【リゼロ】ライはレムを喰った「暴食」担当!ロイ・ルイとの関係や最後死亡するかまで徹底解説
2024年10月からスタートしたアニメ3期も好評を博し、その人気がますます上昇している『Re:ゼロから始める異世界生活』。 この記事では主人公スバルと深い因縁を持つ、暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスについて徹底解説!基本的なプロフィールや強さはもちろん、その生死やロイたちとの関係性など、気になるポイントをしっかり紹介していきます。 ※この記事は「リゼロ」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「リゼロ」ライ・バテンカイトスは暴食の大罪司教
身長 | 150cm |
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名前の由来 | くじら座ζ星バテン・カイトス |
権能 | 食事・蝕 |
兄妹 | 弟:ロイ・アルファルド 妹:ルイ・アルネブ |
声優 | 河西健吾 |
魔女教における暴食を司る大罪司教、ライ・バテンカイトス。ブラウンの長髪とギザギザした歯が特徴的な少年で、小柄かつやせ型のひ弱そうな体型をしています。しかしながら、その見た目に反して戦闘力は作中でも上位クラス。 アニメ初登場時にはレムと交戦し、あっさりと勝利を掴んでいました。彼はそこで自身の権能を使い、レムの「名前」と「記憶」を食べてしまいます。これにより、彼女はスバル以外の人間の記憶から消え去り、そのうえ意識不明の昏睡状態へ陥ることに。 ライは「幸せになること」を目標に掲げ、そのために「他者の経験や知識を得て自身の人生を豊かなものに塗り替えよう」としています。レムはその独善的な目的の犠牲となり、覚めない眠りについてしまったのです。 また、ライは自身を「美食家」と評し、権能を使用する人物を厳選しています。それゆえに、大した力を持たないモブキャラには興味を示さず、まったく相手にしないこともあるようです。
暴食担当は3人いる?
実は暴食担当はライの他に2名存在します。それはライの弟にあたるロイ・アルファルドと妹にあたるルイ・アルネブ。彼らは1つの肉体を共有している、いわば多重人格者のような存在です。ただ、ロイはそこから肉体を分離させ、別行動をとることも可能。 また、彼らはそれぞれに食事へのこだわりを持っており、弟のロイは「悪食」を自称しています。ライとは性格的に相容れない部分があるようで、それほど仲が良くない様子。また、外見はライとほぼ同じですが、髪型が三つ編みになるなど若干の差異が見受けられます。 一方、「飽食」と呼ばれる妹のルイは、ライからかなり可愛がられているようです。彼女は髪も金色で他の2人とは見た目が大きく違い、一見すると清楚な美少女にしか見えません。ただ、その本性の邪悪さや戦闘力の高さは兄妹内でも随一で、暴食担当の中では彼女が飛び抜けて危険な人物のようです。
「リゼロ」ライの権能は?食べられた人物を一覧で解説
名前と記憶の「食事」
- レム名前と記憶を食べられる
- クルシュ記憶を食べられる
- ユリウス名前を食べられる
- ヨシュア名前と記憶を食べられる
- 「白竜の鱗」のメンバー不明
ライが持つ権能のひとつ「食事」。こちらは対象の「名前」や「記憶」を食べる能力で、名前を食べられた者は周囲から忘れ去られ、記憶を食べられた者は経験や知識を失ってしまいます。そして両方食べられると、「眠り姫」と呼ばれる昏睡状態に陥ってしまうのです。 この能力の発動条件は「手で相手にふれ、その手のひらを舐める」というごく簡単なものですが、「対象の名前を正確に知っていないとダメ」という制約も存在します。 また、暴食担当の3人は全員この力を使えるようですが、作中の描写を見るに奪ったものの共有はできない様子。ちなみに、彼らはそれぞれ食事に対する強い信念があり、捕食対象をまったく別の基準で決めています。 「美食家」を自称するライは対象をしっかり吟味し、「悪食」を自称するライは質より量でとにかく食べまくることを重視。そして「飽食」を自称するルイは「誰と食べるか」に重きを置くなど、まったく違った価値観を持ってこの権能を行使しています。
「食事」の応用!月食と日食
ライたちは「食事」により手にした名前や記憶を応用する、「蝕」という権能も所持しています。こちらは「月食」と「日食」という2つの能力で構成されており、「月食」は他者の記憶をベースにその人物の技術や知識を得ることが可能。 そして、「日食」は他者の名前をベースにその存在を丸ごと再現することが可能です。日食は対象の技術や知識はもちろん肉体まで手に入れられるため、月食の上位互換にも見えます。しかし、こちらの力を長く使い続けると、「自我を失う可能性がある」という大きなデメリットが存在するのです。 そのため、ライやロイは日食の行使に大きな抵抗を感じている様子。ただ、ルイだけはそのデメリットの影響を受けずにこの力を使用できるようです。
3人で暴食担当なのは因子の分割と統合ができるから
実は彼らが適合した「暴食の魔女因子」には、「因子の分割や統合ができる」という特殊能力が備わっています。これにより、ライたち3人は「魔女因子」を共有し、全員で暴食を担当することができているのです。 ちなみに、こちらの特性を利用すると自身のコピーを生み出せるのですが、ライたちはその力の行使を避けています。
暴食担当(ライ・ロイ・ルイ)がプリステラを襲撃!
