『ターミネーター』シリーズのトリビア20選!名作の裏には数々の苦労があった!

2017年7月6日更新

シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーの代名詞とも言える『ターミネーター』シリーズ。第1作の公開から早くも30年を迎えます。そこでシリーズ4作の変遷を紐解きながら、それぞれの撮影秘話をご紹介します。

1.監督の夢にターミネーターのモデルが現れたのがきっかけだった

物語の始まりはジェームズ・キャメロン監督がローマで見た悪夢がきっかけ。

「地獄からやってきたような恐怖の物体が炎の向こう側からこちらに向かってきたんだ。そいつは炎で皮膚がはがれて、中身が見えていたんだ」

この夢こそがロボットを使ったSF映画のアイデアとつながったのです。

2.T-800は悪役だけど人気が出るように作られた

ターミネーターT-800

T-800をオファーされて興味を示したシュワルツェネッガーに、監督は(悪役であるT-800を)観客が応援したくなるような映画にすると約束。実際、この役はシュワルツェネッガーのキャリアを支える上で重要な役となりました。

また、サラ・コナーにはその当時あまり知られていなかったテレビ女優、リンダ・ハミルトンを選びました。彼女は数年後、キャメロン監督と結婚しています。

3.予算を抑えるために工夫がされていた

元々シリーズ第一作の『ターミネーター』は低予算で作られたため、基本的に夜スタジオを使って撮影されていました。その際も高価な照明を使わなくてもいいよう、街灯に水銀灯を使うよう頼んでいたそうです。

4.T-1000のキャスティングにはキャメロン監督のオリジナルの構想が関係していた

元々キャメロン監督は、ターミネーターを人混みの中に混じることができるようなサイボーグにしたかったと話しています。しかし存在感のあるシュワルツェネッガーをキャスティングした時点でその設定はやめたといいます。

ところが『ターミネーター2』の公開が決まってから、より細身なロバート・パトリックをT-1000に選びました。これによって当初の設定であった人混みに紛れることのできるロボットという設定を叶えたのです。

5.エドワード・ファーロングは他のキャストに比べて仕事が多くなってしまった

『ターミネーター2』で、サラ・コナーの子ども役として選ばれたのが当時演技経験のなかったエドワード・ファーロング。オーディションで選ばれたのではなく、キャスティング・ディレクターがバスケット・ボールをしていたエドワード・ファーロングに目を留めて声をかけました。

13歳だった彼は5ヶ月半に及ぶ撮影の間に変声期を迎えてしまったため、最初と最後では声が別人になってしまいました。そこで、彼だけ声を再度録り直したそうです。

6.T-Xはシュワちゃんのアイデア

『ターミネーター3』の製作時にカリフォルニア州議員に当選したシュワルツェネッガーは、女性のサイボーグを登場させるというアイデアを主張したといいます。

「いい加減、観客も僕(T-800)が裸で未来からやって来るのを見るのは飽きたと思うんだ。どうせならセクシーで美人のサイボーグを登場させたほうがいいだろ。」

そして誕生したのがT-Xだったのです。

7.シュワちゃんはこの映画に向けて努力を積んでいた

シュワルツェネッガーはシリーズ前2作と比べて、自身の身体つきについて非常に心配していたと言います。そのためトレーニングを積み、減量に励んだんだとか。

また本編ではカットされてしまいましたが、彼はウィリアム・キャンディーという兵士役を演じました。T-800の顔と身体のモデルとして自身の外見を提供したという役どころで、一人二役に挑戦していたのです。

8.4作目のT-800はCGを駆使している

ターミネーター4

『ターミネーター4』では直前までシュワルツェネッガーのスケジュールを抑えられるか分かりませんでした。そこで実際の演技は、TVデシュワルツェネッガーを演じたことのある俳優、ローランド・キッキンガーが演じ、許可が出た後にシュワルツェネッガーの顔をCG合成することでT-800を再現しました。

9.アーノルド・シュワルツェネッガーはカイル・ルイスを演じたかった

アーノルド・シュワルツェネッガーは元々、カイル・ルイスを演じたかったんだそうです。

しかし、監督のジェームズ・キャメロンがアーノルド・シュワルツェネッガーと見た瞬間に『ターミネーター』のタイトルロゴの中に彼の名前がある新しいイメージが生まれ、ターミネーター役は彼しかいないと確信しました。

「この映画はヒーロー映画じゃないんだ。"ターミネーター"の映画なんだ」
引用:www.imdb.com

と言って彼はアーノルド・シュワルツェネッガーにターミネーター役を頼んだのです。

10.T-800は元々ランス・ヘンリクセンが演じるはずだった

実は『ターミネーター』に登場するT-800は元々アーノルド・シュワルツェネッガーではなくランス・ヘンリクセンが演じる予定でした。配給会社へのプレゼンテーションの際には実際にT-800に扮し映画をアピールしました。

T-800の配役はアーノルド・シュワルツェネッガーへと変更になりましたが、それでもジェームズ・キャメロンはランス・ヘンリクセンにはサイボーグ役を演じて欲しいと思っていたため、後の『エイリアン2』で、彼をアンドロイドのビショップに抜擢しました。

11.9ヶ月間の撮影延期

T-800役がアーノルド・シュワルツェネッガーに決定しましたが、彼には『キング・オブ・デストロイヤー コナンPart2』に出演していため、撮影が当初の予定より9ヶ月間延期になりました。

監督のジェームズ・キャメロンはその間に他の映画を撮影しようと考えましたがそれには時間が短かったため、他の映画のライティングの仕事を引き受けました。その時の映画というのが1986年公開の『エイリアン2』です。

12.『ターミネーター2』予告映像はある作品からインスピレーション受けていた

『ターミネーター2』の予告映像の中に複数のターミネーターが工事で生産されるシーンがあります。この映像は『機動警察パトレイバー the Movie』からインピレーションを受けて制作されたそうです。