あの子役の現在に驚き!人気子役のその後を調査してみた【総勢55名】
子役出身俳優・女優のデビュー年表
特定の俳優・女優について知りたい場合は、少し戻って目次から探してみてください。 以下で名前横の【】内には、デビュー年と当時の年齢を記述しています。
子役の現在【女の子編】
白鳥玉季(しらとり たまき)【2011年1歳】
2010年1月20日生まれ、東京都出身の 白鳥玉季。1歳の頃から芸能活動を開始し、2011年には中部電力の広告写真で芸能界デビューを果たします。2014年には伊藤園「健康ミネラル麦茶 神輿篇」のCMに出演。 2016年前期のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』では、坂口健太郎演じる星野武蔵の娘・青葉役で女優デビューを果たし、一気に注目を集めました。 その後、2018年には映画『アウト&アウト』で主演の遠藤憲一のバディ・黒木栞役、2019年には『凪のお暇』で白石うらら役、2020年には『テセウスの船』で佐野鈴役、『極主婦道』では黒田向日葵役、2022年には映画『流浪の月』で幼少期の家内更紗役を演じるなど、次々と話題作へ出演。 自身の年齢より大人びた女の子を演じることが多く、その演技力の高さにオファーが相次いでいます。
桜田ひより(さくらだ ひより)【2011年9歳】
2002年12月19日生まれ、千葉県出身の桜田ひより。小さい頃は「成田ひより」としてモデル活動を中心に行っていました。小学4年生の時に女優を目指してオーディションを受けたのをきっかけに、今の事務所に移籍し、改名しています。 2014年に芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』に児童養護施設で暮らす子どもの役で出演し、一気に知名度を上げました。『脳内ポイズンベリー』(2015年)や『にがくてあまい』(2016年)など、映画にも出演しています。 その後もドラマ『ラーメン大好き小泉さん 二代目!』(2020年)の主役やドラマ『メンズ校』(2020年)のヒロイン・春島エリカ役など、話題作にメインキャストとして出演。 イタリアのコメディ映画『おとなの事情』(2017年)の日本リメイク版である映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』(2021年)には女子高生・智慧役で出演しています。 2022年にはドラマ『silent』で目黒蓮演じるヒーロー・佐倉想の妹、萌を演じました。
浜辺美波(はまべ みなみ)【2011年10歳】
2000年8月29日生まれ、石川県出身の浜辺美波。2011年、第7回「東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞したのをきっかけに事務所に所属。同年公開の映画『アリと恋文』の主演で女優デビューを果たしました。 2015年放送のスペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で本間芽衣子(めんま)役を演じ、注目を集めます。2016年には、実写ドラマ『咲-Saki-』の主人公・宮永咲役でドラマ初主演。 2017年、住野よるの大人気小説『君の膵臓をたべたい』の実写映画でヒロインを演じ、一躍話題になり、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞しています。 その後も映画『約束のネバーランド』(2020年)主演や、ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(2021年)の娘・水無瀬空役など、話題作に続けて出演しています。
橋本環奈(はしもと かんな)【2011年11歳】
1999年2月3日生まれ、福岡県出身の橋本環奈。2007年、小学3年生の時に福岡の芸能事務所に所属し、2009年にはダンス&ボーカルユニット「DVL」のメンバーに参加しました。 オーディションで選ばれた映画『奇跡』(2011年)で、映画初出演。その後、2013年に「Rev. from DVL」のメンバーとしてステージに立った福岡のイベントで撮影された写真が、インターネット上で「千年に一人の逸材」として有名になり、出演のオファーが殺到しました。 それをきっかけに、映画『セーラー服と機関銃-卒業-』(2016年)で主演を務め、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。また実写映画『銀魂』ではヒロイン・神楽を演じました。 その後も映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』(2019年)、『午前0時、キスしに来てよ』(2019年)、『今日から俺は!!劇場版』(2020年)など、主演やヒロインを次々と務めています。
上白石萌音(かみしらいし もね)【2011年13歳】
1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身の上白石萌音。中学1年の時に「東宝シンデレラオーディション」で審査員特別賞を受賞したのをきっかけに、グランプリを受賞した妹の上白石萌歌とともに東宝芸能に所属しました。 2011年9月にヒップホップグループ、HOME MADE 家族の楽曲「スターとライン」のPVに上白石萌歌とともに出演し、映像作品に初出演。NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』最終回でドラマデビューを果たしています。 2014年、ミュージカル仕立ての映画『舞妓はレディ』で800名を超えるオーディションで主人公に抜擢され、映画初主演。その演技力と歌唱力が高く評価され第38回日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞しました。 新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)で声優も務めたことでさらに注目を集め、映画『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(2019年)などの主演映画も続々公開されています。
芦田愛菜(あしだ まな)【2009年4歳】
2004年6月23日生まれ、兵庫県出身の芦田愛菜。3歳からジョビィキッズプロダクションに所属し、2009年のテレビ朝日ドラマ『ABC 家族レッスン ショートムービー2“だいぼーけんまま”』で子役デビューしました。 2010年の日本テレビドラマ『Mother』では、松雪泰子演じる主人公の鈴原奈緒の教え子・道木伶南役を務め、その演技力が大きな話題になりました。 連続ドラマ初主演となったのは、2011年のフジテレビドラマ『マルモのおきて』。共演者の鈴木福とともに音楽ユニット「薫と友樹、たまにムック。」を組み、ドラマ主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」を発表して大ヒットに導きました。 2016年からは中学受験のため学業に専念。翌年には、慶應義塾中等部に見事合格し入学。2018年には、NHK連続テレビ小説『まんぷく』のナレーションを務めています。 2019年は、11月に開催された「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」に着物姿で出演し、祝賀メッセージを述べる様子が話題に。24時間テレビ「愛は地球を救う」のサポーター、膨大な読書歴を紹介する著書「まなの本棚」の出版といった、知的タレントとしての活動が目立ちました。 2020年公開の映画『星の子』では主人公・ちひろを熱演。映画『えんとつ町のプペル』(2020年)では、主人公・プペルの友人となる主要キャラクター・ルビッチ役の声優を務めました。
小林星蘭(こばやし せいらん)【2009年4歳】
2009年にカルピスのCMでデビューした人気子役・小林星蘭。2011年には『名前をなくした女神』に出演して話題になりました。 2012年からは谷花音との音楽ユニット「すたーふらわー」で歌手としてもデビューします。
2018年からはテレビアニメ「若おかみは小学生!」で主人公・おっこの声優を務め、声優としての実力も評価されるように。 また2021年バラエティ番組『今夜くらべてみました』に出演した際、自分の容姿のコンプレックスについて語り、綺麗にスタイリングをしてもらう経験を通して改めて自分磨きに励むと宣言。元天才子役のその後の苦しみと葛藤が、多くの反響を呼びました。
谷花音(たに かのん)【2009年5歳】
