2023年3月17日更新

『名探偵コナン』白鳥警部は警視庁イチの曲者!根強いファンの多いあいつを徹底紹介

このページにはプロモーションが含まれています

青山剛昌による漫画作品で、アニメ・毎年新作が公開される映画共に大人気の『名探偵コナン』。 白鳥警部は、同じく警察組織に所属している目暮警部や高木刑事佐藤刑事らと共に、コナンが関わる数々の事件と関わり解決のために奔走しています。 この記事では、そんな白鳥警部のプロフィールや声優を徹底紹介していきます! ※この記事は2023年3月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

AD

『名探偵コナン』のエリート刑事・白鳥警部ってどんな人?

名前白鳥任三郎(しらとり にんざぶろう)
年齢30歳前半
職業警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係刑事(警部)
恋人小林澄子
声優塩沢兼人(第146~157話 , 劇場版第1~4作)
井上和彦(第205話~ , 劇場版第5作~)
本田貴子(幼少期)

『名探偵コナン』に登場するキャラクターの1人で、フルネームは白鳥任三郎と言います。 キャリア組と言われる出世コースを辿っているエリートキャラな白鳥警部。時に大胆な行動をとる事もありますが、基本的には真面目で行動パターンは慎重派です。

映画の登場からレギュラーへ

実は劇場版だけのオリジナルキャラクターだった白鳥警部。『名探偵コナン』の記念すべき第1回目となった『時計じかけの摩天楼』に登場していたのですが、後に原作にも登場し、そのままレギュラーキャラとして定着していきました。 当初は容疑者候補をかく乱するためのダミーのような扱いで登場した白鳥。疑いの目を向けさせようと、原作者の青山と監督・こだま兼嗣は怪しいキャラ作りを徹底しました。 その結果、当時白鳥を演じていた声優・塩沢兼人の巧みな怪しい演技も相まって最高の「怪しげなキャラ」が出来上がり、映画を見に来た観客にも気に入られたのだそうです。 このような背景があり、白鳥警部はまさかのレギュラーキャラクターに昇格したのです。

警視庁の「キャリア組」って?

キャリア組、とはアニメやドラマで主に出世街道を進むエリートの立ち位置にある人を示す時に使う言葉です。 国家公務員I種試験合格を経て警察庁に入った白鳥もこのキャリア組です。初めて映画に登場した時は「警部補」という位でした。警部補は日本の警察の階級で言うところの第7位に当たる地位で、リーダーとしての役割を果たす地位となっています。 その後、本編に登場した際には「警部」となっているので実は昇進していたようです。警部の次は警視となっており、そのうち白鳥”警視”になる日が来ることもあるかもしれませんね。

AD

白鳥警部が刑事を目指した理由

白鳥警部の家はお金持ち。お坊ちゃまとして育った白鳥は、少年時代は法律家になろうとしていました。 しかし彼は、あるとき万引き事件に遭遇し、少女を助けます。その際少女は白鳥に「桜は警察の花。強くて格好いい正義の花。」という言葉を残しました。 この言葉をきっかけに刑事を目指した白鳥ですが、元々法律家を目指していたとあり、法律に関する知識はかなりのもの。インテリキャラクターでもあります。

白鳥警部の初恋の相手は佐藤刑事?

万引き事件の際に出逢った少女の言葉をきっかけに警察官を目指し始めた白鳥ですが、実はこの時の少女は白鳥の初恋の相手でもあります。 最初はその少女を同じ警察官である佐藤刑事であると勘違いしていたため、同じく佐藤を好意的に思っていた高木刑事に対して妨害工作を行ったり嫌味を言ったりしていました。 しかし後に、その少女がコナン達が通う学校の担任の教師の小林澄子であるという事が判明。高木と佐藤の仲を裂くような事はせず、小林にアプローチをかけることに。 その後はめでたく付き合うこととなり、今ではお弁当を作ってもらう仲になっています。小林は佐藤に似た美人で、とても正義感の強い女性です。コナンたちが少年探偵団と活躍していることを知ってからは、顧問を自称しています。

AD

白鳥警部の声優は誰?

白鳥警部の声を担当した声優は主に2人います。

初期声優は塩沢兼人

初期に担当していたのは塩沢兼人で、劇場版で怪しげな白鳥を演じたのが塩沢でした。白鳥警部レギュラー昇格の功労者ですね。 塩沢は大学時代に『タイムボカン』の端役でデビューして以来、『機動戦士ガンダム』のマ・クベや『伝説巨神イデオン』のイラ・ジョリハなどを演じています。 洋画の吹き替えもしており『シザーハンズ』ではジョニー・デップの吹き替えを担当したこともあります。 2000年に自宅の階段から転落したのが原因で脳挫傷を起こし、人気の絶頂の最中にファンからとても惜しまれながら亡くなりました。

塩沢の死後は井上和彦が引き継ぐ

その後、白鳥警部は井上和彦に引き継がれることとなります。 井上は1973年に『マジンガーZ』でデビューを果たし、1976年に『キャンディ・キャンディ』のアンソニーを演じた事から注目されるようになりました。数多くの代表作を持つ井上、近年での代表作では『NARUTO -ナルト』のはたけカカシ役などが挙げられます。 塩沢とはまた違う魅力を用い、白鳥警部を見事に演じています。

『名探偵コナン』エリート・白鳥警部の今後の活躍に期待!

この記事では、『名探偵コナン』の刑事・白鳥警部についてそのプロフィールを徹底解説しました。 映画から原作へと逆輸入されたという異例の経歴が、ファンに愛されている証拠そのものとも言えますね。白鳥警部の今後の活躍にも注目しましょう!