2019年6月25日更新

【ネタバレ】「アベンジャーズ4/エンドゲーム」徹底解説 衝撃の展開はどう回収されたのか?

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アベンジャーズ エンドゲーム
ⓒ2018 MARVEL

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【ネタバレ】『アベンジャーズ/エンドゲーム』徹底解説 衝撃展開の連続に備えよ!

※この記事には『アベンジャーズ/エンドゲーム』およびMCU他作品のネタバレがあります!!作品を未鑑賞の方はご注意ください!

2018年に公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が衝撃の結末を迎え、ファンの注目が集まっていた続編『アベンジャーズ/エンドゲーム』。2019年4月26日に公開されたばかりの本作を、ネタバレありで徹底解説していきます。 「インフィニティ・ウォー」から「エンドゲーム」にはどう繋がっているのか?あるいは別のMCU作品との関連はあるのか? 気になるあらすじから内容の解説まで<ネタバレあり>で紹介します。 ぜひ作品を観てからお楽しみください。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじ

「インフィニティ・ウォー」で、サノスによってアベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が消滅。大切な家族や友人を目の前で失い、絶望とともに地球にとり残された35億の人々の中には、この悲劇を乗り越えて前に進もうとする者も。 しかし、“彼ら”は決して諦めていませんでした。 地球での壮絶な戦いから生き残ったキャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ハルク、ホークアイ、そして宇宙を当てもなくさまようアイアンマン。ヒーローたちは、大逆転へのわずかな希望を信じて再び集結します。はたして失った者たちを取り戻す方法はあるのでしょうか? 35億人の未来のために、そして今はここにいない仲間たちのために、彼らは最後にして史上最大の逆襲<アベンジ>に挑みます。最強チーム“アベンジャーズ”の名にかけて──。

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キャスト/キャラクターを紹介

指パッチンを生き残ったキャラクター

「エンドゲーム」では、やはり前作「インフィニティ・ウォー」を生き延びたヒーローたちが中心になっていきます。それでは、生き残った面々を確認してみましょう。

キャラクター キャスト 吹替声優
アイアンマン/トニー・スターク ロバート・ダウニー・Jr. 藤原啓治
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース クリス・エヴァンス 中村悠一
ソー クリス・ヘムズワース 三宅健太
ハルク/ブルース・バナー マーク・ラファロ 宮内敦士
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ スカーレット・ヨハンソン 米倉涼子
ロケット・ラクーン 声:ブラッドリー・クーパー/モーション:ショーン・ガン 加藤浩次
ウォーマシン/ジェームズ・ローズ ドン・チードル 目黒光祐
ネビュラ カレン・ギラン 森夏姫
オコエ ダナイ・グリラ 斎賀みつき

指パッチンで消滅したキャラクター

インフィニティ・ストーンをすべて集めたサノス。「インフィニティ・ウォー」では完成したインフィニティ・ガントレットの指パッチンによって以下のキャラクターが消滅してしまいました。

キャラクター キャスト 吹替声優
スパイダーマン/ピーター・パーカー トム・ホランド 榎木淳弥
ドクター・ストレンジ/スティーブン・ストレンジ ベネディクト・カンバーバッチ 三上哲
スターロード/ピーター・クイル クリス・プラット 山寺宏一
ドラックス デイヴ・バウティスタ 楠見尚己
グルート ヴィン・ディーゼル 遠藤憲一
マンティス ボム・クレメンティフ 秋元才加
ブラックパンサー/ティチャラ チャドウィック・ボーズマン 田村真
スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ エリザベス・オルセン 行定とあ
ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ セバスチャン・スタン 白石充
ファルコン/サム・ウィルソン アンソニー・マッキー 溝端淳平
ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン エヴァンジェリン・リリー 内田有紀
ハンク・ピム博士 マイケル・ダグラス 御友公喜
ジャネット・ヴァン・ダイン ミシェル・ファイファー 高橋雅羅
マリア・ヒル コビー・スマルターズ 本田貴子
ニック・フューリー サミュエル・L・ジャクソン 竹中直人