2004年5月4日生まれ、埼玉県出身の谷花音。幼稚園に入る前、3歳の頃からテアトルアカデミーに所属しています。本格的に芸能活動を始めたのは、翌年の2008年から。 2012年4月からは、BSフジの『beポンキッキーズ』で鈴木福とともにMCを務めました。同年には小林星蘭と音楽ユニット「すたーふらわー」を組み、歌手デビューを果たしています。
テレビドラマには、2009年のTBS系列の日曜劇場『ぼくの妹』でデビュー。長澤まさみ演じる主人公・江上颯の幼少期を担当しました。映画デビューは2013年の『上京ものがたり』で、主人公・菜都美が働くキャバクラの先輩ホステスの娘・沙希を演じています。 近年はアニメ映画の声優も務め、2016年の『君の名は。』では宮水三葉の妹・四葉役、2017年の『夜明けを告げるルーのうた』ではヒロインのルー役を担当しました。 2023年1月現在は、受験生として勉強に励んでいるようです。
松岡茉優(まつおか まゆ)【2008年13歳】
1995年2月16日生まれ、東京都出身の松岡茉優。8歳の時、スカウトされた松岡日菜の面接に同行したのをきっかけに事務所に所属しました。2008年にテレビ東京『おはスタ』におはガールとして出演し、2010年に『おはスタ』卒業後は女優活動を中心に活動しています。 2013年にNHK連続テレビ小説『あまちゃん』に、入間しおり役で出演し、劇中に登場するアイドルグループ「GMT」のメンバーとして、NHK紅白歌合戦に出演。それを機に知名度を上げ、バラエティ番組への出演も増えました。 その後ドラマ『She』(2015年)や「コウノドリ」シリーズ、映画「ちはやふる」シリーズなどと出演経験を重ね、2017年公開の主演映画『勝手にふるえてろ』で、第42回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞したほか、作品は海外の映画祭でも高く評価されました。
忽那汐里(くつな しおり)【2006年14歳】
1992年12月22日生まれ、オーストラリア・シドニー出身の忽那汐里。13歳の時、学校の冬休みに来日し日本国民的美少女コンテストに参加し審査員特別賞を受賞。それをきっかけに現在の事務所オスカープロモーションに所属することになりました。 2007年のドラマ『3年B組金八先生』第8シリーズに出演。日本語の発音が正確ではなかったため、帰国子女の役を演じることになったのだとか。 2008年「ポッキー」のCMに起用され、一躍お茶の間の人気者に。2013年には映画『許されざる者』、『つやのよる ある愛に変わった、女たちの物語』の演技が高く評価され、日本アカデミー賞優秀新人賞を受賞しました。 2017年は『ねこあつめの家』のヒロイン・ミチル役や、日米合作映画『オー・ルーシー!』に美花役で出演するなど、俳優業に邁進。2018年にはジャレッド・レト主演のNetflix作品『アウトサイダー』やアメコミ映画『デッドプール2』など、海外作品への出演が目立っています。 ハリウッド進出後は海外作品への出演が主となり、2019年はNetflixで公開された映画『マーダー・ミステリー』に、スージー・ナカムラ役で出演しました。
福原遥(ふくはら はるか)【2005年7歳】
1998年8月28日生まれ、埼玉県出身の福原遥は、2005年の小学1年生の時からNEWSエンターテインメントに所属。子役デビュー作はTBSドラマ『恋の時間』で、メインキャストの幼少期役を演じました。 小学5年生になった2009年、子役時代のメインキャリアとなるNHK Eテレ『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』に、主役の柊まいんで出演。アニメパートでまいんの声優も担当しました。
2012年には、ファッション雑誌『ピチレモン』の専属モデルに。約9000人から4人のグランプリのうちの1人に選ばれました。 研音に移籍してからは女優・声優の活動が増え、2018年には地上波の連続テレビドラマ初主演となる『声ガール!』で、声優を目指す主人公・菊池真琴を演じています。 2019年8月、福原遥としてのデビューシングル「未完成な光たち」をリリースし、本人名義でのソロ歌手デビューを果たすことに!2019年には、水越涼音役を演じた『3年A組-今から皆さんは、人質です-』の号泣演技が反響を呼び、最も勢いのある若手の1人となりました。 2020年2月からは、実写ドラマ『ゆるキャン△』にて志摩リンを演じ、主演を務めました。
高畑充希(たかはた みつき)【2005年14歳】
1991年12月14日生まれ、大阪府出身の高畑充希。小学生の頃から舞台女優を夢見ており、オーディションを受けては落ちていたと言います。 2005年、中学生の時に『山口百恵トリビュートミュージカル プレイバック part2 〜屋上の天使』のオーディションで9621人の応募者から主演に選ばれデビュー。2007年から本格的に女優活動を開始し、ミュージカル『ピーターパン』や舞台『美男ですね』などで主役を務めました。 2013年、大学4年生の時にはNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』にヒロインの義妹・西門希子役で出演し、注目を集めます。また2016年にはNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で、応募者2564人のオーディションを経てヒロイン・小橋常子役に抜擢され、連続ドラマで初主演。 映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016年)では、共演の岩田剛典と共に第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
伊藤沙莉(いとう さいり)【2003年9歳】
1994年5月4日生まれ、千葉県出身の伊藤沙莉は、9歳で日本テレビドラマ『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』のナツキ役で芸能界デビュー。大人から少女に身体が若返るという難しい役を演じました。ドラマ『女王の教室』では、同じく子役出身の志田未来のクラスメイトを演じています。 映画では、2015年に本広克行監督の青春映画『幕が上がる』に、演劇部の高田梨奈役で出演。2018年には出演した『パンとバスと2度目のハツコイ』と『寝ても覚めても』で、TAMA映画賞の最優秀新進女優賞を受賞しています。 テレビドラマでも2018年は『この世界の片隅に』や『獣になれない私たち』など6本ものドラマに出演し、一気に躍進した年となりました。 2019年には、2016年に日本でも大ヒットを記録したアニメ映画『ペット』の続編『ペット2』にてデイジー役を演じ、吹き替え声優に初挑戦。2020年は、アニメ『映像研には手を出すな!』や映画『タイトル、拒絶』で主演を務めました。
夏帆(かほ)【2003年12歳】
1991年6月30日生まれ、東京都出身の夏帆は、2003年にCM出演で芸能界デビューしています。ツーカーホン関西のCMで、きっかけは原宿でのスカウト。それ以来モデルとして活動を始め、2004年から3年間はCM「三井のリハウス」で11代目のリハウスガールを務めました。 ドラマデビューは2004年のNHK BS-iドラマ『ケータイ刑事 銭形零』で、初主演となりました。数々の映画賞で新人賞を受賞した2007年の『天然コケッコー』では、単独初主演で主人公の右田そよを演じています。 2015年には、綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すずと共演した『海街diary』の演技で、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。映画ではヒロインを演じることが多く、2016年には『ピンクとグレー』のサリー役、2018年には『友罪』の藤沢美代子役でヒロインを務めています。 2020年に主演映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』での演技が評価され、(2019年度)第43回高崎映画祭にて、最優秀主演女優賞を受賞。清純派から演技派へと成長し、2020年公開の映画『Red』では大胆な演技が話題となったほか、『喜劇 愛妻物語』と『劇場版 架空OL日記』にも出演しました。
吉川愛(よしかわ あい)【2002年3歳】