魔女教がプリステラに襲来!フェルトやベアトリスがライと対峙
スバルやエミリアをはじめとする、王選候補者とその関係者が集まっていた水門都市プリステラ。ここに大罪司教を中心とした魔女教が襲撃をかけ、都市全体を占拠してしまいます。ライ・バテンカイトスはこの戦いでオットーやフェルト、さらに傭兵団の「白竜の鱗」と対峙することに。 ライは数的不利なこの状況をまったく苦にせず、白竜の鱗をあっさりと壊滅状態に追い込みます。このままオットーたちはやられてしまうのか……と思われたその時、援軍要請を受けたベアトリスが登場。 全員の協力で少しずつ形勢を変えていき、ついにフェルトが切り札となる魔法の杖「ミーティア」を使用します。尋常ならざる威力を秘めたミーティアの魔弾が、ライの命を奪おうと迫っていくのでした。
ミーティアが直撃!?フェルトたちは勝ったのか
ミーティアの攻撃に追い詰められたライですが、なんとその姿を変化させあっさりと魔弾を回避してしまいます。彼はそこで自身の名前を「ルイ・アルネブ」だと宣言しました。なんとライの中に眠っていたルイが目覚め、その力により窮地を脱してしまったのです。 ただ、蓄積したダメージは大きかったようで、ルイはそのまま逃亡を図ります。ここでトドメを刺しておきたいところですが、フェルトたちも力を使い切っている状態です。追撃することもできず、ルイをそのまま逃がしてしまいます。 その一方、スバルたちは他の大罪司教たちと激突。彼らは強欲の大罪司教レグルスなどを撃破し、何とかプリステラの奪還に成功するのでした。
「リゼロ」ライ・ロイ・ルイは悲惨な過去の持ち主?
他者の命を何とも思わない非情なライたちですが、彼らには悲惨な過去があると示唆されています。ライの体には刃物やムチなどによる傷痕が多数残っており、それらは「大人によりつけられた」ものだと匂わされていました。 また、自身に対する憐みの目を察知すると「商品として見られている」と認知し、さらに「商人」に対する深い憎悪を抱いています。このことから、おそらく過去のライは「モノのように扱われる奴隷」だったと推測可能。 彼はその時代の「不幸な自分」を塗り替えるために、他者の記憶を食べ続けているのでしょう。邪悪な心が育っていった背景には、目を背けたくなる哀しい経験があったのかもしれません。
「リゼロ」ライ・ロイ・ルイと三大魔獣の関係性
かつて「暴食の魔女因子」に適合し、「大罪の魔女」の一角を担っていたダフネ。権能によるものかは不明ですが、彼女は魔獣を発生させることができ、その力で危険なモンスターを複数生み出していました。 実はそれら魔獣の支配権は、現在ライたちに移譲されています。なんと彼らは三大魔獣に名を連ねる「白鯨」さえも使役できる、途轍もない能力を保持しているのです。
【ネタバレ】ライは最後死亡する?レムの存在は戻るのか
プレアデス監視塔での激闘!エミリアが暴食の犠牲に!?
暴食の権能で記憶や名前を奪われた人々を救おうと、全知全能の賢者が住むという「プレアデス監視塔」へ出向いたスバルたち。彼らはそこでスバルの「記憶」に目をつけた、ライたちと対峙することになります。 ライはレムを捕食した関係からスバルに強い興味を持っており、彼を「メインディッシュ」に据え「前菜」としてエミリアとラムを襲撃しました。なんと、そこでエミリアの名前が食べられ、周囲の記憶から彼女の存在が消え去ることに。 ライはエミリアから奪った技でスバルに攻撃を仕掛けていき、さらに塔の番人であるシャウラが暴走を開始!戦場は大きく混乱し、スバルたちは窮地に追い込まれていくのでした。
ライVSラム!激闘の行方は
スバルは仲間たちに指示を与え、それぞれの持ち場につかせます。その采配のなかで、ライの相手はラムが担当することに。ラムはかつてツノを折られた関係で全力を出せない状態でしたが、スバルが手にした強欲の権能「コル・レオニス」によりそのデメリットをカバー。 多少の制約はあるものの、「鬼神の再来」とまで言われたその力を発揮できるようになります。ラムはその力でライを追い詰めるも、彼は忌避していた「日食」を行使し何とか逃亡。しかし、その力を多用したことで人格は崩壊し、外見もこの世のものとは思えない壮絶な姿になっていました。 怪物のようになったライはその強さもモンスター級で、今度はラムが窮地に陥ってしまいます。そんな中、ライは「眠り姫」状態のレムを殺し、激情に駆られるラムを堪能しようと考えるのでした。
ライが死亡!?土壇場でまさかのラム覚醒
ギリギリまで追い込まれたラムですが、そこで自身の杖にかつて折られたツノが隠されていたと判明。このツノと双子の共感覚により、レムの力を借りたラムが覚醒します。その戦闘力は凄まじく、ライはあっさりと討伐されてしまいました。 ラムはここで暴食の権能により取り込んだ「名前」や「記憶」の解放について尋問しますが、どうやら彼はその方法をわかっていなかった様子。結局ライは1度逃亡を図るも、ラムの「千里眼」により場所を看破され殺されてしまいます。 彼の死によりエミリアには「名前」が戻りましたが、レムの「眠り姫」状態は結局解決しないまま。スバルたちは改めて、彼女を回復させるために奔走し始めるのでした。
強敵すぎる暴食の大罪司教ライ!アニメでの活躍に注目
スバルたちと深い因縁を持つ敵キャラとして、長らく彼らの前に立ちはだかるライ・バテンカイトス。 アニメ3期では彼の強敵ぶりがしっかりと描かれ、今後の新シーズンでもその強さが披露されるはず。これを機に「リゼロ」をいちから見直し、万全の状態でライの戦いを楽しんでみてはいかがでしょうか!