイティ・ソー』や『パシフィック・リム』があります。2016年には俳優の投票によってその年一番の俳優を選出する全米映画俳優組合賞で、史上初の映画部門・テレビ部門のダブル受賞を達成しました。

【ベルウェザー】日本語吹き替え声優:竹内順子

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

ベルウェザーはズートピアの副市長で、市長であるライオンハートから秘書のように扱われていました。ライオンハートにいつもこき使われており、休む暇もない忙しい日々を送ります。 小型動物ながら大型動物ばかりが活躍する警察の世界へ足を踏み入れたジュディを小型動物の誇りと思い、彼女の手助けをすることもありました。自身もジュディと同様に大型動物ばかりの社会で苦労に苦労を重ね、大型動物に対する恨みを抱いています。 ベルウェザーを演じたのは英語版ではジェニー・スレイト、日本語版では竹内順子でした。

竹内順子

竹内順子

竹内順子は声優として活躍する傍ら、舞台女優としても活動しています。劇団BQ MAPに所属し舞台に立つ中、1996年に声優としてのキャリアを開始、以降メキメキと頭角を現していきました。 声優としては少年役を担当することが多く、特に代表作『NARUTO -ナルト-』のうずまきナルトが有名です。女性役としては『Yes!プリキュア5』の夏木りん役が当たり役として知られています。

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ジェニー・スレイト

ジェニー・スレイト
© Drew Altizer/WENN.com/Zeta Image

ジェニー・スレイトはアメリカのコメディエンヌ、女優です。2004年から舞台に立ち、深夜のトークショー番組やバラエティ番組にレギュラーとして出演しました。 女優としての活動は2010年代に入り本格化しました。日本以外では珍しいことではありませんが、彼女は俳優として活躍すると同時に多くのアニメの声を担当する、声優としての一面も持っています。 代表作にはアメリカの大人気バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』です。2009年から1年に渡りレギュラーとして出演し、特にセレブのモノマネが好評を得ました。

【クロウハウザー】日本語吹き替え声優:高橋茂雄(サバンナ)

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

クロウハウザーはズートピア警察署の受付を担当するチーターです。スイーツが大好きで、食べすぎた結果一見してチーターとはわからないほどに太っています。 強面・高圧的な面々が揃うズートピア警察署の職員の中では珍しく、ジュディに友好的に接する人物です。 クロウハウザーの声を担当したのは英語版ではネイト・トレンス、日本語版ではお笑いコンビサバンナの高橋茂雄となっています。

高橋茂雄(サバンナ)

高橋茂雄(サバンナ)

高橋茂雄はお笑いコンビ、サバンナのボケ担当としてデビューしました。サバンナのコントで使用する予定だったキャラクター、犬井ヒロシに扮して『エンタの神様』に出演したところ、大ブレイクを果たします。 芸能界随一の太鼓持ちとして知られ、先輩や後輩の様子を伺い機嫌を良くして盛り上げる芸人として重宝されているそうです。太鼓持ちに重要な空気を読むセンスはフリートークでも発揮され、『エンタの神様』で高橋をブレイクさせたプロデューサーの五味一男は彼の空気づくりの上手さに感心したといいます。

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ネイト・トレンス

ネイト・トレンス
© Nicky Nelson/WENN.com/Zeta Image

ネイト・トレンスはアメリカの俳優で、1977年にオハイオ州カントンで生まれました。2003年に放送されたテレビドラマ『CSI:科学捜査班』で俳優としてデビュー。以降順調にキャリアを重ねていきました。 代表的な出演映画は『ゲット スマート』(2008年)。同作のスピンオフオリジナルビデオドラマ『ブルース&ロイドの僕らもゲット スマート』ではマシ・オカ(写真左)と共に主役を張りました。