1999年10月28日生まれ、東京都出身の吉川愛。3歳で芸能活動を開始し、5歳のときに「爽健美茶」のCMでデビューを果たしました。 子役時代には「吉田里琴」名義で活動。2007年には『山田太郎ものがたり』で山田五子役、『ホタルノヒカリ』で幼少期の雨宮蛍役、2008年には『オー!マイ・ガール!!』で桜井杏(山下杏) 役、2009年には『メイちゃんの執事』では麻々原みるく役、2012年には映画『ひみつのアッコちゃん』で10歳の加賀美あつ子役を演じるなど、子役時代から数多くの作品に出演し活躍してきました。 学業専念のため一度は芸能界を引退したものの、スカウトをきっかけに2017年より「吉川愛」名義で女優復帰。2021年に出演した映画『ハニーレモンソーダ』では、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。 2022年にはドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』で主人公・雪を演じて話題になりました。
大橋のぞみ(おおはし のぞみ)【2002年3歳】
1999年5月9日生まれ、東京都出身の大橋のぞみ。1歳から児童劇団へ所属し、3歳の時には『ザ!世界仰天ニュース』の再現ドラマに出演し子役デビューを果たしました。2004年にはドラマ『人間の証明』、2005年には『世にも奇妙な物語』、2009年には『ほんとにあった怖い話』など、ドラマにも多数出演。 2008年に公開された映画『崖の上のポニョ』で音楽ユニット「藤岡藤巻と大橋のぞみ」を結成、主題歌を担当し歌手デビューを果たしたことで一躍有名になります。親しみやすく癖になるフレーズに魅了される人が続出、50万枚を超える大ヒットとなりました。 人気のある中でしたが、大橋のぞみは2012年3月をもって学業の優先を理由に芸能界を引退しています。
美山加恋(みやま かれん)【2002年16歳】
1996年12月12日生まれ、東京都出身の美山加恋。5歳の頃に芸能活動をスタート。2004年放送のドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』で草彅剛の娘・小柳凛役を務め、一躍お茶の間の人気者となりました。 その後、スペシャルドラマ『ちびまる子ちゃん』のまる子の親友たまちゃんこと穂波たまえ役や、昼ドラ『砂時計』の主人公・水瀬杏の少女時代を演じ、「天才子役」の名を欲しいままに。 2017年11月上演の朝井リョウ原作の舞台『何者』では、意識高い系女子・小早川理香役を演じました。また2017年から2年連続で、ミュージカル『赤毛のアン』で主役のアン・シャーリーを務めています。 2016年以降、声優としてアニメ「プリキュア」シリーズや「アイカツ!」シリーズといった話題作への出演が相次ぎ、声優ユニット「BEST FRIENDS!」としても活動。 2020年はドラマ『病室で念仏を唱えないでください』第4話にゲスト出演したほか、2021年上演予定のブロードウェイミュージカル『ピーターパン』にて、ウェンディ役に起用されました。
志田未来(しだ みらい)【2000年7歳】
1993年5月10日生まれ、神奈川県出身の志田未来。1999年にセントラル子供劇団に入団して芸能活動をスタートし、翌年のTBSドラマ『永遠の1/2』でドラマデビューを果たしています。 映画デビューは、2002年の『借王ファイナル』の安斉美里役。2009年には君塚良一監督・脚本の『誰も守ってくれない』で主役の船村沙織を演じ、映画初主演を飾っています。 2006年には研音に移籍。同年、日本テレビドラマ『14才の母』で連続ドラマ初主演を務め、14才で母になる中学生の一ノ瀬未希役が大きな衝撃と話題を呼びました。 メインキャストを演じることが少なくなった時期もありましたが、2017年には、フジテレビドラマ『ウツボカズラの夢』で7年ぶりに連続ドラマに主演。2018年9月に、一般男性と結婚しています。 2019年は『監察医 朝顔』で2006年の『サプリ』以来、13年ぶりとなる「月9」出演を果たし、2020年は映画『劇場版 架空OL日記』、『#ハンド全力』への出演。 声優としても高い評価を得ており、映画『泣きたい私は猫をかぶる』(2020年)ではムゲ/笹木美代役を演じ、花江夏樹とW主演しました。
蒼井優(あおい ゆう)【1999年14歳】
1985年8月17日生まれ、福岡県出身の蒼井優。小学生の頃から地元のCMや広告でモデルとして活躍。1999年、ミュージカル『アニー』の主役の座を射止めたのをきっかけに芸能界デビューしました。 2001年、岩井俊二監督の映画『リリィ・シュシュのすべて』の津田詩織役で映画初出演。2003年のドラマ『高校教師』の江沢真美役で知名度を上げました。
2006年公開の映画『フラガール』での演技が高く評価され、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を始め多くの映画賞を受賞することになりました。 2017年には櫻井翔主演ドラマ『先に生まれただけの僕』で、ヒロイン・真柴ちひろ役を務めました。また、同年の主演映画『彼女がその名を知らない鳥たち』での演技を認められ、再び日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しています。 2019年6月3日、「南海キャンディーズ」の山里亮太と入籍。電撃結婚に世間は騒然とし、キューピットとなった山崎静代との三人での会見の様子も、大いに話題になりました。 2020年は映画『ロマンスドール』では『リリイ・シュシュのすべて』以来、19年ぶりに高橋一生と共演し、本作とドラマ『スパイの妻』の両方で夫婦役に!
福田麻由子(ふくだ まゆこ)【1998年4歳】
1994年8月4日生まれ、東京都出身の福田麻由子。5歳の時、ケンタッキーフライドチキンのCMに出演したのが芸能界入りのきっかけでした。 ドラマデビュー作は2000年、堂本剛主演ドラマ『Summer Snow』。2004年公開の映画『下妻物語』では深田恭子が演じた主人公・竜ケ崎桃子の少女時代を演じ、映画デビューを果たしています。 その後、舞台やアニメ声優と活躍の場を広げ、2013年公開の日本・フランス合作映画『FLARE~フレア~』では初の映画単独主役を務めています。 2016年以降はドラマへのゲスト出演が多く、2017年の『コウノドリ』2期では切迫早産に苦しむ妊婦・神谷カエ役で出演。2018年には山崎賢人主演の『グッド・ドクター』で、患者の倉田菜々子役を演じました。 また2019年9月から放送中のNHK連続テレビ小説『スカーレット』に、戸田恵梨香演じるヒロイン・川原喜美子の妹・川原(大野)百合子役で出演し、朝ドラ初出演を果たしています。
満島ひかり(みつしま ひかり)【1997年12歳】
1985年11月30日、鹿児島生まれ、沖縄育ちの満島ひかりは、音楽グループ「Folder」のHIKARIとして芸能界デビューしました。2000年に5人組の「Folder5」となった後も、ヒット曲を生み出しています。 2005年の『ウルトラマンマックス』でアンドロイドのエリー役に抜擢され、テレビドラマデビューします。知名度を高めた映画が、園子温監督による2009年の『愛のむきだし』。主人公ユウと恋に落ちるヨーコ役を演じて、数々の映画賞で新人賞を受賞しました。
2010年からは『悪人』『一命』『北のカナリアたち』と続けて3年連続で、日本アカデミー賞の優秀助演女優賞にノミネートされ、映画界での活躍が目立つように。一方テレビドラマでも2013年の『Woman』や2016年の『トットてれび』で主演を務め、安定した演技力が評価されています。 石井裕也監督と2010年に結婚しましたが、2016年には離婚。2018年にユマニテから独立し、現在はフリーランスで活動しています。 2019年は映画『最高の人生の見つけ方』に出演したほか、ヒロインを務めた舞台『お気に召すまま -As You Like It-』では、実弟で俳優の満島真之介と共演。2015年上演の「ハムレット」以来、4年ぶりに舞台での姉弟共演を果たしました。
大島優子(おおしま ゆうこ)【1996年8歳】
1988年10月17日生まれ、栃木県出身の大島優子は母親に勧められ8歳の時に子供劇団に入団。17歳の頃にはジュニアアイドルユニット「Doll'Vox」に所属し活動していました。 2006年、AKBのオーデイションに受かってからは中心メンバーとしてグループを牽引。2010年に行われた2回目のAKB総選挙で1位の座に輝いています。 2014年、AKB48卒業後は女優活動に専念。同年公開の映画『紙の月』では、ヒロイン梨花に悪魔のような言葉で囁きかける銀行の窓口係・相川恵子役を演じ、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を獲得しています。 2017年の1月期の日本テレビドラマ『東京タラレバ娘』では、吉高由里子と榮倉奈々と三人で主演。鳥居小雪役で、三十路の悲哀をコミカルに演じました。 2017年8月からは1年間、語学留学のためアメリカへ渡航。英語漬けの日々を送ったといいます。翌年10月には留学先から帰国し、日本での芸能活動を再開。2019年1月9日からは、三浦春馬主演の舞台『罪と罰』にソーニャ役で出演しています。 2020年には『スカーレット』にて、2016年の『あさが来た』以来、2度目となるNHK連続テレビ小説に出演。ヒロインの親友であり、勝ち気でプライドが高いお嬢様・熊谷照子の半生を演じ、好演に注目が集まりました。
