2019年8月28日更新

「ターミネーター」のトリビア&歴代アンドロイド、マシンの種類一覧!T800やT1000の特徴とは?

ターミネーター2
©TriStar Pictures

シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーの代名詞とも言える「ターミネーター」シリーズ。2019年に最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』の公開を控える本シリーズにまつわる興味深いトリビアや歴代ターミネーターを紹介します。

目次

人気SFシリーズ「ターミネーター」のトリビア&歴代アンドロイドの種類を紹介!

世界中で押しも押されもせぬ人気を誇るSFアクション「ターミネーター」シリーズ。未来からターミネーターと呼ばれるアンドロイドがやってくる本シリーズは、2019年までに4作品が製作され、その世界観を広げてきました。 今回は、そんな人気シリーズのトリビアを紹介します。また、歴代のターミネーターをまとめて振り返ってみましょう。これであなたもターミネーターに詳しくなれること間違いなし! ※本記事には、作品のネタバレ情報が含まれている可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。

シリーズの動画配信状況はこちらの記事をチェック!

『ターミネーター』(1984)のトリビア

人気シリーズの記念すべき第1作目となった『ターミネーター』は、ジェームズ・キャメロン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で1984年に公開されました。制作費は640万ドルと、B級映画並みの少なさながら大ヒットを記録。シリーズ化を決定づけることに。 『ターミネーター』のあらすじは下記のようになっています。 1984年5月のロサンゼルス。「サラ・コナー」という名前の女性が殺害される事件が発生し、その後も同姓同名の女性たちが次々と殺されていきます。事件の犯人は未来から来た殺人マシン「ターミネーター」。彼は、のちに抵抗軍のリーダーとなるジョン・コナーの母親サラを過去に戻って抹殺し、ジョンが生まれるのを阻止しようとしていたのです。一方、未来からやってきたもうひとりの男性もサラを追いはじめ……。

予算を抑えるためのさまざまな工夫

本作は低予算で作られたため、基本的に夜スタジオを使って撮影されていました。その際も高価な照明を使わなくてもいいよう、街灯に水銀灯を使うよう頼んでいたのだとか。 また、サラ・コナーとカイル・リースが橋から移動した後、夜中のシーンでは霧がかかっていますが、その霧はなんと虫よけスプレー。 ロケーション場所に大量の虫が発生していたため、虫よけスプレーをかける度に撮影を中断しなければなりませんでした。しかし逆に、スプレーを視覚効果として利用することになったそうです。

ターミネーターばりに体を張った過酷な撮影

『ターミネーター』の撮影はかなり過酷なものだったようです。 アーノルド・シュワルツェネッガーは、赤く光る目のために顔にメイクをしていますが、そのワイヤーは何度も熱を持ち、ヒリヒリと傷んだり、ニセのターミネーターの腕のために本物の腕は何時間も背中に固定されなければならなかったりとかなり過酷な状況での撮影だったそうです。

『ターミネーター2』(1991)のトリビア

サラ・コナーとターミネーターの死闘から10年後。サラは、1997年8月27日に起こり得る「審判の日」を回避するために起こしたサイバーダイン社爆破未遂事件で逮捕され、精神病患者として警察病院に収監されていました。 そんなある日、サラの抹殺に失敗したものとまったく同じ外見のターミネーターが、スカイネットが送り込んだT-1000から彼女の息子ジョン・コナーを守るため、現代にやってきます。

ジョン・コナー役のエドワード・ファーロングが変声期を迎えていた?

『ターミネーター2』でサラ・コナーの息子ジョン役に選ばれたのは、当時演技経験のなかったエドワード・ファーロングです。オーディションで選ばれたのではなく、キャスティング・ディレクターがバスケット・ボールをしていたエドワード・ファーロングに目を留めて声をかけました。 13歳だった彼は5ヶ月半に及ぶ撮影の間に変声期を迎えてしまったため、最初と最後では声が別人になってしまいました。そこで、彼だけ声を再度録り直したそうです。

840,00ドルのセリフ!?

アーノルド・シュワルツェネッガーが受け取った『ターミネーター2』の出演料は1500万ドル。しかしこの映画での彼の台詞は700ワードほどしかなく、台詞1ワードあたり21000ドルという計算に。 有名な「Hasta la vista, beby(アスタ・ラ・ビスタ、ベイベー)」は84000ドルの台詞としても紹介されています。

『ターミネーター3』(2003)のトリビア

T-1000との死闘から10年後。「審判の日」は回避され平穏ながらもどこか不安な気持ちを抱えたジョン・コナーは、母サラを亡くし、無目的に放浪の旅をしていました。 そんななか、またしてもジョン抹殺のため未来から最強のターミネーターT-Xが送り込まれます。迫りくる危険を前に彼を救いにやってきたのは、T-800とまったく同じ外見のT-850でした。

シュワちゃんは3作目に向けて努力を積んでいた

シュワルツェネッガーはシリーズ前2作と比べて、自身の身体つきについて非常に心配していたと言います。そのためトレーニングを積み、減量に励んだんだとか。 また本編ではカットされてしまいましたが、彼はウィリアム・キャンディーという兵士役を演じました。T-800の顔と身体のモデルとして自身の外見を提供したという役どころで、一人二役に挑戦していたのです。

【ボツネタ】ターミネーターは食べなければ止まってしまう!?

