2019年4月28日更新

【ネタバレ】「アベンジャーズ4/エンドゲーム」徹底解説 衝撃の展開はどう回収されたのか?

©️Supplied by LMK

ついに公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』。「インフィニティ・ウォー」でサノスに敗れたアベンジャーズの面々は、一体どのようにして巻き返しを図ったのでしょうか。ネタバレありで解説します!

【ネタバレ】『アベンジャーズ/エンドゲーム』徹底解説 衝撃展開の連続に備えよ!

※この記事には『アベンジャーズ/エンドゲーム』およびMCU他作品のネタバレがあります!!作品を未鑑賞の方はご注意ください!

2018年に公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が衝撃の結末を迎え、ファンの注目が集まっていた続編『アベンジャーズ/エンドゲーム』。2019年4月26日に公開されたばかりの本作を、ネタバレありで徹底解説していきます。 「インフィニティ・ウォー」から「エンドゲーム」にはどう繋がっているのか?あるいは別のMCU作品との関連はあるのか? 気になるあらすじから内容の解説まで<ネタバレあり>で紹介します。 ぜひ作品を観てからお楽しみください。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじ

「インフィニティ・ウォー」で、サノスによってアベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が消滅。大切な家族や友人を目の前で失い、絶望とともに地球にとり残された35億の人々の中には、この悲劇を乗り越えて前に進もうとする者も。 しかし、“彼ら”は決して諦めていませんでした。 地球での壮絶な戦いから生き残ったキャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ハルク、ホークアイ、そして宇宙を当てもなくさまようアイアンマン。ヒーローたちは、大逆転へのわずかな希望を信じて再び集結します。はたして失った者たちを取り戻す方法はあるのでしょうか? 35億人の未来のために、そして今はここにいない仲間たちのために、彼らは最後にして史上最大の逆襲<アベンジ>に挑みます。最強チーム“アベンジャーズ”の名にかけて──。

「インフィニティ・ウォー」で生き残ったメンバーは?【ネタバレ】

『アベンジャーズ/エンドゲーム』
©️Supplied by LMK

「インフィニティ・ウォー」でサノスとの戦いを生き延び、インフィニティ・ガントレットが消滅させた「宇宙の半数」に入らなかった主なメンバーは、以下の通りです。 ◼︎アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.) ◼︎キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス) ◼︎ソー(クリス・ヘムズワース) ◼︎ハルク/ブルース・バナー(マーク・ラファロ) ◼︎ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン) ◼︎ロケット・ラクーン(声:ブラッドリー・クーパー/モーション・キャプチャ:ショーン・ガン) ◼︎ウォーマシン/ジェームズ・ローズ(ドン・チードル) ◼︎ネビュラ(カレン・ギラン) ◼︎オコエ(ダナイ・グリラ) ◼︎ウォン(ベネディクト・ウォン)

ジェレミー・レナー『アベンジャーズ/エンドゲーム』
©️Supplied by LMK

また「インフィニティ・ウォー」に参加しておらず、消滅を免れたキャラクターも紹介しておきましょう。彼らも「エンドゲーム」で重要な役割を担います。 ■ホークアイ/クリント・バートン(ジェレミー・レナー) ■アントマン/スコット・ラング(ポール・ラッド) ■ヴァルキリー(テッサ・トンプソン) ■キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース(ブリー・ラーソン)

「エンドゲーム」の主要キャラを紹介【ネタバレ】

アベンジャーズ エンドゲーム
©Supplied by LMK/zetaimage

本作で重要な役割を担うのは、やはり「インフィニティ・ウォー」を生き残ったキャラクターたちです。キャプテン・アメリカやブラック・ウィドウ、ハルクらは、なんとか世界を元に戻す方法を探っていました。 なかにはあきらめて荒んだ生活を送っていたヒーローもいましたが、ある人物がキャップたちに合流したことで復讐の可能性が生まれ、アベンジャーズは再集結します。

世界をもとに戻す可能性を提示しアベンジャーズを呼び戻すきっかけを作ったのは、アントマンことスコット・ラング。 彼は『アントマン&ワスプ』のエンドクレジットシーンで量子世界に閉じ込められてしまいました。スコットが元の世界に戻ったのはサノスの事件から5年後。世界で起こったことを知った彼は、慌てて行方不明者の慰霊碑に娘の名前がないことを確認しに行きますが、そこにはなんと自分の名前が。自分を知る誰かが生きているはずと思い自宅に戻ったスコットは、成長した娘キャシーと再会します。 その後、彼はアベンジャーズに合流しました。