鈴木杏(すずき あん)【1996年9歳】
1987年4月27日生まれ、東京都世田谷区出身の鈴木杏。10歳の時に出演したドラマ『青い鳥』で、悲劇的な運命に翻弄される少女・町村詩織役を演じ世間の注目を集めることになりました。 その後、ドラマ『六番目の小夜子』の主人公・潮田玲役、『金田一少年の事件簿』第2シーズンのヒロイン・七瀬美雪役と、人気子役として順調にキャリアを重ねています。
2011年公開の映画『軽蔑』では歌舞伎町のストリッパー・八木真知子役を演じ、自身初のフルヌードに挑戦。まさに体当たりの演技を披露しています。 近年は舞台での活動に力を入れているようで、2017年には『欲望という名の電車』でステラ役を演じ、2018年にはケラリーノ・サンドロヴィッチ演出のKERA・MAP#008『修道女たち』にも出演。 2020年は7月上演の舞台『殺意 ストリップショウ』にて一人芝居を披露、2021年には舞台『キネマの天地』へ出演し、舞台での活動が目立っています。
田畑智子(たばた ともこ)【1993年12歳】
1980年12月26日生まれ、京都府京都市東山区出身の田畑智子。12歳の時、映画『お引越し』の主人公・漆場レン子役に抜擢された彼女は、キネマ旬報新人女優賞、報知映画賞新人賞等を受賞し、華々しいデビューを飾ります。 NHK朝ドラ『私の太陽』のヒロインに選ばれたのは19歳の時。様々な苦難を乗り越えるシングルマザー・北山なずな役を好演し、お茶の間の人気者になりました。 その後も、2004年NHK大河ドラマ『新選組!』の近藤つね役、2008年公開映画『ハッピーフライト』の木村菜採役と話題作の重要な役どころを担当。
明るく前向きな役を演じることの多い田畑智子ですが、2012年公開映画『ふがいない僕は空を見た』では心の隙間を埋めるため男子高生との情事にふける主婦役と、全く趣の違う役にもチャレンジしています。 2018年には7年間の交際を経て、俳優の岡田義徳と結婚。映画では2017年に『たたら侍』でお京役を演じ、戦時下のノンフィクションを原作とした2019年公開の『あの日のオルガン』にも出演しています。 2020年には、舞台『FORTUNE』にルーシー役で出演しました。
井上真央(いのうえ まお) 【1992年5歳】
1987年1月9日生まれ、神奈川県横浜市出身の井上真央。芸歴は長く、5歳の頃から子役として多くのドラマやCMに出演しています。1999年スタートの昼ドラ『キーズ・ウォー』で演じた今井茜役でブレイク。 井上真央扮する茜を先頭に子供たちの感情豊かな演技が話題を呼び、パート5まで続く人気シリーズへと成長しました。学業に専念するため芸能活動をいったん休止したのち、2005年放送のドラマ『花より男子』で復帰しています。
2011年、NHK朝ドラ『おひさま』のヒロイン役に抜擢。同年、映画『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました。2015年にはNHK大河『花燃ゆ』に主演する等、子役から実力派女優へと見事転身を遂げています。 2016年にセブンス・アヴェニューから、岸部一徳が代表を務めるアン・ヌフへ移籍。以降も、演技派女優として着実にキャリアを重ねてきました。 2020年には石橋蓮司主演映画『一度も撃ってません』に出演し、2021年には『大コメ騒動』で主演を務めています。
宮﨑あおい(みやざき あおい)【1989年4歳】
1985年11月30日生まれ、東京都杉並区出身の宮崎あおい。4歳の時に母親の勧めで子役デビューしましたが、本格的に仕事を始めるようになったのは10代になってからのことでした。 2005年には中島美嘉とW主演でハチ役を演じた『NANA-ナナ-』が公開され、大ヒットを記録。翌年のNHK連続テレビ小説『純情きらり』ではヒロインの有森桜子、2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』の主人公・篤姫にも抜擢されました。
2011年公開の映画『ソラニン』ではヒロイン・井上芽衣子役を演じ、劇中で歌を披露しています。 日本アカデミー賞の常連で、2009年公開映画『少年メリケンサック』をはじめとして四度の優秀主演女優賞、2012年公開映画『わが母の記』など二度の優秀助演女優賞に選ばれています。 以降、家庭優先のためか露出が激減しているようですが、2019年は是枝裕和監督『真実』にて吹き替え声優を務めました。2020年1月には新春ドラマ特別企画『あしたの家族』で『篤姫』以来、約12年ぶりに永山瑛太(瑛太から改名)と共演し、“恋人役”を演じて話題になりました。 2017年にはV6の岡田准一と結婚し、翌年第1子となる男児を出産しました。
栗山千明(くりやま ちあき)【1989年5歳】
1983年10月10日生まれ、茨城県土浦市出身の栗山千明。5歳で芸能事務所に所属し、10代の頃から「ピチレモン」「ニコラ」といったティーン向けファッション誌のモデルとして活躍していました。 2000年に公開された深作欣二監督作『バトル・ロワイヤル』での演技を気に入ったクエンティン・タランティーノが自身の監督作『キル・ビル Vol.1』のGOGO夕張役に大抜擢。凶器を振り回す女子高生ボディガード役を務め一躍人気者になりました。
「劇場版SPEC」シリーズの青池里子、「図書館戦争」シリーズの柴崎麻子役と話題作に次々と出演。2016年のドラマ『不機嫌な果実』では、夫以外の男性とのセックスに溺れる主人公・水越麻也子を演じ高評価を得ています。 2017年から2年間、テレビ朝日の「遺留捜査」第4〜5シリーズでヒロインの神崎莉緒を演じました。また2018年には、フジテレビドラマ『FINAL CUT』でヒロインの小河原雪子役で出演しています。 2013年からはドキュメンタリー番組「ダークサイド・ミステリー」のナビゲーターを務めているほか、2020年6月にリリースされた実写ムービーゲーム『DEATH COME TRUE』に出演するなどマルチに活躍しています。
深津絵里(ふかつ えり)【1986年13歳】
1973年1月11日生まれ、大分県大分市出身の深津絵里。1986年、新宿で開催された「ミス原宿グランプリ(コンテスト)」に参加し、これをきっかけに13歳で芸能界入りしました。1988年公開の映画『1999年の夏休み』にて、旧芸名の「水原里絵」名義でデビュー。 さらに同年にJR東海のCM「HOME-TOWN EXPRESS・クリスマスバージョン」に起用され、ふてくされた顔でホームに佇み恋人を待つ少女の役で、一躍知名度を上げました。 同時期には複数の芸名を使い分けアイドル歌手としても活動しますが、90年代以降は「深津絵里」として女優業に一本化。 大ヒットを記録した「踊る大捜査線」シリーズ、第34回モントリオール世界映画祭にて最優秀女優賞を受賞した2010年の映画『悪人』などにより、実力派女優として確固たる地位を築きます。 2015年には、主演映画『岸辺の旅』が第68回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」に正式出品され、抜群の演技力にさらに磨きがかかっていました。 2022年公開の映画『すずめの戸締まり』では、主人公の叔母で育ての親である岩戸環を演じて、声優にも初挑戦しました。
宮沢りえ(みやざわ りえ)【1985年11歳】
1973年4月6日生まれ、東京都出身の宮沢りえは、1987年のCM「三井のリハウス」で“白鳥麗子”役を務め、一躍美少女アイドルとして有名になりました。11歳の頃にはモデルとしても活動を始め、雑誌「週刊セブンティーン」の表紙を飾りました。 1988年には、主演を務めた映画『ぼくらの七日間戦争』で女優デビューを果たします。初主演ドラマは1989年のフジテレビドラマ『青春オーロラ・スピン スワンの涙』。シンクロ選手を目指す主人公の葉月ミカを演じました。 2000年代に入ると映画界での活躍が目立ち、2003年の『たそがれ清兵衛』で日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞、2005年の『父と暮らせば』でブルーリボン賞の主演女優賞を受賞しています。 さらに2014年の『紙の月』、2016年の『湯を沸かすほどの熱い愛』で主演を務め、再び日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞するなど、さらなる躍進を見せました。2018年にはV6の森田剛と結婚し、世間の注目を集めます。 2019年12月、女優デビュー作の約30年後を描くアニメ映画『僕らの7日間戦争』に当時と同じ中山ひとみ役の声優を務め、大きな反響を呼ぶことに。2020年には『人間失格 太宰治と3人の女たち』の演技が評価され、第43回日本アカデミー賞にて優秀主演女優を受賞しました。
