2019年7月2日更新

インフィニティ・ストーン、マーベルの世界に存在する6つの石の種類や能力を徹底解説

サノス、インフィニティストーン
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

マーベル・コミックス世界のキーアイテム、インフィニティ・ストーン。ここではその6つのストーンについて、それぞれの能力やMCUシリーズで語られてきた来歴を解説します。

目次

6つのインフィニティ・ストーン、マーベルに登場する重要な石を解説

※この記事には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』他、MCU各作品のネタバレが含まれます! MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で重要アイテムであるインフィニティ・ストーンは、フェーズ1からフェーズ3を通して少しずつ登場し、徐々にその重要性が明らかになっていきました。 マーベル最大のヴィランであるサノスが、独善的な考えのもと、そのすべてを集めようとしていたインフィニティ・ストーン。それらひとつひとつはどんな力を持ち、サノスに奪われる前は誰が持っていたのでしょうか。 複雑になりやすいインフィニティ・ストーンについて、それぞれ詳しく解説していきます。

インフィニティ・ストーンとは?

インフィニティ・ストーンとは、マーベル・コミックスの世界に登場する重要な物体です。MCUにおいては、宇宙誕生以前から存在した6つの特異点が、大爆発によって宇宙が誕生した際に6つのエネルギーの結晶に姿を変えたもの、とされています。 インフィニティ・ストーンを意のままに操れるのは、並外れた力を持つ者だけなのだとか。 ストーンは宇宙中に散らばり、そのときどきで数々の所有者の手に渡ってきました。その経緯についてはMCUのなかでも度々描かれてきましたが、必ずしも時系列に登場していないため、ストーンそれぞれの物語を把握するのは簡単ではありません。

1. スペース・ストーン/カラー:青 【空間を自在に行き来できる】

初出:『マイティ・ソー』(2011) 最終所有者:ロキ

ロキ,マイティ ソー バトルロイヤル, トム・ヒドルストン
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

「四次元キューブ」とも呼ばれる「テッセラクト」という立方体に収められたスペース・ストーン。このストーンは、別次元への通路(ワームホール)を作り出し、空間の瞬間移動を可能にする力を持っています。 かつてヒドラのレッド・スカルがスペース・ストーンを兵器化しようと目論みますが失敗。テッセラクトはS.H.I.E.L.D.(シールド)で保管されます。このことは『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)で語られました。しかしながら『マイティ・ソー』(2011)でロキがテッセラクトを盗み出し、『アベンジャーズ』(2012)で彼はワームホールを使って地球を混乱に陥れます。 ロキの敗北後、ソーが故郷アスガルドにテッセラクトを持ち帰りオーディンのコレクションと共に保管。しかし、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で描写された通り、再度ロキの手に渡りました。

2. マインド・ストーン/カラー:黄色【他人の精神を操る】

初出:『アベンジャーズ』(2012) 最終所有者:ヴィジョン

ヴィジョン、アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン
© Walt Disney Studios Motion Pictures

人の心を操ることができる黄色のマインド・ストーンは、かつては超兵器開発にも利用されていました。 『アベンジャーズ』で、ロキはテッセラクトだけでなくマインド・ストーンも手に入れていました。彼が持っていた「セプター」と呼ばれる杖、そこに埋め込まれていたのがマインド・ストーンです。 戦いの後、S.H.I.E.L.D.によって管理されていたセプターは『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』(2014)で、対立組織ヒドラに奪われてしまいます。しかし、アベンジャーズはセプターを『アベンジャーズ /エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で取り返し、トニー・スタークがマインド・ストーンの力で人工知能ウルトロンを作り出しました。 そしてウルトロンがセプターの力を借りて作ったボディにトニー・スタークらが人工知能を搭載し、マインド・ストーンの力を得た人造人間ヴィジョンが誕生します。最終的に、マインド・ストーンはヴィジョンの額に嵌め込まれました。

3. リアリティ・ストーン/カラー:赤【物質を変換できる】

初出:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013) 最終所有者:コレクター

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ゾーイ・サルダナ、ベニチオ・デル・トロ
©︎MARVEL STUDIOS

リアリティ・ストーンは宇宙を無にできるほどのパワーを持っており、触れたものを暗黒物質(ダークマター)に変えることができます。また、ストーンといいながら「エーテル」と呼ばれる液状で存在しているのも特徴。 未だ宇宙の揺籃期、アスガルドの神々は宇宙を滅ぼそうとしたマレキスからエーテルを奪い返し、それをアスガルドの地中深くに隠しました。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』では、ソーの恋人ジェーンが突然アスガルドに飛ばされ、エーテルを吸収してしまいました。彼女を狙い再び現れたマレキスを倒し、ソーはエーテルをアスガルドから離れた惑星、ノーウェアにいるコレクターの元に預けることにしました。

4. パワー・ストーン/カラー:紫【文明を全滅させる】

初出:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014) 最終所有者:ノバ軍

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、クリス・プラット
©︎MARVEL STUDIOS

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はパワー・ストーンを収めた「オーブ」を巡る物語でした。スター・ロードことピーター・クイルは、その正体を知らないままにオーブを惑星モラグから盗み出し、コレクターに売りさばこうとします。この時オーブの力のせいで爆発が起きてしまいました。 彼はオーブを信頼できる所に預けようとしますが、クリー人のロナンがオーブを狙い、その圧倒的なパワーを己の野望のために使おうとします。ガーディアンズのメンバーが惑星の破壊を阻止した際に、ピーター・クイルは焼き尽くされそうになりながら身体を張ってオーブを奪い返しました。その後、オーブは銀河の秩序を守る星、ザンダー星にあるノバ軍に預けられました。

