2020年2月4日更新

イケメンすぎる人造人間17号の活躍を『ドラゴンボール超』まで追う!作中トップの人気ぶり

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ドラゴンボール改 人造人間 セル編 4

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『ドラゴンボール』実はちゃんと名前がある!?人造人間17号のプロフィール【ネタバレ注意】

人造人間17号は国民的アニメ「ドラゴンボール」シリーズおよび鳥山明の原作漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクター。長い黒髪とオレンジのスカーフ、クールな立ち居振る舞いが特徴の青年です。 17号は双子の姉である人造人間18号、人造人間16号とともに、レッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロによって生み出されました。全てが人工物であるメカタイプの16号に対し、17号と18号は人間をベースにしたバイオタイプで、エネルギーが永久であることを除いて身体的な機能においては人間とあまり変わりません。 作中では17号と呼ばれていますが、人間だったころの名前はラピスで、18号の本名ラズリと合わせて宝石のラピスラズリに由来します。18号との凶悪なコンビは敵キャラの中でも人気が高く、続編の『ドラゴンボールGT』や『ドラゴンボール超』などでも活躍の機会が多いです。 ※本記事では「ドラゴンボール」シリーズのネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

「人造人間・セル編」で初登場、17号の脅威の戦闘力は!?

17号がはじめて登場するのは、シリーズ内でも人気の高い「人造人間・セル編」。アニメ『ドラゴンボール改』では、第64話でドクター・ゲロによって復活させられます。復活して早々にドクター・ゲロを葬り去るなど、冷酷で強いキャラクターとしてベジータたちの前に立ちはだかりました。 その戦闘力はというと、復活後の戦闘ではトランクス、ピッコロ、天津飯の3人を同時にあしらうほど。双子でありながら18号よりも強い設定で、したがって、18号に打ち負かされたスーパーサイヤ人状態のベジータよりも強く、その後、神様と融合したピッコロと互角の戦いを見せました。

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クリリンと結婚した18号、17号のその後は!?

それからの人造人間たちは、セルが完全体になる際に17号と18号が吸収され、16号はセルゲームに敗れ、破壊されました。18号はセルが悟飯に倒される前に吐き出されたことで生き残り、一方17号も、悟飯たちが神龍(シェンロン)に「セルに殺された人たちを生き返らせる」と願ったことで蘇生されます。 気になる17号のその後は、はっきりとは描かれませんが「魔人ブウ編」で悟空の元気玉に協力するシーンに再登場し(『ドラゴンボール改』第156話)、周りの住民にも手を上げるように促すなど改心した様子。あの17号が……とファンには嬉しいシーンです。

アニメオリジナルの続編『ドラゴンボールGT』での活躍

続編『ドラゴンボールGT』では、第41話から始まる「究極の人造人間編」で17号が登場しています。この章は人造人間17号のほかにも、セルやフリーザ、ナッパなども復活を遂げる夢のようなパートで見ごたえ十分です。 セルやフリーザたちが倒されていく中、17号は地獄に落ちたドクター・ゲロとドクター・ミューによって生み出された「ヘルファイター17号」と合体し、最強の敵「超(スーパー)17号」として生まれ変わりました。 黒髪のオールバック、長身瘦躯に姿を変えた超17号は、19号や20号が持っていたエネルギー吸収装置やエネルギー弾を連発するフラッシュボンバーといった武装が強化され、戦闘力が爆発的に向上。スーパーサイヤ人状態のトランクス、ベジータ、悟飯、ウーブの4人を圧倒するほどでした。

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最後は18号と悟空の前に敗れる!

圧倒的な戦闘力を持つ超17号ですが、18号と悟空という異色のタッグの前に敗れ去ります。18号へ攻撃を躊躇う姉弟としての情と、エネルギー吸収時の弱点を突かれ、最後は悟空の必殺技・龍拳とかめはめ波の連撃によって倒されました。

『ドラゴンボール超』では宇宙サバイバル編に登場!

最新作のアニメ『ドラゴンボール超』では、「宇宙サバイバル編」で17号が久々に登場し、宇宙消滅を賭けた全宇宙対抗のチーム戦・力の大会に、第7宇宙代表として悟空、ベジータ、18号らとともに出場することになります。 このころは動物保護区で働いていた17号ですが、悟空との初手合わせの末にチームに加わり、18号との姉弟連携を見せるなど大会でも活躍。戦闘力は悟空たち並みに向上しており、本人は「ただのんびりと過ごしていたわけじゃないからな」と語っています。 戦闘以外でも、家族持ちになっていたり、クリリンのことを義兄さんと呼んだりと、意外な一面も明らかになっている17号。 ここからは17号が力の大会で見せた活躍を紹介していきます。

力の大会での活躍!カクンサ・ロージィ戦 魔女っ子戦士の敵役にノリノリ?