指パッチン以前に死亡したキャラクター

キャラクター キャスト 吹替声優
ロキ トム・ヒドルストン 平川大輔
ヴィジョン ポール・ベタニー 加瀬康之
ガモーラ ゾーイ・サルダナ 朴璐美

消息不明だったキャラクター&新キャラクター

キャラクター キャスト 吹替声優
ホークアイ/ローニン/クリント・バートン ジェレミー・レナー 宮迫博之
アントマン ポール・ラッド 木内秀信
ヴァルキリー テッサ・トンプソン 沢城みゆき
ウォン ベネディクト・ウォン 田中美央
シュリ レティーシャ・ライト 百田夏菜子
キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース ブリー・ラーソン 水樹奈々
アキヒコ 真田広之

ホークアイことクリント・バートンはサノスの指パッチンによって家族を失い、暗殺者“ローニン”として闇で活動していたのです。その後、ブラック・ウィドウが東京に彼を迎えに行き、アベンジャーズと合流します。 真田広之が演じたのは、日本のヤクザであるアキヒコです。「エンドゲーム」で彼が戦ったのは、“ローニン”を名乗るようになったホークアイでした。

サノス率いるヴィラン軍団

サノスの部下として「インフィニティ・ウォー」でアベンジャーズを苦しめたブラックオーダーは、4人のヴィランからなるグループです。彼らは「エンドゲーム」でもアベンジャーズを苦しめます。 残忍な性格の女戦士プロキシマ・ミッドナイト、斧を使って戦う巨体のブラックドワーフ、サノスに忠実で、彼のためなら自分の民族も裏切るコーヴァス・グレイヴ、そして「インフィニティ・ウォー」冒頭のニューヨークの戦いでドクター・ストレンジたちを苦しめたエボニー・マウの4人です。

『アントマン&ワスプ』の出来事が「エンドゲーム」の鍵を握る?【ネタバレ】

『アベンジャーズ/エンドゲーム』は「インフィニティ・ウォー」の続編ではありますが、それよりもやはりこれまでのMCUの集大成という方がふさわしい作品といえるでしょう。特に『アントマン&ワスプ』での出来事が物語の鍵となっています。 本作で重要な役割を担うのは、やはり「インフィニティ・ウォー」を生き残ったキャラクターたちです。なかにはあきらめて荒んだ生活を送っていたヒーローもいましたが、キャプテン・アメリカやブラック・ウィドウ、ハルクらは、なんとか世界を元に戻す方法を探っていました。

世界をもとに戻す可能性を提示しアベンジャーズを呼び戻すきっかけを作ったのは、アントマンことスコット・ラング。 彼は『アントマン&ワスプ』のエンドクレジットシーンで量子世界に閉じ込められてしまいました。スコットが元の世界に戻ったのはサノスの事件から5年後。世界で起こったことを知った彼は、慌てて行方不明者の慰霊碑に娘の名前がないことを確認しに行きますが、そこにはなんと自分の名前が。自分を知る誰かが生きているはずと思い自宅に戻ったスコットは、成長した娘キャシーと再会します。 その後、アベンジャーズに合流したスコットは、現実世界では5年が経っているにも関わらず、自分がいた量子世界の体感では5時間程度だったと語ります。そこで、量子世界を通ってタイムトラベルし、過去からインフィニティ・ストーンを集めてくる「タイム泥棒作戦」が提案されたのです。

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タイム泥棒作戦の詳細【ネタバレ】

もっとも効率よく過去のインフィニティ・ストーンを集めることができる時期を確認したアベンジャーズは、それぞれ手分けしてストーンを手に入れにいきます。 誰がどこで、どうやってどのストーンを手に入れたのか、まとめてみましょう。