安達祐実(あだち ゆみ)【1981年0歳】
1981年9月14日生まれ、東京都出身の安達祐実。わずか2歳でモデルデビューし、10歳の時、1991年のハウス食品CM「咖喱工房」に出演して注目を浴びました。 12歳で主人公・相沢すずを演じた日本テレビドラマ『家なき子』が、高視聴率を獲得。すずの決め台詞「同情するならカネをくれ」が流行し、社会現象にもなりました。
映画デビューは1993年の『REX 恐竜物語』での主演。主人公の立野千恵を演じ、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。1997年には美内すずえの人気漫画『ガラスの仮面』のドラマ版で主演。美内すずえ本人に主人公・北島マヤを演じるよう指名されたといいます。 2014年には劇場版『家なき子』以来、20年ぶりの映画主演作となる『花宵道中』で、初めての濡れ場を披露。オールヌードにも初挑戦しています。 2016年に2児の母となっても衰えぬ若さと美貌、そして確かな演技力を武器に第一線で活動を続け、2019年はドラマ『初めて恋をした日に読む話』などの話題作に出演。 2020年には女性ファッション誌『CanCam』で、史上最年長のカバーモデルを務めました。 2022年には自身のプロデュースしたコスメブランド「Upt(ウプト)」をリリースしています。
子役の現在【男の子編】
中川大志(なかがわ たいし)【2010年12歳】
1998年6月14日生まれ、東京都出身の中川大志は小学4年生の時にスカウトされ、芸能事務所に所属することになりました。 子役時代には、平均視聴率25.2%をマークした人気ドラマ『家政婦のミタ』で阿須田家の長男・翔役を好演。末っ子・希衣役を演じた本田望結と共に大きな注目を集めました。 高校卒業後は、大学には進学せず俳優業に専念することを決意。2017年は映画『きょうのキラ君』のキラ役、『ReLIFE リライフ』の海崎新太役と2作品に主演しています。 2018年には『坂道のアポロン』の川渕千太郎役を演じ、精悍な体と華麗なドラムテクニックを見せつけました。他にも『虹色デイズ』や『覚悟はいいかそこの女子。』など、青春映画への出演が目立っています。 2019年には、『坂道のアポロン』と『覚悟はいいかそこの女子。』での演技により、第42回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を獲得。同年のNHK連続テレビ小説『なつぞら』にて、ヒロイン・なつ(広瀬すず)の夫・坂場一久役を演じ、その好演も評価されました。 2021年も『砕け散るところを見せてあげる』(石橋杏奈とW主演)、『犬部!』に出演するなど、若手実力派俳優の1人として活躍中です。 そして2023年現在、同じく大人気若手女優である橋本環奈との熱愛報道が出ています。
鈴木福(すずき ふく)【2006年1歳】
2004年6月17日生まれ、東京都杉並区出身の鈴木福は2006年に、乳幼児向け教育番組『いないいないばあっ!』で芸能界デビューしました。 翌年にドラマデビュー、2010年にはNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』や映画『ちょんまげぷりん』などで注目され、2011年に芦田愛菜と共演した『マルモのおきて』で大ブレイク!12月末、NHK『紅白歌合戦』に白組最年少(当時)で出場しました。 2012年、ドラマ『コドモ警察』で連続ドラマ初主演を果たし、アニメ映画『ハッピーフィート2』の日本語吹き替え版で声優に初挑戦。「妖怪人間ベム」や2019年の『決算!忠臣蔵』などに出演し、一躍人気子役となった鈴木福も、2020年2月現在は15歳に! 子役全盛期より露出は落ち着いたものの、映画やドラマ、CM以外にも妹や弟とバラエティ番組するなど、様々なジャンルで活躍しています。 2020年は5月公開の映画『#ハンド全力』に、七尾次郎役で出演。将棋棋士・先崎学によるノンフィクション書籍を原作としたドラマ『うつ病九段』には、藤井聡太役で出演しました。
濱田龍臣(はまだ たつおみ)【2006年6歳】
2000年8月27日生まれ、千葉県出身の濱田龍臣。2006年、ドラマ『熟年離婚回避SP2』で子役としてデビューしました。2010年には大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の幼少期役、翌年に劇場版も公開された『怪物くん』の市川ヒロシ役を演じ、注目を集めることに。 可愛らしい容姿と確かな演技力で人気を博し、CMなどにも多数出演したことから、一度は見たことのある子役の一人として知られるようになります。 2010年にて、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』にて、幼少期から憧れ続けた「ウルトラ」シリーズに初出演。 その後、2017年にドラマ『ウルトラマンジード』の朝倉リク/ウルトラマンジード(声)役に抜擢され、2020年公開の『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』にも同役で出演しました。 2021年には映画『ブレイブ 群青戦記』と『ハニーレモンソーダ』に出演しています。
仲野太賀(なかの たいが)【2006年13歳】
1993年2月7日生まれ、東京都出身の太賀。父親は同じく俳優の中野英雄で、13歳の時ドラマ『新宿の母物語』に出演し俳優デビューを果たしました。 初主演作は、2008年公開の映画『那須少年記』。高度経済成長期の栃木県那須塩原を舞台に、中学2年生のオサムの青春を描いています。 2016年放送のドラマ『ゆとりですがなにか』では、入社2年目の「真性ゆとり」山岸ひろむ役を好演。協調性のないゆとり発言を連発し、視聴者の心をざわつかせました。
2018年には映画に5本出演。主演を務めた『母さんがどんなに僕を嫌いでも』をはじめ、ディーン・フジオカと共演した『海を駆ける』、福田雄一監督の『50回目のファーストキス』など、どれも個性的で印象深い役柄ばかり。 同年テレビドラマでも、日本テレビの『今日から俺は!!』に今井勝俊役で出演し、喧嘩の強い筋骨隆々なツッパリ役で大暴れしました。 2019年6月24日より、芸名を本名の“中野”と、“仲間”からとって「仲野太賀」に改めて活動。同年にはNHK大河ドラマ「いだてん」に出演し、小松勝役を演じました。 22020年は『今日から俺は!!劇場版』をはじめ、7本の映画に出演。2021年には『あの頃。』などの出演作が公開されています。
加藤清史郎(かとうせいしろう)【2003年1歳】
加藤清史郎は「思い出づくりになれば」と生後2ヶ月から母親に連れられ劇団ひまわりに登録。1歳1ヶ月でデビューしました。 2009年トヨタ自動車のCMに出演し「こども店長」として一躍人気になります。 2011年『忍たま乱太郎』の実写版で主演を務め、その姿で大ファンである阪神タイガースの始球式にも参加しました。2012年からは『金曜ロードSHOW!』でシネマボーイとして映画ナビゲーターに就任します。 中学校卒業後、イギリスへ留学し演劇学校にも通いました。 2020年に帰国して、映画『太陽は動かない』(2021年)やNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)などに出演し、成長した姿で活躍しています。
本郷奏多(ほんごう かなた)【2002年12歳】
1990年11月15日生まれ、宮城県仙台市出身の本郷奏多。幼稚園の頃から地元の「仙台SOSモデルエージェンシー(現・モラドカンパニー)」に所属し、キッズモデルとして活動しました。 俳優デビュー作は、2002年に公開された金城武、鈴木杏のW主演映画『リターナー』です。2005年には、『HINOKIO』にて当時14歳で映画に初主演。 同年放送のドラマ『愛くるしい』では南雲愁役を演じ、クールなキャラが話題になりました。 端正なルックスから、2006年の映画『NANA2』や2017年のドラマ『ラブホの上野さん』、2019年の『キングダム』といった実写化作品に多数出演し、一躍有名になります。 2017年の『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』などでは声優として活躍するほか、2020年リリース予定の実写ムービーゲーム『Death Come True』では主演を務めました。 また同年11月に解説した自身のYouTubeチャンネル「本郷奏多の日常 」は、2023年1月時点で登録者数59.1万人を突破しています。このチャンネル、なんと編集まで全て自分でやっているというので驚きです!
