インフィニティ・ストーンって何?マーベルの世界に存在する6つの石の種類や能力を徹底解説
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の物語を貫く最重要アイテムが、6つのインフィニティ・ストーンです。フェーズ1からフェーズ3にかけて少しずつ姿を見せ、サノスとの決戦を描く「インフィニティ・サーガ」の鍵を握る存在として描かれてきました。 宇宙最強のヴィラン・サノスが、独善的な信念のもとに集めようとしたインフィニティ・ストーン。ひとつひとつがどんな力を持ち、サノスに奪われるまで誰の手にあったのでしょうか。 登場作品が入り組んでいて把握しづらいインフィニティ・ストーンを、色・能力・所有者の変遷まで一つずつ整理して解説します。 ※この記事には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』他、MCU各作品のネタバレが含まれます!
タップできる目次
- 6つのインフィニティ・ストーン、マーベルに登場する重要な石を解説
- 1. スペース・ストーン/カラー:青 【空間を自在に行き来できる】
- 2. マインド・ストーン/カラー:黄色【他人の精神を操る】
- 3. リアリティ・ストーン/カラー:赤【物質を変換できる】
- 4. パワー・ストーン/カラー:紫【文明を全滅させる】
- 5. タイム・ストーン/カラー:緑【時間を操作することができる】
- 6. ソウル・ストーン/カラー:橙【魂を司る】
- サノスと左手のガントレット
- サノスはどうやってインフィニティ・ストーンをすべて手に入れたのか
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』でインフィニティ・ストーンはどうなった?
- インフィニティ・ストーンに関するよくある質問
6つのインフィニティ・ストーン、マーベルに登場する重要な石を解説
インフィニティ・ストーンとは、マーベル・コミックスの世界に登場する重要な物体です。MCUにおいては、宇宙誕生以前から存在した6つの特異点が、大爆発によって宇宙が誕生した際に6つのエネルギーの結晶に姿を変えたもの、とされています。 インフィニティ・ストーンを意のままに操れるのは、並外れた力を持つ者だけなのだとか。 ストーンは宇宙中に散らばり、そのときどきで数々の所有者の手に渡ってきました。その経緯についてはMCUのなかでも度々描かれてきましたが、必ずしも時系列に登場していないため、ストーンそれぞれの物語を把握するのは簡単ではありません。
1. スペース・ストーン/カラー:青 【空間を自在に行き来できる】
初出:『マイティ・ソー』(2011) 最終所有者:ロキ

「四次元キューブ」とも呼ばれる「テッセラクト」という立方体に収められたスペース・ストーン。このストーンは、別次元への通路(ワームホール)を作り出し、空間の瞬間移動を可能にする力を持っています。 かつてヒドラのレッド・スカルがスペース・ストーンを兵器化しようと目論みますが失敗。テッセラクトはS.H.I.E.L.D.(シールド)で保管されます。このことは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)で語られました。しかしながら『マイティ・ソー』(2011)でロキがテッセラクトを盗み出し、『アベンジャーズ』(2012)で彼はワームホールを使って地球を混乱に陥れます。 ロキの敗北後、ソーが故郷アスガルドにテッセラクトを持ち帰りオーディンのコレクションと共に保管。しかし、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で描写された通り、再度ロキの手に渡りました。
2. マインド・ストーン/カラー:黄色【他人の精神を操る】
初出:『アベンジャーズ』(2012) 最終所有者:ヴィジョン

人の心を操ることができる黄色のマインド・ストーンは、かつては超兵器開発にも利用されていました。 『アベンジャーズ』で、ロキはテッセラクトだけでなくマインド・ストーンも手に入れていました。彼が持っていた「セプター」と呼ばれる杖、そこに埋め込まれていたのがマインド・ストーンです。 戦いの後、S.H.I.E.L.D.によって管理されていたセプターは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)で、対立組織ヒドラに奪われてしまいます。しかし、アベンジャーズはセプターを『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で取り返し、トニー・スタークがマインド・ストーンの力で人工知能ウルトロンを作り出しました。 そしてウルトロンがセプターの力を借りて作ったボディにトニー・スタークらが人工知能を搭載し、マインド・ストーンの力を得た人造人間ヴィジョンが誕生します。最終的に、マインド・ストーンはヴィジョンの額に嵌め込まれました。
3. リアリティ・ストーン/カラー:赤【物質を変換できる】
初出:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013) 最終所有者:コレクター
リアリティ・ストーンは宇宙を無にできるほどのパワーを持っており、触れたものを暗黒物質(ダークマター)に変えることができます。また、ストーンといいながら「エーテル」と呼ばれる液状で存在しているのも特徴。 未だ宇宙の揺籃期、アスガルドの神々は宇宙を滅ぼそうとしたマレキスからエーテルを奪い返し、それをアスガルドの地中深くに隠しました。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』では、ソーの恋人ジェーンが突然アスガルドに飛ばされ、エーテルを吸収してしまいました。彼女を狙い再び現れたマレキスを倒し、ソーはエーテルをアスガルドから離れた惑星、ノーウェアにいるコレクターの元に預けることにしました。
4. パワー・ストーン/カラー:紫【文明を全滅させる】
初出:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014) 最終所有者:ノバ軍

