2017年7月6日更新

シーザーの散りざまにみんなが泣いた。キャラ紹介まとめ【ジョジョ】

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ジョジョ シーザー

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シーザー・アントニオ・ツェペリ、『ジョジョ2部』に登場する波紋使いの青年

第1部”ファントムブラッド”に登場するウィル・A・ツェペリの孫であり、第1部主人公ジョセフ・ジョースターの相棒であり親友です。好みの女性を見つけるとすぐに口説きにいくナンパ男ですが、根は真面目な好青年。 そのため、軽い性格の第1部主人公のジョセフとは当初はウマが合わず、衝突が絶えない関係でした。しかし、戦いや修行で信頼関係を築き、唯一無二の親友となります。

ツェペリ家の誇り高き精神を受け継いだ男

父子家庭だったシーザーは、父・マリオや兄弟たちと幸せに暮らしていましたが、彼が10歳のころ突如、父マリオが行方不明となってしまいます。残されていた財産も親戚に奪われ、兄弟たちとも離れ離れになってしまい、父への憎悪からツェペリの姓を捨てたこともありました。 その後、16歳の頃に偶然マリオを発見。殺すために追跡していたところ、人類を超越した能力を持つ闇の種族・柱の男が眠っている壁に触れてしまいます。壁に吸収されてしまいそうなシーザーを助けたのはマリオでした。 マリオ自身は助けた青年が息子である事に気が付いていませんでしたが、自らを犠牲に他人を助けるという、ツェペリ家の精神をマリオは受け継いでいたのです。この事件で、シーザーは父への恨みを捨て、ツェペリ家の精神を引き継ぐことを決意したのです。 その事から、シーザーはツェペリ家であることを誇りに思っており、ツェペリ家を侮辱するものには容赦がありません。

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ジョジョファンが激怒!?シーザーの生い立ちに関する矛盾点とは

そんな人気キャラクターのシーザーですが、彼の生い立ちに関して大きな矛盾点が存在していました。 それは彼の祖父であるウィル・A・ツェペリが亡くなる際に残した言葉から生まれました。ツェペリは「結婚もしなかったし、家族も作らなかった」という言葉を残すのですが、その後2部でシーザーが登場します。この大きな矛盾に「いい加減な話をするな!」と激怒をしたファンもいたほどだとか。 この矛盾に関しては原作者である荒木飛呂彦から直接謝罪の文章がコミックスに掲載され、その後該当部分は「若い頃結婚していた」という内容に修正されています。

波紋の師・リサリサを母のように慕っている

父マリオの遺言に従い、波紋という呼吸法によって体内にエネルギーを生み出す技術の使い手である、リサリサを師事するようになったシーザー。他の女性にはキザな台詞で絡むシーザーですが、リサリサに対してのみ弟子として真面目な口調で話します。 また、ジョセフに対して「俺は先生を自分の母と同じくらいに尊敬している!無礼するなよ、俺が許さん!」という事から、心から尊敬し、慕っている様子が伺えます。

ワムウとの激闘で死亡

敵であるワムウのアジトを突き止めたシーザー達でしたが、ジョセフとの意見の食い違いでシーザー単身でアジトへ乗り込みます。そこでワムウとの戦いが始まりましたが、あと一歩のところで隙を突かれ敗北。 しかし絶命の間際、ワムウから解毒剤入りのピアスを奪い、最後の力を使い自分の血に波紋を送り込んだシャボン玉に、ピアスと自身のバンダナを入れ、ジョセフに託し死亡しました。 シーザーの死亡シーンはジョジョシリーズ屈指の名場面と言われています。

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波紋での得意技は”シャボン玉”

初登場時にはすでに波紋の使い手で、ジョセフから「主人公は自分なのに必殺技がない」と嫉妬されるほど技が完成していました。攻撃は手袋などに仕込まれている特殊な石鹸水で作ったシャボン玉に、波紋を送り込んだもの。 技の種類が豊富で、シャボン玉に波紋を送り込み発射する”シャボンランチャー”や、巨大なシャボン玉で相手を包み窒息させる”シャボンバリア”などがあります。

シーザーの名言

正義感と責任感に溢れた好青年・シーザー。彼の名言をご紹介します。

オレだってなんかしなくっちゃあな…カッコ悪くてあの世に行けねーぜ…

ジョセフの祖父ジョナサンに波紋の力を与えて散った自身の祖父ウィル、そして息子だと気付かずに自分の命を犠牲にして救ってくれた父マリオを思いながらのセリフです。

おれが最期にみせるのは代代受け継いだ未来にたくすツェペリ魂だ!人間の魂だ!

多くのジョジョファンを泣かせたこのセリフ。ツェペリの誇り高き精神に胸を撃たれます。

シーザー・アントニオ・ツェペリを演じた声優

シーザー・アントニオ・ツェペリを演じたのは佐藤拓也です。2007年から声優活動を始め、少年や青年役が多く、海外ドラマの吹き替えでの出演も多数あります。アニメでの代表作は『カードファイト!!ヴァンガード』の櫂トシキ、『D.Gray-man HALLOW』の神田ユウなどです。