ジェームズ・キャメロンは当初、ターミネーターが人間部分の肉体を維持するために、時々食事を摂らなければ止まってしまう設定を考えていました。しかし、1984年『ターミネーター』では採用されませんでした。 『ターミネーター3』ではその案を取り入れるために、監督のジョナサン・モストウはアーノルド・シュワルツェネッガーがチョコレートバーを包装紙ごと食べるシーンを撮影していました。 しかし、それを知ったファンの反応があまりにネガティブだったため、そのシーンはカットになったそうです。 ちなみに、テレビシリーズ『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』(2008〜2009)に登場するTOK715というターミネーターは、「人間社会に溶け込むため、食事からエネルギーを摂取している」という設定になっています。

『ターミネーター4』(2009)のトリビア

「審判の日」から10年後。人類滅亡を目論むスカイネットの猛攻が開始されようとしているなか、いまや30代となったジョン・コナーは、いよいよ抵抗軍のリーダーとして立ち上がることになります。

4作目のT-800はCGを駆使している

『ターミネーター4』は、直前までシュワルツェネッガーのスケジュールを押さえられるか分かりませんでした。そこで撮影では、彼の伝記映画で主演を務めた俳優、ローランド・キッキンガーがT-800を演じ、その後シュワルツェネッガーの顔をCG合成しています。

監督マックGは別のエンディングも考えていた

『ターミネーター4』のエンディングは、人間の心臓を持った善良なサイボーグ、マーカス・ライトが人類の敵であるコンピューター、スカイネットに勝つことでエンディングを迎えます。このとき彼は瀕死の重傷を受けているジョン・コナーに自身の心臓を移植、つまり自分自身を犠牲にすることによって敵を倒します。 しかし監督はジョン・コナーが死に、彼の顔がマーカスに移植されるというラストを考えていました。この筋書きではマーカスは未だにスカイネットに操作されていて人類が滅亡するというものでした。結局このストーリーは観客を嫌な気持ちにさせるとしてボツになったのでした。

『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)のトリビア

2029年、人類抵抗軍は機械軍との戦いに終止符を打とうとしていました。「審判の日」以来の悲願が叶おうというなか、機械軍は抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーを生んだサラを抹殺するため1984年にターミネーターを送り込みます。 一方そのことを知った抵抗軍は、彼女を守るためカイル・リースを過去に送りますが、到着した彼が見たのは、予想外の光景でした。

シュワちゃんの体型は2作目から同じ!?

本作でもT-800を演じたアーノルド・シュワルツェネッガーは、12年前の『ターミネーター3』のときと同じ体型に戻すため、撮影前の6ヶ月間、毎日3時間のトレーニングをつづけたそうです。 彼は『ターミネーター3』に出演する際にも同じことをしているため、その体型は『ターミネーター2』から変わっていない、ということになります。 本作の撮影当時、60代後半という年齢だったことを考えると驚異的ですね。

サイバーダイン社のシーンが撮影されたびっくりな場所とは?

実は本作に登場したサイバーダイン社のシーンは、NASAで撮影されています。撮影が行われたルイジアナ州には、サイバーダイン社の巨大なセットを設置するのに充分な高さのある建物がほかになかったためだとか。

T-800からT-3000まで歴代のターミネーターを紹介!

「ターミネーター」シリーズの人気を支えているのは、やはりアーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800をはじめとする、さまざまなタイプのターミネーターです。 映画シリーズに登場した歴代のターミネーターを、まとめてふり返ってみましょう。

そもそも「ターミネーター」ってどういう意味?

