2018年4月21日更新

愛は不滅!記憶を失ってなお残る愛を描いたラブストーリー

エターナルサンシャイン

古今東西「記憶」が重要な要素となる作品は沢山あります。 その中からこの記事では記憶を失っても人を愛し続ける姿を描いた恋愛映画を少しばかり紹介させていだだきます。

記憶のない相手を愛することはできますか?

フィクションに頻繁に登場する要素の1つ「記憶喪失」。映画『ボーン・アイデンティティー』や『メメント』のようにサスペンスでは、見る人をハラハラさせる要素としてしばしば用いられます。 とはいえ、なんといっても記憶喪失がドラマを生み出すのはラブストーリーです。1000年前に書かれた『源氏物語』でもヒロインの記憶を奪いました。いつの時代も愛し合う2人の障害として、記憶喪失は遺憾無く力を発揮してきました。 しかし、恋人たちは記憶喪失に打ちひしがれるだけではありません。相手に対する想いの強さは時に記憶喪失に打ち勝つことも。この記事では愛が記憶を上回った映画を5つご紹介します。

彼女に忘れられてもアタックし続けた一途な男の愛

アダム・サンドラーとドリュー・バリモアのコンビが送る『50回目のファースト・キス』は2004年のアメリカ映画。ハワイを舞台にしたロマンティック・コメディです。 ある日ヘンリーと意気投合した女性ルーシーは記憶障害のせいで1日しか記憶を保つことができませんでした。何度声をかけてもルーシーは次の日にはヘンリーのことを忘れてしまいますが、彼女を諦めきれないヘンリーは、毎日彼女に声をかけ続けることにしました。 なんとか恋人同士になっても記憶障害は2人にさまざまな試練を与えます。それらを乗り越えたうえでの最後のビデオレターのシーンは思わずグッときてしまうでしょう。 本作は日本でリメイクされました。監督は「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督で、主演の2人は山田孝之と長澤まさみが演じます。リメイク版は2018年6月1日に公開予定です。

お互いの記憶を消した元恋人同士の行く末は?

2004年のアメリカ映画『エターナル・サンシャイン』。「記憶除去手術」によってお互いの記憶を消した恋人たちを、ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットが演じています。 ある日、恋人クレメンタインとケンカをしてしまったジョエル。彼は、後日仲直りするため彼女の元を訪れましたが、彼女は彼のことを全く覚えていませんでした。その後、彼女が自分に関する記憶を消す手術を受けていたこと知ったジョエルは、クレメンタインの記憶を消す手術を受けることにしました。 お互いの記憶を失ったジョエルとクレメンタインがもう一度出会うと果たしてどうなるのでしょうか? それは是非ご自身の目で確かめてみてください。また、もうひとりの記憶除去の経験者の行動にも要注目です。

記憶が消えていく妻と向き合い続けた夫の愛に涙!

2001年の日本のテレビドラマ『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』が原作の2004年の韓国映画『私の頭の中の消しゴム』。チョン・ウソンとソン・イェジンが悲劇に見舞われる夫婦を切なく演じています。 社長令嬢のスジンと建設作業員のチョルスは、育った環境や現在の立場も全く異なるカップルでしたが、紆余曲折を経て結婚し、幸せな夫婦生活を送っていました。しかし、間もなくスジンが若年性アルツハイマーを発症してしまいます。 スジンの症状が進み、挫けそうにもなりながらも、妻を健気に支え続けるチョルス。失われた記憶はもう戻らないものの、チョルスの愛情が実を結んだラストシーンでの2人の表情は必見です。

男が忘れてしまっていた相手の正体は?

伊藤たかみの同名小説を映像化した2011年公開の日本映画『指輪をはめたい』。山田孝之主演で、小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴、二階堂ふみの豪華女優陣が脇を固めます。 怪我のせいで気を失った片山輝彦が目覚めると、鞄の中には見覚えのない婚約指輪がありました。誰に渡すつもりだったのか思い出せない彼の前に現れたのは、彼の彼女を名乗る3人の女性。その中の誰に渡そうとしたか思い出そうと奮闘するなかで彼は、不思議な少女と出会います。 最終的に主人公は指輪を渡す相手を思い出しました。記憶を失っても実は想い続けていた相手が判明するシーンでは、納得がいくと同時に切ない気持ちにさせられます。

記憶を失った男を救った愛がもたらした悲劇

1962年のフランス映画『シベールの日曜日』。ベルナール・エシャスリオーの小説『ビル・ダヴレイの日曜日』をモノクロで映像化した作品です。 かつて空軍で戦闘機のパイロットをしていたピエールは、第一次インドシナ戦争で負傷しました。その怪我が原因で記憶喪失になった彼は、日々を無為に過ごしていました。そんな日々の中で彼はフランソワーズと名乗る少女と出会いました。修道院に預けられている孤児の彼女は、日曜日ごとに面会に来てほしいとピエールに頼みます。毎週会うことになったふたりは次第に親密になっていきます。 抜け殻のように生きていたピエールは少女との交流で生気を取り戻していきます。しかし、ピエールを救った愛は彼に悲劇をもたらしました。ラストシーンの少女の悲痛な叫びが胸に突き刺さります。

時代や場所が違っても愛の力は変わらない!

記憶を失った人たちを救う一途な愛の姿はいつの時代も人の胸を打ちます。お国柄の違いやシチュエーションの違いがあっても、愛が失った記憶を乗り越えて行く様は非常にドラマティックです。 あなたのお気に入りの愛の形はどれですか?