2017年7月6日更新

『きみに読む物語』あらすじ・ネタバレ・キャスト【一途すぎるイケメン】

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きみに読む物語
© New Line Cinema

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人気恋愛小説家ニコラス・スパークスの原作を映画化した『きみに読む物語』

『きみに読む物語』は、1996年に人気恋愛小説家ニコラス・スパークスが出版したベストセラーを映画化した作品です。 身分違いの純愛を貫く若い恋人同士の物語を、『シーズ・ソー・ラブリー』(1997)のニック・カサヴェテス監督が映像化しました。

映画『きみに読む物語』のあらすじ【ネタバレ注意】

過去を思い出せずにいる認知症の女性とともに、療養施設に入寮している男性デューク。彼はノートに書かれた物語を彼女に読み聞かせます。 1940年代のノースカロライナ州。別荘にやってきた良家の娘アリーに一目惚れしたノアは、強引に彼女をデートに誘います。やがて愛し合うようになるふたりでしたが、アリーの両親は田舎の貧乏青年であるノアとの交際に猛反対。夏の終わりにアリーは別荘を去り、ふたりは離れ離れになってしまいました。 戦争が始まり、ノアは徴兵され、アリーは裕福な弁護士ロンと婚約。結婚式の直前、アリーはけじめをつけるためノアに会いに行きますが、久しぶりに顔を合わせたふたりは激しく求め合います。母親に説得され連れ戻されたアリーでしたが、隠されていたノアからの手紙を見つけ、彼の元に戻りました。 「そのふたりは私たちね」。認知症の女性はアリー、デュークは実はノアであり、ふたりの愛の物語を読み聞かせていたのでした。しかし彼女の記憶は長くは持たず、また彼を忘れてしまいます。

『きみに読む物語』出演のキャスト

アリー・ハミルトン役/レイチェル・マクアダムス

アリーを演じたレイチェル・マクアダムスは、1978年11月17日生まれ、カナダのオンタリオ州ロンドン出身の女優です。この作品への出演でブレイクしました。 12歳から演技を学び始め、13歳の時にサマーキャンプシアターに参加。トロントのヨーク大学で演劇を学びました。1998年にディズニー映画『ザ・フェイマス・ジェット・ジャクソン(原題)』でデビュー。『ミーン・ガールズ』(2004)やガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ』シリーズなどで知られています。

ノア・カルフーン役/ライアン・ゴズリング

ライアン・ゴズリングは、カナダのオンタリオ州ロンドン出身。1980年11月12日生まれの俳優です。 子役としてカナダのテレビシリーズなどで活躍した後、1993年から『ミッキー・マウス・クラブ』に2年間レギュラー出演。1996年に『フランケンシュタインと僕』で映画初出演を果たしました。 『完全犯罪クラブ』(2002)や『16歳の合衆国』(2003)への出演で知られ、2006年公開の『ハーフ・ネルソン(原題)』でインディペンデント・スピリット賞主演男優賞を受賞。アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされました。

認知症の女性役/ジーナ・ローランズ

認知症を患った現在のアリーを演じたジーナ・ローランズは、この役でゴールデン・サテライト賞助演女優賞を受賞しました。 1930年6月19日生まれのジーナ・ローランズは、ウィスコンシン州出身の女優です。映画『こわれゆく女』(1974)や『グロリア』(1980)への出演で知られ、本作の監督ニック・カサヴェテスの実母でもあります。

デューク役/ジェームズ・ガーナー

年老いたアリーの夫である現在のノアを演じたジェームズ・ガーナーは、1928年4月7日生まれ、オクラホマ州出身の俳優です。 スティーヴ・マックィーン主演の『大脱走』(1963)や『グラン・プリ』(1966)などのアクション映画から『恋するパリジェンヌ』(1965)などのロマンティク・コメディ、『暮石との決闘』(1967)などの西部劇など、幅広いジャンルの作品に出演しています。 『マーフィのロマンス』(1985)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートするなど、実力派として知られています。

1940年代の衣装やインテリアがかわいい!

『カサブランカ』(1942)や『誰が為に鐘は鳴る』(1943)のような、1940年代のアメリカ南部を舞台として本作は、当時のファッションやインテリアを再現しています。 そのレトロな雰囲気はまさに王道ロマンスのストーリーとマッチし、見どころのひとつとなっています。

「歴代映画のセクシーなカップル」にランクイン!

アメリカの映画サイトMovieFoneが2008年に発表した「歴代映画で最もセクシーなカップル」ランキングで、『きみに読む物語』の主人公ふたりは、18位にランクインしました。 また、200年度のMTVムービー・アワードではこの作品のキスシーンがベスト・キス賞に選ばれ、授賞式でもふたりはキスを披露しています。

主演のふたりの不仲が有名!?

レイチェル・マクアダムスとライアン・ゴズリングが演じたアリーとノアのカップルの仲睦まじい様子は、世界中の観客を魅了しましたが、撮影中のふたりの仲は険悪なものだったそうです。 カサヴェテス監督によると、ゴズリングは相手役を変えるよう直談判までしてきたとのこと。彼はプロデューサーとも怒鳴り合いになったそうですが、言いたいことを言ったおかげか、その後の撮影は順調に進んだようです。また、撮影終了後ゴズリングとマクアダムスは交際を開始し、約2年半後の2007年に破局しました。

『きみに読む物語』ciatrユーザーの感想・評価【ネタバレ注意】

身分違いの恋に涙!

toshibakuon これはカップルや夫婦2人で観てもらいたい映画だ。ロミオとジュリエット的な身分格差もあり純愛って本当に良いな。切なくて愛おしくてただただ涙が流れた。こういうラブストーリーは何回も観れる。

主演のふたりが素敵!

chaso1203 ライアンゴズリングとレイチェルがよかった! かっこいい!かわいい!キュン!感動! って感じ

ラストが最高!

Yuzukappa ラストでつきぬけた。 人が人を愛するということのすばらしさ。 最近の映画は、とくに日本のラブストーリーを見る気がしないのは結局、花より団子ストーリー、王子様が何人もでてきて、どの恋を選ぶか、というテーマで終わっているからだ。またはこの逆の方面へいこうとすることが多い、破滅の快楽というか、、もしくは、愛するがゆえに崩壊していく様をよくみる、園子温とか。 しかし、この映画は愛を賛美し続けて終わる。 途中、けっきょくこういう三角関係で悩む悲劇のヒロインなのねー、と思ってトーンダウンしかけた。しかし、そこでプロットポイント、 前半までのこの恋がどうなるのかから、中盤から、どうしてそうなったのか、に変わるタイミングが見事だった。 しかし、なにより素晴らしかったのはラストだ。映画はあるわけないことが起こらなきゃ意味がない。映画は奇跡をおこさせ、見ているひとが自分の人生にもそれを期待するようなものであってほしいとおもう、 このラストはまさにそれを体現していたと思う。 恋人にあいたくなる映画だ。