「ターミネーター(terminator)」とは、日本語に直訳すると「断ち切る者、抹殺する者」などを意味になります。「終わらせる、打ち切る」という意味を持つ“terminate”がもとになっています。 作中では、ターミネーターと呼ばれるロボットが未来の抵抗軍に所属、又は抵抗軍に関係する存在を抹殺し「全世界の人類の歴史を終わらせる」ために製造され、現代に派遣されるという設定になっています。

T-800(『ターミネーター』、『ターミネーター2』、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』)

アーノルド・シュワルツェネッガー「ターミネーター」
©TriStar pictures/zetaimage

アーノルド・シュワルツェネッガーが演じる本編でも代表的なアンドロイドT-800。 2026年に量産が開始された人間抹殺用のアンドロイドで、人間と同様の細胞組織で製造されているために、人間と見分けがつきにくのが特徴です。 また、人間と同じ細胞組織を使っているため、外見も年老いていくという設定があとから追加されました。

T-1000(『ターミネーター2』、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』)

ロバート・パトリック『ターミネーター2』
© TRISTAR PICTURES/zetaimage

『ターミネーター2』でロバート・パトリックが演じ、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ではイ・ビョンホンが演じたT-1000。 従来型とは異なる、流体多結晶合金(液体金属)製のボディを持つアンドロイドです。液体から固体まで変幻自在で、従来のターミネーターからは考えられないほどの耐久力を持っています。

T-X(『ターミネーター3』)

クリスタナ・ローケン『ターミネーター3』
© WARNER BROS./zetaimage

『ターミネーター3』に登場する女型ターミネーター、T-X。2032年にスカイネットが開発した女性型ターミネーターで、これまでのなかでも最強とされる性能を誇っています。 過去2回のジョン・コナー抹殺の失敗を受けて、最重要ターゲットはジョンであることは変わらないものの、裏切り者のターミネーターや将来抵抗軍に関わる重要人物など、“リスト”にある相手を抹殺するようプログラムされています。

T-850(『ターミネーター3』)

外見はT-800と同じですが、性能的に向上したT-850。T-800に比べ様々な知識がプログラミングされ、その知識を駆使して困難な状況を切り抜けます。また、人間を一人も殺さず負傷者の数をカウントすることも可能。 タイムスリップした際にずれる体内時計をタイムスリップ先で時計を見ながら設定しなおす機能や、人の脳に損傷がないかを確認する機能も追加されています。 2つの水素電池を動力としており、1つの電池がなくなってもそれまでとおりに動くことができるほか、2つ目の電池がなくなってもしばらくは動作をつづけることができます。ただし、水素電池は不安定になると爆発するため、注意が必要です。

T-1(『ターミネーター3』、『ターミネーター4』)

2004年に制作、最初に開発した初代ターミネーターです。人型ではなく、これまでのシリーズに登場したモデルに比べ思考力は大きく劣っており、運動性や機敏性はよくありません。 単純な火力としてはT-800やT-1000などの潜入型に勝る威力を持っています。

T-RIP/マーカス・ライト(『ターミネーター4』)

サム・ワーシントン『ターミネーター4』
© WARNER BROS./zetaimage

RIPは“Resistance Infiltrator Prototype”「レジスタンス潜(侵)入型プロトタイプ」の略で、死刑囚マーカス・ライトの脳と心臓をもつ、人間ベースのターミネーターです。 外見は人間だったころのマーカスと同じで、動作は完全に人間であり見分けることは至難の業。 負傷すると血を流しますが、再生機能が強化されているため小さな傷であれば短時間で完治します。また、心臓も強化されていますが、人間と同じく急所になっており、心停止すると機能も停止します。痛覚も人間と同様になっているようです。

T-100(『ターミネーター4』)

T-1を基盤に発展させた改良型で、戦車型ターミネーターの第2段階モデルです。スカイネットセントラルにある収容所の中に、監視役として配備されています。

T-600(『ターミネーター4』)

T-600『ターミネーター4』
© WARNER BROS./zetaimage

人型ターミネーター初の量産機であるT-600。ゴム製のカバーで人間を真似た外見になっていますが、見た目や稼働音から人間でないことはすぐに判別できます。 声は機械的で身長は2メートル以上あり、そのボディの大きさのため走力・瞬発力などは人間にも劣る低性能。T-800シリーズに比べて耐久性は低いですが、磁力によりボディから離れた破片を引き寄せ応急的な修復を行い、動作を継続させることができます。

T-700(『ターミネーター4』)

人型ターミネーターの第2段階モデル。劇中では内骨格が剥き出しの状態で登場していますが、皮膚で覆われている個体も存在します。

T-3000(『ターミネーター:新起動/ジェニシス』)

(画像中央) ジョン・コナーの姿を模したターミネーター、T-3000。フレームは従来のとは異なり、人間の筋肉組織が機械になったかのような作りになっています。

トリビアを知れば「ターミネーター」シリーズがより楽しめる!

2019年11月には最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』の公開される本シリーズ。これまでのシリーズをおさらいし、トリビアや歴代ターミネーターを知っておけば、さらに楽しめること間違いなしです。 「ニュー・フェイト」は『ターミネーター2』の正当な続編とされていますが、これまでの作品もシリーズの歴史の一部として楽しむのもいいのではないでしょうか。