①『アベンジャーズ』(2012)のニューヨーク/キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ハルク、アントマン

まず、キャプテン・アメリカは『アベンジャーズ』で描かれた2012年のニューヨークに戻ります。同作で印象的だったエレベーターでの戦闘シーンと同じ状況が再現されますが、今回キャップはヒドラの残党たちに「ハイル・ヒドラ」と囁きストーン奪取に成功。しかし、当時の自分と鉢合わせてしまい、ロキと勘違いされ対決することに。バッキーの生存をほのめかし、なんとかストーンを持ち帰りました。 タイム・ストーンを取りにサンクタム・サンクトラムに行ったハルクは、エンシェント・ワンに時間の分岐について警告され、石を元の時間と場所に戻すことを条件に、ストーンを預かります。 アイアンマンとアントマンはスペース・ストーン回収しに行ったものの、当時のハルクが暴走したことにより失敗。ストーンは当時のロキが持ち去ってしまいました。

②『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)のアスガルド/ソー、ロケット

ソーとロケットは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の2013年のアスガルドへ。ダークエルフ侵攻前にエーテル/リアリティ・ストーンを回収しようとします。ソーは以前の恋人ジェーン(ナタリー・ポートマン)の姿を見て動揺しますが、それをロケットがなんとかなだめようとします。 そんなとき、ソーは同作で命を落とした母フリッガに再会。母の運命を知るソーはさらに混乱しますが、息子を優しく受け止める母を前に落ち着くことができました。そして彼らはリアリティ・ストーンを現在に持ち帰ることに成功します。

③『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)のモラグ/ネビュラ、ウォーマシン

ネビュラとウォーマシンは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で登場した2014年の惑星モラグへ。スター・ロードを待ち伏せてパワー・ストーンを奪取。ウォーマシンは無事に現代に戻りますが、ネビュラは2014年のサノスに囚われ、アベンジャーズの計画を知られてしまいます。そして、当時のネビュラが代わりに現代へ行ってしまいました。

④『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に登場したヴォーミア(2014)/ホークアイ、ブラック・ウィドウ

「インフィニティ・ウォー」でサノスがガモーラの命と引き換えに手に入れたソウル・ストーン。それを奪還するためホークアイとブラック・ウィドウは2014年の惑星ヴォーミアに行きます。 レッド・スカルからストーンを手に入れる条件を聞かされた2人は、相手を死なせるまいと先を争って自ら犠牲になろうとします。結局、崖から身を投げたのはナターシャでした。クリントは旧友の死を嘆きながら、ソウル・ストーンを現在に持ち帰ります。

⑤1970年の陸軍キャンプ/アイアンマン、キャプテン・アメリカ

2012年でスペース・ストーンの奪取に失敗したため、「時間移動は1人1往復のみ」というルールを守れなくなってしまったニューヨーク組。キャップとトニーは1970年のアメリカ陸軍キャンプにスペース・ストーンとピム粒子の両方があると踏み、そこへ時間移動します。 スペース・ストーンを回収したトニーは、自分が生まれる直前の父ハワードと鉢合わせます。自らも父になったトニーはハワードが親になることに不安を感じていることを知り、わだかまりが解けました。キャップは廊下にペギー・カーターの姿を見ながら、彼女の部屋からピム粒子を無事に盗み出します。

復活の命運を握った法則とは?【ネタバレ】

インフィニティ・ストーンの力で復活させられるのはインフィニティ・ストーンの力で消滅した人たちだけだったようです。彼らは厳密には死んでしまったのではなく、どこか別の次元に飛ばされていたと思われます。 サノスがストーンを集める途中で命を落とした人物、ロキやヘイムダル、ガモーラ、ヴィジョンは復活することができませんでした。 これらの犠牲は今後のMCUに影響するのでしょうか。

