『カーズ2』の魅力的なトリビア10選!【あの観光名所まで車化されていた!?】

2017年11月30日更新

ピクサーの大人気アニメ『カーズ』の続編『カーズ2』のトリビアを厳選してご紹介します。このトリビアを知れば本作がますます面白くなること間違いなしです!

ピクサー『カーズ2』がもっと面白くなるトリビア10選!

『カーズ2』は2011年公開のディズニー・ピクサーによるアニメーション作品で、2006年公開の『カーズ』の続編です。2017年には『カーズ2』の続編となる『カーズ/クロスロード』も公開されました。 前作『カーズ』は、慢心した天才レーサーのライトニング・マックィーンが自らを振り返り、田舎町のラジエーター・スプリングスで良き友と師を得て生まれ変わっていく、成長物語でした。 そして今作では、ピストン・カップに4度優勝した無敵のマックィーンが、ワールド・グランプリに参戦することになります。しかし相棒のメーターとは仲違いしてしまい、一方グランプリにはある陰謀が動いていることが明らかになっていきます。

1.ライトニング・マックィーンと『トイ・ストーリー』の親密な関係

ピクサー作品同士でのオマージュやトリビアが多いのは周知の事実ですが、「カーズ」シリーズと「トイ・ストーリー」シリーズの間にはいくつものトリビアが存在します。 その中でも、マックィーンに関する有名なトリビアは2つ。マックィーンのボディにある「95」の番号は、『トイ・ストーリー』が公開した1995年から取られています。また、マックィーンがはいている「ライトイヤー」タイヤは、バズ・ライトイヤーから名付けられたそうです。 『カーズ』シリーズのジョン・ラセター監督は、自身初の監督作だった『トイ・ストーリー』と、車好きの自らの夢を叶えた『カーズ』にかなりの思い入れがあるようですね。

2.わさびがアイス?マックィーンの相棒メーターの失敗

前作ではラジエーター・スプリングスにやって来た一匹狼のマックィーンに友情の大切さを教えたメーターでしたが、今作では二人の友情に危機が訪れます。そもそもメーターの良さは失敗しても気にしないこと。ところが今回はそのことでマックィーンを怒らせてしまいます。

東京のパーティでアイスクリームと間違えてわさびを山ほど食べてしまい、暴れ回ってマックィーンに呆れられてしまうメーターですが、声優を務めるラリー・ザ・ケーブル・ガイも「甘くておいしい」と言われてわさびを大量に食べたことがあるそうです。 その後は、15分間も走り回り口に水を流し込んだとのこと。まるで本当にメーターのようですね!

3.まるで007?英国スパイのフィン・マックミサイル

イギリスのスパイでワールド・グランプリの陰謀を探っているフィン・マックミサイルは、ミサイルを発射したり水中装備があったり、時にはマグネット爆弾やホログラフで変装したりと、まるで007シリーズのジェームズ・ボンドのよう。

見るからにクラシックな風貌はまさにベテラン・スパイ!実際、マックミサイルのモデルとなっている車両は主にボンドの愛車アストンマーチン・DB5で、他のパーツもルーフラインやドアはボルボ・P1800、グリルやフェンダーはBMW・507から取られているそうです。 ちなみにマックミサイルの声優を務めたマイケル・ケインは、実は英国スパイ役で一躍名を馳せた俳優。マックミサイルのナンバー「314-FNMC」には、ケインの誕生日3月14日が使われています。

4.マックィーンの良きライバル!フランチェスコ・ベルヌーイ

ワールド・グランプリでマックィーンの強敵となったのは、イタリアF1レーサーのフランチェスコ・ベルヌーイ。前作の敵役チック・ヒックス同様のビッグマウスの自信家ですが、ベルヌーイは後々良きライバルとなっていきます。

ベルヌーイの名の由来は流体力学の「ベルヌーイの定理」からだそうで、フォーミュラカーの空気力学的構造には欠かせない法則です。車のキャブレターが空気とガソリンをどのように混合するかも、この法則で説明されるそうです。F1カーにぴったりの名前です!