柳楽優弥(やぎら ゆうや)【2002年12歳】
1990年3月26日生まれ、東京都東大和市出身の柳楽優弥は12歳の時、自ら志願し芸能事務所に所属。初めて受けたオーデイションで、是枝裕和監督作『誰も知らない』の主役の座を射止めます。 カンヌ映画祭コンペティション部門に出品された同作で、最優秀主演男優賞を史上最年少で受賞。一躍有名人の仲間入りを果たしました。 プライベートでは、かねてから交際中であった女優の豊田エリー2010年に入籍。同年、一女をもうけ父親になっています。
2016年公開映画『ディストラクション・ベイビー』では主人公・芦原泰良役を演じ、キネマ旬報ベスト・テン最優秀主演男優賞に選ばれた他、多くの映画賞を受賞しています。 2017年には漫画原作の実写映画『銀魂』で、人気キャラクターの土方十四郎役を務め、コミカルな演技も披露。2018年の続編にも続いて出演しました。 2021年は映画『HOKUSAI』(田中泯とのW主演)にて主人公・葛飾北斎の青年期を演じるほか、2020年7月より放送のドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』に出演しました。
市原隼人(いちはら はやと)【2002年14歳】
1987年2月6日生まれ、神奈川県川崎市出身の市原隼人は5年生の時に渋谷でスカウトされたのをきっかけに芸能界入りを果たしました。 14歳の時、岩井俊二監督作品『リリィ・シュシュのすべて』で主人公・蓮見雄一役を演じ世間の注目を集めることに。なお、同作には蒼井優、伊藤歩の他、勝地涼、高橋一生と現在活躍中の人気俳優が多数出演していました。
その後は『WATER BOYS2』の水嶋泳吉、『あいくるしい』の真柴豪役とヒットドラマに次々と主演。大ヒットドラマ『ROOKIES』では、ピッチャーの安仁屋恵壹役を演じ、2009年の映画版にも出演しています。 2017年に放送された湊かなえ原作ドラマ『リバース』では、メインキャストの1人・谷原康生役を務めドラマを盛り上げました。また、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で、直虎の警護を務める僧侶の傑山を演じて好評を得ています。 2020年3月には、2019年放送の主演ドラマの劇場版『劇場版 おいしい給食 Final Battle』で、「給食絶対主義者」の中学校教師役を続投。同月上演の舞台『脳内ポイズンベリー』にて、2015年公開の映画版では西島秀俊が演じた、吉田役を演じました。
中尾明慶(なかお あきよし)【2000年12歳】
1988年6月30日生まれ、東京都中野区出身の中尾明慶。小学生の頃、テレビに出たいと思い芸能事務所主催のスクールに入所したのが芸能界入りのきっかけでした。 6年生の時、昼ドラ『ママまっしぐら』で子役デビューし、2001年のドラマ『三年B組金八先生』の山越崇行役、2004年『WATER BOYS2』の山本洋介と人気ドラマに出演し注目を集めます。 2013年映画『時をかける少女』で共演した仲里依紗と結婚。2016年には長編ミステリー『陽性』で小説家デビューを果たしています。 2018年10月から放送のNHK連続テレビ小説『まんぷく』に、萬平(長谷川博己)が設立した会社の従業員役・岡幸助として出演。朝ドラ出演は本作が初めてです。 2020年は『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ!~映画になってちょうだいします~』にて映画監督の黒沢ピヨシ役を演じたほか、2021年まで「月9」枠のドラマ『監察医 朝顔』のシーズン2に、シーズン1から引き続き出演してます。
須賀健太(すが けんた)【1999年5歳】
1994年10月19日生まれ、東京都出身の須賀健太。子役デビューは1999年で、2006年までセントラル子供劇団に所属していました。2023年現在はホリプロに移籍しています。 テレビドラマで初めて注目されたのは、2002年のフジテレビドラマ『人にやさしく』の五十嵐明役。映画では2005年の『ALWAYS 三丁目の夕日』に古行淳之介役で出演し、以降同シリーズで7年間淳之介を演じ、3作目では高校生にまで成長しました。 映画初主演は、2006年の『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』で、主人公の花田一路を演じています。2007年には、日本テレビドラマ『喰いタン2』で共演した東山紀之と森田剛の3人で、音楽グループ「トリオ・ザ・シャキーン」を結成。シングル「愛しのナポリタン」で歌手デビューも果たしました。 舞台での活動も活発で、2016年から2018年には演劇『ハイキュー!!』で、主役の日向翔陽を演じています。 2019年以降は、映画『劇場版パタリロ!』や『凜-りん-』などに出演する一方、舞台での活躍が顕著になっているようです。2021年には、ドラマ『青のSP』に出演しました。
神木隆之介(かみき りゅうのすけ)【1999年6歳】
1993年5月19日生まれ、埼玉県出身の神木隆之介。母親が事務所に応募したのが芸能界入りのきっかけでした。2歳でCMデビュー、12歳の時、映画『妖怪大戦争』に初主演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。 『千と千尋の神隠し』の坊役でデビューしたのを皮切りに、『ハウルの動く城』のマルクル、『借りぐらしのアリエッティ』の翔役とジブリ作品の声優としてに次々に出演。2016年には興行成績ランキング邦画歴代2位を記録した『君の名は。』で主人公・立花瀧役を務めています。
2014年『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』での瀬田宗次郎役、2015年『バクマン。』での高木秋人役、2017年『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の広瀬康一役など、漫画原作の実写版映画に出演する機会も多く、いずれも高評価を得ました。 2017年には『3月のライオン』の主人公・霧山零役を務め、若手実力派俳優としてのポジションを着実に。 新海誠監督の大ヒット作『君の名は。』では主人公の声優役に抜擢され、同監督の最新作『すずめの戸締まり』でもファンを釘付けにしたキャラ・芹澤朋也を演じて話題になりました。
染谷将太(そめたに しょうた)【1999年7歳】
1992年9月3日生まれ、東京都江戸川区出身の染谷将太。7歳の時に子役としての活動を開始し、15歳の時には映画『パンドラの匣』のひばり役で初の映画主演を務めています。 2011年公開の『ヒミズ』の主人公・住田祐一役の演技が高く評価され、ヴェネチア国際映画祭で日本人初となるマンチェロ・マストロヤンニ賞(日本の新人賞にあたる)、および日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。知名度を一気に上げることとなりました。
その後も2012年公開映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』で毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、2015年公開映画『さよなら歌舞伎町』で、ニューヨーク・アジア映画祭ライジングスター賞の栄冠に輝いています。 2016年には、チェン・カイコー監督による日中合作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』(日本では2018年に公開)で主人公の空海役に抜擢、すべて中国語での演技に挑戦しました。 2019年3月、2015年に結婚した妻・菊地凛子が第2子を出産し、2児の父に!2020年は、映画『シライサン』、第72回カンヌ国際映画祭2019の「監督週間」に選出された『初恋』などに出演。 4度目のNHK大河ドラマ出演となる『麒麟がくる』では、主人公・明智光秀の主君・織田信長役に抜擢されました。
山田孝之(やまだ たかゆき)【1999年12歳】
