2017年7月6日更新

映画『エターナル・サンシャイン』あらすじ・キャスト・ネタバレ【ジム・キャリーがふざけてない】

2004年公開の『エターナル・サンシャイン』はとあるカップルをちょっと変わった視点から描いたファンタジックな作品で、日本でも世界でも時を超えた人気を誇ります。そんな『エターナル・サンシャイン』のあらすじやキャスト、見どころなどを紹介します。

淡いファンタジー映画『エターナル・サンシャイン』

ミシェル・ゴンドリー監督が描く切なくも美しい恋愛ファンタジー『エターナル・サンシャイン』。ジム・キャリーがお得意の顔芸を封印して、シリアスな役所に挑んた映画としても有名ですが、実は他にも注目すべき箇所が満載。

この記事では『エターナル・サンシャイン』のあらすじ、キャスト、監督、見どころ、そしてみなさんの感想を紹介します!まだ見てない人はネタバレに注意してくださいね。

映画『エターナル・サンシャイン』のあらすじ【ネタバレ注意】

バレンタインをを目前にして喧嘩してしまったジョエルとクレメンタイン。仲直りをしようとジョエルはプレゼントを持ってクレメンタインに会いに行きますが、実は彼女はジョエルとの思い出を忘れるために記憶除去手術を受けたのでした。

傷ついたジョエルは、自分も同じ手術を受けようと決意します。しかしその過程でクレメンタインとの思い出が掘り起こされていく中で、ジョエルは無意識ながらも手術に抵抗し始めます。

果たして二人の行き着く先は…?

交差する時間軸と、夢と現実の入り混じったストーリーが、二人の淡い時間をより一層幻想的にしています。

瑛太『エターナル・サンシャイン』出演のキャスト

ジョエル・バリッシュ:ジム・キャリー

主人公のジョエル・バリッシュを演じるのはジム・キャリー。ジム・キャリーといえば顔芸とお下品なジョークが満載のコメディアン、のイメージが強いですが、『エターナル・サンシャイン』ではしっかりとしたシリアスな演技で映画を引っ張っています。

少し奥手でオタクっぽいジョエルを見事に演じたジム・キャリーには、多数の賞賛が寄せられました。キャリーにとっても『エターナル・サンシャイン』は演技の幅を広げるきっかけとなった重要な作品です。

ジム・キャリーはカナダのオンタリオ州出身で、幼い頃からコメディアンになることを夢見ていました。コメディ番組への出演を経て、1984年に映画デビュー。しかしその才能が認められたのは1994年の『マスク』の大ヒット以後でした。

柔軟性の高い顔と体を使った演技が痔人気となり、キャリーは一挙に世界的に有名なコメディアンとなりました。その他代表作の『トゥルーマン・ショー』は『ブルース・オールマイティ』など。日本でも知らない人はいませんね。

クレメンタイン・クルシェンスキー:ケイト・ウィンスレット

ジョエルの個性的な恋人クレメンタインを演じるのは、『タイタニック』で名を馳せたケイト・ウィンスレット。これまでの時代映画やコスチュームプレイの多いイメージを一新し、本作ではサブカル系女子を好演しています。その独特のファッションと、ころころ変わる髪の色に注目です。

ウィンスレットはれっきとした演技派女優。ジム・キャリーも才能溢れる彼女と仕事をするのはとても緊張したと語っています。『エターナル・サンシャイン』でもその力量は発揮されており、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされました。

イギリス生まれのケイト・ウィンスレットは自国で確実なキャリアを積んだ後、1997年の『タイタニック』でハリウッドデビュー。以降の10年間で何と6度もアカデミー賞にノミネートされ、2008年の『愛を読むひと』で悲願の受賞を果たしました。

シリアスな恋愛映画への出演が多いウィンスレットですが、2015年の『スティーブ・ジョブス』では変わり者の天才ジョブスを支える秘書を好演し、女優として新たな境地を開拓しました。

メアリー・スヴェヴォ:キルスティン・ダンスト

『エターナル・サンシャイン』では脇役にも注目!記憶除去手術を行う会社の受付係のメアリーを演じるのはキルスティン・ダンストです。彼女も恋をする女性なのですが、実は過去にとある秘密があることが明かされます。

キルスティン・ダンストは『インタビュー・ウィズ・バンパイア』で子役ながら抜群の演技力を披露して有名になりました。その後出演した『スパイダーマン』で日本でも人気を確立し、2011年にはラース・ヴォン・トリアー監督の『メランコリア』でカンヌ国際映画祭において主演女優賞を受賞しました。

パトリック:イライジャ・ウッド

記憶除去手術を受けるクレメンタインを見て恋に落ち、彼女の新しい恋人となるパトリックを演じるのはイライジャ・ウッドです。

イライジャ・ウッドもまた子役出身。最も有名な役は『ロード・オブ・ザ・リング』のフロド役でしょう。近年ではシリアスなドラマへの出演も増えている注目の俳優です。

『エターナル・サンシャイン』の監督は誰?

