2017年7月6日更新

ブロッケンJr. 、ラーメンマンへの仇討ちに燃える男の生き様とは【キン肉マン】

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キン肉マン 11巻

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キン肉マンでのブロッケンJr.

ブロッケンJr.はドイツの名門であるブロッケン一族で、ドイツの鬼と言われていた残虐超人ファイター・ブロッケンの息子です。身長195㎝、体重90㎏、血液型はAB型で超人強度は90万パワー。 ドイツはビールのみ16歳から解禁されるので、好物として描かれています。趣味は読書でテーマソング、必殺技、異名の全てに”ベルリンの赤い雨”という名がつけられています。 軍服のようなイメージの緑っぽい衣装に身を包み、頭にはリモコンハットという投げても自分のところに戻ってくる帽子を被っています。

ブロッケンJr.は生粋の超人ではない

ブロッケン一族はもともと人間であり、厳しい修行を乗り越えて一人前になったと認められ、18歳の時に親からドクロの徽章を与えられて初めて超人になれます。 超人になるには貰ったドクロの徽章を身に着けておく必要があり、ブロッケンJr.はリモコンハットにそれをつけています。

ブロッケンJr、ラーメンマンとの関係は

第20回超人オリンピックで、当時はまだ残虐超人だったラーメンマンに父を殺され復讐を決意しますが、翌年コンクリートデスマッチで実力の差を見せつけられ敗退。全力を出し切って負けたことで申し分ない試合ができたと納得できました。 戦いが終わったのち、正義超人に転向したラーメンマンに父親のことを忘れれば強くなれると言われたことで、ブロッケンJrは復讐に囚われなくなりその後は師匠のように尊敬している模様です。

ブロッケンJr.の必殺技

一番の必殺技は右手刀に炎をまとわせて瞬時に相手を切り裂く”ベルリンの赤い雨”。しかし、キン肉マンⅡ世で時間超人によって右腕を切り落とされてしまったときは、代わりに右腕を使わない”ブロッケンの帰還”という技を習得し、弟子になるジェイドがその技を受け継いでいます。 その他、両足で顔面を蹴る”ハンブルグの黒い霧”、ジャーマンスープレックスに似た技”ブレーメン・サンセット”、戦闘服を用いた締め技”シュトゥットガルトの憂鬱”などの技も使われています。

キン肉マンⅡから登場、ブロッケンJr.の弟子ジェイド

キン肉マンの後、ブロッケンJr.は生まれ育ったドイツの東西内争を止めるため帰郷しますが、活躍する前にベルリンの壁が崩壊し、平和な世界が訪れます。そしてヒーローが必要なくなった世界で戦闘以外の自分の価値を見出せず、やさぐれた酒浸りの生活を送っています。 しかし、身寄りのない超人の少年ジェイドと出会ってから彼の才能を見出し、彼を育て技や戦闘方法を伝授するという生きがいを見つけます。 ジェイドとは師匠(レイラァ)・弟子(シューラァ)と呼び合っています。

ナチスを思わせる風貌

余談ですが、ドイツの軍服のような衣装に身を包むブロッケンJr.は一部海外ではあまり良しとされていない模様。 確かに、父親が強制収容所のガス室を連想させる毒ガス攻撃を得意としていたり、ナチスのような風貌で正義超人をしていたりするので、規制対象になってしまうことがあるのもうなずけますね。

ブロッケンJrの声を務めた声優たち

水鳥鉄夫はテレビアニメ『キン肉マン』、パチスロ、CRぱちんこキン肉マンを担当しています。1938年12月25日生まれですが2010年に71歳で亡くなっています。 主な作品は『おそ松くん』のべし・とうさん(第二作)、『ドラゴンボールZ』のゾルド、『風の谷のナウシカ』のコマンドです。 『キン肉マン キン肉星王位争奪戦』のみ掛川裕彦が声を当てています。 主な作品は『キテレツ大百科』のトンガリのパパ(二代目)、『ちびまる子ちゃん』の戸川先生、最近では『妖怪ウォッチ』のアンドロイド田中・ナレーションです。 掛川以降、『キン肉マンⅡ世』からは川津泰彦が演じています。 主な作品は『マシュランボー』のサーゴ、『サモンナイト』のレオルド、『真・三國無双』の黄忠・張角、最近では『銀河にキックオフ!!』のバリテッロなどを演じています。