5. タイム・ストーン/カラー:緑【時間を操作することができる】

初出:『ドクター・ストレンジ』(2016) 最終所有者:ドクター・ストレンジ

「アガモットの目」と呼ばれるネックレス型の容器に入れられているタイム・ストーンは『ドクター・ストレンジ』に登場しました。 ネパールはカトマンズに位置する魔術師の住処カマー・タージに保管されていたネックレス。魔術師として飛躍的な成長を遂げた元外科医のドクター・ストレンジはそのネックレスを見つけ、その使い方も独学で身につけます。彼は、闇の魔術師カエシリウスや宇宙の強敵ドルマムゥとの戦闘でネックレスを使った後、再び元の保管場所カマー・タージにネックレスを戻しました。 その後、魔術師の最高位である「ソーサラー・スプリーム」となったストレンジは、常に「アガモットの目」も身につけるようになります。

6. ソウル・ストーン【魂を司る】

初出:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) 最終所在地:惑星ヴォミア

アベンジャーズ インフィニティウォー
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

「インフィニティ・ウォー」までその力も所在地も不明だったソウル・ストーンは、惑星ヴォミアにあることがわかりました。サノスから魂を司る力があるソウル・ストーンを探すよう命じられていたガモーラは、ストーンを見つけたものの、サノスのもとに持ち帰らず、惑星ヴォミアに隠していたのです。 「インフィニティ・ウォー」でサノスが惑星ヴォミアを訪れると、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』に登場したヒドラのレッド・スカルがいました。彼は、「ファースト・アベンジャー」の終盤でスペース・ストーンの力によって、この惑星まで飛ばされていたのです。 そしてサノスにストーンを手に入れる方法を教えました。

サノスと左手のガントレット

サノス、インフィニティストーン
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

全てのインフィニティ・ストーンを集め、宇宙の支配を企んでいるのがサノスです。タイタン人のサノスはマーベル・コミックス世界における最強ヴィランの1人として知られています。 彼は6つのインフィニティ・ストーンを嵌めて左手に装着することで絶大な力を発揮するガントレットを作りました。 ちなみに「インフィニティ・ウォー」公開以前は、インフィニティ・ストーンを収めた容器の頭文字並べると"サノス(THANOS)”になる、という噂がありました。テッセラクト(T)、エーテル(A)、ネックレス(N)、オーブ(O)、セプター(S)、そしてソウル・ストーンは”H”から始まるものに収められていると言われていましたが、実際には惑星ヴォミアに隠されており、この説の真偽は謎のままになっています。

サラリと明かされた右手のガントレットの真実

オーディン,マイティ・ソー ダーク・ワールド, アンソニー・ホプキンス
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

ガントレットといえば、オーディンもコレクションのひとつとして右手のガントレットを保管していました。しかし、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)で、そのガントレットの秘密が明らかになったのです。 それは、オーディンのガントレットが偽物だということ。かねてより偽物ではないかと噂されていましたが、あまりにもさり気なく明かされたのは衝撃でした。たしかに、オーディンが持っていたガントレットには、インフィニティ・ストーンのような石がすべて埋め込まれていましたね。

サノスはどうやってインフィニティ・ストーンをすべて手に入れたのか

サノス インフィニティ・ウォー (ゼータ)
©Supplied by LMK

ここでは、「インフィニティ・ウォー」でサノスがストーンを手に入れた順番と、その方法を整理してみましょう。 まず、サノスはノバ軍が保管しているパワー・ストーンを狙ってザンダー星を破壊。その後、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』のラストで故郷アスガルドを捨て旅立ったソーたちの宇宙船を襲撃します。ここでサノスはロキを殺害し、スペース・ストーンを手に入れました。 リアリティ・ストーンを守るため、ガーディアンズの一部がコレクターのもとに向かったときには時すでに遅し。サノスはガモーラを連れて惑星ヴォミアへ行ってしまいます。ソウル・ストーンを手に入れるためには自分のもっとも愛するものを犠牲にしなければならず、サノスは義娘であるガモーラを崖から突き落としました。

アベンジャーズ インフィニティウォー
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

サノスはその後、タイタン星でアイアンマンやドクター・ストレンジ、ガーディアンズらと大乱闘を繰り広げたすえ、ドクター・ストレンジからタイム・ストーンを奪い取ることに成功。最後に地球に向かったサノス。ワカンダでのキャプテン・アメリカらの必死の抵抗も虚しく、一度はスカーレット・ウィッチが破壊したヴィジョンのマインド・ストーンをタイム・ストーンの力で元に戻し、彼の額から奪い取りました。 こうしてすべてのストーンを手に入れたサノスは、ガントレットをはめた左手の指を鳴らし、宇宙の生命の半数を消し去ったのです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではインフィニティ・ストーンはどうなるのか!?

こうしてサノスの元にすべてが集まってしまったインフィニティ・ストーン。それぞれに強大な力を持っているストーンが集まれば、サノスの狙った通り宇宙の生命、その半数を消し去ることができてしまいました。 ストーンがその後どうなったのか、サノスがその後どうなったのかは未だ不明ですが、全ては『アベンジャーズ/エンドゲーム』で明らかになることでしょう。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、2019年4月26日いよいよ全国ロードショーです!