【ライオンハート市長】日本語吹き替え声優:玄田哲章

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

ライオンハートはズートピアの市長です。「誰でも何にでもなれる」というスローガンを掲げ、ズートピアが動物たちの楽園として維持されるよう日夜努力しています。 巨体と大きな声からくるカリスマ性は非常に高く、行政運営で強いリーダーシップを発揮しています。小型草食動物の社会進出を夢見ており、ジュディの警察官就任を喜びました。 ライオンハート市長に命を吹き込んだのは、英語版ではJ.K.シモンズ、日本語版では玄田哲章でした。

玄田哲章

玄田哲章

玄田哲章はアーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えがよく知られる声優です。同じく声優の野沢那智の勧めで声優業を始め、『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年)にてデビューを飾ります。 太く響く低音が持ち味で、アーノルド・シュワルツェネッガーの他シルヴェスター・スタローンやスティーヴン・セガール等、筋肉質な俳優の吹き替えを歴任しました。アニメにおいても吹き替えと同様筋骨隆々なキャラクターを担当することが多い声優です。

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J. K. シモンズ

J・K・シモンズ
©Sheri Determan/WENN.com/Zeta Image

J.K.シモンズは『スパイダーマン』シリーズのJ・ジョナ・ジェイムソン役で知られるハリウッド俳優です。大学で音楽を学び、ブロードウェイ・ミュージカルやオペラで活躍した後映像業界へ進出しました。 代表作は『スパイダーマン』シリーズの他、『セッション』(2014年)があります。同作では音楽を学んだ経験を活かして音楽教師を演じ、自身初のアカデミー賞助演男優賞を受賞しました。

【ヤックス】日本語吹き替え声優:丸山壮史

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

ヤックスはヤク(牛の一種)の男性で、ヨガの先生をしています。行方不明者が彼のヨガ教室に通っていたため、ジュディが聞き込みに訪れました。 動物は自然が一番という信念を持つナチュリスト(ヌーディスト)であり、常に裸で過ごしている上に体も洗わないため、いつも周囲に蝿がたかっているという変わり者です。 ヤックスの声優は英語版がトミー・チョン、日本語版が丸山壮史となっています。

丸山壮史

丸山壮史はデビュー以来洋画の吹き替えを専門としていましたが、2000年代に入りアニメのアテレコもこなすようになりました。代表作はレベルファイブ制作のテレビゲーム『タイムトラベラーズ』犬山かける役で、同作が初のゲーム作品への出演となっています。 多数の吹き替え経験を活かし、様々な役を演じ分ける事が得意な声優です。『そらのおとしもの』(2009年)ではこの特技を活かし、僅か1クール全13話の中で準レギュラーを含む12の役を演じて視聴者を驚かせました。

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トミー・チョン(チーチ&チョン)

トミー・チョンはコメディアン、ミュージシャンで、チーチ・マリンと共にコメディ・ミュージシャン・グループ「チーチ&チョン」として活躍しています。 1970年代にはマリファナやヒッピーを題材とした映画や音楽で人気になりました。チーチ&チョンは1985年に一度解散となりますが、2008年に再結成し、活動を再開しています。 根っからのヒッピーであるトミーはアメリカでマリファナの合法化を主張し、自身も非合法のマリファナ喫煙具を販売したことから2003年に逮捕された経験もありました。ヤックスの自然主義はヒッピーに通じる点があるため、トミーは適任と言えるでしょう。

【オッタートン夫人】日本語吹き替え声優:根本圭子

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

オッタートン夫人はカナダカワウソです。夫のエミット・オッタートンが行方をくらましたため、度々ズートピア署を訪れ夫の捜索をするよう直訴していました。 ジュディは彼女の直訴を聞き入れたことから、48時間に解決するという条件を突きつけられながらも、念願の事件捜査に携われることになります。 オッタートン夫人の声優は英語版がオクタヴィア・スペンサー、日本語版が根本圭子となっています。

