マーベルを彩るスーパーアイテムをご紹介!
マーベルコミックといえば、アイアンマンやキャプテン・アメリカなどさまざまなヒーローコミックを輩出していることで有名ですね。近年でも、それぞれのスーパーヒーローに焦点を当てた実写映画やマーベルコミックに登場するキャラクターたちの活躍を描いたヒーロー映画『アベンジャーズ』シリーズも大人気。
今回は、その様なマーベルコミックに登場する15のアイテムをご紹介いたします。
ピム・パーティクルズ
1962年に出版された短編コミック『The Man in the Ant Hill』の主人公ヘンリー・ピム(アントマン)は優れたバイオ化学者でもあり、彼は素粒子を使って体の大きさを縮小させる装置「ピム・パーティクルズ」を発明しました。
これによって、一般的な人間の体のサイズを蟻のサイズまで縮めることができます。
ホークアイの弓
映画『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』シリーズに登場するホークアイことクリント・バートンは特段特殊能力を持たない人間です。しかし、彼は狙いを定めたものへ絶対に弓を外さない腕前の持ち主でもあります。
弓矢を放つ際に要する力は時に110kg以上の力にもなるのです。特殊能力は持たないとはいえ、それ故に鍛え抜かれた肉体と弓矢の腕前により、多くの仲間を救ってきました。
エクストリミス
『アイアンマン3』でアイアンマンの敵アルドリッチ・キリアンが身に着けた能力であるエクストリミスは体から高熱を発する能力。
高熱と言っても、3000度という驚異的な温度であるこの特殊能力は、ほぼ無敵と言ってもいいほど。“歩くマグマ”の様な驚異的な存在です。
ブラックホール手榴弾
映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』に登場した敵のダークエルフが使用したブラックホール手榴弾。作品の重要な鍵となるアイテムなのですが、この爆弾はただの爆弾ではなく、放り投げられた半径2~3メートルあたりの空間のすべてを吸い込んでしまう、ブラックホールの様な武器です。
投げられたら太刀打ちするのも難しい、とても厄介な武器ですね。
ヤカ
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の主人公ピーター・クイルの宇宙界の父親で盗賊の頭領でもあるヨンドゥ。
彼の使う武器“ヤカ”は、持ち主であるヨンドゥの口笛で自由自在に動いて彼の思いのままに敵を貫いていきます。本作で大勢の敵を一瞬で倒した場面を見るとその強さと速さ、そして正確さがよくわかりますね。
バッキー・バーンズの義手
映画『キャプテン・アメリカ』シリーズに登場するウィンター・ソルジャーのバッキー・バーンズは、かつてはキャプテン・アメリカの親友でしたが、とある出来事により左腕と記憶を失います。そして、彼の腕には旧ソ連によって義手がつけられたのですが、普通の義手ではありません。
これは旧ソ連が自国の生体工学技術の結晶とも言うべき最強の義手であり、超人的なパワーを手にすることができます。他にも、ものを正確にとらえて攻撃したり、義手を制御している電子を使って攻撃をしたりと、キャプテン・アメリカと同等、時にはそれ以上の強さを発揮するのです。
アイアンマン マーク45
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でトニー・スタークことアイアンマンが装着していたスーツがマーク45というパワードスーツです。
最先端技術がつぎ込まれた戦闘装備45代目であるこのスーツには、それまでの人工知能「J.A.R.V.I.S.」に代わって「F.R.I.D.A.Y.」を搭載。また防御機能が若干劣った反面、それまでの欠点をカバーした攻撃により特化したものとなっています。
グングニル
ロキが持っている槍・グングニルは、神々が住む世界アスガルドで作られた魔槍です。
兄のソーは最強のハンマー、ムジョルニアを持っていますが、対して弟のロキがもつこのグングニルは、ひとたび狙いを定めたら絶対に命中させたり、人知を超えたパワーを人や物に与えられたりするという驚異的な力を持っています。
ハルクバスター
映画『インクレディブル・ハルク』や『アベンジャーズ』シリーズなどでも、その強さを生かした戦闘っぷりを見せてくれる超人ハルク。
普段は心優しいロバート・ブルース・バナーという人格はひとたび怒りを感じると自我を保てなくなるハルクとなってしまいます。マーベルキャラクターの中でもトップクラスの強さをもつハルクですが、敵味方関係なく攻撃してしまうため、その暴走状態を阻止するために、トニー・スタークが対ハルク専用の戦闘兵器“ハルクバスター”を作りました。
ある意味最終兵器であるこの兵器の姿、制作したアイアンマンを彷彿とさせるフォルムを持っていますね。
スーパー・セイラム
第二次世界大戦下、ナチスの脅威に打ち勝つためにアメリカは超人的な人間を生み出すために「スーパー・ソルジャー計画」というものを秘密裏に進めていました。この実験に使われた超人的肉体を得る根源こそ、この計画実験で使われた血清スーパー・セイラムでした。
これは人間の能力を最大限まで引き上げるもので、肉体に投与されると強靭さや素早さ、体力や知力が格段に優れ、究極の強さを保持します。キャプテン・アメリカが1世紀近く氷漬け状態でありながら生命を保持できたのは、この血清の力によるものです。
キャプテン・アメリカの盾
キャプテン・アメリカのシンボルでもあり、希少金属ヴィブラニウムと鉄によって生成されているこの盾は、一般的な盾としての使い方以外にも、振り回したり敵に向かって投げる攻撃武器としても使用でき、キャプテン・アメリカ自身だけでなく、仲間の窮地も救っています。
この盾は、スーパー・ソルジャー計画に協力した技術者であり発明家であるトニー・スタークの父、ハワード・スタークが開発しました。
ムジョルニア
ソーにしか使うことのできないこの最強のハンマーは、飛行能力やテレポーテーション、爆発や天候操作など、人知を超えた能力を持っています。
また、ソーは作中で軽々とこのハンマーを持ち上げ振り回していますが、彼以外でこれを持ち上げることができるのは、ソーと同じかそれ以上に高潔な心を持っている者のみです。そのため、作中でも最高レベルの強さを誇るアイテムのひとつでしょう。
アイ・オブ・アガモット
元優れた脳外科医でありながら、とある出来事からヒーロー“ドクター・ストレンジ”となったスティーヴン・ストレンジ。彼は、いくつかの魔法道具を有していますが、その中のひとつがこの「アイ・オブ・アガモット」です。
邪悪な魔術を無効化する力を持つこれは、パワー・真実・予知の力を持つ魔術師アガモットの眼。2017年1月に公開される『ドクター・ストレンジ』でも登場すること間違いなしでしょう。
ジャーヴィス
トニー・スタークが生み出した人工知能であるジャーヴィス。
彼は、スタークのよき理解者として、そして確かな戦力として、アベンジャーズの中心メンバーであるアイアンマンを支えてきました。その緻密さ、正確さ、判断力の素早さ、そのすべてが、アイアンマンを全面的にサポートし、なくてはならない存在となっています。
インフィニティ・ストーンズ
マーベル作品の最大の鍵ともいえる存在が、このインフィニティ・ストーンズです。これは、最大の敵であるだろうと予測されているヴィラン、サノスの能力を引き出すパワーの根源であり、全部で6つのストーンがあります。
これらのストーンは、「魂」、「時間」、「空間」、「精神」、「力」、そして「時間」を支配する力を持っており、映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、映画の終盤にガントレットをはめたサノスも登場していました。
マーベル作品の最大の鍵となるのがこのインフィニティ・ストーンズなので、今後の作品ではより核心に迫る展開が見られるのではないでしょうか。