2018年4月26日更新

『ロンドン、人生はじめます』主演、女優・ダイアン・キートンの魅力とは?

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女性が憧れる女性、それがダイアン・キートン

ダイアン・キートンと言えば数々の話題作に出演していますが、誰もが『アニー・ホール』でのマニュッシュなスタイルを一番に思い浮かべるのではないでしょうか? マニュッシュなのに男性が虜になる女性。『アニー・ホール』でダイアン・キートンが演じたアニーは男性に媚びずに自分の生きたいように生きる、まさにダイアン・キートンそのものと言えるでしょう。 そんなかっこいい彼女に憧れる女性は多くいるのではないでしょうか?ダイアン・キートンは女性が憧れる女性。今回はそんな彼女の魅力を紹介していきます。

ミュージカル『ヘアー』でデビューを果たす!

ダイアン・キートンは1946年アメリカのロサンゼルスで生まれました。高校卒業後地元のカレッジに通うも演技を学ぶためカレッジを中退し、ニューヨークに引っ越します。 ニューヨークではネイバーフッド・プレイハウスで演技を学び、そしてブロードウェイミュージカルの『ヘアー』でデビューを果たしました。 その後映画界に進出し、ウディ・アレン監督の『ボギー!俺も男だ』に出演し注目を集め、その後は代表作『アニー・ホール』を始め、「ゴッドファーザー」シリーズ、『結婚適齢期』などの話題作に次々と出演し続けています。 そしてアカデミー賞やゴールデングローブ賞に度々ノミネートされ、現在ではハリウッドを代表する演技派女優のひとりとと言えるでしょう。

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数々の話題作に出演

ダイアン・キートンは一時期映画監督のウディ・アレンと公私ともにパートナーでした。 そのため、ウディ・アレン監督の作品に多く出演しています。彼女の代表作とも言える『アニー・ホール』(1977)をはじめ、『ウディ・アレンの愛と死』(1975)や『インテリア』(1979)、『ラジオ・デイズ』(1987)などが彼女が出演したウディ・アレン監督作品です。 その他フランシス・コッポラ監督の有名なギャング映画『ゴッドファーザー』の全シリーズ、ジャックニコルソンとの共演で話題となった『恋愛適齢期』(2003)やロブ・ライナー監督の『最高の人生のつくり方』(2014)など、コンスタントに話題作に出演を続けています。

『アニー・ホール』でアカデミー主演女優賞受賞

ダイアン・キートンの名前を世に知らしめたのは1977公開のウディ・アレン監督の『アニー・ホール』と言っても過言ではないでしょう。 映画のタイトルでもある主人公の女性アニー・ホールを演じたダイアン・キートンはジャケットにパンツ、ネクタイ姿というマニュッシュなスタイルで一躍「かっこいい」女性の代名詞となりました。 また本作の演技で、見事アカデミー賞主演女優賞を手に入れ、演技派女優の道を歩き始めたのです。

多くの女性が憧れるファッションアイコン!

先の項目でも紹介したとおり、映画『アニー・ホール』でのダイアン・キートンのマニュッシュなスタイルは一躍当時の女性の憧れとなりました。 実は『アニー・ホール』の撮影の際、監督であり当時のパートナーでもあったウディ・アレン監督から好きな服を着て良いと言われ、映画内で着ている服は彼女自身で選んでいるのです。 そのファッションセンスは、見事に女性の心を捉えました。そして70歳を超える今も女性が憧れるファッションアイコンとして、雑誌などのメディアに登場したり、私服姿をキャッチされ続けています。

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ハリウッドの男性陣を虜に!

ダイアン・キートンはオーディションで出会ったウディ・アレン監督と恋愛関係にありましたが、長くは続かず破局します。 しかしその後映画でも共演したハリウッドの名優ウォーレン・ベイティと交際するも破局を迎えてしまいます。その後一時期同じくハリウッドの名優アル・パチーノと交際していた時期もあります。 ハリウッドの名だたる男性陣を虜にするダイアン・キートン、今までに結婚歴はありませんが、70歳を過ぎても輝き続ける彼女に惹かれる男性はこれからも後を絶たないことでしょう。

母なしでは今のダイアン・キートンはない?

ダイアン・キートンはインタビューなどで度々心に響く名言を発しています。その中でも目につくのは、「My mother always said…」や「My mother was…」など「私の母は、、、」で始まる名言です。 いかに母親の影響を色濃く受けて成長してきたかをこれらの名言から垣間見ることができます。 まさにダイアンの母なしに今のダイアン・キートンはいない、と言えるでしょう。

年齢をごまかす努力は幸せをもたらさない!

ダイアン・キートンの魅力の一つは何と言っても美しく年齢を重ねていることではないでしょうか? しかし彼女は自分を若く見せよう、外見的に美しく見せよう、ということに時間を割いていません。彼女の名言の一つに「The exhausting effort to control time by aletering the effects of age doesn’t bring happiness.」(年齢をごまかす努力は幸せをもたらさない)というものがあります。 年齢をごまかすのではなく、彼女は今もなお仕事や趣味、プライベートにと何事にたいしても一生懸命に取り組み、常にポジティブな姿勢を保っています。 このポジティブな姿勢こそ美しく年齢を重ねていく秘訣、ということをダイアン・キートンは我々に教えてくれています。

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過食症を克服!

現在では前向きな日々を送るダイアン・キートンも、過食症になってしまった過去をもっています。 何事にもネガティブになり、平均成人女性の摂取カロリーの10倍以上にもあたる2万キロカロリーもの食事を食べていた時期があるのです。 そんな過食症との戦いを自身の力で乗り越えた彼女の言葉には重みがあり、また誰もの心に響くのではないでしょうか?

『ツイン・ビークス』を監督

女優として活躍するダイアン・キートンですが、実は映画監督、プロデューサー、そして脚本家としても活躍しています。 デヴィッド・リンチの製作総指揮、そしてカイル・マクラクランの主演で知られるテレビドラマシリーズ『ツイン・ピークス』。1990年から1991年にかけてアメリカで放映され大ヒットしたサイコサスペンスドラマです。 ダイアン・キートンは本作のシーズン2の第15話の監督を務めているのです。本エピソードを彼女が監督していたとは知らずに鑑賞した人も多いのではないでしょうか?

新作『ロンドン、人生はじめます』で人生を謳歌する女性役に!

70歳を超えても年齢を感じさせず活躍を続けるダイアン・キートン。彼女の新作が2018年4月21日に公開されました。 ロンドンの高級住宅街ハムステッドを舞台にした『ロンドン、人生を始めます』は 実話を基にした映画です。 夫の残した借金やうわべだけの近所付き合いに辟易していた未亡人エミリー。ふとしたことからハムステッド・ヒースで暮らすホームレスの男性ドナルドと知り合い、二人は惹かれていきます。ところが予期していなかった出来事が起こり、二人の恋愛も予想不可能な状況になっていくというストーリーで、ダイアン・キートンはホームレスに恋をするチャーミングな老婦人を演じています。 思いがけない出会いをきっかけに自分らしさを見出し、人生をあらためて楽しんでいく女性を演じるダイアン・キートンの演技は必見です。