手に汗握るクライマックス!目からも汗が……【ネタバレ】

過去からすべてのインフィニティ・ストーンを集めることに成功したアベンジャーズ。しかしトニーが新たに作ったガントレットは、やはり強大な力がないと使えず、ハルクがその役割を担うことになります。そして彼の指パッチンは成功し、消えた生命が復活しました。 歓喜するアベンジャーズでしたが、捕まったネビュラのメモリから彼らの計画を知ったサノスが、2014年からやってきます。アベンジャーズの基地を襲撃し、再びインフィニティ・ストーンを奪おうとするサノス。ミサイルの砲撃で建物は崩壊し、戦場と化した基地の跡地で彼らはガントレットを守るため必死に戦います。 そのとき突然いくつものワームホールが出現し、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン、スター・ロード、ブラックパンサーなどヒーローたちが復活。そのなかには、アイアンスーツを来たペッパー・ポッツ/レスキューの姿も。さらにワカンダやアスガルドの軍隊、魔術師たちも加勢し、サノスの軍勢と激しいぶつかり合いを繰り広げます。 ガントレットをサノスに奪われてしまったとき、ドクター・ストレンジがトニーに合図を送り、彼はサノスに飛びかかりました。トニーはガントレット本体を奪うことはできず、サノスは再び指パッチンをします。しかしなにも起こりません。トニーはガントレットからストーンを取り出していたのです。そしてそれを自分のアーマーの手につけ指パッチン。するとサノスの軍隊、そしてサノスも塵になって消えました。 やっと全てを元どおりにできたよろこびも束の間、トニーはインフィニティ・ストーンの威力に耐えきれず、ペッパーや仲間に見守られながら息を引き取りました。 トニーの葬儀の後、キャプテン・アメリカはインフィニティ・ストーンを元の場所に戻すために再び過去へ。しかし5秒後に戻ってくるはずの彼は戻らず、代わりに池のほとりのベンチに1人の男性が座っていました。それは、ほかならぬ年老いたスティーブ・ロジャース。彼はストーンを返し終えたあと“キャプテン・アメリカ”ではない人生を送ることを選んだのです。そしてキャプテン・アメリカの盾をサムに託しました。

14,000,605分の1の可能性とはなんだったのか?【ネタバレ】

「インフィニティ・ウォー」でドクター・ストレンジは、アベンジャーズがサノスに勝つ可能性は14,000,605分の1だと言っていました。勝利を実現するために必要だったのはなんだったのでしょうか。

簡単に言ってしまえば、それはトニー・スタークです。 ドクター・ストレンジが見た多くの未来のうち、たったひとつサノスに勝つ方法は、「エンドゲーム」で描かれたとおりのことだったのです。つまり一旦サノスに全宇宙の半数を消滅させ、アベンジャーズがふたたびインフィニティ・ストーンを集めること。そして、トニー・スタークの指パッチンによってサノスを滅ぼすことでした。 そのためにストレンジはタイム・ストーンをサノスに差し出し、一度はその思惑を実現させました。そしてトニー・スタークに意味深な言葉を残して消えていったのです。 本作で復活したときに、トニーから「1400万分の1は実現できそうか?」と聞かれたストレンジは「今わかってしまっては実現しない」と返しました。 ストレンジは、トニーが自分の命と引き換えに世界を救う未来を見ていたのです。そして、彼がそれを躊躇なくやってのけると確信していたのでしょう。

恒例のポストクレジットシーンは?MCUの今後の展開も予想【ネタバレ】

『アベンジャーズ/エンドゲーム』にはポストクレジットシーンはなかった、と思うかもしれません。 しかし、真っ暗な画面をバックに鐘のような音が響いていました。あの音はMCU1作目『アイアンマン』で、トニー・スタークが洞窟のなかで最初のアーマーを作っていたときのハンマーの音に似ています。 これはトニー・スタークへの追悼であり、もしかすると、新たなヒーローが誕生する音とも考えられます。

今後公開を控えているMCU作品としては、まず『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が2019年夏に予定されています。ピーターは「エンドゲーム」での出来事を乗り越え、再びヒーローとして活躍することができるのでしょうか。 また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3(仮題)』や『ブラックパンサー2(仮題)』、『ドクター・ストレンジ2(仮題)』などの製作が予定されています。こちらの3作をはじめとしたそのほかの続編は、まだ詳細はわかっていませんが、楽しみに待ちたいですね。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のトリビア【ネタバレ】

サノスに殺されたキャラクターは今後MCUに登場するのか?