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はパワー・ストーンを収めた「オーブ」を巡る物語でした。スター・ロードことピーター・クイルは、その正体を知らないままにオーブを惑星モラグから盗み出し、コレクターに売りさばこうとします。この時オーブの力のせいで爆発が起きてしまいました。 彼はオーブを信頼できる所に預けようとしますが、クリー人のロナンがオーブを狙い、その圧倒的なパワーを己の野望のために使おうとします。ガーディアンズのメンバーが惑星の破壊を阻止した際に、ピーター・クイルは焼き尽くされそうになりながら身体を張ってオーブを奪い返しました。その後、オーブは銀河の秩序を守る星、ザンダー星にあるノバ軍に預けられました。
5. タイム・ストーン/カラー:緑【時間を操作することができる】
初出:『ドクター・ストレンジ』(2016) 最終所有者:ドクター・ストレンジ

「アガモットの目」と呼ばれるネックレス型の容器に入れられているタイム・ストーンは『ドクター・ストレンジ』に登場しました。 ネパールはカトマンズに位置する魔術師の住処カマー・タージに保管されていたネックレス。魔術師として飛躍的な成長を遂げた元外科医のドクター・ストレンジはそのネックレスを見つけ、その使い方も独学で身につけます。彼は、闇の魔術師カエシリウスや宇宙の強敵ドルマムゥとの戦闘でネックレスを使った後、再び元の保管場所カマー・タージにネックレスを戻しました。 その後、魔術師の最高位である「ソーサラー・スプリーム」となったストレンジは、常に「アガモットの目」も身につけるようになります。
6. ソウル・ストーン/カラー:橙【魂を司る】
初出:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) 最終所在地:惑星ヴォーミア

「インフィニティ・ウォー」までその力も所在地も不明だったソウル・ストーンは、惑星ヴォーミアにあることがわかりました。サノスから魂を司る力があるソウル・ストーンを探すよう命じられていたガモーラは、ストーンを見つけたものの、サノスのもとに持ち帰らず、惑星ヴォーミアに隠していたのです。 「インフィニティ・ウォー」でサノスが惑星ヴォーミアを訪れると、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』に登場したヒドラのレッド・スカルがいました。彼は、「ファースト・アベンジャー」の終盤でスペース・ストーンの力によって、この惑星まで飛ばされていたのです。 そしてサノスにストーンを手に入れる方法を教えました。
サノスと左手のガントレット

