2019年12月13日更新

【ネタバレ】「ジュマンジ3」のネクストレベルな魅力を解説 実は第1作とも関連性があった?

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待望の続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の魅力をネタバレありで解説

1995年に映画第1作目が製作され、2017年に公開された続編『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』も大ヒットを記録した人気シリーズ「ジュマンジ」。新たな世界観で生まれ変わった、さらなる続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が、2019年12月13日に公開されました! 続編はいったいどんな作品になっているのでしょうか?『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のキャストやあらすじ、トリビアなど、まさに“ネクスト・レベル”な本作の魅力を、ネタバレありで紹介していきます。 ※この記事には『ジュマンジ/ネクスト・レベル』および前作「ウェルカム・トゥ・ジャングル」のネタバレが含まれます。本編を未鑑賞の方はご注意ください!

過去の「ジュマンジ」シリーズの動画配信状況をチェック

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のあらすじを紹介

前作から2年。ゲーム“ジュマンジ”の世界で友情を育んだスペンサー、フリッジ、マーサ、ベサニーの4人は大学生となり、別々の道を歩んでいました。あるときスペンサーは、前作で破壊したゲームを密かに修理します。 再会を約束していた日に、スペンサーが現れないことを心配したマーサ、フリッジ、ベサニーの3人は彼の家を訪ねることに。そこで、彼らはスペンサーが再び“ジュマンジ”に入ってしまったことを発見します。ゲームに入って彼を救出しようとしますが、そのときなぜかスペンサーのおじいさんであるエディと、その友人マイロも“ジュマンジ”に入ってしまいました。 勝手のわからないおじいちゃん2人を連れて、スペンサー、そしてゲームに入るときに行方不明になってしまったベサニーを探すマーサ(ローズ)と、フリッジ(オベロン教授)ですが、バグが発生しているゲームは以前よりも難易度がレベルアップ! 果たして彼らは無事にゲームをクリアし、現実世界に戻ることができるのでしょうかーー!?

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【ネタバレ注意】『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の魅力解説 無理ゲー感がはんぱねぇぇアップ!!

無理ゲー感アップ!ステージ追加にアバターのアップデートも

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』
© 2019 CTMG, Inc. All Rights Reserved

前作では主にジャングルが舞台となっていたゲーム“ジュマンジ”の世界。本作では、ジャングルに加え砂漠、雪山、吊り橋と、さまざまなステージが出現し、無理ゲーレベルの難易度に。 しかも今回はゲームに詳しいスペンサーがいないため、マーサとフリッジは、なかなか状況を理解できないおじいちゃん2人を連れて彼とベサニーを探し出し、ゲームをクリアしなければなりません。

また、アバターの設定も前作からバージョンアップ。新たなスキルに加え、以前は弱点のなかったブレイブストーン博士にも弱点が設定されてしまいました。マーサ以外は前回と違うアバターでプレイすることになり、慣れるまでに時間がかかります。

スペンサーはなぜ“ジュマンジ”に戻ったのか?

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』
© 2019 CTMG, Inc. All Rights Reserved

本作で、スペンサーはどうして再びゲーム“ジュマンジ”の世界に入ってしまったのでしょうか。実は彼は、新たな生活に戸惑いを感じていたのです。

高校を卒業し、それぞれの道を歩むことになった4人。ニューヨークでひとり大学生活を送るスペンサーはままならない現実に悩んでいました。遠距離恋愛中のマーサのInstagramは楽しそうな写真であふれ、彼はさらに劣等感を感じるようになります。 そして帰省した彼は、“ブレイブストーン博士”として活躍したときのことを思い出し、「また彼になりたい」と思ったのです。実は彼は前作の後、みんなで壊したゲーム機とジュマンジのソフトを回収しており、家の地下室に隠し持っていました。それを修理しようとして、壊れたままのゲームの中に吸い込まれてしまったのです。 しかし、彼を救うためにゲームの中にやってきたマーサに自分の気持ちを伝え、無事に仲直りしました。

全員生還なるか?意外に泣けるラスト

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』
© 2019 CTMG, Inc. All Rights Reserved

前作は、ゲーム内で1つしか残っていない“ライフ”と、現実世界の1度きりの“ライフ(人生)”をかけ、若者たちがこれからの人生に挑戦していく決意をする様子を描きました。 今回は、偶然ゲームに入ってしまったおじいちゃんたちがポイントになってきます。

むかしは親友だった彼らは、食堂の閉店をきっかけに絶縁状態になっていました。しかし、スペンサーたちがゲームに吸い込まれた日、マイロが十数年ぶりにエディを訪ねてきます。 ゲームのなかでエディとマイロは仲直りしますが、マイロは病に冒され死が近いことを告白。 その後、ゲームのアバターが入れ替わり、マイロは黒い馬に。実はその馬はペガサスで、ゲーム後半には翼を広げて空を飛び、大活躍します。無事にゲームをクリアした後、彼はペガサスとして“ジュマンジ”に留まることを決意しました。 エディはせっかく仲直りした親友との別れを惜しみましたが、彼の意志を尊重し、そのほかのメンバーとともに現実世界に戻ります。 その後、エディはスペンサーとテレビゲームをしながら、「歳をとることはすばらしい贈り物だ」と孫に語るのでした。

【ネタバレ注意】『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のトリビア

ブレイブストーン博士はスパイダーマンに似ている!?

