2021年3月10日更新

【リゼロ】レグルスは最強なのにクズすぎる?チートな能力やラストまで徹底解説

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レグルス リゼロ

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【リゼロ】レグルス・コルニアスのプロフィール【ネタバレ注意】

Re:ゼロから始める異世界生活2 リゼロ
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員

『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場する『強欲』レグルス・コルニアスは、圧倒的な力を持つ大罪司教の1人。華奢な身体と白髪が目を引くものの、特にインパクトのない平凡な見た目をした人物ですが、無敵と称されるほどの実力者です。 第5章で描かれる水門都市プリステラでの戦いで重要な鍵を握るレグルスについて、この記事ではその権能や強さ、スバルたちとの戦いの結末について詳しく紹介します。 ※この記事は2021年3月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

レグルスの初登場は原作3章、アニメ26話(第2期)

レグルスの初登場は原作3章のラスト、アニメでは第2期26話です。白鯨討伐後のスバルたちが魔女教との戦いを終えた頃、レムとクルシュは王都へと向かっていました。レグルスはそこに「暴食」ライ・バテンカイトスと共に突如現れます。 優男風の出で立ちのレグルスは薄っすらと笑みを浮かべていますが、目は笑っていません。「なるほどなるほど。君は僕のことを知らないわけだ」と言葉を並べ立て、1歩も動くこと無く竜車や地竜を倒していきます。 レム達はもちろん迎撃しましたが、まったく歯が立ちません。「戦乙女」と呼ばれるほどの剣の使い手であるクルシュの剣戟も一切通らず、代わりにレグルスが片手を上げただけでクルシュの片腕は切り落とされてしまい、彼の強さを知らしめる初登場シーンとなりました。

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“自称”無欲な平和主義?『強欲』レグルスの本当の性格とは

レグルスは自称「無欲」な「平和主義者」ですが、スバルいわく「承認欲求と自己顕示欲の権化」。無欲と称するのも、自分は日頃から満ち足りた存在であり、欲望に振り回されるような低俗なことはしないという主張から来ています。 彼はどこまでも利己的な性格で、自分が最上でなければ気が済みません。些細な事でも気に入らないことがあれば「権利を侵害された」と激昂し力で相手をねじ伏せようとします。その姿はまるで癇癪を起こす子供のようです。 また彼は自己の優位性を誇示するために、常に他人と比べることを必要とします。そのくせ他人からの評価はどんなものであれ一切受け入れられません。歪んだ自己愛と幼稚な精神性を持ち、自分の価値観を周りに強要する“強欲”な性格をしていると言えます。

レグルスは結婚している?嫁に求める衝撃の条件

周りから憐れまれたくないレグルスは、これまで100人以上の嫁を娶り、ハーレムを作っています。妻にする条件は顔が可愛くて、処女であること。しかし妻はあくまで自分を高等な人間に見せるための飾りであり道具なので、彼女たちを愛することはなく、何かあればすぐに殺してしまいます。 第5章ではエミリアを79番の妻にするため、彼女をさらって結婚式を挙げようとしました。

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レグルスの権能(能力)を徹底解説!チート級能力の弱点とは

「獅子の心臓」

レグルスの1つ目の権能「獅子の心臓」は、自分自身や触れたものの時間を止める「時間停止」の能力です。時間を止めたものは物理世界から切り離された存在となり、あらゆる物理法則を無視して動くことが出来ます。 この状態となった対象物は、あらゆる攻撃を受け付けず、同時に防御不可能な攻撃を繰り出す手段ともなるのです。まさに別次元の強さを誇る、攻防一体となった無敵の権能ですが、発動中は行使者の心臓が止まるという弱点があります。 心臓の時間だけは止めることが出来ないため、数秒程度しか持続することが出来ません。

「小さな王」

「獅子の心臓」の弱点を補うのが、もう1つの権能「小さな王」です。レグルスが指定した人物に、自身の心臓を重ねることが出来る力で、「獅子の心臓」による心停止のデメリットを打ち消しています。 指定条件は不明ですが、複数人に擬似心臓を持たせることが可能で、作中ではエミリアや複数の妻に使っていました。替わりの心臓がいくつもある状態になるため、彼は「獅子の心臓」を無制限に使えるようになるのです。 擬似心臓を持たされているであろう妻の心臓を全て止めれば「小さな王」を封じることは出来ますが、人道的に考えてそれを実行するのはほぼ不可能となっています。

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一見最強なレグルスの弱点とは?

