待望のアニメ化決定!『DIVE!!』
森絵都のスポ根小説『DIVE!!』のアニメ化が決定しました!2017年7月よりフジテレビのノイタミナ他で放送予定です。
『DIVE!!』は、すでに漫画化・ラジオアニメ化・映画化されており、今回待望のテレビアニメ化となります。また、飛び込み競技を題材とした青春ストーリーということもあり、夏の放送にふさわしい作品となりそうです。
『DIVE!!』のあらすじ
©2017森絵都・角川文庫刊/アニメ「DIVE!!」製作委員会
赤字経営で閉鎖が危ぶまれるミズキダイビングクラブ(MDC)。そこでコーチを務める麻木夏陽子はクラブ存続のために、「MDCから次の年のオリンピックで飛び込みの日本代表選手を送り出す」という条件を提案し、クラブの親会社を説得します。
それからMDCに通う坂井知季・沖津飛沫・富士谷要一らの、日本代表選考会に向けての過酷な練習が始まります。
『DIVE!!』の登場キャラクター・声優キャストは?
主人公の一人・坂井知季役には梶裕貴が決定!
【梶】ノイタミナプロジェクト発表会2017に出演させていただきました!「DIVE‼︎」主人公・坂井知季役で出演させていただきます!カバネリも嬉しいニュースが!生駒…逞生のこと…いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから…思い出してください… pic.twitter.com/qhLV2FoFow
— 梶裕貴@staff (@KAJI_staff) 2016年12月15日
主人公の坂井知季は、飛び込み歴6年の中学生。飛び込みに向いた柔軟性と「ダイアモンドの瞳」とも呼ばれる優れた動体視力を持つ人物です。
声を担当するのは梶裕貴であることが発表されました。梶裕貴は、2014年から活動する人気声優の一人。出演作には、アニメ『イナズマイレブン』(2008年)や、『進撃の巨人』(2013年)、『ノラガミ』(2014年)などがあります。
その他登場キャラクター
MDCに所属する主人公的キャラクターはあと二人います。伝説のダイバーの孫である沖津飛沫、両親とも飛び込み選手だったという実力者の富士谷要一です。
そしてアメリカで学んだ経験を持つコーチの麻木夏陽子、また、個性的なライバル選手も多く存在しますが、アニメ版に誰が登場するのか、もちろん担当声優もまだわかっていません。今後の情報が気になります。
見どころは「飛び込み」シーンの描写
(C) 2017森絵都・角川文庫刊/アニメ「DIVE!!」製作委員会
「飛び込み」は、1.4秒という一瞬の時間で勝敗が分かれる競技です。飛び込む瞬間から演技、そして着水、様々な点から採点されるというきわめて繊細で難しい競技ですが、競泳などの花形競技に比べるとやや地味な印象かもしれません。
そんな「飛び込み」を描いた作品のアニメ化とあって、どれだけ緊張感のある「飛び込む一瞬」が描写されるか、注目を集めそうです。
原作は、森絵都の人気小説
出典: www.amazon.co.jp
アニメ『DIVE!!』は、森絵都の小説が原作です。森絵都は、東京都出身の女性小説家として1990年に『リズム』でデビューしました。その後も『カラフル』(1998年)や、『風に舞い上がるビニールシート』(2006年)、『クラスメイツ』(2014年)など次々と話題作を出版し、数々の賞を受賞しています。また、絵本や翻訳作品なども手掛けています。
人間ドラマや恋愛などといったものが多く描かれ、これまで『カラフル』と『DIVE!!』が映像化。今回のアニメ化に際し、次のコメントを寄せています。
「わずか1.4秒。飛び込みは一瞬の競技です。その刹那に賭ける少年たちの夢を、熱気を、そこへ至る試練の日々を、アニメーションという新たなステージでどのように魅せていただけるのか、心から期待しております」
深夜アニメ枠「ノイタミナ」での放送
ノイタミナプロジェクト発表会2017豪華出演キャスト陣!アーカイブ配信中!
— ノイタミナ (@noitamina2010) 2016年12月16日
出演:梶裕貴/畠中祐/安済知佳/島﨑信長/吉本実憂/桜田通/ビデオ出演:中村悠一/櫻井孝宏/MC:吉田尚記/松村沙友理/アーカイブ→https://t.co/dAqIJ1lUaI pic.twitter.com/hxmheNIFWr
ノイタミナは、2005年4月にフジテレビが新たに設立したアニメ枠です。「連ドラのようなアニメ」をコンセプトとしており、毎週深夜に放送。2005年からアニメ『ハチミツとクローバー』『墓場鬼太郎』『銀の匙』など様々なジャンルのアニメが放送されてきました。
ノイタミナという名前は、"Animation"を逆読みしたもの。アニメの常識を覆したい、といった想いを込め名付けられました。
『DIVE!!』の監督を務めるのは鈴木薫
アニメ『DIVE!!』で監督を務めるのは鈴木薫です。女性演出家として数々のアニメを演出しており、監督作品には『プピポー!』(2014年)があります。
本作にあたっては、次のように意気込みを語っています。
知季、要一、飛沫。十代の少年たちが送る瑞々しく眩しい青春の1ページを、水泳競技には欠かせないもう一つの主役、水面のきらめきと合わせてダイナミックで美しい映像にしたいと思っています。 そして三人それぞれが、自分にとっての飛び込みとは何かを掴むためにもがき苦しみながらも葛藤を乗り越え、飛び込みの選手として大きく成長していくドラマを熱く描きたいです。
放映が待ち遠しいですね。