サノスに殺されたキャラクターのうち、ガモーラは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3(原題)』、ロキはディズニー+でドラマシリーズで登場します。この2人はぜひとも復活させなければいけなかったのですが、その点はどうなったのでしょうか。 ガモーラについては、サノスとともに2014年からやってきた彼女が「GotG vol.3」に登場すると思われます。 またロキは、2012年のニューヨークでトニーたちがスペース・ストーン奪還に失敗したことによって、ストーンを持って逃げてしまいました。ここで、これまでのMCUとは別の未来が発生し、ロキは生き延びることになるでしょう。

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あの少年が再登場!

トニーの葬儀のシーンは、戦闘シーン以外でほとんどのヒーローたちや関係者が集っています。そのなかに、見慣れない少年を発見した人もいるのではないでしょうか。 実は彼は、『アイアンマン3』(2013)に登場したハーレー・キーナー少年です。アイアンマンにあこがれ、機械工学やプログラミングの素養を持つ彼は、同作では多くの場面でトニーをサポートしました。 彼が葬儀にやってきたということは、ハーレー君はトニーやペッパーと連絡を取りつづけていたのかも知れません。

X-MENのMCU合流が決定的に!?

20世紀フォックスがディズニー傘下となり、X-MENがMCUに合流するという噂も現実味を帯びてきました。公式には発表されていませんが、「エンドゲーム」には、その噂を裏付けるようなイースターエッグが登場しているのに気がついたでしょうか。 それは、量子世界から戻ったスコットが慰霊碑に自分の名前を発見するシーンにあります。多くの名前が刻まれているなかに「ロベルト・デ・コスタ」の名前が。実はこのデ・コスタとは若いミュータントたちのチーム“ニュー・ミュータンツ”のメンバーのひとりで、ヒーロー名はサンスポットです。 2020年に実写映画公開が予定されている『ニュー・ミュータンツ(原題)』。サンスポットことロベルトも同作に登場します。 このシーンで、少なくともX-MENの世界がMCUと同じユニバースにあることがわかりました。

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』はまさにMCUの集大成だった

MCUフェーズ3の集大成となった『アベンジャーズ/エンドゲーム』。これまでのMCU作品を見てきた人であれば涙なしには観られないでしょう。 これまでシリーズを牽引してきたアイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.とキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンスは、本作をもってシリーズを去りましたが、2人とも有終の美を飾りました。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』はMCUファン必見、そして落涙必至の作品です。フェーズ3の最終作は次作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ですが、「エンドゲーム」はシリーズの大きな区切りとして重要な1作となりました。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』が未公開シーンを追加して再公開!?

Screen Rantによれば、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギが『アベンジャーズ/エンドゲーム』オリジナル版にはなかったポストクレジットシーンなど、いくつかの未公開映像を加えたバージョンの公開を認める発言をしたということです。 ファイギは「エクステンデッド・カットではなく、マーケティングの後押しとして、映画の最後にいくつかの新しいものを加えたものを劇場公開する」と語ったとか。未公開シーンは、オリジナル版にはなかったエンドクレジットシーンや、削除されたシーン、トリビュートなどいくつかのサプライズになるとのこと。 アメリカでは2019年6月28日から公開となりますが、日本では同日に『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開されるため、新しいバージョンの公開は未定(2019年6月現在)です。