2018年3月21日更新

スパイク・ジョーンズ、イケメン映画監督の魅力に迫る【映画&MV紹介】

©Adam Orchon/Sipa USA seasonal de/Newscom/Zeta Image

映画監督として、またミュージック・ビデオの監督として、さらには俳優としても活躍するスパイク・ジョーンズ。今回はそのマルチな才能のみならず、イケメンなルックスにも注目が集まるスパイク・ジョーンズの魅力に迫っていきます。

ミュージック・ビデオから長編映画、CMまで手がける多才なスパイク・ジョーンズ

スパイク・ジョーンズの名前をミュージック・ビデオのクレジットで見かけてその存在を知った人も多くいるでしょう。 スパイク・ジョーンズはこれまでにビースティ・ボーイズやビョーク、ケミカル・ブラザーズなど有名ミュージッシャンのミュージック・ビデオを数多く手がけています。 また長編映画デビュー作となった『マルコヴィッチの穴』ではいきなりアカデミー賞の監督賞の候補にノミネートされ、一気に映画界でも注目を浴びるようになりました。 そんなスパイク・ジョーンズはそのマルチな才能のみならず、イケメンなルックスでも注目を浴びており、そのルックスからファンになる人も多くいます。この記事では、そんな彼の経歴と共に、MV、映画双方の代表作を紹介していきます!

フォトグラファーとしてスタート

カメラ、カメラマン、フリー素材

スパイク・ジョーンスは1969年にアメリカメリーランド州で生まれました。1980年代に入り、フォトグラファーとして活動を開始し、その後はアディダス、GAPなど大手メーカーのCMを手がけるようになります。 そして1992年からは、ニューヨーク出身のバンド、ソニック・ユースのビデオを皮切りにミュージック・ビデオの監督して活動を始め、ビョークやビースティ・ボーイズ、ケミカル・ブラザーズ、エラスティカなど数多くのミュージッシャンのミュージック・ビデオを手がけ、数々のセンス良いミュージック・ビデオを次から次へとの世に送り出しました。 そのかたわら、映画監督としての活動も開始し、1999年に手がけた長編映画監督デビュー作『マルコヴィッチの穴』ではアカデミー賞監督賞にノミネートされ、一気に映画監督としても注目を集めるようになります。 その後も『アダプテーション』や『かいじゅうたちのいるところ』などの長編映画の監督業を行いながら、『スリー・キングス』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などの映画に俳優としても出演しており、そのイケメンなルックスをスクリーンで見かけたことがある人も多くいるでしょう。

ミュージック・ビデオ監督デビュー作品、ソニック・ユースの『100%』

1981年に結成されたニューヨーク出身のバンド、ソニック・ユース。1990年代のグランジムーヴメントに多大な影響を与えたと言われており、現在もメジャーとインディーを行き来しながら活動を続けているバンドです。 そのソニック・ユースが1992年に発売したアルバム『ダーティ』に収録されている『100%』。スパイク・ジョーンズは本作の監督を務め、ミュージック・ビデオ監督のデビューを果たします。 アメリカの若者の日常をモノクロ画像を交えて描いた映像にソニック・ユースが歌い上げる映像をうまく取り混ぜた本作はミュージック・ビデオ界に新しい風を吹き込んだことは間違いないでしょう。

ビースティ・ボーイズの『タイム・フォー・リヴィン』

白人ヒップホップの草分けと言われるビースティ・ボーイズ。ハードコア・パンクにロックやヒップホップを取り入れ、ロックからクラブ・ミュージックまで様々なジャンルに多大な影響を与えたバンドで、ロックの殿堂入りも果たしています。 そのビースティ・ボーイズが1993年に発表した『タイム・フォー・リヴィン』のミュージック・ビデオをスパイク・ジョーンズが手がけました。 そしてこれをきっかけにスパイク・ジョーンズは数多くのビースティ・ボーイズのミュージックを手がけることになり、ビースティ・ボーイズのミュージック・ビデオと言えばスパイク・ジョーンズ、といっても過言ではないほどです。

エラスティカの『カー・ソング』

イギリス出身のロックバンド、エラスティカ。1992年に結成、1993年にメジャーデビュー後、そのスタイリッシュなファッション性で一気にイギリスで人気バンドとなったエラスティカが1995年に発表した『カー・ソング』。 スパイク・ジョーンズが手がけた本作のミュージック・ビデオは日本で撮影され、近未来的で幻想的な雰囲気に仕上がっています。