『エターナル・サンシャイン』の脚本・監督を務めたのは、フランス出身の監督ミシェル・ゴンドリーです。ダフトパンクやビョークのミュージックビデオをも手がけた映像作家としてスタートし、2001年の『ヒューマン・ネイチュア』で長編映画監督としてデビューします。

本作でアカデミー脚本賞を受賞した才能の持ち主で、夢と現実が入り乱れる幻想的な作風が特徴的です。2013年にはオドレイ・トトゥを主演に抜擢した『ムード・インディゴ うたかたの日々』が公開されました。

脚本家に注目!

監督のゴンドリーとタッグを組んで『エターナル・サンシャイン』の脚本を書いたのはチャーリー・カウフマン。アメリカでは知らない人のいない名脚本家です。どこからアイディアが出てきたのか分からないような奇想天外のストーリーで有名です。

代表作品は本作の他に『マルコヴィッチの穴』や『脳内ニューヨーク』。2015年にはクラウドファンディングで資金を集め、大人向けのストップモーションアニメ『アノマリサ』を製作し、アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされました。

『エターナル・サンシャイン』のタイトルの由来は?

『エターナル・サンシャイン』の原題は"Eternel Sunshine of the Spotless Mind"。これは17世紀から18世紀のイギリスの詩人アレキサンダー・ポープの詩「エロイーザからアベラードへ」の一節から取られています。これはロミオとジュリエットのストーリーにも似た悲恋の物語です。

この詩で焦点が当てられているのは、男女の噛み合わない心。映画でも、クレメンタインとジョエルは正反対の存在として登場します。

派手なCGは一切なし!

ジョエルが手術を受ける際に、脳内の不思議な世界を探検する描写がある『エターナル・サンシャイン』。ジョエルとクレメンタインが台所のシンクでお風呂に入ったり、母親にオムツを取り替えてもらったり。

非現実的なシーンはCGでやっているのかと思いきや、なんと全て実際に撮影したそうです!ゴンドリー監督は、物語の筋である恋愛から視聴者の意識をそらさないために、CGの使用は控えたそうです。

そのため実際に巨大なシンクを作り上げて、そこに役者を入れたのだとか!想像すると笑ってしまう光景ですが、映画の完成度を高めていることは間違いありません。

キャスティングに困った?

ジム・キャリーは『エターナル・サンシャイン』の脚本を読んで、なんと自らジョエル役を希望したのだとか。ゴンドリー監督はジョエルとは真反対のイメージのあるキャリーを採用することに最初は戸惑いましたが、とりあえずキャリーに会ってみることにします。

「ブルース・オールマイティ」のセットを訪ねると、キャリーは相変わらず躁病的なキャラを演じていたが、ショットの合間に見せる素顔は物憂げで淋しげだった。ゴンドリーはこれだと思った。
引用:eiga.com

また、おとなしい役を演じることの多いケイト・ウィンスレットに、クレイジーなクレメンタイン役が務まるのか、という疑問もありました。しかしウィンスレットは見事な演技力でクルーの不安を消し去ったと言います。

映画『エターナル・サンシャイン』の感想・評価まとめ【ネタバレ注意】

主演の二人が良い!

Yamaguchi_Tetsumi ジムキャリーの演技がすばらしい。特に、再会したシーンのなんとも言えない惹かれていく感じ。 そしてケイトウィンスレットも良い。彼女がタイタニックのローズだなんて気がつかなかった。演技の幅が広い。彼女の不器用な役にとっても共感した。相手をもっと知りたくて、夢とか情熱を話してほしいと責める。本当は好きなのに、自分に自信がないからそういう所をしてしまうところとか。最低だけどわかる。そして、相手からみた自分がどう見えていたかもわかった。 失恋を癒やすために見たけど、もっと引きずるようになってしまった。あんな風にもう一度、元に戻れたら、幸せだなって思います。

あと本屋で照明が消えていって、部屋にたどり着く演出がツボ!

ラストはこうなのか!

Megu_Komatsu やっと観た。。評判通りの綺麗な映像にユニークな演出が私好みの映画でした。そして、映画のストーリーのほとんどが切ない!!最初からラストにかけてひたすら物悲しくて、でラストはこんなやり方か!と思わせる展開へ。また観たい。

記憶を失っても、何度でも恋をしてしまう2人の愛が羨ましい

Riyon_Yamamoto 時系列がわざとグチャグチャにしてあって展開が気になる。ケイトウィンスレットとジムキャリーという組み合わせは意外だったけど良かった。エキセントリックな彼女に翻弄されてるように見えて、実は彼女の方も彼にゾッコン。

記憶を旅して、失わないように脳内を逃げ回る描写が面白い。 記憶を失っても、何度でも恋をしてしまう2人の愛が羨ましいし、本気であればそういう風に何度も恋に落ちてしまうものなのかもしれない。そういうのはどんなに科学が発達しても操作できないと思う。 だって本人ですらどうなるか分からないのだから。

消したいけど忘れたくない記憶

Yuka_Ono 『エターナル・サンシャイン』鑑賞。消したいけど忘れたくない記憶。消したいなって気持ちが消えてその思い出とともに歩んでいく決心がついたら前へすすめる。消したいと思ってるうちはまだどこにも行けない。