また、サノスの養女であるネビュラも本作で重要な役割を担います。

真田広之が演じたキャラクターは?【ネタバレ】

真田広之
©2007 Kathy Hutchins / Hutchins/Newscom/Zeta Image

2013年公開の『ウルヴァリン:SAMURAI』に矢志田信玄役で出演した経験を持つ真田広之。マーベル映画には2度目の出演となる彼が演じたのは、日本のヤクザであるアキヒコです。 本作のワールドプレミアで真田は「自分が演じたのは日本のヤクザで、ある初登場のヒーローと戦うことになる」と語っていました。

実際に「エンドゲーム」で彼が戦ったのは、“ローニン”を名乗るようになったホークアイでした。 ホークアイことクリント・バートンはサノスの指パッチンによって家族を失い、暗殺者“ローニン”として闇で活動していたのです。その後、ブラック・ウィドウが東京に彼を迎えに行き、アベンジャーズと合流します。

サノス率いるヴィラン軍団

サノス インフィニティ・ウォー (ゼータ)
©Supplied by LMK

サノスの部下として「インフィニティ・ウォー」でアベンジャーズを苦しめたブラックオーダーは、4人のヴィランからなるグループです。 残忍な性格の女戦士プロキシマ・ミッドナイト、斧を使って戦う巨体のブラックドワーフ、サノスに忠実で、彼のためなら自分の民族も裏切るコーヴァス・グレイヴ、そして「インフィニティ・ウォー」でも最初のニューヨークの戦いでドクター・ストレンジたちを苦しめたエボニー・マウは「エンドゲーム」にもしっかりと登場しています。

『アントマン&ワスプ』の出来事が「エンドゲーム」の鍵を握る?【ネタバレ】

アントマン&ワスプ
©MARVEL STUDIOS

『アベンジャーズ/エンドゲーム』は「インフィニティ・ウォー」の続編ではありますが、それよりもやはりこれまでのMCUの集大成という方がふさわしい作品といえるでしょう。 過去にインフィニティ・ストーンが登場した作品を網羅し、特に『アントマン&ワスプ』での出来事が物語の鍵となっています。

アベンジャーズに合流したスコット(アントマン)は、この世界では5年が経っているのに、自分がいた量子世界では5時間くらいだったと説明します。また、この時間の進み方の違いを利用して時間を行き来できるのではないかと提案しました。 ハルクことブルース・バナー博士は量子物理学の専門ではありませんが、実験を開始。しかしなかなかうまくいきませんでした。トニーはペッパーと家庭を持っており、一度は危険なミッションには参加しないといいますが、成功の可能性を見出し作戦に加わることに。 もっとも効率よく過去のインフィニティ・ストーンを集めることができる時期を確認したアベンジャーズは、それぞれ手分けしてストーンを手に入れにいきます。 過酷なミッションをこなし、過去からすべてのインフィニティ・ストーンを集めたアベンジャーズ。トニーが新たに作ったガントレットはやはり強大な力がないと使えず、ハルクがその役割を担うことになります。そして彼の指パッチンは成功し、消えた生命が復活しました。 歓喜するアベンジャーズでしたが、捕まったネビュラのメモリから彼らの計画を知ったサノスが5年前からやってきてアベンジャーズの基地を襲撃。再びインフィニティ・ストーンを奪おうとします。ミサイルの砲撃で建物は崩壊し、戦場と化した基地の跡地で彼らはガントレットを守るため必死に戦います。

手に汗握るクライマックス!目からも汗が……【ネタバレ】

アベンジャーズ エンドゲーム
©Supplied by LMK/zetaimage

そのとき突然いくつものワームホールが出現し、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン、スターロード、ブラックパンサーなどヒーローたちが復活。そのなかには、アイアンスーツを来たペッパー・ポッツの姿も。さらにワカンダやアスガルドの軍隊も加勢し、サノスの軍隊と激しいぶつかり合いを繰り広げます。 ガントレットをサノスに奪われてしまったとき、ドクター・ストレンジがトニーに合図を送り彼はサノスに飛びかかりました。しかしガントレット本体を奪うことはできず、サノスは再び指パッチンをします。しかしなにも起こりません。トニーはガントレットからストーンを取り出していたのです。そしてそれを自分のアーマーの手につけ指パッチン。するとサノスの軍隊、そしてサノスも塵になって消えました。 やっと全てを元どおりにできたよろこびも束の間、もともと体の弱っていたトニーはインフィニティ・ストーンの威力に耐えきれず、ペッパーや仲間に見守られながら息を引き取りました。 トニーの葬儀の後、キャプテン・アメリカはインフィニティ・ストーンを元の場所に戻すために再び過去へ行きます。しかし5秒後に戻ってくるはずの彼は戻らず、代わりに池のほとりのベンチに1人の男性が座っていました。それは、ほかならぬ年老いたスティーブ・ロジャース。彼はストーンを返し終えたあと“キャプテン・アメリカ”ではない人生を送ることを選んだのです。そしてキャプテン・アメリカの盾をサムに託しました。