5.隠れミッキーのトッポリーノおじさん

ラジエーター・スプリングスでタイヤショップを開いている、前作からお馴染みのルイジとグイド。彼らがイタリア出身で、イタリアのF1カー好きなのはよく知られています。 今作ではイタリアでのレースもあり、ルイジとグイドは帰郷するわけですが、そこで最愛のおじさんと再会します。そのおじさんの名前はトッポリーノ。実はトッポリーノとはイタリアではミッキーマウスのこと!さすがはディズニー・ピクサー作品、こんなところにも隠れミッキーが居たわけですね。 しかもルイジのおじさんということで、車両モデルはフィアット・500の初代型、愛称「トポリーノ」。トポリーノはイタリア語でハツカネズミを意味するそうです。

6.ルイス・ハミルトン本人が考えた配色!

ワールド・グランプリには各国からレーシングカーが参戦していますが、有名なレーサーが声を当ててカメオ出演しています。 アメリカ代表のジェフ・ゴルベットには、NASCARのドライバーであるジェフ・ゴードンが声を当てました。ゴルベットはマックィーンの友人として、『カーズ/クロスロード』にも再登場しています。 イギリス代表のルイス・ハミルトンは、F1レーサーのハミルトン本人が声優を務めています。ハミルトンは声だけでなく、車体の配色も考えたとか!イメージ通りのシックなメタルブラックになったようです。

7.トーキョーナイトとPerfumeのコラボ

ワールド・グランプリは日本・東京、イタリア・ポルト・コルサ、フランス・パリ、イギリス・ロンドンで行われます。第1戦は東京!『カーズ2』のスタッフたちはロケハンしてそれぞれの都市の魅力を探ったといいます。 特に東京では夜の街のネオンからイメージを沸かせたそうで、キラキラ光るきらびやかなレセプション・パーティを描いています。また、F1史上初の夜のレースとなったシンガポール・グランプリと東京のネオン街をコラボさせたナイト・レースを第1戦で登場させました。 パーティで流れている挿入歌はPerfumeの「ポリリズム」で、イルミネーション輝く東京の夜にぴったりな曲として抜擢されました。Perfumeの海外進出のきっかけともなった楽曲提供でした。

8.クルマ化された世界の有名な建造物

ジョン・ラセター監督は『カーズ』シリーズでは徹底してあらゆるものを“カーラファイ=クルマ化”してきましたが、今作でもレースが行われる都市を代表する有名な建造物もクルマ化しています。 ロンドンで有名なセントポール大聖堂のドーム型屋根が車のデフギア・ケース型になっていたり、時計台ビッグベンにベントレーのフロントグリルやエンブレムを装飾に使っています。ビッグベンはその名もビッグ・ベントレーとして登場し、2.5倍もの大きさで描きました。 イタリアの舞台となったポルト・コルサは架空の港街で、イタリアのポルトフィーノやフランスのニースを見学して参考にしたようです。ポルト・コルサ・マリーナはクラシックなイタリアンカーでクルマ化されたカジノとして登場し、建っているのもフィアット500“トッポリーノ”の形の岩の上!細部へのこだわりがすごい!

9.『カーズ』にカーズの曲を

『カーズ2』の挿入歌には各国のアーティストが楽曲提供しており、日本のPerfumeやイギリスのロビー・ウィリアムズ、アメリカのブラッド・ペイズリー、フランスのべナバールなど、なかなかに国際的なラインナップです。 特に注目なのが、アメリカのオルタナティブ・ロックのパイオニアであるウィーザーがカバーしている「ユー・マイト・シンク」。この曲はアメリカのバンド「カーズ(The Cars)」の1984年のヒット曲です。カーズのメンバーは全員が車好きだからという理由でバンド名を決めたといいます。

10.ドック・ハドソンが『カーズ2』に登場しなかった理由とは!?

前作『カーズ』でマックィーンの師となったドック・ハドソンは、『カーズ2』では登場していません。ドックの声優を務めていた俳優のポール・ニューマンが2008年に死去したため、敬意を表して作品中でもドックが亡くなったようになっています。 そのため今作では「ドック・ハドソン記念館」がラジエーター・スプリングスに作られ、過去の写真のみで登場しています。またピストン・カップの名称も変更され、「ザ・ハドソン・ホーネット・メモリアル・ピストン・カップ」が正式名称になっていました。 『カーズ/クロスロード』にもドック・ハドソンの在りし日の姿が登場していますが、それほどドックはマックィーンにとって、そして『カーズ』シリーズにおいて欠かせない存在だったのかと改めて思わされます。