映画音楽界の巨匠ハンス・ジマーについてみんなが知らない事実20選

2017年5月30日更新 5687view

『ライオン・キング』や『パール・ハーバー』、『レインマン』など、数々の作品で映画音楽を制作してきた、映画音楽家ハンス・ジマー。こちらでは、音楽家としての彼の功績だけでなく、知られざる裏話などを、ハンスの素敵な笑顔の画像と共にご紹介しています。

ハンス・ジマー!誰もが知る映画音楽界の巨匠

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出典: www.joblo.com

映画には様々な魅力を引き立てる要素がありますが、その中でも映画音楽は大きな影響力を持っているのではないでしょうか。

劇的な音楽を作曲することでも知られているハンス・ジマーは、これまで『ライオン・キング』や『パールハーバー』、クリストファー・ノーラン版『バットマン』(ダークナイト)シリーズ、そして『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど、幅広い作品で映画音楽を手掛けてきました。

今後は、日本の代表的なホラー映画のハリウッドリメイク版『リング』の音楽を手掛けることが決まっています。

今回はそんな映画音楽界の巨匠の知られざる20の事実をご紹介いたします。

1. ハンス・ジマーって誰?

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出典: musictour.eu

ハンス・ジマー(本名:ハンス・フローリアン・ジマー)は、1957年9月12日にドイツの中心地フランクフルトに生まれた、ドイツ人作曲家。

彼はこれまでに、『ライオン・キング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどをはじめとする幅広いジャンルの様々な映画音楽を作曲してきた、世界的な映画音楽作曲家のひとりです。

2. 家族構成は?

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ハンス・ジマーは、エンジニアであり開発者でもあった父親と音楽家であった母親との間に生まれました。父親の職業柄もあってか、彼の革新的な思考回路は父親譲りのものだそうです。

3. ピアノをやめた経験があった?

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今では有名音楽家となったハンス・ジマーですが、子供の頃にはピアノのレッスンが嫌で一度ピアノから遠ざかった時期もあったそうです。今では世界的音楽家として知られる、彼が幼少期そのような体験をしていたとはちょっと意外ですね。

4. キャリアのスタート地点

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ハンス・ジマーの音楽キャリアは、1970年にバンド「カラカトア」で始まりました。彼はバンドの所属メンバーの1人としてキーボードとシンセサイザーを担当していたのだそうです。

5. “音楽”はずっと寄り添う友達

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ハンス・ジマーはまだ幼い頃に最愛の父親を亡くしていました。

当時はやり場のない悲しみを音楽に向けることで癒したそうで、彼は「“音楽”とはずっと友達だ」と述べています。

6. スタンリー・マイヤーズとの関係

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ハンス・ジマーは、リリー・ヤード・レコーディングで音楽家スタンリー・マイヤーズに弟子入りしました。スタンリーはイギリス出身の映画音楽家でこれまでに60作品以上の映画音楽に携わってきた人物です。

2人は、電子楽器を用いたオーケストラ・サウンドを使い、『ムーンライティング』や『マリリンとアインシュタイン』、『マイ・ビューティフル・ランドレット』などの映画で共に音楽制作に携わりました。

7. ターニングポイントについて

どんな人にも自分の経歴やキャリアのターニングポイントを迎えると思いますが、彼の転機は1988年に映画『レインマン』の作曲を担当したことだそうです。

本作の監督であるバリー・レヴィンソン直々に作品の音楽制作をしないかとオファーされていました。その音楽性が高く評価されて第61回アカデミー賞で作曲賞にノミネートされることとなります。

8. 映画『レインマン』の音楽制作の裏話

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この作品の音楽制作において鍵となったのが、サヴァン症候群である主人公レイモンドでした。

彼は、自分がどこにいるのかがわかっていない人物であり、彼にとって地球における何気ない日常や風景は、まるで火星にいるかの様なことなのだそうです。

そのため、ハンス・ジマーは目の前にある事実を絶対とした音楽は描かない、として制作に臨んでいました。

9. 映画『ラストサムライ』の音楽制作の裏話

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日本を舞台にした映画『ラストサムライ』の音楽を担当することが決まったハンス・ジマーでしたが、当時は日本の音楽についてあまり知識が無かったのだそうです。

しかし、この仕事をするには日本の音楽へ触れることや知識を得ることが必要であると考えた彼は実際に日本を訪れて、肌身で日本の音楽を体感し、多くのことを学んでいます。

その結果、日本らしさを感じる音楽を制作する事に成功したのだそうです。

10. あの誰もが知る名作の依頼を一度断っていた!?

ハンス・ジマーはなんと1度『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の音楽制作の依頼を多忙により断っていました。

結局、同僚であるクラウス・デバルトがハンスの作曲したテーマを基に楽曲を構成し、今では誰もが知っているといって過言ではないあの名曲が誕生したのです。

シリーズ2作目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』から最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』までの楽曲は、ハンス・ジマーが制作しています。

11. “ジョーカー”のテーマソングが誕生した裏話

クリストファー・ノーラン版『バットマン』シリーズの2作目『ダークナイト』でも音楽制作をしたハンス・ジマー。

今作には、“ジョーカー”という狡猾で残忍なバットマンの宿敵が登場しますが、彼のテーマソングを制作するに当たり「聴いた人が不快感を覚えるような楽曲を制作したい」と思い、友人でチェロ奏者のマーティン・ティルマンを呼んで、そんなイメージを音にしてもらったそうです。

なんとも不気味さを感じる曲ですよね。