『ふたりの旅路』が公開決定!あらすじ・キャスト【桃井かおり&イッセー尾形】

2017年7月6日更新

桃井かおりとイッセー尾形。日本を代表する個性派俳優の二人が、ロシア映画『太陽』以来10年ぶりに『ふたりの旅路』で共演します。日本とラトビア初の共作である『ふたりの旅路』はどんな作品なのでしょうか? 2017年6月公開の本作をご紹介します。

日本とラトビア初の共作映画『ふたりの旅路』

日本を代表する二人の個性派俳優、桃井かおりとイッセー尾形。彼らがロシア映画『太陽』以来、約10年ぶりに外国映画で共演する事になりました。北ヨーロッパの美しい国、ラトビアを舞台にユーモアと切なさに溢れた物語が展開します。

監督と脚本を務めたのはラトビア出身の監督マールス・マルティンソーンス。実は桃井かおりとは3度目のタッグになるなど、以前からつきあいのある監督です。日本とラトビア初の共作となった本作で、マルティンソーンス監督が二人を相手にどのような日本人夫婦を描いたのか注目です。

『ふたりの旅路』あらすじ

日本、神戸。ある悲しい過去から心を閉ざして生きてきたケイコ(桃井かおり)。ラトビアで開かれる着物ショーに参加することになった彼女は、首都リガで震災後から行方不明になっていた夫(イッセー尾形)と再会します。

それからたびたびケイコの元を訪れる夫。彼女は現実と思えず動揺し、夫に厳しい態度で接するのですが……。

『ふたりの旅路』キャスト

ケイコ/桃井かおり

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心を閉ざし、神戸で孤独な日々を送る女性ケイコ。着物ショーに参加するため、ラトビアの首都・リガへやって来ますが、そこで思いがけない人物に再会し混乱します。

桃井かおりは1951年4月8日東京都生まれ。文学座研究生を経て、1971年に市川昆監督の『愛ふたたび』でデビュー。1977年の『幸福の黄色いハンカチ』(山田洋二監督)では高倉健、武田鉄矢と共演。等身大の役を魅力的に演じ、注目を集めます。

悪女から市井のおかみさんまで幅広い役をこなし、今や日本を代表する個性は女優の桃井かおり。2004年には父親の死を契機に『SAYURI』でハリウッドデビューを果たしました。現在は国内外でひっぱりだこで、ドイツ映画の『Fukushima, mon amour(原題)』やメキシコ映画『La Habitación(原題)』などの公開が控えています。

夫/イッセー尾形

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神戸の震災後から行方不明になっていたケイコの夫。ラトビアの着物ショーに参加する事になったケイコは、なんと首都リガで彼に再会します。

イッセー尾形は1952年2月22日福岡県生まれ。80年代に日本テレビ系で放送されたバラエティ番組『お笑いスター誕生!!』で注目され、その後1981年に放送されたフジテレビ系ドラマ『意地悪ばあさん』の巡査・早野金造役で人気を集めます。

その後、ドラマだけでなく、映画や舞台にも活躍の幅を広げているイッセー尾形。特に彼の一人芝居は国内外で定評があり、多くのファンを集めています。映画出演に関しても国内外の監督から敬意を払われ、2017年に公開された『沈黙』の長崎奉行役は監督のマーティン・スコセッシに大絶賛されました。

その他にも実力派日本人キャストが出演!

日本とラトビアが初めて映画を共作した『ふたりの旅路』。主演の二人に加えて、日本からは2010年の映画『ゴールデンスランバー』の木内みどりや、2016年のTBS系TVドラマ『下町ロケット』の石倉三郎も出演します。

『ふたりの旅路』のみどころ

ラトビアの美しい景色とおいしそうな料理に注目!

『ふたりの旅路』の撮影は、ラトビアの首都リガと、日本の兵庫県神戸市で行われました。実は神戸はリガと姉妹都市の提携を結んでいるのです。日本人であるキョウコが着物ショーのためにリガに行き、行方知れずになっていた夫とそこで再会し、その後キョウコは夫とリガの様々な場所で出会います。

本作ではリガの美しい風景と、おいしそうな料理の数々も映し出されます。ラトビアは美食の国としてもよく知られているため、料理のシーンも必見です。

ラトビアはどんな国?

「ラトビア」と言っても、どこの国かいまいちピンと来ない方も多いのではないでしょうか? 本作を楽しむための予備知識として、ここではラトビアを簡単にご紹介します。

ラトビアは北ヨーロッパにある国で、正式名称は「ラトビア共和国」。フィンランドの南北に位置し、いわゆるバルト三国の一つです。公用語はラトビア語ですが、ソ連崩壊後の1991年に独立したという歴史があるため、国民の27%がロシア系で、ロシア語もTVや新聞などで使用されています。

ソ連時代には重工業が産業の中心でしたが、現在は観光業にも力を入れているラトビア。日本には残念ながら直行便がないのですが、フィンランドのヘルシンキ経由で行く事が可能です。

『ふたりの旅路』公開前に! 桃井かおり&イッセー尾形共演作・出演作をチェック

『太陽』

Ken_Chang 日本最大の悲劇の真っ只中で、激化する戦況を知る度、孤独に佇み、苦悩する昭和天皇、そして人間裕仁

ロシア人監督の描く昭和の象徴をイッセー尾形がコミカルにそしてシリアスに渾身の演技で魅せます

barbarella20xx イッセー尾形が似てるのなんのってw

ロシアを代表するアレクサンドル・ソクーロフ監督が2005年本国で公開した作品(日本公開は2006年)。桃井かおりとイッセー尾形と聞いて、この作品を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか? 第二次世界大戦の日本と舞台に、イッセー尾形が昭和天皇、桃井かおりが皇后を演じました。

舞台で二人芝居を演じている桃井かおりとイッセー尾形ですが、二人の共演を語る上で本作は必見です。

『沈黙 サイレンス』

遠藤周作の名作『沈黙』を、ハリウッドの巨匠マーティン・スコセッシ監督が映画化し、第89回アカデミー賞にもノミネートされたことでも注目された話題作。

イッセー尾形が演じたのは実在の人物井上筑後守で、かつては自らもキリスト教を信仰しながらも、現在はキリシタンを弾圧する奉行です。彼の役作りは共演者からも絶賛され、LA批評家協会賞助演男優賞にノミネートされました。

『SAYURI』

Yoshiki_Nishimura 芸者とは、深く考えされされる映画です。 最後のシーンの日本庭園の風景、何気ないワンシーンですが、流石だと思いました。

2005年に制作された桃井かおりのハリウッドデビュー作。監督は『シカゴ』や『NINE』などのミュージカル映画に定評のあるロブ・マーシャルです。京都によく似た日本の花街を舞台に、9歳で親から置屋に売られた少女・千代が成長し、やがて美しい芸者・さゆり(チャン・ツィイー)として活躍します。

この作品を契機に、彼女は国内外で広く活躍することになりましたが、本作出演時には海外では無名だった桃井かおりは、楽屋もなく一日中スタジオにいるような過酷な状態だったとか。それにも負けず、ホテルからアパートを借りて一人暮らしを始めた彼女は、次第に認められ楽屋も与えられるようになったそうです。

映画『ふたりの旅路』の公開は2017年6月

日本国内外でその実力を認められる桃井かおりとイッセー尾形。10年ぶり共演の『ふたりの旅路』の公開は2017年6月です。ぜひご覧ください!