根本圭子

根本圭子は吹き替えを中心に活躍する声優です。出身は千葉県、2000年代から活躍をはじめました。 女性役のほか、少年役も多数こなします。夫は同じく声優の高塚正也です。 代表作に『セックス・アンド・ザ・シティ』(2008年)のルイーズ(演:ジェニファー・ハドソン)の吹き替え、『ロックマンエグゼ』シリーズ(2002年~)のフォルテ役が上げられます。 また、『TOKYO→NIIGATA MUSIC CONVOY』のマンスリーパーソナリティーの経験もある他、『日立 世界・ふしぎ発見!』のボイスオーバーも担当しています。

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オクタヴィア・スペンサー

オクタヴィア・スペンサー
©Adriana M. Barraza/WENN.com

オクタヴィア・スペンサーは1970年生まれのハリウッド女優です。元々は映画会社に勤めるキャスティング担当者だったのですが、『評決のとき』監督のジョエル・シュマッカーの勧めで同作のオーディションを受け合格、女優としてのキャリアをスタートさせます。 代表作は2011年に出演した『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』です。オクタヴィアは同作でアカデミー賞助演女優賞を受賞しました。

【ガゼル】日本語吹き替え声優:Dream Ami

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

ガゼルはズートピアが誇るスターです。圧倒的な歌唱力とダンス技術、そして美貌を兼ね備えており、その知名度はズートピア外にも及びます。 芸能人として活躍する傍ら、オピニオンリーダーとしても影響力をもっているらしく、肉食動物に対する排斥運動が起こった際には中立的な立場で共存共栄を訴えるインタビューがテレビで放映されていました。作中のキャラクターの間でも評判は高く、クロウハウザーやボコ署長もガゼルのこととなると熱くなるほどのファンです。 ジュディも彼女のファンであり、『ズートピア』の主題歌「トライ・エヴリシング」はガゼルが歌い、ジュディのお気に入りであるという設定になっています。 ガゼルの声と歌を担当したのは英語版ではシャキーラ、日本語版ではDream Amiです。

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Dream Ami

Dream Ami

Dream Amiは日本の歌手です。本名は中島麻未で、デビュー当初はこの名義で活動していました。 2002年、ダンス&ボーカルグループのDreamに加入しました。2011年には同じくダンス&ボーカルグループであるE-girlsの一員としても活動を開始し、2015年にDream Amiとしてソロデビューを果たします。 2017年にはソロ活動に専念するため、E-girls、Dream両者での活動を終了しました。代表的な楽曲には『トライ・エヴリシング』の他、『Lovefool -好きだって言って-』があります。

シャキーラ

シャキーラ
© Apega/WENN.com/Zeta Image

シャキーラはコロンビア出身のシンガーソングライター。フルネームはシャキーラ・イサベル・メバラク・リッポールです。 10歳の頃から地元の様々なイベントに招かれるようになり、1991年に『Magia』(ソニー・コロンビア)でメジャーデビュー。1995年の『Pies descalzos』が400万枚以上を売り上げる大ヒットとなり、彼女の存在が世界的に認知されるようになります。 彼女は主にスペイン語で書かれた楽曲を発表していますが、21世紀に入ってからは英語を用いた楽曲も発表しています。シャキーラはマルチリンガルで、英語・スペイン語の他にもポルトガル語やイタリア語などを扱えます。

【フラッシュ】日本語吹き替え声優:村治学

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

フラッシュは免許センター職員を勤めるナマケモノ。何をするにも動作がスローで、自分のペースを崩さないマイペースなキャラクターです。フラッシュのマイペースぶりは、予告編でもフィーチャーされていました。 監督のリッチ・ムーアは、彼の独特なテンポを作るのにとても苦労したといいます。一刻も早く情報を得たいジュディと、自分のテンポを崩さない彼との掛け合いは必見です。 声優は英語版がレイモンド・パーシ、日本語版が村治学が担当しています。

