2017年7月6日更新

映画『アメリ』あらすじ・キャスト【オドレイ・トトゥの代表作!】

アメリ

今や日本で知らない人はいない、ミニシアター映画の王道『アメリ』。フランス映画はなんとなく敷居が高くて見られない…という人でも『アメリ』なら見たことがある、という方は多いのではないでしょうか?そんな『アメリ』のキャストや監督などの基本情報をまとめました。

目次

不思議系女子のバイブル!オドレイ・トトゥ主演映画『アメリ』

2001年に公開されたフランス映画『アメリ』は、フランス本土で大ヒットを記録しただけでなく、日本でもミニシアター映画としては異例の人気を記録しました。オドレイ・トトゥが笑みを浮かべているあのポスターを見かけたことのないという人は、もはやいないのではないでしょうか。

今日でも本作はフランス映画初心者の最初の一本として、サブカルの定番の一本として、そしてちょっと不思議でかわいい女子・世界観のバイブルとして親しまれています。

この記事では『アメリ』のあらすじ、キャストや監督、見どころ、そして皆さんの感想をまとめてご紹介します!

映画『アメリ』のあらすじ

幼い頃父親に心臓病と誤診断され、世界からほとんど隔離された状態で育ったアメリ。22歳になりパリ中心部のカフェで働くようになってからも、いつも自分だけの不思議な空想の世界に生きています。

ある日自分が住むアパートの前の住人の「宝物」を発見したアメリは、元の持ち主を探し当ててそれを返還。その時の反応に、現実の世界の新たな一面を発見します。

その経験以来、アメリは周囲の人をちょっと幸せにすることに、彼女の空想のスキルを活かすことを決意します。そんな中で自分自身も恋に落ちるのですが、自分自身を幸せにすることはなかなか難しくて…?

パリの美しい街を舞台に描かれる、ちょっと変わった女の子の、ちょっと変わった日常の物語です!

映画『アメリ』の気になるキャスト

アメリ:オドレイ・トトゥ

独特なセンスの持ち主アメリを演じるのは、フランスの女優オドレイ・トトゥです。トトゥが女優としてのキャリアを歩み始めたのは1996年。その5年後に公開された本作『アメリ』で一躍世界中の人気スターとなったのですから、驚きを隠せません。

トトゥは『アメリ』でフランス国内外を問わず、多数の映画賞にノミネート。いくつもの賞を受賞しました。それも納得、トトゥとアメリの間にはたくさんの共通点があるのです。

現在も毎日の生活で、星に行けたらいいだろうなって思う。地に足が着いてないって気持ちいいだろうなと思うわ。彼女みたいに想像して現実逃避するもの。

こう語るところを見ると、トトゥも空想好きで夢見がちなことがよくわかりますね!

以後オドレイ・トトゥは2006年の『ダヴィンチ・コード』でヒロインとしてトム・ハンクスと共演。ハリウッドデビューを果たしました。他にも『スパニッシュ・アパートメント』3部作にも出演しています。

ニノ:マチュー・カソヴィッツ

アメリが密かに恋をする相手ニノを演じるのは、マチュー・カソヴィッツです。謎の好青年役にぴったりとはまっていますね。このニノの役は、カソヴィッツの俳優としての代表作となりました。

映画監督を父に持つカソヴィッツは、自らも若い頃から映画の世界に憧れを抱いていました。『アメリ』を代表として様々な作品に俳優として出演しますが、彼の真の才能が発揮されるのは監督業においてでしょう。

1995年にフランスのスラム街を描いた『憎しみ』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。以後も『クリムゾン・リバー』や『ジョニー・マッド・ドッグ』、『裏切りの戦場 葬られた誓い』などで高評価を得ます。シリアスでメッセージ性の強い作品を作ることで有名です。

映画『アメリ』の世界観を創り出した監督はジャン=ピエール・ジュネ

このオシャレな映画を作り上げたのはジャン=ピエール・ジュネ監督。現代のフランス映画界を代表する監督・脚本家と言えます。1980年に短編作品を作り始めた頃から、幾度となくセザール賞(フランス映画界最高の賞)を受賞しています。

初の長編映画である1991年『デリカテッセン』で高評価を獲得し、1997年にはハリウッドで『エイリアン4』の監督にも起用されました。

独特の世界観とブラックユーモア、そして画面の色使いが特徴的なジュネ監督。これらの魅力はもちろん『アメリ』でも全開です!

