2018年5月27日更新

変態?それとも美学?レベル別最凶のフェチ映画9選!

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常人には理解できない!フェチ映画をご紹介

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人とは一風変わったものに執着したり、性的興奮を覚えるフェティシズム。そんなフェチ達が登場する映画をまとめました。 笑って済ませられるものから、激ヤバなものまで、レベル別で紹介します。あなたの隠された変態性も目覚めるかもしれませんよ。

ヤバ度★:隙間から覗くのがやめられない!2015年公開『スキマスキ』

ちょっと空いた扉の隙間って、なぜか気になって覗きたくなってしまいますよね。そんな隙間に魅せられた大学生ヘイサクが本作の主人公。しかもヘイサクに至ってはちょっとどころか、隙間に対して猛烈な愛着を感じるという性癖の持ち主でした。 そんなヘイサクの想い人は隣に住む女の子、文緒。カーテンの隙間から見える彼女の私生活に、ヘイサクは夢中になっていたのでした。ある日偶然文緒と知り合いになってしまい、彼女の部屋を覗くことに罪悪感を募らせて行くヘイサク。ですが覗きをやめることはできません。 しかしなんと、文緒もまた、窓の隙間からヘイサクを覗いていたのです。覗き覗かれ合う二人の関係やいかに……。

ヤバ度★★: 弟の彼女はリアルドール2007年公開『ラースと、その彼女』

本作の主人公ラースは26歳。シャイな性格で、女性と接するのがとっても苦手な為、恋人もない生活を送っていました。そんな彼を心配する兄夫婦でしたが、ある日ラースから「紹介したい女性がいる」と打ち明けられます。 驚きつつも喜んだ二人ですが、実際その女性に会ってみてパニックに陥ります。なぜならその女性というのが男性が”そういうことをする”等身大の人形だったから……。ここまで聞くと、人形に恋するヤバい奴の話という印象ですが、本作は決してサイコな作品ではありません。 兄夫婦を始めとする彼の周辺人物達は、そんなラースにとても優しく接します。そして、ラースと一緒にビアンカと名付けられた人形を、本当の彼女として扱うのです。そしてラース自身にも変化が生じていきます。観終わった後、優しい気持ちになれるフェチ映画です。

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ヤバ度★★:足フェチ監督による足フェチの為の映画!2007年公開『デス・プルーフ in グラインドハウス 』

タイトルの『デス・プルーフ』とは”耐死仕様”という意味。耐死仕様を施した車を武器にした殺人鬼、マイクが美少女達を悲惨な目に合わせるというスリラー映画です。 本作におけるフェチの持ち主は監督です。メガホンをとったクエンティン・タランティーノ監督は自他共に認める足フェチ。そもそも70年代アメリカの低予算映画を意識した本作は、あまり内容的に深いものではないのですが、その中でも無駄に美少女の足を映したカットが多いのです。 タランティーノ監督のB級映画と”足”愛に満ちた作品です。

ヤバ度★★★:フェチの定番ロリコンの起源!1962年公開『ロリータ』

主人公のハンバート教授は夏の間、ヘイズ夫人の家に下宿することになります。そこには夫人と、夫人の娘のドロレスが暮らしていました。ドロレス、通称ロリータと呼ばれるその少女に、ハンバート教授はたちまち心を奪われます。そのうちヘイズ夫人も教授に魅せられ、二人は結婚することになるのですが、教授の真の目的は娘のロリータとずっと一緒にいること。 教授の本心を知ってしまった夫人は家を飛び出しますが、事故にあって命を落としてしまいます。ようやくロリータと二人きりになった教授は、彼女を連れて旅に出るのですが、二人の行き着く先は決して幸せなものではありません……。 少女を性愛の対象とする、ロリコンという言葉の語源にもなった本作。1997年にはリメイク版の『ロリータ』も制作されています。

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ヤバ度★★★:香りに魅せられた殺人鬼!2006年公開『パフューム ある人殺しの物語 』

