2019年12月10日更新

「とある魔術の禁書目録」シリーズ、メインキャラ&声優キャストを一挙紹介!

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とある魔術の禁書目録、上条当麻、インデックス

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「とある」シリーズの主要キャラクター&声優キャストを一挙紹介!

鎌池和馬(かまちかずま)原作の『とある魔術の禁書目録』は、2004年4月に1作目が出版されたライトノベルです。アニメは、1期が2008年10月から、2期が2010年10月から、3期が2018年10月から、劇場版が2013年2月から放送されました。 さらに、スピンオフ漫画も人気です。2007年から『とある科学の超電磁砲』、2014年から『とある科学の一方通行』が漫画化。さらにこれらもアニメ化され、「とある」シリーズという総称で大ヒットシリーズになっています。 本作では「科学サイド」と「魔術サイド」の戦いを能力バトルとして描いており、学園都市を中心にした世界観が魅力になっています。登場したキャラクターは、すでに総勢100人以上。 本記事では、そんな「とある」シリーズの主要キャラクターと、その声優を見ていきましょう。また、最新作の『とある科学の超電磁砲T』の概要も紹介します。

『とある科学の超電磁砲T』が2020年放送開始!気になるあらすじは?

1巻の出版から15年以上の歴史がある「とある」シリーズ。最新作のアニメ『とある科学の超電磁砲T』は、2020年1月に放送開始します。 『とある科学の超電磁砲T』は、御坂美琴(みさかみこと)を主人公とするスピンオフの3作目です。アニメ1期『とある科学の超電磁砲』が2009年10月から、2期『とある科学の超電磁砲S』が2012年10月から放送だったため、およそ7年ぶりの続編になります。 2期で漫画7巻の途中までがアニメ化された本作。3期では主に7巻以降の「大覇星祭編」が描かれます。 「大覇星祭編」は、学園都市での代位規模な体育祭・大覇星祭が行われる時期のエピソードです。「妹達(シスターズ)」の1人である御坂妹が、何者かの襲撃を受けて消息不明に。さらに、佐天、初春、黒子までもが記憶を改ざんされてしまう……という展開になります。 原作の人気キャラクターの食蜂操祈(しょくほうみさき)も、ライバルとして登場予定です。

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上条当麻/cv.阿部敦

上条当麻(かみじょうとうま)は、本編『とある魔術の禁書目録』の主人公です。学園都市で生活する高校1年生で、記憶喪失になっています。 能力の格付けは最低の「無能力者(レベル0)」。しかし、能力や魔術を打ちけす「幻想殺し(イマジンブレイカー)」を右手に宿しており、相性によっては「超能力者(レベル5)」でも片手で倒せてしまいます。気だるそうにしていますが、性格は正義感のあるお人好し。決め台詞は「その幻想をぶち殺す」です。 上条を演じる声優は、阿部敦。高校時代からアニメと演技に興味を持っていたものの、すぐにデビューはできず、経済学部の大学に進学した後に、アルバイトをしながら声優アカデミーに通った努力家です。 上条役の他にも、『バクマン。』の真城最高役、『亡念のザムド』の竹原アキユキ役、『火ノ丸相撲』の潮火ノ丸役など、多くの主人公を担当しています。ちなみに、阿部敦は「とある」シリーズの中で、ヒロインたちより教師の小萌が好きなのだとか。

インデックス/cv.井口裕香

インデックスは、『とある魔術の禁書目録』のメインヒロインです。「必要悪の教会(ネセサリウス)」のシスターであり、魔術師でもあります。 視認したものを完璧に覚える「完全記憶力」を持ち、脳内に魔導書10万3000冊分の情報を保有中です。その能力を悪用したがる多くの魔術結社に、常に身柄を狙われています。 完全記憶のせいで脳の容量が限界に達するため、1年おきに記憶の抹消が必要です。結果、本人も過去の情報を持っていません。子供っぽい性格ですが、実年齢も不明。 担当声優は、井口裕香です。2007年にドラマCDで最初にインデックスを演じたときは、まだほとんどメインキャラクターを演じた経験のない新人でした。 しかし、現在までに「化物語」シリーズの阿良々木月火役、『ガールズ&パンツァー』の冷泉麻子役など、数々の有名キャラクターを熱演。歌手活動やラジオ出演も増え、声優ファンなら誰もが知るほどの人気声優となりました。