村治学

村治学は吹き替えを中心に活躍する声優です。主な持ち役にアンドリュー・スコットがあります。 80年代には実写俳優として活動しており、1999年には『生きたい』で11年ぶりの実写出演を果たしました。 代表作には『ズートピア』の他『CSI:科学捜査班』のグレッグ(演:エルリック・スマンダ)の吹き替えがあります。

レイモンド・パーシ

レイモンド・S・パーシ
© FayesVision/WENN.com/Zeta Image

レイモンド・パーシはアメリカで活躍するアニメ作家です。2010年に『シンプソンズ』の各話演出でデビューした後、2012年にはウォルト・ディズニー・ピクチャーズに移籍し、『シュガー・ラッシュ』の制作に関わると共にボイスアクターも担当するようになります。 以降『ミッキーのミニー救出大作戦』などの短編を中心に制作・声優の両者を兼任するスタッフとして活躍しています。ズートピアにおいても、フラッシュの声のほかストーリー・アーティストを担当しています。

【Mr.ビッグ】日本語吹き替え声優:山路和弘

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

リムジン会社の社長であり、ニックからは闇のボスとして恐れられているのがMr.ビッグです。老齢のトガリネズミの男性で、部下のホッキョクグマの手に乗った椅子に座っています。 祖母の葬式に使うウールの絨毯をニックから購入したことがありましたが、詐欺師のニックは安物のスカンクの絨毯を売って利益を上げました。Mr.ビッグはこの一件を理由にニックを激しく憎んでいます。 仕事の仲間を手厚くもてなす一方、侮辱や裏切りには冷酷な制裁を下すMr.ビッグの姿はまさにマフィアのボスです。事実、制作スタッフはマフィアを描いた名作映画『ゴッドファーザー』シリーズを参考にMr.ビッグの造形や登場シーンの演出を行っています。

山路和弘

山路和弘

日本語版でMr.ビッグを演じたのは山路和弘。代表的な持ち役であるアル・パチーノは『ゴッドファーザー』シリーズで主人公であるマイケル・コルネーオを演じており、山路はその吹き替えも担当しています。彼は同シリーズを参考にしているMr.ビッグの吹き替えにピッタリの配役と言えるでしょう。 山路は三重県出身の舞台俳優であり、声優です。80年代にピンク映画で活躍した後、舞台に活動の中心をシフトさせていきました。2011年にはミュージカル『宝塚BOYS』『アンナ・カレーニナ』で菊池一夫演劇賞を受賞しています。 声優としては2000年代までは吹き替えを中心に活動していましたが、2010年代に入りテレビアニメでの活躍が増えました。『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの雑賀譲二など渋い切れ者キャラを得意としています。

モーリス・ラマーシュ

モーリス・ラマーシュ
© Apega/WENN.com/Zeta Image

英語版でMr.ビッグを吹き替えたのはモーリス・ラマーシュ。カナダで活躍しており、海外では珍しい生粋の声優です。 日本以外では実写俳優がアニメのアテレコや海外映画の吹き替えを兼業するのが一般的なのですが、モーリスは実写作品で俳優として活動することが殆どありません。代わりに、特にモノマネを得意とするコメディアンとしてカメラの前に立ちます。 このモノマネの才能が遺憾なく発揮されたのが『ズートピア』のMr.ビッグ役でした。彼はMr.ビッグのモデルである『ゴッドファーザー』のドン・ヴィトー・コルレオーネ(演:マーロン・ブランド)の雰囲気をきっちりと真似てMr.ビッグの風格を作り上げたのです。

【フィニック】日本語吹き替え声優:白熊寛嗣

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

フィニックはニックの詐欺師仲間です。様々な姿に変装し、ニックの詐欺の片棒を担ぎます。被害者を騙すために変装中はおとなしくしていますが、普段はサングラスをかけて野太い声で乱暴な言葉遣いをする二面性のある姿を見せました。 可愛く若そうに見える見た目に反し、年齢は40代とされています。この見た目とのギャップはフィニックのモデルである動物、フェネックギツネに由来します。 フィニックを演じたのは英語版ではトミー・タイニー・リスター、日本語版では白熊寛嗣です。

