漫画『夏目友人帳』最新話まで全話ネタバレあらすじ&感想!アニメ7期決定の感動系妖怪ファンタジー
『夏目友人帳』のあらすじ
主人公夏目貴志は、幼少の頃に父母と死別。普通の人間には見えない妖(あやかし)が見えることからトラブルに巻き込まれる事が多く、親戚の家をたらい回しにされる生活を送っていました。 ある時、父方の遠縁にあたる藤原夫妻に引き取られ、暖かい家庭に収まることの出来た夏目ですが、妖たちに襲われた際に、「斑」という妖の封印を解いてしまいます。 斑の言によると、夏目は祖母のレイコそっくりで同じように妖が見え、天涯孤独だったレイコは妖達を打ち負かし、名前を奪った契約書を集めて「友人帳」としていた、との事。 「友人帳」を欲しがる斑に「自分が死んだら友人帳を譲る」として用心棒にした夏目は、友人帳に名を連ねる妖達と戦ったり、話したり、色々な経験を積んでいくのでした。
妖怪ものと聞くとホラー系を想像するかもしれませんが少女漫画らしくほっこりする内容が多いので大丈夫です。大人でも涙するような人間ドラマが楽しめます!
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1巻~5巻ネタバレ感想
友人帳から名前を返そうとする夏目のもとに名前を縛られていた妖(あやかし)が訪ねてきて予想外な人間と妖との絆を知りました。旧校舎で行われた肝試しでは時雨という神を発見、実行委員長・笹田と時雨はお互いが会いたがっており結界で気持ちを通わせたのです。 夏目が黒いニャンコ先生を汚れた本物のニャンコ先生と勘違いして友人帳を奪われる事件が発生。友人帳を取り返すため妖の夜会に潜入しました。「人間と妖両方の声が聞ける自分にできることはないか」と考える夏目に、潜入の協力者・紅峰は他の人間とは違うと感じ始めます。 夏目はこれまで孤独に生きてきたことで妖や人間と仲良くすればまた1人になった時、苦しむのではと考えます。しかしその一方で名取やタキといった人間の仲間も増えていくのです。
貴志とレイコさんの孤独は結構つらいし題材も妖怪というおどろおどろしいものだけど、全体的にほっこりする雰囲気がある不思議な魅力の作品です。
6巻~10巻ネタバレ感想
廃墟で棺桶から出られない少年・カイを救った夏目。しかし名取からカイは妖が人間に化けた姿だと知らされます。一度はカイと仲違いしましたが夏目は鬼からカイを守りました。カイは気絶した夏目から友人帳を奪わず山に消えていったのです。 町では妖の血を次々と奪う事件が発生。そして妖に対して冷酷な対応をとる的場一門が大妖怪の封印を解くためにやっていると突き止めました。 北本くんや西村くんとの文化祭でのエピソードや下校の様子など、友達との日常も増えていきますがそこに小学校で夏目をいじめていた柴田が登場。柴田に連れられた先には村崎という女子が待っていました。 柴田は村崎が人間か確かめたかったのです。しかし柴田の疑念通り、村崎は藤の木の精だと判明し……。
的場は恐ろしいけど、やっている根本には彼らなりの正義のためというのが哀しいなー。正反対な考えの夏目とどう折り合いをつけていくのかこれからの展開が気になります。
11巻~15巻ネタバレ感想
両親の実家売却に伴って最後に家を見に行った夏目は、過去のツラい記憶を思い出すとともに「帰る家」があることに感謝するのでした。 ある日、的場から夏目に接触が。祓い屋が襲われる事件が増えており、犯人探しを手伝ってほしいという依頼です。的場の式として帯同し的場と夏目のタッグで見事祓い屋を襲撃する人間を操っている妖を退治しました。 夏目はレイコの情報を知るため親戚のおばさんを訪ねます。しかし出てくるのは暗い話ばかり、途中で田沼に遭遇し、ついレイコの話をしてしまいました。しかし田沼は「大切なおばあさんなんだな」と理解を示してくれたのです。 その後カヤツボという妖が現れ、レイコに盗まれた人形を返さないと夏目の大切なものを奪うと脅してきて……。