物語の舞台は18世紀のフランス、パリ。今でこそファッションの街として知られ、香水の本場のような印象のパリですが、当時は悪臭に満ちた場所でした。その中でも格段に臭かった魚市場で生まれたジャン=バティスト・グルヌイユが本作の主人公です。 悪臭漂う魚市場で生まれたからなのか、グルヌイユは数キロ離れた場所の匂いも嗅ぎとれるほどの人間離れした嗅覚を持っていました。そして匂いの魅力に取り憑かれたグルヌイユは、偶然出会った少女の体臭に魅了されます。 少女の香りを愛するがあまり、誤って彼女を殺してしまうグルヌイユ。失われた香りを再現しようと香水作りを学び始めた彼は少女を原材料とした禁断の香水作りに手を染めて行くのです・・・

ヤバ度★★★★ワイルドにもほどがある!2016年公開『ワイルド わたしの中の獣』

動物好きも、その”好き”が行き過ぎるとフェティシズムになってしまいます。そんな危険な感情に目覚めてしまった女性を描いたのが『ワイルド、私の中の獣』です。 OLのアニアは恋人もなく、つまらない仕事をこなすパッとしない毎日を送っていました。そんな彼女はある日公園を散歩中に目にしたオスの狼に心を惹かれます。それは彼女にとって一目惚れでした。”彼”と暮らしたい!と思ったアニアは普通のOLながら狼の捕獲方法を研究し、ついに憧れの同棲生活をスタートさせます。 狼と暮らし始めたアニア自身にも変化が……、彼女もだんだんと野生化していくのです。暴走したアニアの野生の心はもう誰にも止められません。

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ヤバ度★★★★人工皮膚に覆われた衝撃の真実!2011年公開『私が、生きる肌』

世界的な形成外科医であるロベル・レガルは、妻と娘を無くした過去を持っていました。そんな彼は今、ベラという美しい女性と家政婦マリリアと大豪邸に暮らしています。 ロベルが抱えるフェティシズムの対象は肌。彼の妻は交通事故が原因で全身に火傷をおって死亡していました。そのことを悔やんだ彼は、妻を救えたかもしれない「完璧な肌」を作ることに執着していました。 ベラの容姿はそんな彼のなくなった妻にそっくり。そう、ベラはロベルの技術によって作られた人工皮膚により見た目を作り替えられた存在でした。物語が進むにつれ、ベラのとんでもない正体も明らかになっていきます。 単なる肌フェチに止まらないロベルの変態性にも度肝を抜かれる映画です。

ヤバ度★★★★★死体相手に妄想デート!2006年公開『ネクロフィリア 死体嗜好家』 

本作の主人公チャーリーも人と話すのが苦手な青年。『ラースとその彼女』のラースのように彼が恋する相手が人形だったらまだ平和だったのですが、チャーリーが選んだのは”死んだ”女性でした。 元々、身元不明の死体から使える臓器を取り出して売るという商売を行なっていたチャーリー。ある日、彼の好みにぴったりの女性の死体と出会います。その死体に惚れてしまったチャーリーは、彼女と妄想の世界で楽しいデートを繰り広げます。 しかし人形と違って死体は腐敗します。防腐剤を使ったり、衝撃ではげ落ちてしまった口元を縛ったりして彼女を世話するチャーリー。とても異様な光景です。 最終的にチャーリーは死体の彼女とはお別れし、新しい相手を見つけます。しかし、その相手がまた異様なラストへと彼を導いて行きます。

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ヤバ度★★★★★死と隣り合わせの禁断の快楽!1996年公開『クラッシュ』

数ある変わった性癖の中でも相当ヤバい嗜好を抱えた人たちが集まるのが、本作に登場する「クラッシュ・マニアの会」の人々。彼らは自動車事故に対して性的な興奮を覚えるという、常人には理解できないフェチの集まりなのです。 主人公のジェームズはある日よそ見運転から事故を起こしてしまいます。対向車に乗っていたのは夫婦で夫は死亡、妻の女性ヘレンも怪我を負いますが、病院でジェームズとあったヘレンは毅然とした様子。彼女もまたクラッシュ・マニアの会の一員だったのでした。 ヘレンに誘われ、会合に参加するジェームズ。そこではスタントマンたちが有名人の事故を再現するイベントが行われていました。そしてジェームズもだんだんと自動車事故と自身のエクスタシーを結びつけて行きます。そしてジェームズは妻を巻き込み、危険なクラッシュ・マニアの世界へと染まっていくのです。 いかがでしたか?この記事を見てあなたも"秘密の扉"を開いてしまっても責任はとれませんよ♪