白熊寛嗣

白熊寛嗣は1979年生まれの男性声優です。低く太めな声質が特徴とされ、自身の年齢よりも年上の人物を演じることが多くなっています。 特に2006年に「007」シリーズのDVDソフトが販売された際には、当時20代だった白熊が新録版の吹き替えで50代のジェームズ・ボンドの上司、Q役を担当して声優ファンに大きなインパクトを与えました。

トミー・タイニー・リスター

トミー・タイニー・リスターはアメリカの俳優で、タイニー・リスター・Jr.の名義でも知られています。 1980年代から活動を始め、1999年発売のオリジナルビデオ『アステロイド2』では本編に出演する傍ら、エシー・ストローやマリオ・ヴァン・ピーブルズらと共同で製作総指揮も務めました。 囚人の役が多く、バットマン映画『ダークナイト』(2008年)では爆弾の起爆装置を投げ捨てる重要な囚人役を演じています。

【ナンギ】日本語吹き替え声優:込山順子

ナンギはヤックスの部下であり、ヤックスのナチュリストクラブでヨガ教室を開いています。ヨガ教室でインストラクターができるだけあり体は非常に柔らかく、劇中ではいろいろなヨガのポーズを披露しました。 捜査のためにオッタートンの情報がほしいジュディに対し、「ゾウは記憶力がいい」とヤックスが紹介しました。ですが、ナンギは殆どオッタートンのことを覚えておらず、残念ながら彼女への聞き込みは捜査の助けにはなりませんでした。このシーンは、あいつは○○だからとステレオタイプに人をとらえることに対する警鐘を鳴らしていると言われています。 ナンギの声優は英語版はギータ・レディ、日本語版は込山順子です。

込山順子

込山順子は演劇集団円所属の女優、声優。主に舞台で活躍する他、吹き替え声優としても積極的に活動しています。 代表作は『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』アリシア・マスターズ(演:ケリー・ワシントン)、『アリー my Love シーズン5』コレッタ・リップ(演:レジーナ・ホール)の吹き替えです。

ギータ・レディ

ギータ・レディは1968年カナダ生まれの女優。主にアメリカテレビドラマのゲストキャラクターを演じています。代表作は『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』シーズン5(2017)。 ギータは女優としだけではなく、『Hindustan』(1995年、日本未公開)で監督を勤めるなど映像演出でも活躍しており、さらに美容ライターとしても活動中です。

【ボニー・ホップス】日本語吹き替え声優:佐々木優子

『ズートピア』(2016年)
©Supplied by LMK/Zeta Image

ボニー・ホップス(画像中央)はジュディの母親です。ジュディの故郷「バニーバロウ」でスチュー・ホップスとともに人参農家を営んでいます。 作中では折に触れてジュディを心配する様子が描かれました。 ボニー・ホップスを演じた声優は英語版ではボニー・ハント、日本語版では佐々木優子です。

佐々木優子

佐々木優子

佐々木優子はプロダクション・エース所属の女性声優です。吹き替えではリー・トンプソンやメグ・ライアンなどを持ち役としています。 代表作は『ちびまる子ちゃん』のさくらこたけ(さくらももこの祖母)です。同作の放送開始時点で佐々木優子はまだ20代で、70歳のさくらたけこは相当な老け役でした。

ボニー・ハント

ボニー・ハントはアメリカで活躍する女優。看護師として働いていた1984年に即興劇団を立ち上げ、女優の道を歩み始めます。映画デビューは1988年の『レインマン』です。 2000年には『この胸のときめき』にて原案・監督・脚本・出演の四つの業務を兼業しました。代表作は『12人のパパ』(2003年)ケイト・ベーカー役。 1998年の『バグズ・ライフ』に出演して以降、ディズニー映画の声優として活躍しています。『ズートピア』の他、『カーズ』『カーズ2』『トイ・ストーリー3』などに出演しました。