ビョークの『イッツ・オー・ソー・クワィエット』

世界的な人気を誇るアイスランド出身の歌姫、ビョーク。様々な音楽のジャンルに影響を受け、今までにはない革新的な音楽を作り出し、グラミー賞に度々ノミネート、またアカデミー賞にもノミネートされた経験をもつ彼女が1995年に発表した『イッツ・オー・ソー・クワィエット』をスパイク・ジョーンズが手がけています。 彼女のプライベートに迫ったような映像で始まり、そしてミュージカルのような展開になるミュージック・ビデオは音楽とともに、ビョークの魅力を最大限に引き出していると言っても過言ではないでしょう。

ケミカル・ブラザーズの『エレクトロバンク』

イギリス出身のテクノ&エレクトロニック・ミュージック・ユニットであるケミカル・ブラザーズ。ロックとダンス・ミュージックの架け橋的存在であり、ダンス・ミュージック界の大御所とも言えるケミカル・ブラザーズの1997年発売の『エレクトロバンク』のミュージックビデオはスパイク・ジョーンズによるものです。 本作は、新体操とテクノサウンドという一見マッチしなさそうな両者をうまく組み合わせた、スパイク・ジョーンズのセンスを最高に活かした品に仕上がっていると言っても過言ではないでしょう。

アカデミー賞にノミネート『マルコヴィッチの穴』

ここからは、彼の映画の代表作を紹介していきます。 まずは、初の長編監督作品である『マルコヴィッチの穴』。奇想天外なストーリーを得意とする脚本家チャーリー・カウフマンによる脚本の本作は興行的にも大ヒットし、また映画評論家などからの評判も高く、スパイク・ジョーンズは本作でいきなりアカデミー監督賞にノミネートされたほか、数々の映画賞を受賞するという快挙を成し遂げます。 本作の主人公は結婚生活がけん怠期に入りつつある人形師の男性クレイグ。やっと定職ついたところ、就職したオフィスの壁に穴があることを発見します。しかしこの穴は単なる穴ではなく、15分間だけ俳優の頭とつながるという不思議な穴で、この穴がクレイグの人生を大きく変えていくという奇想天外なストーリーをスパイク・ジョーンズは見事に映像として描き出しています。 また本作はブラッド・ピットやウィノーナ・ライダー、ショーン・ペンなどが本人役で出演していることでも話題を呼びました。

再びチャーリー・カウフマンとタッグを組んだ『アダプテーション』

『マルコヴィッチの穴』に続き、スパイク・ジョーンズがチャーリー・カウフマンとタッグを組んだ映画『アダプテーション』。 チャーリー・カウフマンが自身をモチーフに作り上げたコメディ映画で、ニコラス・ケイジやメリル・ストリープなどハリウッドを代表する俳優、女優人が出演しているほか、スパイク・ジョーンズ自身も本人役で出演しています。

人気絵本を実写映画化『かいじゅうたちのいるところ』

2009年に公開されたスパイク・ジョーンズの長編映画3作目は、世界的ベストセラーとなった人気絵本を実写映画化した『かいじゅうたちのいるところ』です。 家出をしたやんちゃな少年が出会う怪獣たちとのやりとりを描く本作は、怪獣たちはCGではなく、昔ながらの着ぐるみを用いて表現されています。またスパイク・ジョーンズが怪獣たちのメイクにこだわりを持ったため、当初より2年も遅れて公開されましたが、興行的にも成功を収め、また多くの映画評論家が本作を2009年のベスト映画に推薦するなど大変な成功を収めた映画となりました。

SF恋愛映画『her/世界でひとつの彼女』

2013年公開の『her/世界でひとつの彼女』。スパイク・ジョーンズが監督、脚本をつとめたSF恋愛映画です。 本作の舞台は近未来のロサンゼルスで、手に入れた人口知能型OSに恋をしていく男性が主人公で、主役をリバー・フェニックスの弟であるホアキン・フェニックスが演じています。 また主人公が恋をするOSの声をスカーレット・ヨハンソンが担当しており、両者ともその演技が高く評価され、また映画自体もとても高く評価され、本作でスパイク・ジョーンズはアカデミー賞脚本賞を受賞しました。

イケメン監督の気になる私生活は?

ソフィア・コッポラ (ゼータ)
©PHOTOPQR/LE PARISIEN

スパイク・ジョーンズは1997年に同じく映画監督であるソフィア・コッポラと結婚しますが、残念ながら2003年に離婚。その後女優ミシェル・ウィリアムズと交際していた時期もありますが、やはり破局しています。 2010年には日本の女優、菊地凛子との交際も報道されましたが、交際は一時的だったようです。 最近は特に恋愛報道などは聞こえてきませんが、イケメンのスパイク・ジョーンズ、すぐに次なる恋愛報道が聞こえてくるかもしれませんね。

ますますの活躍に期待

映画監督として、ミュージック・ビデオ監督として、そして脚本家、俳優としても活躍するマルチなスパイク・ジョーンズ。 しばらく新作映画などの公開はされていませんが、これからのますますの活躍に期待が高まるところです。