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御坂美琴/cv.佐藤利奈

御坂美琴(みさかみこと/画像右)は、上条に恋愛感情を持つ「とある」シリーズのヒロインの1人であり、『とある科学の超電磁砲』の主人公です。 常盤台中学の2年生で、ヘアピンと制服、そしてスカートの下の短パンがある種のトレードマーク。直情的ですが、作中では珍しく良識ある行動をする人物です。 学園都市で序列3位の実力を持つ「レベル5(超能力者)」であり、電磁波を操ってコインを弾丸のように射出する「超電磁砲(レールガン)」という技は、美琴の異名となっています。 演じる声優は、佐藤利奈。2003年に『魔法先生ネギま!』の主人公・ネギ役を演じて一躍有名になり、『みなみけ』の南春香役や、『夏目友人帳』の多軌透役、『青の祓魔師』の霧隠シュラ役などを担当してきました。 佐藤利奈は、10年間ラジオパーソナリティを務めたため、ラジオのファンも多数。2016年に結婚し、子供ができましたが、出産後も100本近くの作品に出演し続けています。

神裂火織/cv.伊藤静

神裂火織(かんざきかおり)は、「必要悪の教会(ネセサリウス)」に所属する18歳の魔術師で、世界に20人以下しかいない、神の力を宿した「聖人」の1人です。 長身にTシャツとジーンズというラフな格好と、ポニーテールが特徴です。日頃は年下にも丁寧語を使う真面目で礼儀正しい性格ですが、怒ると言葉づかいが荒くなります。 2メートルを超える刀「七天七刀」を使いこなすほか、膨大な魔力を持ち、生身でも音速以上で移動可能。作中でも最強クラスの人物です。 火織を演じる声優は、伊藤静。元々はゲーム好きで、学生時代にバイト先のゲームショップの店長から、多方面で活躍する声優の話を聞き、興味を持って声優養成所に入学したとのこと。 デビュー後は『ToHeart2』の向坂環役、『ハヤテのごとく!』の桂ヒナギク役、『アマガミ』の森島はるか役など、主にお姉さんらしいキャラクターで人気を博しています。本人は多趣味で酒好きな姉御肌です。

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ステイル・マグヌス/cv.谷山紀章

ステイル・マグヌス(画像右)は、「必要悪の教会(ネセサリウス)」の魔術師です。2メートルの巨漢ですが、年齢は14歳。赤い長髪とピアス、刺青、指輪、煙草、外見の特徴が多くあります。 性格は真面目で誠実。記憶を抹消される前のインデックスのパートナーで、彼女に「君のために生きて死ぬ」と誓った通りの行動を続けています。インデックスへの想いは恋愛感情ではないと語っていますが、追求されると顔を赤らめ露骨に照れている様子。 戦闘では単独で魔術結社を壊滅させたほどの実力者で、炎を操る拠点攻撃を得意とします。魔術言語のルーン24文字を全て習得し、加えて6つのルーンを発明した天才です。 演じる声優は、谷山紀章。アニメ好きで声優になったためか信念が強く、新人の頃はときに「生意気」と言われたのだとか。キャッチコピーは「声優界の異端児」。 『天元突破グレンラガン』のキタン役、『進撃の巨人』のジャン役など、喧嘩好きの青年を多く担当しています。

土御門元春/cv.勝杏里

土御門元春(つちみかどもとはる)は、上条のクラスメイトであり親友です。長身でサングラスをかけており、プライベートではアロハシャツを着ています。 普段はメイド好きのお調子者。しかし、正体は「必要悪の教会(ネセサリウス)」の魔術師であり、学園都市の暗部組織「グループ」にも所属する多重スパイです。義妹の舞夏のために、各勢力間の均衡を保つべく、裏の世界で奔走しています。 能力者としては、レベル0の「肉体再生(オートリバース)」という自己回復技しか使えないものの、格闘能力が達人並。また、学園都市に潜入したせいで、魔術に使用制限ができてしまいましたが、元々は天才的な陰陽術師でした。 演じる声優は、勝杏里。独特の声質を活かして名脇役になることが多く、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の多摩ヒデキ役、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』のギラヒム役などを担当しています。2006年まで声優ユニット「Revolver」の活動もしていました。