復活の命運を握った法則とは?【ネタバレ】

サノス、インフィニティストーン
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

インフィニティ・ストーンの力で復活させられるのはインフィニティ・ストーンの力で消滅した人たちだけだったようです。彼らは厳密には死んでしまったのではなく、どこか別の次元に飛ばされていたと思われます。 サノスがストーンを集める途中で命を落とした人物、ロキやヘイムダル、ガモーラ、ヴィジョンは復活することができませんでした。 これらの犠牲は今後のシリーズに影響するのでしょうか。

14,000,605分の1の可能性とはなんだったのか?【ネタバレ】

シビル・ウォー
©︎Supplied by LMK

「インフィニティ・ウォー」でドクター・ストレンジはアベンジャーズがサノスに勝つ可能性は14,000,605分の1だと言っていました。勝利を実現するために必要だったのはなんだったのでしょうか。 ひとつ確かなのはサノスはひとりきりであり、アベンジャーズはチームだということです。「インフィニティ・ウォー」でもその点はクロースアップされていました。サノスの目指す正義は独善的で、部下はいても仲間はいなかったのです。それに比べてアベンジャーズは「シビルウォー」での対立を乗り越え、意見の違いはあってもお互いが納得するまで話し合い、あるいは離れて冷静になり、最終的には命を預け合うチームになります。

「インフィニティ・ウォー」では、アベンジャーズは地球組と宇宙組に分かれてサノスと戦いました。それぞれのチームは一致団結し、全力を尽くしましたが負けてしまったのです。 「エンドゲーム」が前回と大きく違う点は、アベンジャーズの面々が一堂に会し全員でサノスの軍隊と戦っていることです。そこにキャプテン・マーベルやヴァルキリー率いるアスガルドの軍隊なども加わりました。中心となるアベンジャーズのチームワークの良さは、ガントレットを守るシークエンスではっきりと見てとれます。 そして使い古された言葉ではありますが、アベンジャーズのメンバーたちが共通して持っているのは「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」という精神なのです。「エンドゲーム」で自ら犠牲を払ったキャラクターたちが示したのは、まさにその精神でした。 地球を守るため、家族や友人を守るため、仲間をまもるために命をかけて戦った彼らは、お互いの存在があったからこそサノスに勝利することができたのでしょう。

恒例のポストクレジットシーンは?MCUの今後の展開も予想【ネタバレ】

『アベンジャーズ/エンドゲーム』にはポストクレジットシーンはなかった、と思うかもしれません。 しかし、真っ暗な画面をバックに鐘のような音が響いていました。あの音はMCU1作目『アイアンマン』で、トニー・スタークが洞窟のなかで最初のアーマーを作っていたときのハンマーの音に似ています。 これはトニー・スタークへの追悼であり、もしかすると、新たなヒーローが誕生する音とも考えられます。

今後公開を控えているMCU作品としては、まず『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が2019年夏に予定されています。ピーターは「エンドゲーム」での出来事を乗り越え、再びヒーローとして活躍することができるのでしょうか。 また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3(仮題)』や『ブラックパンサー2(仮題)』、『ドクター・ストレンジ2(仮題)』などの製作が予定されています。こちらの3作をはじめとしたそのほかの続編は、まだ詳細はわかっていませんが、楽しみに待ちたいですね。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』はまさにMCUの集大成だった

ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス『アベンジャーズ/エンドゲーム』
©Supplied by LMK/zetaimage

MCUフェーズ3の集大成となった『アベンジャーズ/エンドゲーム』。これまでのMCU作品を見てきた人であれば涙なしには観られないでしょう。かくいうわたしも、自分がアベンジャーズで泣くとは思っていませんでした。 これまでシリーズを牽引してきたアイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.とキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンスは、本作をもってシリーズを去ることが明らかになっていますが、2人とも有終の美を飾りました。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』はMCUファン必見、そして落涙必至です。フェーズ3の最終作は次作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ですが、シリーズの大きな区切りとして重要な位置付けの作品となりました。