2018年7月9日更新

白鳥警部は警視庁イチの曲者!根強いファンの多いあいつを徹底紹介

『名探偵コナン』に登場する、冷静沈着なエリート白鳥警部。実は映画のオリジナルキャラクターからレギュラーに昇格していました。白鳥警部はどんな人物でどんな経歴の持ち主なのでしょうか?今回は彼について紹介していきます。

白鳥警部ってどんな人?

『名探偵コナン』に登場するキャラクターの1人で、フルネームは白鳥任三郎と言います。警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係所属という部署に所属している刑事で、階級は警部になります。キャリア組と言われる出世コースを辿っているエリートキャラで、年齢は30代の前半です。

実は劇場版だけのオリジナルキャラクターだった白鳥警部。『名探偵コナン』の記念すべき第1回目となった『時計じかけの摩天楼』に登場していたのですが、後に原作にも登場し、そのままレギュラーキャラとして定着していきました。

時に大胆な行動をとる事もありますが、基本的には真面目であり、行動パターンは慎重派です。

名探偵コナンとは?

名探偵コナンDVD PART3 vol.5

青山剛昌による漫画作品で、1994年から雑誌『少年サンデー』で連載を開始し、現在は『週刊少年サンデー』の歴史上、最も長い連載を誇る人気作となっています。1996年から始まったアニメも2016年で20周年を迎え、2017年現在も放送中。また、白鳥警部も登場した映画も毎年新作が公開され、2016年には最高興行収入がが60億円越えるなど、多くのファンから親しまれている作品です。

物語の主人公である高校生の工藤新一は、大人顔負けの推理で名探偵として活躍していました。しかし、ある時、謎の組織の取引現場を見てしまったことで、薬を飲まされて子供の姿になってしまいました。新一は周囲を危険に巻き込まないように、と自分の正体を隠し、以降”江戸川コナン”と名乗り、謎の組織を追っています。

白鳥警部は、同じく警察組織に所属している目暮警部や高木刑事、佐藤刑事らと共に、コナンが関わる数々の事件と関わり解決のために奔走しています。

警視庁のキャリア組

『名探偵コナン』

出典: twitter.com

キャリア組、とはアニメやドラマで主に出世街道を進むエリートの立ち位置にある人を示す時に使う言葉です。国家公務員I種試験合格を経て警察庁に入った白鳥もこのキャリア組です。初めて映画に登場した時は警部補、という位でした。警部補は日本の警察の階級で言うところの第7位に当たる地位で、リーダーとしての役割を果たす地位となっています。

その後、本編に登場した際には警部、となっているので実は昇進していたようです。警部の次は警視となっており、その内、白鳥”警視”になる日が来ることもある、かもしれませんね。

白鳥警部は何故、刑事を目指したか?

白鳥警部の家は、金持ちでお坊ちゃまとして育った白鳥は、少年時代は法律家になろうとしていました。しかし、そんな白鳥はある時、万引き事件に遭遇し、少女を助けます。その時、少女は白鳥に「桜は警察の花。強くて格好いい正義の花。」という言葉を残しました。

この言葉をきっかけに刑事を目指した白鳥ですが、元々法律家を目指していたとあり、法律に関する知識はかなりのもの。インテリキャラクターでもありますね。

白鳥警部の初恋の相手

万引き事件の際に出逢った少女の言葉をきっかけに、警察官を目指し始めた白鳥ですが、実はこの時の少女は白鳥の初恋の相手でもあります。最初はその少女を同じ警察官である佐藤美和子であると考え、好意を寄せていたので、同じく佐藤を好意的に思っていた高木に対し、妨害工作を行ったり嫌味を言ったりしていました。

しかし、後にその少女が佐藤ではなく、コナン達が通う学校の担任の教師の小林澄子であるという事が判明。高木と佐藤の仲を裂くような事はせず、小林にアプローチをかけることに。意外と情熱的ですね。その後はめでたく付き合う事となり、今ではお弁当を作ってもらう仲になっています。

小林は佐藤に似た美人で、とても正義感の強い女性です。コナンたちが少年探偵団と活躍していることを知ってからは、顧問を自称しています。

映画の登場からレギュラーへ

最初は映画のオリジナルキャラクターだった、という白鳥ですが、実は容疑者候補の1人でした。当初は容疑者候補をかく乱するためのダミーのような扱いで登場した白鳥。疑いの目を向けさせようと、原作者の青山と監督・こだま兼嗣は怪しいキャラ作りを徹底しました。

その結果、当時白鳥を演じていた声優・塩沢兼人の巧みな怪しい演技も相まってとても良い「怪しげなキャラ」が出来上がり、映画を見に来た観客にも気に入られたのだそうです。それ以来、怪しいキャラ、として定着していったのだとか。まさかのレギュラー昇格にはこんな裏話があったのですね。

白鳥警部の声優は?

井上和彦

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白鳥の声を担当した声優は2人います。初期に担当していたのは塩沢兼人で、劇場版で怪しげな白鳥を演じたのが塩沢でした。白鳥警部レギュラー昇格の功労者ですね。塩沢は大学時代に『タイムボカン』の端役でデビューして以来、『機動戦士ガンダム』のマ・クベや『伝説巨神イデオン』のイラ・ジョリハなどを演じています。

洋画の吹き替えもしており『シザーハンズ』ではジョニー・デップの吹き替えを担当したこともあります。2000年に自宅の階段から転落したのが原因で脳挫傷を起こし、人気の絶頂の最中にファンからとても惜しまれながら亡くなりました。そして、その後白鳥は井上和彦に引き継がれることとなります。

井上は1973年に『マジンガーZ』でデビューを果たし、1976年に『キャンディ・キャンディ』のアンソニーを演じた事から注目されるようになりました。数多くの代表作を持つ井上、近年での代表作では『NARUTO -ナルト』のはたけカカシ役などがあげられます。怪しい白鳥が変わってしまったのは残念ですが、今度も白鳥として活躍してほしいですね。