キンブリー、『鋼の錬金術師』の爆発大好きな変態錬金術師とは【いい音だァァァ】

2017年8月30日更新

『鋼の錬金術師』の狂人キャラクター、キンブリー。爆破の音を好むサイコパスな精神の持ち主で、己の美学のためであれば悪事でも平気で手を貸す危険な人物です。紅蓮の二つ名を持つ凄腕の錬金術師キンブリーは一体どのような人物なのでしょう。

『鋼の錬金術師』の変態錬金術師、ゾルフ・J・キンブリー

ゾルフ・J・キンブリー(以下キンブリー)は漫画及びアニメーション作品『鋼の錬金術師』に登場する元軍属の国家錬金術師。 普段は紳士然とした振る舞いをしていますが、自らの美意識を最優先事項としており、自分が良しとすることであれば殺人でも躊躇なく行えるサイコキラーの気質を持っています。その一方で自分が殺す相手であっても尊敬するものには敬意を表するなど、強い信念の持ち主でもあります。 紅蓮の二つ名を持つキンブリーは触れたものを爆破物へ変換する錬金術を得意としており、その腕前はかなりのもの。普段は白いスーツとコートを好んで着ていますが、これは作者の荒川が白いスーツに変態のイメージがあるからなのだそうです。

キンブリーの錬金術とは

キンブリーは両手を合わせて錬金術を発動させるスタイルで戦います。彼の右手には下向きの三角が、左手には上向きの三角が刻まれているのですが、これは右手が陽の気質の太陽を表し、左手が陰の気質の月を表しています。 この2つの錬成陣を重ねることで4大元素を含む記号を作り出し、触れたものを爆破物へ変換する術を発動させるのがキンブリーのやり方です。また、キンブリーは爆発物そのものへの愛着もあり、二つ名以外に爆弾狂のキンブリーとも呼ばれています。

イシュヴァール殲滅戦でホムンクルス側へ

イシュヴァール戦に参加したキンブリーは、戦の最中に上官から賢者の石を貸与されました。この賢者の石によって力を増強させたキンブリーは、大きな戦果を上げましたが、賢者の石の返還を渋り上官を殺害。その行動を見ていたエンヴィーに気に入られたのがきっかけで、ホムンクルス側の人間となります。 しかし、キンブリーの目的は人とホムンクルスのどちらが生き残るかが見たいというもので、完全にホムンクルスの味方をした訳ではありませんでした。

賢者の石とキンブリーの関係性とは

作中では人の命を用いて作られているという観点から非常に慎重な扱いを受ける代物です。特にエドワードなどは賢者の石に対しては極力使う事を避けるなど、消極的な態度を取っています。 しかし、一度戦に使えば錬成陣なしでも術が発動可能な上、己の術の威力を底上げする増幅装置としても利用が可能な奇跡の石。キンブリーにとっては、賢者の石は戦闘のための道具の1つにしか過ぎず、まるで消耗品のような扱いをしています。

キンブリーの壮絶な最後

爆破とホムンクルスから与えられた賢者の石で圧倒的な力を誇り、幾たびもエルリック兄弟や国家錬金術師たちを危機に陥れたキンブリーですが、彼にも最期の時が訪れます。ホムンクルスのプライドとの共闘の際、ライオンとキメラになったハインケルの一撃で喉笛を噛み切られて力尽きました。 その後、プライドに取り込まれたのがキンブリーの最期かと思われたのですが、彼の意志はプライドの中で生き続けていました。プライドがピンチに陥った際、エドの肉体へと移ろうとした場面を見て、プライドの行動を「美しくない」と一蹴。 消滅したプライドと共に微笑みながら消えて行ったのが彼の本当の最期となりました。最後まで美学を貫く彼らしい終わり方だったと言えるでしょう。

「ハガレン」キンブリーの声優とは?

変態で爆弾狂なキンブリーを演じたのは声優の吉野裕行です。1974年2月6日生まれの吉野は、2枚目のキャラを演じることも多いのですが、狂人的なキャラを演じた際にもその演技が光ることもあり、演技の幅の広い声優と言えます。 1996年の『セイバーマリオネットJ』以来多くの作品を演じており、2000年に『ヴァンドレッド』で主役のヒビキ・トカイを演じた際には、やっと代表作が出来たと喜んだのだそうです。その後の活躍も目覚ましく、『結界師』の墨村良守役、『弱虫ペダル』の荒北靖友など数多くの代表作を作り出しました。 2007年『機動戦士ガンダム00』では2重人格のキャラを演じているのですが、この際には好青年と好戦的なキャラを1人で演じ分けるなどの器用さも見せました。