【スチュー・ホップス】日本語吹き替え声優:大川透

スチュー・ホップスはジュディの父親です。ボニー・ホップと一緒に人参を栽培しています。 ジュディの影響でこれまで犬猿の仲だった狐のギデオン・グレイと商売を始めます。また、ジュディが帰郷した際、事件の鍵となる情報を偶然教える事となりました。 スチュー・ホップスの声を担当したのは英語版ではドン・レイク、日本語版では大川透となっています。

大川透

大川透

大川透は1960年生まれの声優です。2002年に『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のサイトー役、2003年に『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説』のコンボイ役、『鋼の錬金術師』のロイ・マスタング役と次々にレギュラーや重要な役を掴み、ブレイクを果たします。 主に青年から中年を演じ、アニメだけでなく吹き替えもこなすバイプレイヤーです。趣味の1つにゲームがあり、度々出演作やその原作をやりこんでいることを明かしています。

ドン・レイク

ドン・レイクはカナダの脚本家、テレビプロデューサー、役者です。テレビのバラエティーショーに出演することが多く、複数の番組でレギュラーキャストを勤め、アメリカのお茶の間に笑いを届けています。 役者としては『ターミネーター2』のモスバーグ刑事役が同作の人気の高さもあり、比較的よく知られています。

【フルー・フルー】日本語吹き替え声優:近藤唯

フルー・フルーはMr.ビッグの娘です。序盤でジュディに助けられ、その後はMr.ビッグに制裁を加えられそうになっていたジュディとニックを逆に助けることとなります。 ジュディとニックを助けたのは、ちょうどフルーが結婚式を挙げた日でした。この縁から、後に産んだ子どもにジュディと名付けました。 フルー・フルーの声を担当したのは英語版ではリー・レイサム、日本語版では近藤唯(プリシラと兼役)です。

近藤唯

近藤唯

近藤唯はケンユウオフィス所属の声優です。1988年生まれ、神奈川県出身。 代表作は『アイドルマスター ミリオンライブ!』(GREE)の篠宮可憐役です。同作のヘビーユーザーとしても知られており、上位プレイヤーのみが獲得できる報酬を勝ち取る程のやりこみを見せています。

リー・レイサム

リー・レイサムはアメリカのアニメーター。TVシリーズ『Slangman's World』(2007年)で演出助手を務めた後、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』(2013年)の制作に携わりました。 声優としてはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の『ベイマックス』(2014年)に参加しており、『ズートピア』は2本目の出演作となります。

【マンチャス】日本語吹き替え声優:河本邦弘

マンチャスはブラックジャガーです。Mr.ビッグが経営するリムジン外車の運転手ですが、客のエミットが凶暴化して襲ってきたため右目に怪我を負ってしまいます。 ジュディにエミットが凶暴化した際、夜の遠吠えという言葉を残したと伝えますが、直後にマンチャスもまた凶暴化してしまいました。 マンチャスを演じた声優は英語版がジェシー・コーティ、日本語版が河本邦弘です

河本邦弘

河本邦弘はナレーションや吹き替えで活躍する声優です。『吉田類の酒場放浪記』では放送開始から10年以上に渡り一貫してナレーションを担当おり、河本の代表的な仕事の1つです。 また、『パチスロ 北斗の拳』で諸般の事情からテレビアニメ版の神谷明に変わって主人公のケンシロウを演じたところ好評を得て、以降パチンコ・パチスロの他一部のゲーム作品でもケンシロウを演じる事になりました。パチスロシリーズの『北斗の拳』ケンシロウ役は河本の代表作の1つとなっています。