1983年10月20日生まれ、鹿児島県出身の山田孝之。16才の時、1999年の日本テレビドラマ『サイコメトラーEIJI2』で俳優としてデビューし、2003年にはフジテレビドラマ『WATER BOYS』で初主演を務めました。 続いて2004年には、『FIREBOYS〜め組の大吾』『世界の中心で、愛をさけぶ』でも主演。それ以降もテレビでの主演作が続き、『白夜行』や『タイヨウのうた』など青春ドラマに多く出演しました。
映画初主演となった2005年の『電車男』では、アキバ系ヲタクの通称“電車男”を演じました。その後は一転ワイルドな一面を見せた『クローズZERO』の芹沢多摩男役や『闇金ウシジマくん』の丑嶋肇役など、映画・テレビとシリーズものに次々と出演。特に『勇者ヨシヒコ』でのヨシヒコ役は、山田孝之の当たり役に! 2019年、綾野剛および内田朝陽とバンド「THE XXXXXX(ザ・シックス)」を結成して1stアルバム「THE XXXXXX」をデジタル配信し、ワンマンライブを開催。 2021年には竹中直人、齊藤工と共同制作する映画『ゾッキ』や『はるヲうるひと』に出演しました。
三浦春馬(みうら はるま)【1997年7歳】
1990年4月5日生まれ、茨城県土浦市出身の三浦春馬。4歳で児童劇団に入団、7歳の頃にはNHK朝ドラ『あぐり』に子役として出演し、テレビドラマデビューを果たしています。 堀越高校入学後は、映画『キャッチ ア ウェーブ』の佐々木大洋役で映画初主演。映画『恋空』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞と順風満帆にキャリアを重ね、2008年に主演したドラマ『ブラッディ・マンディ』が人気を博し、2010年にシーズン2が製作されています。
2017年のNHK大河『女城主 井伊直虎』では、井伊家の嫡男であり、のちの井伊直政の父・井伊直親という物語の中の重要な役どころを演じています。 映画でも近年役柄の幅を広げ、2015年の『進撃の巨人』の主人公・エレンや2018年の『銀魂2 掟は破るためにこそある』の伊東鴨太郎など、漫画原作の実写化作品にも出演。 2016年以降、ミュージカルで披露したダンスや歌唱力にも注目が集まり、2019年の主演ドラマ『TWO WEEKS』の主題歌で歌手デビュー。 2020年7月18日、30歳という若さで突然この世を去り、帰らぬ人となりました。 まだ公開を迎えていなかった主演映画『天外者』や、出演作『コンフィデンスマンJP -プリンセス編-』などが順に公開され、2021年も『ブレイブ 群青戦記』と『太陽の子』の2つの出演作品が公開されています。
生田斗真(いくた とうま)【1996年12歳】
1984年10月7日生まれ、北海道室蘭市出身の生田斗真。1996年に、SMAPのファンだった母親が「SMAPに会えるかも」と考えて彼の履歴書をジャニーズ事務所に送ったのをきっかけに、オーディションに参加し、採用されました。 1996年から2年間、NHK教育『天才てれびくん』にてれび戦士として出演し、1997年にはNHK連続テレビ小説『あぐり』に子役として出演しています。 その後も『サイコメトラーEIJI II』『ネバーランド』など様々なドラマに出演し、2007年に大ヒットドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』に中津秀一役で出演し、そのルックスとコミカルな演技で一躍注目を集めました。 映画にも引っ張りだこになり、『ハナミズキ』(2010年)、『僕等がいた』(2012年)、『脳男』(2013年)など、数々のヒット作で主演を務めています。 また彼が主演を務め、第67回ベルリン国際映画祭でテディ賞審査員特別賞などを受賞した映画『彼らが本気で編むときは、』(2017年)では、トランスジェンダーの元男性の役に挑戦しました。
佐藤健(さとう たける)【1994年5歳】
1989年3月21日生まれ、埼玉県岩槻市出身の佐藤健。幼い頃に子役事務所に所属し、雑誌のモデルやCM出演などをしていました。小学校中学年頃には事務所を辞めていましたが、高校2年時に原宿でスカウトされ再び事務所に所属します。 2006年に、テレビドラマ『プリンセス・プリンセスD』で俳優デビュー。2007年には『仮面ライダー電王』の野上良太郎役で連続テレビドラマ初主演し、同年8月公開の『仮面ライダー電王 俺、誕生!』で映画初出演にして主演を果たしました。 その後ドラマ『ROOKIES』(2008年)や「ブラッディ・マンデイ」シリーズ、『メイちゃんの執事』(2009年)などの話題作への出演で知名度を上げていきます。主演を務めた実写映画「るろうに剣心」シリーズは大ヒットし、その演技力とアクションが高く評価されてました。 近年も映画『亜人』(2017年)や『いぬやしき』(2018年)で迫力満点のアクションを披露。2021年秋には主演映画『護られなかった者たちへ』の公開が控えています。
小栗旬(おぐり しゅん)【1994年11歳】
1982年12月26日生まれ、東京都出身の小栗旬。小学6年生の時に応募したオーディションに合格して以来、エキストラやドラマの端役で活動していました。 一躍その名を知らしめた役が、2005年のTBSドラマ『花より男子』での花沢類。2000年代後半はドラマでの主演作も増え、2012年のラブコメ『リッチマン、プアウーマン』や2014年の歴史ドラマ『信長協奏曲』など多様なジャンルで主演しました。
一方映画でも、主役の滝谷源治を演じた2007年の『クローズZERO』が大ヒット。2012年の『宇宙兄弟』での南波六太、2014年の『ルパン三世』でのルパン三世、2017年の『銀魂』での坂田銀時など、漫画原作の映画化で主演を務めることが多く、確実に作品をヒットに導いています。 俳優の他にも、2010年の『シュアリー・サムデイ』で映画監督デビューも飾りました。 さらに2020年は、映画『罪の声』、舞台『ジョン王』で主演を務め、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主演にも抜擢されました。同作はNHK大河ドラマ第61作であり、『新選組!』と『真田丸』を手がけた三谷幸喜が担当、小栗は北条義時役を演じます。
浅利陽介(あさり ようすけ)【1991年4歳】
1987年8月14日生まれ、東京都出身の浅利陽介。4歳の時、児童劇団に入り、CMデビューしたのが子役としてのスタートとなりました。 2000年放送のドラマ『永遠の仔』の少年期のジラフや、2001年の昼ドラ『キズ・ウォー3』の不良少年・一平役等、印象深い役どころを演じ注目を集めます。 2008年にスタートした「コードブルー」シリーズではメインキャラクターの1人、藤川一男役を好演。ややお調子者ではあるものの、同期や患者に寄り添い元気づけるムードメーカーでもあり、なくてはならない重要な役どころを演じています。 2018年にはテレビドラマ5本に出演。連続ドラマでは『義母と娘のブルース』で田口朝正役を演じました。映画では長年演じてきた「コード・ブルー」シリーズの集大成となる、劇場版『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』が公開。2018年最大のヒット作となりました。 2020年は2019年10月から放送中のドラマ「相棒」シリーズ最新作「Season18」に、「Season14」から担当している青木年男役で出演。さらに長谷川博己主演の『麒麟が来る』にて9度目の大河ドラマ出演を果たし、徳川家康の父・松平広忠を演じています。
高橋一生(たかはし いっせい)【1990年9歳】
1980年12月9日生まれ、東京都出身の高橋一生。9歳の時、祖母に勧められ児童劇団に入ったのが芸能界入りのきっかけでした。10歳の時、北野武監督作品『ほしをつぐもの』で映画デビュー、中学3年生の時にはジブリ映画『耳をすませば』の準主役・天沢聖司役を務めています。 長じてからは、『池袋ウエストゲートパーク』の森永数範役、『医龍』の外山誠二役と存在感のある脇役を歴任。2015年のドラマ『民王』で演じたクールで口の悪い秘書・貝原茂平役が注目を集め、一躍スターの仲間入りを果たしました。
