『からかい上手の高木さん』最終巻ネタバレ・全話あらすじ！2人の恋の結末とは

中学1年生の西片くんの隣の席は、ロングヘアーの可愛らしい女の子・高木さん。西片くんは「反応がいいから」という理由でいつも高木さんのイタズラの標的にされています。 今日こそは高木さんにやり返してやると決意を新たにする西片くんでしたが、高木さんの思わせぶりな言動にさらに翻弄されるばかり。はたして西片くんが高木さんをからかえる日は来るのでしょうか！？

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ある日消しゴムを忘れた高木さんは、西片くんに消しゴムを借ります。その流れで、消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切ると、両想いになれるおまじないの話になりました。 子供っぽいと話す西片をみて、ニヤニヤする高木さん。忘れているだけで自分は書いていたのか？と焦り消しゴムを返してもらうも、もちろんそこには何も書いていません。 またからかわれたことに悔しがる西片をよそに、高木さんはトイレへと立ちます。実は持ってきていた高木さんの消しゴムをみて、最初の文字が「ろ」である事実にショックを受ける西片。しかし文字は「ろうかみろ」で、廊下には西片をみている高木さんの姿がありました。 絶対からかってやると意気込む西片に、「チャンスで2分1を外すようじゃ無理」と高木さんは返します。手にある消しゴムの裏面には、「西」の文字が書かれているのでした……！

いつもからかわれてばかりの西片くんは、高木さんをからかい返すために待ち伏せをしていました。しかし登校してきた彼女をみて、何か様子がおかしいと気づきます。 放課後まで1度もからかわれなかった彼は、神社に高木さんの自転車が停まっているのを発見しました。何かを抱えていそうな高木さんの前で、「びっくり箱・改」を落としてしまう西片。それをみた高木さんは、こんなのでは驚かないと笑いました。高木さんのしっとりとした笑顔が、可愛すぎます……！ 母親と喧嘩をして落ち込んでいた高木さん。西片のおかげでいつもの調子を取り戻した彼女は、「からかっていい？」と西片に言葉をかけるのでした。

メールアドレスを交換した西片くんと高木さん。西片は友達から送られてきたからかいメールを送りますが、高木さんには通用しません。そこから2人は、どちらが相手に告白をしているようなメールを送らせられるか、競い始めるのです。 西片から高木さんに送られてきたメールは、「キスって好き？」というもの。魚のキスとして捉えられ「好き」と答えさせても勝ち、口づけの意味で捉えられても辱められる、いい攻撃でした。西片に勝利の可能性がみえてきました……！ しかしその後高木さんから動画が送られ、その内容はベッドに寝そべり「好きだよ」と真っ直ぐ答える彼女。高木さんは、西片が赤面しているところまでお見通しなのでした……。

初詣で偶然出会った西片くんと高木さん。挨拶を済ませた2人は、一緒にまわることになりました。自分たちは違うのに、周りは家族やカップルだらけだと口にする高木さんに、参拝作法の話を振り話題を変える西片。 高木さんにからかわれないようお願いする西片ですが、高木さんはすぐにそれを言い当ててしまいました。しかし西片は、高木さんが何をお願いしたのか当てられません。西片でなくても、高木さんのお願いが気になります！ おみくじでも負けてしまった西片は、来年は俺が勝つと口にしました。来年も一緒に初詣をしようという意味かと聞かれ、焦って否定をする彼。「来年も一緒にしたい」と口にした高木さんの言葉を西片が了承すると、彼女は願いが叶ったと喜ぶのでした。

音楽の授業で、西片くんのクラスが男女ペアで歌のテストをします。高木さんを校舎裏に呼びだした西片。しかし歌の練習をするという肝心の要件を伝え忘れていました。 それに気づいた西片は、告白をすると勘違いされているのではないかと焦っていました。そして放課後、西片は高木さんと対面します。すぐ誤解を解こうと思っていたものの、いざ高木さんを目の前にすると上手くいきません。 校舎裏を指定したのは西片です。それにもかかわらず西片は校舎裏に呼びだす空気にのまれてしまい、今日も高木さんに負けてしまうのでした……。

浴衣を着て西片と夏祭りに出かけた高木さん。西片は浴衣姿の高木さんを見て自分の気持ちに気付き、高木さんに告白することを決意します。 2人が一緒にかき氷を食べて楽しい時間を過ごしていると、祭りに来ていたクラスメイトが浜口と北条を見つけ驚きの声を上げました。クラスメイトは西片と高木さんにも気づいたので、2人はその場から逃げ出すことになります。 西片は浜口と北条の関係について思いを巡らせ、高木さんは「自分たちも同じように見えるのかな」と言いました。 祭りにはたくさんの人が来ていて、高木さんははぐれないように手をつなぐことを提案してきます。西片は高木さんから手を握られて一気に心が高まりました。