人に頼るようになったり、田沼にレイコさんの話をしたり夏目の中で妖怪含め周囲との関わり方にも変化が出てくるのが分かる回が多く感動でした。
16巻~20巻ネタバレ感想
人間に恋をするも諦める妖が多くいる一方で、妖・葵は女子高生・香と恋に落ち人との共生を選びました。 夏目は名取について行き、亡くなった祓い屋・箱崎の屋敷を探索することに。箱崎の式だった龍は夏目を見てレイコの夫、つまり祖父のことを口にします。かたや夏目は名取に友人帳の存在を話したのです。名取は「そんな友人帳焼いてしまえば」とつぶやきました。 的場が現れ再び不吉な予感が……。制御できなくなった妖を夏目の助けもあって捕らえることに成功しました。この一件で的場が右目を妖に狙われているという事実を知らされます。 20巻では案山子の集団に悩まされる家が登場、案山子は「十完夜」と呼ばれる住み家を人間から10日で奪えるかという勝負を行っていましたが、名取と夏目で無事退治しました。
名取の友人帳に対するスタンスが不気味でどうなっちゃうんだろうという感じ。柴田再登場回は夏目・田村と合わせてヒョロヒョロトリオが奮闘していて可愛かったです。
21巻~25巻ネタバレ感想
大物妖怪からレイコの過去が明かされました。蒼子という少女と名前を名乗らずに遊んでいたレイコですが、蒼子がレイコの噂を聞きレイコも名前を明かした後、疎遠になってしまいます。レイコは蒼子に見せたかった花畑で大物妖怪を友人帳の1枚目としたのでした。 夏目と名取は偶然、的場一門の儀式を邪魔してしまい手伝う羽目に。しかし途中で妖の一つ目が邪魔してきました。1つ目は昔、既に廃れた一門の三春に救われ「三春の家なんてなくなってしまえばいい」という言葉を守ろうとしていたのです。夏目によって自由になった一つ目はどこかへと消えていきました。 100話ではニャンコ先生の失踪からコレクターに仕える伴との勝負になり、的場と共闘。さらに名取も応援に来ますが、後ろには不審な人形が迫っており……。
窯元での大勝負は過去一番大きな戦いになりそうで期待大です!緊迫した展開の中でも偽ニャンコ先生がいっぱい出てきてかわいいが溢れていました。25巻はにゃんこ先生メインなので推しにはたまらないと思います。
26巻~29巻ネタバレ感想
制作者が残した槌で叩き割り陶器人形に勝利しました。最後には伴が仕えるコレクターが伴の姉だと明かされたのです。 名取家の分家にやってきた夏目ですが、いとこの美弦から攻撃され名取からは夏目を知らないと言われます。夏目が伝言の「年下のいとこはいません」と伝えるとやっと幻術が解けました。 幻術の真相に迫る中、名取は一族で唯一妖が見える人間で疎まれた存在だったと明かします。そして名取に幻術をかけていたのは名取に恋していた深蔓(みつる)だと判明し、意を決して名取自身が彼女を祓ったのです。 その後、夏目と田沼はオカルトクイーン・如月一美の降妖術に参加。しかし怪しい場面に続々と遭遇し人間の仕業と判明します。さらに伴との関わりも浮上してきて……。
「私を祓いにきてくださったのがあなたでよかった」というミツルの言葉に涙腺崩壊……。と同時に祓い屋として芯の通った覚悟や信念を持った名取さんが見られてよかった。
30巻~31巻ネタバレ感想
生前祓い屋であり妖の研究家でもあった箱崎源蔵の孫・紅子から、祖父の遺した屋敷に「幽霊」が出るという話を聞いた夏目。やがて明かされたその正体は、意外なものでした。 その後夏目は、紅子からもらった招待状でとある古物展示会へと出かけました。あまり居心地のいい場所ではなかったため、夏目はすぐに帰ろうとしますが、そんな中盗難事件が起こったせいで会場から出られなくなってしまいます。 おまけに的場静司とその姉・史信まで登場し、夏目たちと一戦交えることに。今回は決着は着きませんでしたが、史信はどうやら術具を集めているらしく、まだまだ夏目たちの前に立ちふさがってきそうな予感です。