ジェシー・コーティ

ジェシー・コーティはベネズエラ生まれの俳優で、テレビドラマを中心に活躍しています。 ジェシーの特徴の1つが、声の出演の多さです。本業声優ほどではありませんが、俳優業と並行してアニメやゲーム、映画のアフレコで声を活かした仕事をこなしています。 代表作は『美女と野獣』(1991年)『ゴジラ ザ・シリーズ』(1999年)『アナと雪の女王』(2013年)など。

【ギデオン・グレイ】日本語吹き替え声優:武田幸史

ギデオン・グレイはアカギツネです。ジュディが幼いころのバニーバロウでガキ大将を張っており、ジュディに怪我をさせるほどのやんちゃぶりを誇りました。 大人になると改心し、バニーバロウでパイ職人として腕を振るうようになります。かつてのわんぱくぶりは鳴りを潜め、ジュディの両親と仕事を共にするようになりました。 ギデオン・グレイを演じたのは英語版ではフィル・ジョンストン、日本語版では武田幸史です。

武田幸史

武田幸史はアーツビジョン所属の声優です。2010年から活動を始めました。 アニメと吹き替えの両者を器用にこなす声優で、バイプレイヤーとして幅広く活躍しています。代表作は『黒子のバスケ』岡村健一役、『ベイマックス』ワサビ役など。

フィル・ジョンストン

フィル・ジョンストンはアメリカの脚本家です。『ズートピア』の脚本は彼とジャレド・ブッシュの手によって執筆されました。 代表作は『シュガー・ラッシュ』(2012年)『ズートピア』など。本作の脚本で「アニー賞:長編アニメにおける構想」を受賞しました。

【ダグ】日本語吹き替え声優:岩城泰司

ヒツジのダグは廃棄された電車を研究室に使い、怪しい研究を行っています。 ウールターとジェシーという2匹の羊を従えています。事件の鍵を握る重要な人物です。 英語版ではリッチ・ムーア、日本語版では岩城泰司がダグに声を吹き込みました

岩城泰司

岩城泰司は岡山県出身の声優です。主に吹き替えで活躍しています。 代表作はアメリカのTVドラマシリーズ『シカゴ・ファイヤー』オーチス(演:ユーリ・サルダロボ)、『ウォーキング・デッド』ジーザス(演:トム・ペイン)の吹き替えです。

リッチ・ムーア

リッチ・ムーア
© Lia Toby/WENN.com/Zeta Image

リッチ・ムーアはアメリカのアニメーション映画監督で、代表作は何を隠そう『ズートピア』です。そう、監督自ら本作に出演したのです。 カリフォルニア芸術大学でアニメーションを選考後、テレビアニメ『ザ・シンプソンズ』のディレクターとして名前を知られるようになります。『ズートピア』以外の代表作として『ザ・シンプソンズ ムービー』『シュガー・ラッシュ』があります。 『シュガー・ラッシュ』では監督を務める傍ら、劇中に登場する『ストリートファイター』シリーズのザンギエフの吹き替えも担当しました。

【プリシラ】日本語吹き替え声優:近藤唯

プリシラはナマケモノで、免許センターの職員をしています。フラッシュ同様にのんびりとした様子が印象的なキャラクターです。 プリシラを演じたのは英語版ではクリステン・ベル、日本語版では近藤唯(フルー・フルーと兼役)となっています。

クリステン・ベル

クリスティン・ベル
© Adriana M. Barraza/WENN.com/Zeta Image

クリステン・ベルはアメリカの女優で、クリスティン・アン・ベルとも表記されます。ミシガン州に生まれ、2001年にブロードウェイデビューを果たし、同年『プーティ・タン』に出演し映画女優としてのキャリアをスタートさせます。 ブレイクのきっかけは2004年に放送が開始された『ヴェロニカ・マーズ』。同作では主役の女子高生探偵、ヴェロニカ・マーズを好演しサターン主演女優賞テレビ部門を受賞しました。 代表作には『ヴェロニカ・マーズ』の他、『パルス』(2006年)マティ役『アナと雪の女王』(2013年)アナ役があります。

