胡散臭い?カッコイイ?怪異の専門家『化物語』の忍野メメを徹底解説!

2018年1月6日更新

サイケデリックなアロハシャツにボサボサの金髪、という胡散臭さ全開の忍野メメ。怪異の専門家であり、影ながら物語を支えるキーパーソンともなっている人物ですが、一体どんな人なのでしょうか。

忍野メメ、ボサボサ金髪にアロハシャツなオッサン

忍野メメとは、西尾維新原作の小説及びアニメーション作品「物語」シリーズの登場人物の1人。怪異という妖怪のような謎の生き物とそれにまつわる怪奇現象の専門家であり、怪異を調べながら全国を旅している人物です。 ボサボサの金髪に髪と同じ色の髭で、いつも派手な色のアロハシャツを着ています。飄々とした態度も含め非常に胡散臭さが漂う男なのですが、怪異に対する知識は豊富で怪異の専門家としての腕は優秀な様子。機械音痴のため、感電を恐れて携帯を使わないといった文明嫌いの一面もあります。 よく「自分が助けるのではない、相手が勝手に助けるだけだ」という言葉を口にしており、彼はこれを信条にもしています。また、仕事ではバランサーとして常に中立の立場にいることが彼のスタイルです。

カッコイイオッサン、忍野の年齢は?

忍野の年齢は30代前半となっています。主人公の暦を始め10代の高校生が多い作品の中、オッサンという立ち位置に属しています。飄々とした雰囲気を漂わせつつ、掴みどころがない。しかし、言う事は正論で的を射ているカッコイイ大人の男という立ち位置でもあります。 因みに、忍野の声優を担当した櫻井が『傷物語』のインタビューの際に忍野のことを「話していることの立派さは、子供の頃に想像していた大人像みたいなんです」と語っています。忍野には形容しがたい不思議な大人の魅力があるようです。

忍野メメのカッコ良さとは

胡散臭い雰囲気を漂わせ、どこか飄々とした食えない男といったイメージの忍野。ストレートにカッコイイ!というキャラではありません。積極的に介入して助けるでもなく、しかし突き放すでもない。そして、大事な局面に現れて肝心な時は手を差し伸べてくれる。そんな「大人な男」な雰囲気が彼の魅力と言えるのではないでしょうか? 忍野が町を去る時、暦たちは彼流の別れの姿に「お人好し!」という表現を使っています。派手に立ち回りはしないけれど、なんだかんだと世話を焼いてしまう。特に暦は同性でもありますし、心の中でかなり頼りにしているのではないでしょうか。 また、外見についてですが、アニメ化された際に忍野のイケメンぶりに驚いたファンも多かったのだとか。

忍野は煙草に火をつけていない?

忍野は、派手なサイケなアロハシャツに、ぼさぼさの金髪、ヒゲ。そして、良く口に煙草を咥えているのが特徴です。恰好からしても、当然のように煙草を吸っていると思われがちですが、実はこの煙草、咥えているだけで火をつけていないのです。 アニメでもライターを取り出しているシーンはありませんし、原作でも「煙草を咥えているだけ、火をつけていない」と実際に記載されています。これは何故なのか、というと、実はアニメ化が難しくなるから、なのだそうです。シリアスで深みのある物語の割に、今時の言葉やギャグが多いシリーズではありますが、そんな理由で火をつけていないというのもこのシリーズらしいですね。

忍野の名言「元気いいねぇ、何かいいことでもあったのかい?」

忍野は久しぶりに会った時や誰かと出会った時「何かいいことでもあったのかい?」という言葉を口癖のように使っています。これは彼流の挨拶なのか、揶揄っているのか、意味があるのかどうかは分かりませんが忍野といえばこの台詞です。そして、彼を代表するのが「自分が助けるんじゃない、相手が勝手に助かるだけだ」です。 実際、忍野は確かに手を貸しますが、本当の自分と向き合うのは被害に合っている当の本人。忍野は事実と向き合うことができるのは本人だけなのだと分かっているのでしょう。 それから彼の名言とは少し違うのですが、阿良々木の「世話かけるな」に対して「…いいよ」と一言答えるシーンがあります。この一言、アフレコ現場に居合わせた声優女性陣は思わずキュンとしてしまったのだそうです。忍野の「いいよ」にキュンとしたい方は『化物語』の8話をどうぞ。

キスショットの心臓を盗み出した忍野の強さとは

阿良々木暦が忍こと吸血鬼キスショットの眷属となった『傷物語』。この物語では、まずキスショットは圧倒的な力を持つ吸血鬼であるはずなのに、バンパイアハンターに瀕死の状態まで追い詰められていた、という前提があります。それは、実は忍野が、フェアではないという理由でキスショットの心臓を盗み出していたからなのです。 いくら怪異に詳しい忍野だからといって吸血鬼から心臓を抜き出せるとは、実は忍野はとてつもなく強い人物なのでは?という説が浮上しました。その後もバンパイアハンター3人の攻撃を防いでしまうというシーンもあり、最強説までも浮上。 ただし、規定の枠に収まらない、扱いの分からない怪異に対しては苦戦するシーンも。そのため戦闘能力が高いというよりも、怪異に対する扱いに非常に長けていると言えそうです。

忍野メメは死亡したのか?どこへ消えたの?

暦を取り巻く怪異事件をあらかた解決した忍野は『化物語』の「つばさキャット」を機に町を去ってしまいます。その後、手紙などで登場はしたものの、姿を現さなくなってしまったため、行方不明扱いになりましたが死亡説なども流れた模様。 その後、『傾物語』では暦に託した手紙の主として、語りのみの登場となりました。『傾物語』は、タイムリープしたパラレルワールドのストーリーだったため、こちらの忍野は怪異譚の収集をして全国を放浪していたようで、行方不明になった忍野とは別人扱いです。では、パラレルワールドではない本編の忍野はどこへいったのか。 実は忍野扇が蝸牛の能力を使い、メメを南極に隔離していたのです。人のいない南極なら怪異も存在できない場所ですからメメも活躍できません。最終的には10日間、寝ずに探した羽川によって発見されましたが、南極に隔離されていたとは驚きですね。 その後、扇と暦が向き合う事件で復活。扇を助け、暦が自分に向き合うことを手助けしてくれた忍野。やっぱり最後には頼れる存在です。