映画監督には2つのタイプがいると思っています。1つは、ティム・バートン、テリー・ギリアム、デビッド・リンチのように強烈なスタイルを持つ人。もう1つは、アン・リーやクリント・イーストウッドのように常に良い映画を作る人たち。

私は前者。ティム・バートンの映画がいつもティム・バートンであるように、私の映画は常に私。強いスタイルを持った監督でいる、それが私の好みです。

ジュネ監督はこう語ります。その言葉通り、最新作2014年の『天才スピヴェット』にも彼ながらの感性が踏襲されています。

ファンタジックな世界の実現した映画『アメリ』

ジュネ監督は現実離れしたファンダジックな世界を作るため、基本的にスタジオで撮影することを好むそうです。しかしモンマルトル地区のパリの街並みをセットに作り上げることは、非常に難しくお金のかかるものだったため、『アメリ』の撮影は実際にパリの街で行われました。

自らの感性に合った「ニセモノ」のパリを作り上るため、撮影する場所の車を全て動かし、落書きを消し、ポスターをより映画の世界に合うカラフルなものに取り換えるなど、絶大な努力と時間を費やしたと言います。

大きな駅なども含めて、屋外で撮影された全てのシーンがここまでコントロールされています。

『アメリ』には青色がほとんど登場しない?

『アメリ』の独特な色使いに影響を受けた人は多いはず。もちろんジュネ監督は映画の色彩も完全にコントロール。基調となるのは赤・黄・緑の3色です。逆に青色は映画の中にほとんど登場しません。次に見るときに注目してみましょう!

ちなみに写真のアメリの部屋は、映画に登場する部屋のデザインの中では、トップ5に入る美しさを誇ります!

あの素晴らしいサントラは偶然から生まれた?

本作は音楽も印象的で、アメリが暮らす空想のパリの雰囲気を見事に表現していますね。サウンドトラックを手がけたのはヤン・ティルセンです。

もともとジュネ監督は『ピアノ・レッスン』や『ガタカ』といった映画の作曲を担当したマイケル・ナイマンを起用するつもりでしたが、ナイマンはスケジュールが合わず、『アメリ』のクルーは大変困ったと言います。

そんな時、映画のプロダクション・アシスタントの一人がティルセンのCDを車の中で聞いていたところに、たまたまジュネ監督が居合わせます。ジュネはそのミニマリストでありながら、電子的で奇妙なサウンドに一瞬で恋に落ち、その日の晩にはティルセンのCDを全て買い集めたそうです。

このような偶然によりティルセンはミュージシャンとして一躍有名になり、また『アメリ』も忘れがたいサウンドトラックを手にすることができたのです。

映画『アメリ』の感想・評価まとめ【ネタバレ注意】

独特な雰囲気がオシャレかわいい!

ridokamo カメラワークや音楽やナレーション、街並みや部屋の中などの背景、髪型や服装、そして登場人物がそれぞれ持つ少し変わった特徴。 とにかくすべてのものがこの映画の独特な雰囲気を作りあげていたと思う。 空想の世界を持つことは人生を楽しむコツなのかもしれないと思いました(^o^)/
traumereiii これまたおしゃれな映画です。

映像も音楽も。

アメリを取り巻く人々がアメリによってささやかな幸せを得ていくのが微笑ましいです。

オドレイ可愛すぎる!

シュールなフランス映画

Masayuki_Kobayashi フランス映画のシュールな雰囲気
Saki_0240 フランスの独特な感じ。アメリの不思議っこ感がなんともいえない
chuuri23 衣装、風景、セット全部が可愛くて おしゃれ(*´-`) フランス映画ならではの不思議な世界観にひきこまれる(*´-`)

幸せになれる

Hayato_Watanabe あの何気ない日常感がいい!!

主人公アメリが色々イタズラするのも何だか微笑ましく、見ていてちょっと幸せになれる。

アメリの奥手っぷりは見ていてハラハラするけど、ラストまでのハッピーエンドで見た後、ほっこりする映画。

zakioka_ex 2013.4.4

魔性の女アメリ。 パリの何気ない日常とか、人生に起きる出来事とか、ちょっとしたことで幸せになれた。