2017年12月15日更新

マゾで露出狂!?猿の手を持つ神原駿河を徹底解説!【化物語】

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神原駿河

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神原駿河、自称「暦のエロ奴隷」とは何者?

神原駿河とは、西尾維新原作の小説及びアニメーション作品『化物語』の登場人物の1人。主人公の阿良々木暦と同じ学校に通う高校2年生の少女で、初登場は『化物語』の中の「するがモンキー」です。 活発で身体能力が高く運動能力に優れた人物で、所属している弱小バスケ部を全国で通用するほどの強豪部に育てた実力の持ち主。戦場ヶ原ひたぎとは中学時代からの先輩後輩の仲であり、ただの先輩後輩を超え心酔しています。そのため、最初はひたぎのと恋仲にある暦に敵対心を持っていたものの、和解してからは暦によく懐き、頼れる後輩として活躍するようになりました。 ボーイッシュで爽やかな見た目とは裏腹に、ボーイズラブが好きだったり、マゾで露出狂であるなど変態的な属性を多く持っています。しかし本人がそのことを全面的に肯定しているので、卑猥な感じはなく、むしろ清々しい印象さえ与えます。

神原駿河は真直ぐでカワイイ!

「物語」シリーズといえば、数多くの美少女が登場するのが大きな特徴の1つ。個性豊かな美少女たちの中、ボーイッシュでスポーツ万能な神原はどちらかといえば、可愛いよりもカッコイイと言われそうなキャラです。 確かに彼女にはカッコイイところもありますが、彼女の真直ぐで飾らない性格は時に可愛さを醸し出すのです。戦場ヶ原に切なる恋心を抱く姿や、暦に対して自分の可愛さを一生懸命アピールするシーンなどは女の子!という感じが前面に出てきます。 また、家では全裸でいるという神原ですが、その姿を祖母に見られて落ち込むというシーンも。好き好んで全裸でいるのに、祖母の悲しい顔に弱いという事実、ギャップがあって可愛らしいと思いませんか?

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神原と戦場ヶ原と暦の関係

戦場ヶ原ひたぎと神原駿河は、中学時代にバスケ部の先輩後輩の間柄でした。当時の2人はヴァルハラコンビと呼ばれ非常に有名なコンビで、その頃の神原はひたぎに対して恋心を抱いていたのです。 神原は体のことで悩むひたぎをなんとか助けたかったのですが、ひたぎにそれを拒絶されたがため、ずっと距離を置いていました。しかし、高校にはいり、想いを寄せるひたぎに暦という彼氏が登場。しかも、ひたぎの悩みを解決した人物。 最初は嫉妬心から暦に対して恨みを感じ、自身に宿る怪異の力を借りて暦を亡き者にしようとしていました。しかし、全てが暴かれ解決した神原は、ひたぎとも暦とも和解。それ以来2人とはとても仲良くなりましたが、暦に対しては「先輩のエロ奴隷だ」と言うなど、なかなか厄介な関係になっているようです。

神原駿河の変態的で特徴的なセリフの数々

爽やかな見た目とは裏腹に、マゾで露出狂にボーイズラブが好きな腐女子と様々な属性を持ち、なおかつそれを誇りに思っているという興味深いキャラである神原駿河。彼女の暦に対しての台詞は「ああ、ちょっと待ってくれるかな、阿良々木先輩。すぐに裸になるから」や「阿良々木先輩、さあ、早く、私のことを「この卑しいペットが!」と呼んでくれ」という、とんでもない発言ばかり。 これに対して暦はツッコミを入れながら切り返すため、毎回漫才のようなやりとりが繰り広げられています。この名コンビぶりは物語のお約束となっており、留まるところのない神原の下ネタ発言はもはや名物です。

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神原駿河と猿の手

神原駿河は普段から左手に包帯を巻いています。これは、彼女の手に宿る、雨降りの悪魔「レイニー・デビル」という怪異を隠すためのものでした。 レイニー・デビルとは、人の命と引き換えに3つの願いを叶える悪魔のこと。神原は小学校の時、自分に嫌がらせをした同級生に対しての発動が1度目、憧れの存在だったひたぎと付き合い始めた、という理由で暦を殺害しようとした時に2度目、と2度に渡ってこの能力を利用しています。 怪異としての能力が発動する際などに毛むくじゃらの獣のような形になることから「猿の手」と呼称されています。しかし、普段は神原の精神状態が落ち着いていれば発動しないのか、包帯の下はほっそりとした普通の腕になっている様です。

神原に悪魔の手を残した母親・神原遠江

神原の左手に宿る「レイニー・デビル」こと雨降りの悪魔は、神原の母親である遠江が彼女に遺したものでした。母である神原遠江自身は峻厳な性格をしており、相手の立場がなんであれ一個人として接する姿勢を徹底した人物で、娘である駿河から見ると"異様な"人物だったのだとか。 母・遠江はこの猿の手と一緒に手紙も残しており、神原は愚物語の中の「するがボーンヘッド」の物語の中で、過去に向き合い乗り越えることとなります。

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見た目も一新、終物語での神原

『終物語』では、ボーイッシュなショートカット姿を一新。髪を伸ばした可愛らしい姿を披露しました。阿良々木に対して猛烈なアプローチを仕掛ける姿は相変わらずで、阿良々木に対して「召し上がれ」と、自身を差し出すような描写も。 しかし、そんなお茶目な遣り取りとは裏腹にメインストーリーで神原は大活躍。初代眷属と顔を合わせることを渋る忍に対して「どんなに感情が揺れても会うべきだ」「どんな結末になろうとも、自分と向き合いケリをつけろ」と、忍と真っ向から向き合いました。 とても情熱的で真直ぐな神原に忍が言い負かされ、ふて寝をするという小さな事件を起こした男前な神原。『終物語』の後半を未チェックの方は是非、男前な神原も見てみてください。