最強な権能を持つレグルスですが、彼自身の戦闘力は素人そのもの。また自己顕示欲とプライドの塊である故に、どんな敵であれ自分の力を見せつけて真っ向から潰さなければ納得がいかず、戦略的撤退なども一切出来ません。そこが彼の弱点となっています。 チート級の権能を使って力技で勝ち続けてきたため、彼はそれ以外の戦い方を知らないのです。権能が看破されたり、自身の優位性が少しでも揺らいでしまったりすると、彼は途端に何も出来なくなり、不平不満を撒き散らすばかりに。 この状態まで追い込んでしまえば、彼を倒す道筋が見えてきます。

【重大ネタバレ注意】レグルスのラストを詳しく解説!『強欲』の最期の願い

ラインハルトとの一騎打ち

水門都市プリステラで王戦候補者VS大罪司教の全面対決が繰り広げられ、ラインハルトとスバルはエミリア奪還のために動きます。1度はレグルスの攻撃で死亡するものの、ラインハルトは「不死鳥の加護」により蘇生。 スバルとエミリアがレグルスの権能の攻略法を見出すまで、ラインハルトはレグルスと一騎打ちに。最強と謳われるラインハルトであっても、権能のせいで苦戦を強いられ大打撃を受けてしまいました。 エミリアの「コールドスリープ」とスバルの「見えざる手」で擬似心臓を全て止めると、安否不明だったラインハルトが現れ、レグルスを空高く打ち上げさらに上空から地中深くへと叩き込みます。 「獅子の心臓」を使っては解除してを繰り返して粘るレグルスでしたが、最期は土砂流の中で苦しみながら沈んでいきました。

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エミリアへの叫び

死の間際、レグルスは走馬灯のように、これまで自分のことをバカにした人たちを思い出していました。そこで思い出したのが長年非番になっていた79番に迎えるはずだった、エルフのことでした。そこでレグルスは叫び声をあげます。 当時そのエルフの近くにいた子供が、エミリアだったことに気付いたのです。彼はフォルトナの殺害にも関わっていました。復讐を果たしたことで、自分の存在がエミリアの心に大きな影響を与えるだろうと、死んでいったレグルス。 ところがエミリアは初対面ではない気がしながらも、最後まで彼が誰だったのかは思い出せませんでした。彼女の心に、レグルスは何一つ残せていなかったのです。憐れみを誰より嫌うレグルスは、憐れな最期を迎えました。

レグルス打倒後、『強欲』の魔女因子を担ったのは……?

レグルスの魔女因子はベテルギウス同様、スバルに入りました。スバルは「小さな王」を「コル・レオニス」と命名。第6章からこの力を使っています。 この力により、スバルは「仲間の位置を把握する」ことと「仲間の不調や怪我を請け負う」ことが出来るように。第6章の戦闘で早速スバルの助けとなっていました。

レグルスへの作者評を紹介【ノミ以下のクズ?】

無敵な権能を持つレグルスですが、彼自身は精神的な歪みと幼稚さが目立つ人物です。作者の長月達平からも「リゼロ」登場キャラの中で「最も小物なキャラ」と評されています。 SNS上ではレグルスのことを「獅子の心臓」ではなく「ノミの心臓」だと揶揄したファンの発言に対し、作者自身が「ノミに失礼だろ!」と返信。作者公認でノミ以下のクズキャラという扱いを受けています。 またアニメ26話でレグルスが初登場した際も、作者は「きゃあああああああ!!レグルスさあああああん!!もう黙ってえええ!!」と発言。無敵級の権能とは対照的に、ネタキャラ的な扱いをされることもしばしばです。 登場時の圧倒的な強キャラオーラから一転、こんな扱いを受けているところもレグルスも彼の魅力と言えるかもしれません。

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【リゼロ】レグルスの声優を務めるのは石田彰!

アニメでレグルス役を演じているのは石田彰(いしだあきら)です。彼の独特な声は「石田ボイス」として知られているほどで、黒幕キャラやミステリアスなキャラを得意とするベテラン声優の1人。 『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲルと聞けば、その声を思い出す人が多いのではないでしょうか。 レグルスは長ったらしいセリフ回しの多いキャラです。アニメ26話やエミリアの回想シーンでも少し登場していますが、レグルスの本格的な見せ場はやはり水門都市プリステラでの戦いです。 2期の後半クールで第4章までを描ききることが予想されるので、アニメ3期があれば第5章が描かれることになるはず。 「石田ボイス」のレグルスを楽しみにしている人は、続編制作の決定を待ちましょう。

【リゼロ】レグルスのクズっぷりに開いた口が塞がらない……

大罪司教『強欲』担当レグルス・コルニアスについて紹介しました。初登場シーンで読者や視聴者を絶望させるほどの力を見せつけたレグルスは、第5章でスバルと直接対決をします。 登場シーンが増えれば増えるほど、その強さだけでなく、内面の“ヤバさ”も見えてくるレグルス。原作では既に倒されてしまいましたが、アニメでの活躍も楽しみなキャラクターです。