2025年2月4日更新

【リゼロ】フェルトの正体は?なぜ王戦に参加しているのか・ラインハルトとの関係を解説

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Re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ フェルト
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会

「リゼロ」に登場するフェルトは、王選候補者の1人です。盗賊として登場したはずのフェルトが、なぜ王候補になったのでしょうか。 本記事ではフェルトの王選参加の経緯や謎に包まれた出自、ラインハルトやロム爺との関係を解説。彼女の正体に迫ります。 ※この記事は『Re:ゼロから始める異世界生活』の重要なネタバレを含みます。

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「リゼロ」フェルトのプロフィール

リゼロ フェルト
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会 ©SEGA
誕生日 8月8日(ロム爺に拾われた日)
年齢 14歳
身長 153cm
陣営の仲間 ラインハルト , ロム爺 , トンチンカン(ガストン , ラチンス , カンバリー) , エッゾ・カドナー
声優 赤﨑千夏

フェルトはセミロングの金髪に赤い瞳が印象的な、負けん気の強い女の子です。貧民街の盗賊として登場し、後に王選候補者の1人となります。なんらかの加護を持っているようで、逃げ足の速さは抜群です。 彼女は天涯孤独の身で、自分を拾ってくれたロム爺を実の祖父のように慕っており、その関係性はまるで家族のよう。 フェルト陣営の騎士を務めるのは、ルグニカ王国どころか作中最強とされるラインハルト・ヴァン・アストレアです。出会いがよくなかったこともあってフェルトは当初、ラインハルトに反発していました。しかし、一緒に過ごすうちに少しずつ主従関係を築いていくことになります。

フェルトはなぜ王選に?ラインハルトとの出会い

リゼロ ラインハルト
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会 ©SEGA

腕の立つ盗賊として評判だったフェルトは、「腸狩り」エルザから盗みの依頼を受けます。依頼内容はエミリアが持つ徽章です。フェルトがエミリアの徽章を盗んだことがきっかけで、フェルトはスバルやエミリア、ラインハルトと関わることになります。 エミリアのために徽章を取り返そうと動いたスバルは、フェルトとロム爺の拠点である盗品蔵でエルザと戦うことに。外に助けを求めに走ったフェルトが、偶然出くわしたのがラインハルトでした。 ラインハルトの参戦によってエルザが撃退されると、フェルトは盗んだ徽章をエミリアに返そうとします。その瞬間、わずかに徽章が赤く光ったのをラインハルトは見逃しませんでした。その場では多くを語らず、ラインハルトはフェルトのマナをいじって眠らせると、抱きかかえて連れ帰ったのです。

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フェルトはラインハルトに誘拐され王選に

ラインハルトに連れ去られたフェルトは、着ていた服やナイフも奪われ、帰りたくても帰れない状況が続きます。その間、ラインハルトはかなり執念深く、フェルトに王選に出るよう説得していたようです。 出会いから約2週間後、王都での王候補者たちによる所信表明の場に連れてこられたフェルト。王候補となることに後ろ向きだった彼女ですが、その場で侵入者として囚えられたロム爺と再会することに。ロム爺は一芝居打って、フェルトが王候補になることを拒否するよう仕向けました。 ところがフェルトはその思惑を見抜いた上で、ロム爺を助けるために王選に名を連ねることを決意。演説では大嫌いな今の国を「全部ぶっ壊してやる」と宣言しました。

「リゼロ」フェルトの正体は?

フェルトは王族である可能性が示唆されています。まだ真相は判明していませんが、その可能性は高いでしょう。ここからは3つの根拠とともに、フェルトが王族である可能性について考えていきます。

正体が王族である根拠①:外見と龍の血

金色の髪に紅の双眸というフェルトの容姿は、実はかなり珍しいものです。しかも、この特徴はルグニカ王家の血筋に表れる容姿の特徴と一致しています。 残念ながら一族が途絶えてしまっている関係で、フェルトが王族だと確定するのが難しい状況になっていますが、彼女が王族である根拠の1つです。 ルグニカ王国が王選候補者を集め新たな王を決めようとしているのも、もともとは王族が原因不明の病で次々と倒れてしまったから。王位を継承できる血筋の人間がいなくなったためです。 ルグニカはかつて神竜ボルカニカと盟約を交わしたとされる国で、徽章が光った者はその神竜と対話をする資格があるとされています。失われた王族と同じ特徴の容姿を持ち、竜の巫女でもあるフェルト。偶然では済ませられない、必然めいたものを感じます。

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正体が王族である根拠②:誘拐された過去

14年前、当時の王弟フォルド・ルグニカの娘が誘拐されるという事件が起きました。このときの王弟息女はいまだ見つかっておらず、年齢はフェルトと同じくらい。そのため、ラインハルトは誘拐された王弟息女がフェルトであり、王族唯一の生き残りだと睨んでいます。 この誘拐事件の容疑者の1人はラインハルトの父ハインケルです。当時ハインケルは白鯨討伐に赴く予定でしたが、この誘拐事件を理由に息女捜索に出向いており、白鯨討伐の任務を逃れています。真相はわかりませんが、今後フェルトの出自とアストレア家が深く関わってくる可能性は高そうです。 また、外伝ではフェルトがよく見る夢のことが書かれています。その夢では王弟のフォルドが、ロム爺に赤ん坊のフェルトを託すというもの。 ロム爺は実はかつて国内で起きた内戦「亜人戦争」で、亜人陣営の大参謀だったバルガ・クロムウェル。王族との接点もあったため、フェルトの夢は真実である可能性が高いでしょう。

正体が王族である根拠③:本名はフェルトじゃない

フェルトという名は育ての親のロム爺がつけた名前で、本名ではありません。水門都市プリステラでの魔女教大罪司教による襲撃では、フェルトは「暴食」ライ・バテンカイトスと戦うことに。 バテンカイトスはレムの名前と記憶を喰って、彼女を「眠り姫」とした張本人です。戦闘中、バテンカイトスはフェルトを食べようとしましたが、食事は失敗。この一連の出来事から、フェルト自身も知らなかった別の本名があることが判明しました。 身分を隠す必要があって貧民街に逃されたのだとしたら、ロム爺が事情を知った上で偽名で彼女を育ててきたのも納得です。フェルトには王族としての名前がある。そう考えると、やはり彼女の正体は王族でほぼ間違いないのでしょう。

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「リゼロ」フェルトの強さ・能力は?

リゼロ フェルト
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会 ©SEGA

フェルトは詳細不明ですが、風に関連する加護を持っていることが判明しています。身軽に壁をよじ登ったり、超加速で敵の攻撃をよけたりすることができます。 彼女は戦闘要員ではないので、戦闘力という意味ではそれほど高くありません。しかし、やや荒っぽい性格で負けん気が強いため、イラッとするとすぐ手が出るところがあります。 プリステラの対「暴食」戦では、フェルトがエキドナの残したミーティアを使うことで、暴食を撃退してみせました。陣営としては最強の騎士ラインハルトがついているので最強クラスです。

「リゼロ」フェルトの正体はいつ確定する?伏線回収に期待

フェルトの正体についてはまだ確定していませんが、王族であることは間違いなさそう。「リゼロ」は伏線回収が醍醐味の作品でもあるので、今後どういった形でフェルトの過去や真相が明らかになるのか、書籍やアニメをおさらいしながら続きを待ちましょう!