インフィニティ・ストーン、マーベルの世界に存在する6つの石の能力を解説!

2018年5月8日更新

マーベル・コミックス世界のキーアイテム、インフィニティ・ストーン。その能力やMCUシリーズで語られてきた来歴を解説します。

インフィニティ・ストーンとは?

インフィニティ・ストーンとは、マーベル・コミックスの世界に登場する物体です。コズミック・エンティティとよばれる宇宙原初の存在によって創造され、そのときの様子は惑星モラグの寺院に壁画として伝わっています。しかし『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では宇宙誕生の際に爆発した6つの特異点の残骸であると語られました。 コミックス世界最大の力とされるインフィニティ・ストーンのエネルギーは計り知れず、世界を一瞬で滅ぼすことができるとも言われています。 インフィニティ・ストーンは宇宙中に散らばり、そのときどきで数々の所有者の手に渡ってきました。その経緯についてはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズのなかでも度々描かれてきましたが、必ずしも時系列に登場していないため、ストーンそれぞれの物語を把握するのは簡単ではありません。 今回はインフィニティ・ストーンの能力や、どの映画に出てきたかをまとめました。

インフィニティ・ストーンの能力一覧

全部で6つあるインフィニティ・ストーンはそれぞれ異なる能力をもっています。これまでのMCUでは5つが確認されています。 青いインフィニティ・ストーン、スペース・ストーンはワームホールを作り出し、空間の瞬間移動を可能にします。 黄色のマインド・ストーンは相手の精神を支配し、操作できます。 赤色のリアリティ・ストーンはとてつもない破壊力をもっています。宇宙を無に帰すことさえできるそうです。 紫色のパワー・ストーンも破壊力が特徴です。あらゆるものを破壊でき、触れたものを焼き尽くしてしまいます。 緑色のタイム・ストーンは時間を操ることができます。時間を止めることも巻き戻すことも、自由自在に操作可能にするのです。 最後は、橙色のソウル・ストーン。このインフィニティ・ストーンについては未だ詳細が明らかになっておらず、どこにあるかもわかりません。 では、6つのインフィニティ・ストーンはどのような形でどこに存在し、いつ誰の手に渡ったのでしょうか。ひとつひとつ見ていきたいと思います。

スペース・ストーン

「テッセラクト」と呼ばれる立方体に収められたスペース・ストーン。「四次元キューブ」とも呼ばれていますね。 かつてレッド・スカルがスペース・ストーンを兵器化しようと目論みますが失敗、テッセラクトはS.H.I.E.L.D.(シールド)で保管されます。このことは『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)で語られました。しかしながら『マイティ・ソー』(2011年)でロキが保管されているテッセラクトを盗み出し、『アベンジャーズ』(2012年)で彼はワームホールを使って地球を混乱に陥れます。 ロキの敗北後、ソーが故郷アスガルドにテッセラクトを持ち帰りオーディンのコレクションと共に保管しました。しかし、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)の描写からして、現在は再びロキが所有しているとみてよいでしょう。

マインド・ストーン

『アベンジャーズ』(2012年)でロキはテッセラクトだけでなく、マインド・ストーンも手に入れていました。彼が持っていた「セプター」と呼ばれる杖、そこに埋め込まれていたのがマインド・ストーンです。 戦いの後、S.H.I.E.L.D.によって管理されていたセプターは『キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー』(2014年)で、ナチスから派生したヒドラという組織に奪われます。奪われたセプターは『アベンジャーズ エイジオブウルトロン』(2015年)で奪還されるものの、トニースタークがそこに埋め込まれたマインド・ストーンの力で作り出したウルトロンの思想は過激になり、敵対します。 そしてウルトロンがセプターの力を借りて作ったボディにトニー・スタークらが人工知能を搭載し、マインド・ストーンの力を得た人造人間ヴィジョンが誕生します。つまり、マインド・ストーンの現在の所有者はヴィジョンで、彼の額に嵌め込まれているのです。

リアリティ・ストーン

リアリティ・ストーンはストーンといいながら液状の「エーテル」と呼ばれるかたちで存在しています。 未だ宇宙の揺籃期、宇宙を滅ぼそうとしたマレキスから奪取されたエーテルはアスガルドの地中深くに埋められました。そこから遥かに時が流れ、ソーの恋人ジェーンが突然アスガルドに飛ばされて、エーテルを吸収してしまいます。彼女を狙い再び現れたマレキスを倒し、エーテルはアスガルドから離れたノーウェアにいるコレクターの元へ。ここまでは『マイティ・ソー ダークワールド』(2014年)で描かれました。 ただし、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)でコレクターの保管庫が爆発してしまったので現在の確かな所有者はわかりません。