手をつないだ2人は花火がよく見える場所に向かうことにしました。その場所で高木さんに告白しようと考えていた西片ですが、高木さんはたこ焼きを食べようと提案してきます。 たこ焼きを買おうとする道中、ミー太という猫に出会った2人。高木さんは最後にミー太を撫でようと言いました。高木さんはミー太を撫でながら、近いうちに引っ越す可能性があることを西片に伝えます。西片はその報告に大きなショックを受けるのでした。 そんな中、クラスメイトに会った西片は高木さんとはぐれてしまいます。花火の時間が迫る中、どうしても高木さんと花火が見たい西片は必死で高木さんのことを探すのでした。

高木さんを必死で探した西片は、花火を見る場所で高木さんを見つけました。そして、西片は高木さんに思いを伝えます。自分の思いが伝わるようにと願いながら「好きです」と告白すると、ちょうどその時花火が上がりました。 高木さんは花火の音で告白が聞こえなかったと言い、再度告白を求めます。何度も「好きです」を繰り返す西片に、高木さんは抱きつき自分も好きだと伝えました。実は西片の告白は最初から聞こえており、引っ越しの話もミー太の飼い主の話だったのです。 新学期が始まりカップルとして登校する2人。高木さんは相変わらず西片をからかい、西片は恥ずかしがりながら応じています。カップルとなり幸せな雰囲気を漂わせながらも、2人の関係はこれまで通りなのでした。

1年2組に在籍し、西片くんの隣の席に座っている女の子。 背中まであるロングヘアーを真ん中で分けた髪型で、前髪から覗かせるおでこがチャームポイント。胸はぺったんこでスラっとした体型をしています。学校の成績は優秀で、運動神経も良い優等生です。 反応が面白い西片をからかうのが日課で、1日当たり何十回とからかっています。思わせぶりな態度で西片を翻弄しますが、実は西片に好意を寄せており、彼のふとした言動にドキッとさせられる場面も。

主役となる高木さん役は高橋李依(たかはしりえ)が演じます。 高橋李依は2013年にアニメ初出演を果たした若手女性声優。その後、『この素晴らしい世界に祝福を！』のめぐみん役や『Re：ゼロから始める異世界生活』のヒロイン・エミリア役など、話題作に立て続けに出演し、さらなる人気を獲得しています。

1年2組に在籍する中学1年生の男の子。 隣の席の女の子・高木さんにいつもからかわれています。そんな高木さんをからかい返そうと試行錯誤を重ねますが、未だに成功したことはありません。高木さんへの復讐に燃える一方で、彼女のことが気になっています。ですが西片くんは恋愛には疎く、高木さんが時折覗かせる好意にも気づいていません。 勉強はあまり得意ではないですが、友達が遊びに行く中でテスト勉強に励むなど基本的には真面目な性格。高木さんにからかわれた分だけ腕立て伏せをするという日課のため、腕相撲ではクラスメイトを打ち負かす勇ましい一面も持ち合わせています。

西片くん役の梶裕貴は『進撃の巨人』エレン・イェーガー役、『七つの大罪』のメリオダス役など数多くの主人公を演じてきた実力派声優です。高木さんと西片の会話が中心となる作品だけに、二人がどんな掛け合いを見せてくれるのかワクワクしますね！

『からかい上手の高木さん』の最大の魅力は何といってもヒロイン・高木さんの可愛らしさでしょう。ビジュアルはもちろんのこと、絶妙な塩梅で男心をくすぐってくる高木さんには読者もつぎつぎとノックアウトされました。原作者の山本崇一郎が描く女の子の可愛らしさは多くの読者に支持されています。 山本崇一郎の作品の登場人物やTwitterのイラストでは「おでこ」と「貧乳」をチャームポイントとするキャラクターが多く、高木さんはそんな作者のこだわりが存分につまっているからこそ魅力的なのかもしれません。アニメ化でさらなる魅力が加わった高木さんに会えるのはファンとしても嬉しいかぎりです。

原作漫画やアニメが大人気の『からかい上手の高木さん』がTBS深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」にて実写ドラマ化されました。 西片をいつもからかって楽しんでいる高木さんを演じるのは15歳の月島琉衣。高木さんにいつもからかわれてしまう西片を演じるのは14歳の黒川想矢です。 監督は恋愛映画の名手・今泉力哉で、フレッシュなキャストによるラブストーリーを、アニメ『からかい上手の高木さん』の聖地・香川県小豆島で撮影しました。

高木さんと西片くんの掛け合いにニヤニヤ必至の本作ですが、中学1年生の二人をリアリティを持って描いている点も秀逸。異性との距離感がわからない高木さんと西片の初々しい恋愛模様は、気恥ずかしく懐かしいものに感じられるでしょう。 実写ドラマ化もされた『からかい上手の高木さん』が気になる人は、ぜひ原作やドラマで西片と高木さんの掛けあいに癒されてみてください！