全てのインフィニティ・ストーンを集め、宇宙の支配を企んでいるのがサノスです。タイタン人のサノスはマーベル・コミックス世界における最強ヴィランの1人として知られています。 彼は6つのインフィニティ・ストーンを嵌めて左手に装着することで絶大な力を発揮するガントレットを作りました。 ちなみに「インフィニティ・ウォー」公開以前は、インフィニティ・ストーンを収めた容器の頭文字を並べると"サノス(THANOS)"になる、という噂がありました。テッセラクト(T)、エーテル(A)、ネックレス(N)、オーブ(O)、セプター(S)、そしてソウル・ストーンは"H"から始まるものに収められていると言われていましたが、実際には惑星ヴォーミアに隠されており、この説の真偽は謎のままになっています。
サラリと明かされた右手のガントレットの真実
ガントレットといえば、オーディンもコレクションのひとつとして右手のガントレットを保管していました。しかし、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)で、そのガントレットの秘密が明らかになったのです。 それは、オーディンのガントレットが偽物だということ。かねてより偽物ではないかと噂されていましたが、あまりにもさり気なく明かされたのは衝撃でした。たしかに、オーディンが持っていたガントレットには、インフィニティ・ストーンのような石がすべて埋め込まれていましたね。
サノスはどうやってインフィニティ・ストーンをすべて手に入れたのか
ここでは、「インフィニティ・ウォー」でサノスがストーンを手に入れた順番と、その方法を整理してみましょう。 まず、サノスはノバ軍が保管しているパワー・ストーンを狙ってザンダー星を破壊。その後、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のラストで故郷アスガルドを捨て旅立ったソーたちの宇宙船を襲撃します。ここでサノスはロキを殺害し、スペース・ストーンを手に入れました。 リアリティ・ストーンを守るため、ガーディアンズの一部がコレクターのもとに向かったときには時すでに遅し。サノスはガモーラを連れて惑星ヴォーミアへ行ってしまいます。ソウル・ストーンを手に入れるためには自分のもっとも愛するものを犠牲にしなければならず、サノスは義娘であるガモーラを崖から突き落としました。
サノスはその後、タイタン星でアイアンマンやドクター・ストレンジ、ガーディアンズらと大乱闘を繰り広げたすえ、ドクター・ストレンジからタイム・ストーンを奪い取ることに成功。最後に地球に向かったサノス。ワカンダでのキャプテン・アメリカらの必死の抵抗も虚しく、一度はスカーレット・ウィッチが破壊したヴィジョンのマインド・ストーンをタイム・ストーンの力で元に戻し、彼の額から奪い取りました。 こうしてすべてのストーンを手に入れたサノスは、ガントレットをはめた左手の指を鳴らし、宇宙の生命の半数を消し去ったのです。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』でインフィニティ・ストーンはどうなった?
こうしてサノスの手元にすべてが集まってしまったインフィニティ・ストーン。6つの強大な力が揃ったことで、サノスは狙い通り指を鳴らすだけで宇宙の生命の半数を消し去りました。 その後を描いた『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、サノスがストーンの力を使ってストーンそのものを消滅させてしまいます。復活の望みを断たれたアベンジャーズは、過去の時間軸へ遡ってストーンを回収する「タイム泥棒」作戦を決行しました。 集めたストーンの力で、まずハルクが指を鳴らして消えた人々を復活させます。最後はアイアンマンことトニー・スタークが自らの命と引き換えにサノスの軍勢を消し去りました。役目を終えたストーンは、キャプテン・アメリカの手で、歴史が枝分かれしないようそれぞれ元の時代へと返されたのです。
インフィニティ・ストーンに関するよくある質問
Q. インフィニティ・ストーンは全部でいくつありますか? A. 全部で6つです。スペース・ストーン、マインド・ストーン、リアリティ・ストーン、パワー・ストーン、タイム・ストーン、ソウル・ストーンの6種類が存在します。宇宙誕生以前からあった6つの特異点が、大爆発で宇宙が生まれた際に6つのエネルギーの結晶へ姿を変えたものとされています。 Q. それぞれのストーンの色と能力を教えてください。 A. スペースは青で空間を自在に行き来でき、マインドは黄色で他人の精神を操れます。リアリティは赤で物質を変換し、パワーは紫で文明を全滅させるほどの力を持ちます。タイムは緑で時間を操作でき、ソウルは魂を司る力を秘めています。 Q. ソウル・ストーンはどこに隠されていましたか? A. 惑星ヴォーミアに隠されていました。サノスからストーンを探すよう命じられたガモーラが、見つけた後もサノスのもとへ持ち帰らず、ヴォーミアに隠していたのです。手に入れるには自分の最も愛するものを犠牲にする必要がありました。 Q. サノスはどの順番でストーンを手に入れましたか? A. まずザンダー星を破壊してパワーを、次にソーたちの宇宙船を襲いスペースを奪いました。続いてコレクターからリアリティ、惑星ヴォーミアでガモーラを犠牲にしてソウルを入手します。最後にドクター・ストレンジからタイム、ヴィジョンからマインドを奪い、6つすべてを揃えました。 Q. オーディンが保管していた右手のガントレットは本物でしたか? A. 偽物でした。『マイティ・ソー バトルロイヤル』で、オーディンのガントレットが偽物だと明かされています。あまりにさり気なく明かされたため、多くのファンに衝撃を与えました。