【アングリームース】日本語吹き替え声優:厚切りジェイソン

アングリームースはヘラジカです。交通安全課で駐車違反を取り締まっているジュディに怒りを見せました。アングリー(怒り)という名前通りの登場シーンです。 彼の罪はパーキングメーターの時間をオーバーしたというもの。ですが、オーバーした時間は僅か30秒でした。そう聞くと、怒る理由も少しわかる気がする方も多いのでは? アングリームースの吹き替えを担当したのは英語版がメリッサ・グッドウィン・シェパード、日本語版が厚切りジェイソンです。

厚切りジェイソン

厚切りジェイソン

厚切りジェイソンはアメリカ出身の在日お笑いタレントです。IT企業に役員として勤める傍らタレント活動を行っています。 初来日は2005年。お笑いの面白さにハマりこみ、2011年にはIT企業の日本法人設立に"お笑い芸人になるため"に参加し、再訪日を果たします。2014年に本格的にタレント活動を開始しました。 米国出身であることを活かし教育番組『えいごであそぼ with Orton』(NHK Eテレ)に出演する他、アメリカ出身であることや会社役員であることを活かし『情報プレゼンター とくダネ!』などの報道番組のコメンテーターとしても活躍しています。 以上、21キャラクターの声優を紹介しました。特に英語版のキャストにはアニメーターなど意外なキャストが多く見えます。声優を知った上で『ズートピア』を見直せば、作品の印象もまた変わってくるのではないでしょうか?

メリッサ・グッドウィン・シェパード

メリッサ・グッドウィン・シェパードはアメリカのアニメーター、声優。アニメーターとして主にTVシリーズで活躍する傍ら、自身が直接関わっていない作品の声優もこなすアメリカアニメ界の器用人です。 アニメーターとしての代表作は『ザ・シンプソンズ』(1989年)、『ロボットチキン/スター・ウォーズ』(2007年)があります。

意外な裏話!?『ズートピア』の吹き替え秘話

『ズートピア』に出演している「アナ雪」のキャストは?

『アナと雪の女王』
© Walt Disney Pictures

『ズートピア』には、『アナと雪の女王』(2013年)に出演していたキャストも何人か出演しています。 まず、陸運局で働くフラッシュの同僚で、同じくナマケモノのプリシラを演じるのは、「アナ雪」でアナを演じたクリスティン・ベルです。 「アナ雪」でアナたちの父アレンデール国王を演じたモーリス・ラマーシュは、『ズートピア』では、Mr.ビッグの声を担当。 またイタチのデューク・ウィーゼルトンは、役名自体が「アナ雪」のウェーゼルトン公爵(デューク)にかけられており、どちらも声を担当したのは『シュガー・ラッシュ』(2012年)以降すべてのディズニー長編アニメ作品に出演しているアラン・テュディックです。

1つのセリフに3時間もかかることも?

2022年に『ズートピア』の短編オムニバス作品『ズートピア+』がディズニープラスで配信されました。 その際、映画版にひきつづきクロウハウザーを演じたお笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄は、当時のアフレコ収録を振り返り、「『おやまあ、びっくり。ほんとにウサギがきたよ』というシーンだけで、3時間くらいかかった」と語っています。 初めての吹替で手こずったようですね。

『ズートピア』日本語吹き替え声優一覧!豪華すぎるキャストに注目

『ズートピア』の日本語吹き替え版と英語版の声優を紹介しました。特に日本語吹き替え版は上戸彩や森川智之など、豪華なキャストが集結した作品となっています。 かわいいだけでなく、社会問題にも切り込んだ『ズートピア』は、ミステリーとしても見応え満点。ぜひ金曜ロードショーでの放送で楽しんでください!