2017年はオリコン上半期ブレイク俳優ランキングで首位を獲得するなど、躍進の年に!TBSドラマ『カルテット』ではヴィオラ奏者の家森論高役、NHK連続テレビ小説『わろてんか』では実業家の伊能栞役を演じ大きな話題を呼びました。2018年にはフジテレビの『僕らは奇跡でできている』で、民放のプライム帯でドラマ初主演を務めています。 2019年は主演ドラマ『東京独身男子』の主題歌を担当して、正式に歌手デビューを飾ったほか、『凪のお暇』での号泣演技も話題になりました。2020年には映画『ロマンスドール』およびドラマ『スパイの妻』で主演を務めています。
ウエンツ瑛士(うえんつ えいじ)【1989年4歳】
1985年10月8日生まれ、東京都出身のウエンツ瑛士。4歳からモデルとして芸能活動を開始し、1995年にはNHK子供番組『天才てれびくん』にてれび戦士としてレギュラー出演、5年間にわたり人気戦士として活躍しました。 2002年には小池徹平と音楽デュオ「WaT(ワット)」を結成。2004年にはシングル「卒業TIME」でCDデビュー、2006年の日本レコード大賞では新人賞を受賞し、歌手としても話題を集めました。2004年には『正しい恋愛のススメ』でドラマ初主演、2007年には『キャプテントキオ』で映画初主演、同年には主演映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』も公開され、役者としても知名度が上昇。 2023年現在は、演技や音楽活動だけにとどまらず、バラエティや舞台、司会もこなすマルチな才能を発揮しています。
濱田岳(はまだ がく)【1988年9歳】
1988年6月28日生まれ、東京都出身の濱田岳。スカウトをきっかけに芸能事務所に所属、1998年放送のドラマ『ひとりぼっちの君に』に子役として出演し、ドラマデビューを果たしました。 映画初主演作は2006年公開の『青いうた~のど自慢 青春編~』。翌年公開の映画『アヒルと鴨のコインロッカー』では主人公・椎名を演じ、高崎映画祭最優秀主演男優賞を獲得しています。 その後、『フィッシュストーリー』、『ゴールデンスランバー』、『ポテチ』と伊坂幸太郎原作の映画に立て続けに出演。『ゴールデンスランバー』で演じた「キルオ」は、伊坂幸太郎が濱田岳をイメージしてあて書きしたのだとか。
2015年以降は浜ちゃんの若かりし頃を描くドラマ「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~」シリーズに主演し、好評を得ました。また、CMでの活躍も目立ち、2015年から続くKDDIの「au三太郎シリーズ」では金太郎役で人気を博しています。 2019年放送の『インハンド』では、主演の山下智久、菜々緒との掛け合いが好評を博し、第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞にて助演男優賞を獲得しました。2020年にはドラマ『心の傷を癒すということ』、映画『喜劇 愛妻物語』などに出演しています。
えなりかずき【1987年3歳】
1984年11月9日生まれ、東京都世田谷区出身のえなりがずきは5歳の時、中華料理店「幸楽」を営む小島家の長男・眞役を射止め『渡る世間は鬼ばかり』に出演。一躍お茶の間の人気者になりました。 1990年に第1シリーズがスタートした「渡鬼」。最終シリーズが終わった2011年以降も、1~2年に1度単発スペシャルが製作され、当初5歳だった眞も、2017年のスペシャルでは仕事と子育ての両立に悩む一児の父へと成長しています。 善良で真面目な好青年を演じることの多い、彼ですが、2017年のドラマ『サヨナラ、えなりくん』では、男たちの欲望を煽る悪の化身・えなりかずき役を演じています。いつもと一味違う「えなりかずき」をご堪能ください。 2018年にはテレビ東京ドラマ『バイプレイヤーズ』に本人役で出演したり、NHK Eテレのパペットバラエティ『コレナンデサンデー』で、ブルブル役の声を担当しています。 全盛期より露出は減少していますが、バラエティ番組に不定期出演しているほか、2020年はドラマ『知らなくていいコト』第2話にゲスト出演しました。
伊藤淳史(いとう あつし)【1887年4歳】
1983年11月25日生まれ、千葉県船橋市出身の伊藤淳史。4歳の時に『とんねるずのみなさんのおかげです』の中で放送されたコーナードラマ「仮面ノリダー」にチビノリダーとして出演し、一躍お茶の間の人気者になりました。 1997年、映画『鉄塔 武蔵野線』で映画初主演。大学卒業後の2005年にはドラマ『電車男』で演じた主人公・山田剛志役が人気を博し、若手俳優として不動の地位を築き上げました。 連続ドラマ単独初主演を果たしたドラマ『チームバチスタの栄光』では、おっちょこちょいでお人好しの医師・田口公平を好演。2015年公開の『映画 ビリギャル』で落ちこぼれ生徒に寄り添う塾講師・坪田義孝役を演じ、その年の日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞しています 2020年1月から「月9」枠で放送中のドラマ「絶対零度」Season4(第5話)にて、2018年の「Season3」で演じた東堂定春役で再出演し、ファンから喜びの声が上がりました。 2021年公開の映画『未来へのかたち』では、愛媛県の焼き物の里・砥部町にある窯元の主人・竜青役を演じ、主演を務めることになりました。
吉岡秀隆(よしおか ひでたか)【1975年5歳】
1970年8月12日生まれ、埼玉県蕨市出身の吉岡秀隆。1975年、5歳の時に劇団若草に入り、所属後すぐにテレビ時代劇『大江戸捜査網』で子役デビューしました。 1981年から山田洋次監督、渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズで主人公・車寅次郎の甥っ子・諏訪満男役を演じ、錚々たるキャストと共演。 1981年から2002年まで倉本聰脚本の「北の国から」でナイーブな主人公の少年・黒板純を好演すると同時に特徴的なナレーションで人気を集め、中嶋朋子とともに名子役と称されます。 私生活では、2002年に『北の国から2002・遺言』で恋人役を演じた女優・内田有紀と結婚するも、2005年に離婚しました。 その後ドラマ『Dr.コトー診療所』(2003年)への出演を経て、新たなファン層を獲得していきます。思い悩む等身大の男性の演技に定評があり、山崎貴監督作「ALWAYS/三丁目の夕日」シリーズでは、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞に2度輝きました。 2019年は「男はつらいよ」22年ぶりの新作「お帰り 寅さん」が公開され、2020年は映画『峠 最後のサムライ』、『Fukushima 50』に出演しました。
坂上忍(さかがみ しのぶ)【1972年5歳】
1967年6月1日生まれ、東京都出身の坂上忍は、あまりにも有名な古参の天才子役。現在では俳優の他にも、司会者やコメンテーター、エッセイスト、演出家や映画監督など多くの肩書きを持つマルチタレントです。かつてはロック歌手としても活動していました。 1970年、3歳で劇団若草に所属して子役デビュー。1978年にタロー役で主演したフジテレビドラマ『ふしぎ犬トントン』をはじめ数々のテレビドラマに出演し、名子役と呼ばれるように。1970年代〜80年代にかけてテレビドラマ・映画を中心に活躍しました。
2009年には芸能プロダクション「アヴァンセ」を開校し、子役育成にも力を入れています。2015年からはフジテレビの昼帯番組『バイキング』の総合MCを務め、司会としていくつもの冠番組を持つまでに至りました。 映画やドラマへの出演はありませんが、2020年1月に公開された2016年公開の『アングリーバード』の続編『アングリーバード2』にて、レッドの吹き替え声優を続投しました。
天才子役は大人になっても多彩だった!今後の活躍にも注目
今なお多方面で活躍する俳優になった子役もいれば、芸能界を引退して違う道を進んだ子役も。活躍の場所は違えど、あの頃と変わらぬ輝きを放っているのではないでしょうか。 中には雰囲気がガラリと変わっている子役もいましたね。現在活躍中の子役の中にも、将来の大スターが紛れ込んでいるかも。成長を見守るのもまた楽しいのではないでしょうか。