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小萌/cv.こやまきみこ

月詠小萌(つくよみこもえ/画像左)は、上条の高校の担任である教員です。通称「小萌先生」。 身長135センチで、小学生にすら間違われるほどの童顔ですが、喫煙が飲酒もする成人女性です。人に何かを教える行為を愛し、教育の機会が奪われると不満そうにします。出来の悪い子の援助も好きで、生徒を侮辱する相手は許しません。 発火(パイロキネシス)が得意らしいものの、戦闘描写が少ないため実力は不明。また、記憶喪失になる前の上条についても知っているようで、インデックスと銭湯に行ったときなどに、意味深な態度を見せています。 担当声優は、こやまきみこ。高校時代に声優オーディションに合格し、卒業と同時に事務所に所属。「きみきみ」という芸名でお笑い芸人の活動をした時期もありました。 幼女のような高さの地声を活かし、『ゾイドジェネシス』のレ・ミィ役や、『しゅごキャラ!』のペペ役など、数々のロリキャラを演じています。

白井黒子/cv.新井里美

白井黒子(しらいくろこ)は、常盤台中学1年生の少女です。『とある科学の超電磁砲』では美琴の相棒として、第2の主人公のように活躍しています。 茶髪のツインテールで、語尾に「ですの」とつけるのが特徴です。美琴に対して熱情的な好意を抱いており、ときどき変態的な行動をとっています。 とはいえ、日頃は学園を守るために奮闘する「風紀委員(ジャッジメント)」の人員です。物体を転移させる強力な能力、「空間移動(テレポート)」も持っています。 黒子を演じる声優は、新井里美。幼少期から周囲に「声が変だ」と指摘されていたため、その独特の声質を活かすために声優の道を志望。 映画の吹き替えでデビューし、『Re:ゼロから始める異世界生活』の屋敷の司書ベアトリス役など、アニメ界でも有名になりました。『オオカミさんと七人の仲間たち』でインパクトのあるナレーションを務めた2010年には、第5回声優アワード助演女優賞を受賞しています。

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一方通行(アクセラレータ)/cv.岡本信彦

一方通行(アクセラレータ)は、上条のライバルキャラクターであり、『とある科学の一方通』の主人公でもあります。白い髪と赤い瞳、中性的な体格が特徴の少年で、学園都市の序列は1位。 本名不明で、周りからの呼び名は、能力名の一方通行(アクセラレータ)です。普段は冷静な性格であるものの、ときおり感情が高ぶり嗜虐性をあらわにしています。 身体に触れたモノの方向(ベクトル)を操作する「一方通行(アクセラレータ)」の能力があるため、敵からの大半の攻撃は反射可能。さらに、驚異的な演算能力と、翼を生やした形態に変わる「神」に近い力も持っています。 担当声優は、岡本信彦。母親の朗読活動をきっかけになり、声優志望になった男性です。『バクマン。』の新妻エイジ役や、『青の祓魔師』の奥村燐役など、多くのメインキャラクターを担当しています。 趣味はボードゲームで、将棋の腕はアマチュア3段。上条役の阿部敦と仲が良く、ブログに彼の話題が頻繁に登場しています。

今後の「とある」シリーズ展開もますます盛り上がる!熟練された声優陣の演技にも注目

すでに15年以上の長期作となった「とある」シリーズ。キャラクターに抜擢された当初は新人だった声優も、今ではベテランになっています。 また、共演をきっかけにして、声優同士の親睦も深まっているようです。こうした変化を通して、さらに演技に磨きがかかっていくのかも知れませんね。 個性的なキャラクターが、声優たちによってどのように演じられるのか、という点もアニメ化の大きな見どころです。2020年放送の『とある科学の超電磁砲T』をはじめに、今後も「とある」シリーズを楽しんでいきましょう!