パワー・ストーン

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はパワー・ストーンを収めた「オーブ」を巡る物語でした。 スター・ロードことピーター・クイルはその正体を知らないままにオーブを惑星モラグから盗み出しコレクターに売りさばこうとします。この時オーブの力のせいで爆発が起きます。 彼はオーブを信頼できる所に預けようとしますが、ロナンはオーブを狙い、圧倒的なパワーに気づくと己の野望のために使おうとします。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーが惑星の破壊を阻止、その際にピーター・クイルは焼き尽くされそうになりながら身体を張ってオーブを奪い返しました。その後、オーブはノバ軍に預けられました。

タイム・ストーン

「アガモットの目」と呼ばれるネックレス型の容器に入れられているタイム・ストーンは『ドクター・ストレンジ』(2017年)に登場しました。 ネパールはカトマンズに位置する魔術師の住処カマー・タージに保管されていたネックレス。魔術に関しても飛躍的な成長を遂げた元外科医のドクター・ストレンジはネックレスを見つけ、その使い方も身につけます。彼は、闇の魔術師カエシリウスや宇宙の強敵ドルマムゥとの戦闘でネックレスを使った後、再び元の保管場所カマー・タージにネックレスを戻しました。

ソウル・ストーンはどこにある?

ブラックパンサー
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

誰がどこにどんなアイテムとして持っているのかがわかっていないソウル・ストーンについては2つの有力な推測を取り上げておきましょう。 1つは2018年に公開予定の『ブラックパンサー』に登場するだろうという説。MCUシリーズの今後の展開を考えると『ブラックパンサー』以外に残された作品がないというのが理由です。 もう1つの説はアスガルド最強の守護神であるヘイムダルがソウル・ストーンの所有者であり、千里眼などの彼の能力もストーンの存在と密接に関わっているという説です。彼の鎧に橙色の石が嵌め込まれていることに注目した予想です。

サノスと左手のガントレット

全てのインフィニティ・ストーンを集め、宇宙の支配を企んでいるのがサノスです。タイタン人のサノスはマーベル・コミックス世界における最強ヴィランの1人として知られています。 彼は6つのインフィニティ・ストーンを嵌めて左手に装着することで絶大な力を発揮するガントレットを作りました。 ちなみにインフィニティ・ストーンを収めたテッセラクト、エーテル、ネックレス、オーブ、セプターの頭文字を並べると……TANOS。サノス(THANOS)になるにはあと一文字、Hが足りないのです。ソウル・ストーンの所有者にヘイムダルの名前が上がるのは、こういう理由もあるようです。

サラリと明かされた右手のガントレットの真実

ガントレットといえば、オーディンもアスガルドに右手のガントレットを保管していました。『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)では、ガントレットの秘密が明かされました。 それはオーディンのガントレットが偽物だということ。かねてより偽物ではないかと噂されていましたが、あまりにもさり気なく明かされたのは衝撃でした。

すべては『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』へ

ここまでまとめてきたインフィニティ・ストーンが物語の核となると思われるのが、2018年4月27日に日本でも公開される『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』。ファン待望のアベンジャーズ4作目です。 解禁された予告映像にはガントレットを着けたサノスが登場し、最強ヴィランの本格始動を予感させます。これまで断片的に描かれてきたインフィニティ・ストーンの全貌がついに明かされ、ストーンをめぐるヒーローたちの戦いはいよいよ最終決戦へと向かっていくことでしょう。 また、アベンジャーズのメンバーだけでなく、パワーストーンのエネルギーに耐えたピーター・クイルや実戦でタイム・ストーンを使いこなしたドクター・ストレンジなどのヒーローも参戦する模様。インフィニティ・ストーンをめぐってヒーローたちがどんな運命を辿るのか、作品への期待が高まりますね。

最新作公開にむけて、インフィニティ・ストーンに注目!

いかがでしたでしょうか。戦いの原因となりヒーローを苦しめることもあれば、新しい超人を生み出すこともあるインフィニティ・ストーン。 これまでのMCU世界を振り返るために、そして『ブラック・パンサー』や『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』公開をむかえるために、もう一度過去の作品を見直してそこに登場するインフィニティ・ストーンを確認するのも良いかもしれませんね。