2022年3月18日更新

フリン・ライダーはディズニー史上最高のイケメン!大泥棒ユージーンの魅力に迫る

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ディズニーのプリンセス作品のなかでも、とくに人気の高い『塔の上のラプンツェル』。人気の理由の1つはラプンツェルの相手役フリン・ライダーがディズニー史上最高のイケメンであること! 話術が巧みで行動派スマート、ユーモアたっぷりでチャーミング。そしてちょっとした秘密もあるミステリアスさ。そんな彼の魅力を紹介しましょう!

フリン・ライダーの本名は何?

彼の「フリン・ライダー」という名前は偽名で、本名は「ユージーン・フィッツハーバード」。

子どもの頃に読んだ絵本の主人公から取ったというこの名前は、悪名高いアウトローとしての彼のあこがれを表しているようです。物語の後半、ラプンツェルと心を通わせた彼は彼女に本名を明かしました。続編などでは、ラプンツェルは彼のことを「ユージーン」と呼んでいます。

その後、ラプンツェルとどうなったの?

『塔の上のラプンツェル』のあと、2人は結婚しました。その結婚式の様子は9分程度の短編『ラプンツェルのウェディング』で描かれています。 2人の結婚式ではちょっとしたハプニングがあり、マキシマスとパスカルが大活躍。劇場での上映はアメリカ限定でしたが、日本では現在ディズニープラスで観ることができるので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

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ラプンツェルとの年齢差は8歳!?ディズニーでは珍しい年の差カップル

フリンとラプンツェルの出会いは、彼がプリンセスの王冠を盗み出し逃亡している最中に彼が偶然ラプンツェルの住んでいた塔に逃げ込んだことがきっかけでした。 プロフィールなどについては詳しくは明かされていませんが、フリンが26歳、ラプンツェルが18歳であるということがわかっており、ディズニーでは珍しい年の差カップルとなっています。

性格は自意識過剰でナルシスト

ルックスが良く話術も得意な彼は、自信過剰なナルシスト。指名手配書の似顔絵の鼻が大きすぎると文句をつけるほど、外見には自信があるようです。そんな彼はラプンツェルの塔に逃げ込み、盗んだ王冠を奪われてしまったときもキメ顔で交渉しますが、世間知らずのラプンツェルには通用しませんでした。 その後、逆にフリンは彼女に振り回される羽目になってしまいます。しかし、そんなラプンツェルの自由奔放さ、天真爛漫な様子に惹かれていくのです。

フリンをもっとイケメンに!ホット・マン会議が開かれた

フリンを「ディズニー史上最高のイケメン」にするため、彼のキャラクターデザインの際には「ホットマン(イイ男)会議」が開かれたそうです。 自信家のナルシストで皮肉屋、そして実力もありユーモアのセンスもあるというフリンのキャラクター像を完成させるには、その外見もイケメンである必要がありました。 そのため、30人にもおよぶ女性スタッフがそれぞれイケメンだと思う男性の画像を持ち寄って、フリンの外見を決める会議が行われたのです。しかし会議ではハリウッドやスポーツ界など、ありとあらゆるジャンルのイケメンの画像が所狭しと壁に貼られ、さまざまな意見が飛び交ったのだとか。 監督のバイロン・ハワードとネイサン・グレノは、のちに作品の製作でこの会議がいちばんキツかったと語っています。魅力的なフリンを生み出すのは、大変な作業だったようですね。

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本名はユージーン・フィッツハーバード

フリンという名で通っていますが、彼の本名は「ユージーン・フィッツバード」。通り名とは随分と名前が違っていますね。フリンは子供の頃孤児院にいたという過去があり、その時に読んだ絵本の中に出てくる主人公の名前が「フリナガン・ライダー」という名で、どうやらその名前が由来となっているようです。 この物語は冒険活劇のようで、彼は幼い頃から派手に活躍することに対して憧れがあったのかもしれませんね。ラプンツェルと心の距離が近づいたところで自分の名前を明かすシーンもあるのですが、ラプンツェルはフリンの名前の方がお気に入りのようです。

日本版の声優はイケメンボイスの畠中洋が担当

(画像右) 日本版でフリンを演じたのは声優であり俳優でもある畠中洋です。畠中は1966年1月9日生まれで山形県の出身。高校生の時に見た演劇で感銘を受けたことから俳優の道を志し、青年座研究所を経て音楽座に入団しました。 音楽座ではミュージカルを中心に出演。1996年の音楽座解散後も多くのミュージカルや舞台、テレビドラマ等で活躍しています。 その後はテレビドラマや映画での仕事を始め、数多くの作品に出演。「ラプンツェル」以外にも、2015年に公開された実写版『シンデレラ』や、2007年に公開された『魔法にかけられて』など、ディズニー関連作品での吹き替えを担当しています。

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アメリカ版の声優は、俳優のザッカリー・リーヴァイが担当

アメリカ版では、ザッカリー・リーヴァイがフリン・ライダーの声を担当しています。彼は2007年から2012年にかけて放送されたスパイアクションドラマ『CHUCK/チャック』で主演を務め、人気を獲得しました。 「ラプンツェル」のフリンも彼の代表的な役の1つで、ラプンツェルの声優を担当したマンディ・ムーアとともに歌った『輝く未来』は、第83回アカデミー賞歌曲部門にノミネート。その後はアメコミ映画『シャザム!』(2019年)でも主演を務めています。 彼はゲームやメカ、アニメなどが好きなオタクとして知られており、来日した際も日本のアイドルなどに興味津々だったとか。見た目がカッコいいことから、セクシーなオタクというあだ名もついています。

ユーモアたっぷりで見る人を魅了する男前のフリン・ライダー!

見た目がカッコ良くて話術も巧みなモテ男なフリン・ライダー。作中ではお茶目なシーンが多いのですが、洒落たジョークが多くイケメンを物語っているシーンが多々見受けられます。 例えば、彼の手配者が出回っていて、それを見つけて焦るシーンがあるのですが、彼は「俺の鼻こんな風に描きやがった!」と一言。ピンチも笑いに変えてしまう素敵な男性です。 また、終盤ではピンチに陥った彼を助けようとラプンツェルが自らを犠牲にしようとするシーンがあるのですが、フリンは自分もピンチのはずなのに、自分よりもラプンツェルを助けるのです。男前なシーンに女性はきゅんとしてしまうかもしれませんね。 物語を通して自信たっぷりのフリンがラプンツェルに振り回される様は可愛らしくもあり、少しずつ変化していく彼の姿はとても魅力的に映ります。