大杉漣、最後の主演映画『教誨師』が10月公開!【唯一のプロデュース作品】
大杉漣、最後の主演映画『教誨師』の公開が決定!
2018年2月21日に逝去した名優・大杉漣。彼の最後の主演映画『教誨師』が、2018年10月6日から公開されることが発表されました。同作は、大杉唯一のプロデュース作品でもあるとのこと。 この記事では、同作のあらすじ、キャスト、スタッフ情報を紹介していきます。
受刑者を改心させる?『教誨師』のあらすじを紹介
本作は、受刑者の道徳心の育み、彼らの心を救済し、改心できるよう導く「教誨師(きょうかいし)」を題材にした作品。 劇中では、死刑囚専門の教誨師・佐伯が、死刑囚に寄り添いつつも彼らを安らかに死に導くことは正しいのかと葛藤する姿や、自身の過去や人生と向き合う姿が描かれているとのこと。また、大杉漣が「役者にケンカを売ってるのかと思った」と評したというほどの莫大なセリフ量を誇る本作は、ほぼ教誨室で展開する会話劇となっているそうです。
大杉漣だけじゃない、『教誨師』のキャストを紹介
先述の通り、本作で主演・佐伯役を勤めている大杉漣です。そして、大杉の共演者として「バイプレイヤーズ」シリーズで大杉と共演していたことも記憶に新しい光石研をはじめ、映画初出演の玉置玲央、烏丸せつこ、古舘寛治らが名を連ねています。
『教誨師』のスタッフは?
本作のメガホンを取るのは、スネオヘアー主演の映画『アブラクサスの祭』の脚本や、小林且弥、みひろが共演した『ランニング・オン・エンプティ』の監督を務めた佐向大。佐向は本作では監督に加えて、脚本も担当しています。 また、佐向は『教誨師』について、「3年前、小さな喫茶店で、この企画を一番最初に話したのが大杉さんでした」と語り、大杉の「いいね、やろうよ」という言葉が作品の誕生のきっかけになったことを明かしています。 自身にとって主演俳優以上の存在だった、という大杉の訃報にショックを隠せない様子の佐向ですが、本作の公開にあたって、大杉への強い思いも語っています。
映画『教誨師』は2018年10月6日から公開!
大杉自らがプロデュースを担当した唯一の映画にして、最後の主演作。『教誨師』は2018年10月6日から公開です!ファンなら見逃せない1本となりそうですね!