力の大会で、17号はカクンサ・ロージィと戦いました。カクンサ・ロージィは第2宇宙の戦士で、変身(本人たち曰く、儀式)を経てパワーアップします。カクンサは青を基調として野性的な戦い方をする戦士で、ロージィは黄色を基調として「ヤッチャイナー拳」を駆使する戦士です。 彼らを倒した後は、敵討ちに燃える第2宇宙のザーロインの名乗りに対して、17号は「我が名は人造人間17号!第2宇宙が乙女、カクンサ・ロージィを討ち取りし戦士!」と見栄を切っています。それに便乗して、18号まで「そして我が名は人造人間18号!女神リブリアンを討ち取りし第7宇宙の女神!」と名乗りを挙げていました。ノリノリの妻と義弟に、クリリンはツッコミを入れています。

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力の大会での活躍!アニラーザ戦では18号に救われ本領発揮!

第3宇宙のドクターパパロとコイチアレータが合体した戦士が、アニラーザです。アニラーザは体の周囲にオーラを纏っており、悟飯には「異常な凄味を感じる」と言われています。実際に強く、ベジータのビッグバンアタックを弾き返してしまうほど。 巨大化したアニラーザに第7宇宙は苦戦し、悟空は全員で集中して攻撃しようと提案します。しかしなかなか決定打は出せず、17号はアニラーザに押されて場外に落ちてしまいます。そこで18号が「あとは頼んだよ。こういう人間臭いの、好きなんだろ」と言い残して17号を助け、代わりに自らが場外に落ちました。17号は脱落を免れ、姉である18号と義兄であるクリリンの声援を受けて拳を握りしめています。 その後もアニラーザ相手に苦戦を強いられますが、17号がアニラーザの額にエネルギー炉があるのに気が付きます。それを破壊し、アニラーザは17号たちの攻撃に押し負けて場外に落ちました。

力の大会での活躍!ジレン戦では自爆し離脱……かと思いきや?

ジレンは第11宇宙の最強の戦士であり、力の大会最後の敵です。悟空、ベジータ、フリーザ、そして17号の4人で掛かっても苦戦を強いられました。 なかなかダメージを与えられないのを見た悟空は、ジレンのスキをついて強大な技で狙い撃ちにする戦略を提案します。フリーザは攻撃を受けて退場、悟空とベジータもダメ―ジを負って倒れてしまったときに、17号は「誰かのために自分を犠牲にする。これも人間臭くていいな」と言い残し、自爆してジレンの攻撃を無効化し、悟空たちを助けました。このとき死んだかのように見えた17号でしたが、生き残っています。 ジレンとの戦いは、悟空とフリーザの共闘でジレンを相打ちに持ち込み、3人とも武舞台から脱落して決着が付きました。そして最後に残った17号が力の大会で優勝し、MVPを獲得します。

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力の大会への出場理由は?願いによって17号が全宇宙を救うことに

17号が力の大会に出場した理由は、「密猟者からの襲撃に際し、悟空に助けてもらった借りを返すため」でした。当初の希望では優勝した場合の願い事として、家族サービスのための50憶ゼニ―のクルーザーを考えていましたが、実際には「消滅させられた全宇宙の復活」を願っています。こうして、全宇宙が消滅の危機を免れたのでした。 後日、ブルマからクルーザーを貰って、家族で世界一周旅行を楽しんでいます。

「ドラゴンボール」シリーズで人造人間17号を演じた声優は中原茂(なかはらしげる)

人造人間17号の声を担当するのは、声優の中原茂(なかはらしげる)です。 代表作に17号のほかには『聖戦士ダンバイン』の主人公ショウ・ザマ役、『機動戦士ガンダムW』のトロワ・バートン役など。 抑揚の少ないクールなしゃべりながら、独特な色気のある17号の声は見るものを魅了します。

『ドラゴンボール』人造人間17号の人気ぶりは衰え知らず!強さもカッコよさも作中トップクラス

今回は「ドラゴンボール」シリーズに登場する人気敵キャラクター、人造人間17号を紹介しました。原作やアニメのファンでも、意外と最新作『ドラゴンボール超』までチェックしていなかった人も多いのではないでしょうか?17号のこれからの活躍にも注目です。