史信が完全にヤバい人で、絶対関わっちゃいかんやつだ……と思った。あの歪んだ考えを持っている人に友人帳が見つからないことを心から祈ってる。でも見つかっちゃうんだろうな……。
『夏目友人帳』の見どころ
妖怪との交流から成長する主人公・夏目貴志
この作品はいわゆる「妖怪とのバトル」を目的とするのではなく、友人帳に書かれた名前を返す事が目的のため、妖怪との交流もあり、また、親戚をたらい回しにされ、どうやって人と関わっていいか分からない夏目が今の父母や、友人との交流を通じて成長していくところが何よりも見て頂きたいポイントです。 妖怪に名前を返していく中で夏目の周りには気付いたら田沼やタキ、名取など親しくしてくれる人間も増えていきます。妖力のせいで孤独だった夏目が戸惑いながらも仲間を信頼し始め、呼応するように仲間も夏目を助けていく姿は1巻から呼んでいる読者なら感動必須なシーンです。
『夏目友人帳』登場キャラクター・声優を紹介
夏目貴志/cv:神谷浩史
主人公である高校生。妖が見える事が発端となり、周りから白い目で見られてきたため、人間関係では一歩引いてしまう事が多い少年ですが、芯の通った優しい性格であり、友人帳に名を連ねる妖達に名を返していく事を考えています。
人気声優、神谷浩史が夏目貴志を演じます。神谷は『進撃の巨人』のリヴァイや、『ONEPIECE』のトラファルガー・ローなど、クールで2枚目なキャラクターを演じる事が多く、そういった意味で夏目を演じるのにはうってつけの声優といえるでしょう。
斑(ニャンコ先生)/cv:井上和彦
長い間招き猫に封印されていた妖。本来は白い獣で巨大、空を飛ぶことも出来るのですが、長年の封印によって招き猫の姿に慣れてしまったため、普段はそのような姿で貴志の飼い猫として過ごしています。
声優は落ち着いた2枚目声の井上和彦。『サイボーグ009』の島村ジョーのような純粋な2枚目から、『美味しんぼ』の山岡士郎のような3枚目なポイントのある役までこなし、斑のキャラクターも相まって物語に花を添えます。
田沼要/cv:堀江一眞
霊感を持っている夏目の友人。物静かですが意志が強く、妖を見ることは出来ないながらも夏目の力になろうと奮闘します。「今の父母には妖を見る事が出来る」秘密を明かしたくない夏目にとって心強い存在です。
田沼を演じる堀江一眞は、『デュラララ!!』の矢霧誠二や『SERVANP』のスノウリリイなど、2枚目キャラをよく演じています。物静かながらしっかりと意思を言葉にする要を上手に演じているのではないでしょうか。
多軌透/cv:佐藤利奈
夏目の友人の1人で、祖父より伝わる陣の中に入った妖の姿を見る事が出来ます。その陣を巡って妖に祟られた所を夏目と斑に助けられた事が縁で、夏目を助けたいと思うようになり協力することに。
タキを演じるのは『魔法先生ネギま!』のネギ・スプリングフィールド役で有名になった佐藤利奈です。多種多様な役柄をこなし、2014年には声優アワードで主演女優賞を受章した佐藤は、セーラームーンCrystalで演じた火野レイのように意志の強い女性の声で透を演じます。
『夏目友人帳』あらすじをネタバレ解説しました!
100話から続いた陶器人形との戦闘も終わり一段落した原作ストーリー、ゆったりした雰囲気も本作の魅力ではあるので日常回も良いですがコレクターである伴の姉との戦いもそろそろ始まりそうな予感もあり目が離せません。アニメの放送時期も気になるところですね。 アニメ7期放送に合わせて『夏目友人帳』をコミックシーモアで復習してみてはいかがでしょうか。