本作では、ドウェイン・ジョンソン演じるスモルダー・ブレイブストーン博士の過去が少しだけ明かされました。

彼の両親は、本作のヴィランである暴虐王ユルゲンに殺されたことが明らかになりましたが、実はカットされたシーンではさらに詳しいことが描かれています。 ブレイブストーンの両親は、ジュマンジを支配する力を持つ宝石を守っていました。ユルゲンは彼らの助手だったのです。「世界を守る夫婦が助手に殺される」という展開は、2014年に公開された『アメイジング・スパイダーマン2』と似ています。 ちなみに、本作の共同脚本を担当しているジェフ・ピンクナーは、「アメスパ2」でも脚本に参加しています。

「ノラ’s」と第1作目のつながり

本作でスペンサーたちが再会の待ち合わせをした「ノラ’s」という食堂は、実はシリーズ1作目の『ジュマンジ』(1996年)からつながっています。 『ジュマンジ』で、ジュディ(キルスティン・ダンスト)とピーター(ブラッドリー・ピアース)のシェパーズ兄妹を引き取った彼らの叔母の名前がノラでした。

彼女は、同作でピーターにクローゼットに閉じ込められてから、どうなったのか描かれていませんでした。しかし、本作ではエディおじいちゃんの古い知り合いとして登場しています。演じるのは、1作目と同じく、ビビ・ニューワースです。 エディとマイロが店を閉じた後、彼女がその場所を引き継ぎ、「ノラ’s」として営業を始めたのです。彼女の店には、エディとマイロが店を始めた当初の写真も飾ってありました。

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「ジュマンジ3」の登場人物・キャストを紹介【アバター編】

スモルダー・ブレイブストーン博士/ドウェイン・ジョンソン

ドウェイン・ジョンソン
©︎Adriana M. Barraza/WENN.com

ゲーム「ジュマンジ」内の最強キャラクターであるスモルダー・ブレイブストーン博士は、勇猛果敢な冒険家。彼のスキルは勇気、クライミング、スピード、ブーメラン、そしてキメ顔。前作では弱点はありませんでしたが、今回は彼にも弱点が……。 今回ゲーム内でブレイブストーン博士を操るのは、ダニー・デヴィート扮するスペンサーのおじいちゃん、エディ。状況が把握できなかったり、ムースとケンカしたりする様子がコミカルに描かれています。 ブレイブストーン博士を演じるのは、“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン。元プロレスラーの彼は、「ワイルド・スピード」シリーズや『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018年)などでアクション作品を中心に大活躍している人気俳優です。

シェリー・オベロン教授/ジャック・ブラック

ジャック・ブラック
©2018 HPA / Hutchins Photo/Newscom/Zeta Image

地図専門家で考古学、古生物学の知識を持っているシェリー・オベロン教授は、冴えないながらもゲーム攻略には欠かせないキャラクター。本作ではスキルとして幾何学の知識も追加に。弱点は前作と同じ持久力に、太陽、暑さ、砂が加わりました。 今回、オベロン教授のプレイヤーは、現実世界ではサーダリウス・ブレインが演じるフリッジ。ジャック・ブラックは、黒人の若者のしゃべり方を見事に再現しています。

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フランクリン・“ムース”・フィンバー/ケヴィン・ハート

ケヴィン・ハート
©Patricia Schlein/WENN.com

ムース・フィンバーは、ブレイブストーン博士の助手で動物学者です。彼のスキルは前回同様、動物に関する知識と武器運び。さらに今回は言語能力が追加されています。弱点は、パワーとスピード、ケーキです。 今回ムースのプレイヤーとなるのは、現実世界ではダニー・グローヴァーが演じるマイロ。前作とは違うゆっくりとした話し方が特徴です。 演じるのは、コメディアン、俳優として活躍しているケヴィン・ハート。代表作に『最‘狂’絶叫計画』(2003年)などがあります。また、コメディ映画『セントラル・インテリジェンス』以来、ジョンソンとは2度目の共演となりました。

ルビー・ラウンドハウス/カレン・ギラン

カレン・ギラン
©Admedia, Inc/PMA/AdMedia/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

ルビー・ラウンドハウスは、タフでセクシーな美女戦士。前作同様、空手、合気道、太極拳、さらに“ダンス・ファイティング”といった格闘系スキルに加え、今回はヌンチャクを操ることもできるようになりました。弱点は毒です。 ルビーのプレイヤーは前作と同じくマーサですが、途中で異変が起こり……? MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のネビュラ役などで知られるカレン・ギランが、ルビーを演じています。ギランは「私自身の不器用さを楽しみながら演じることができた」と語りました。

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ジェファーソン・“シープレーン”・マクドノー/ニック・ジョナス

途中からスペンサーたちに合流するパイロットのシープレーン。彼はスペンサーたちよりも先にゲーム内に入ってしまったらしく、残りのライフは1(スタート時は3)と後がない状態です。彼のスキルは飛行機操縦とマルガリータづくり。蚊が弱点です。 シープレーンを演じるのは、2000年代にアイドルグループ「ジョナス・ブラザーズ」の一員として注目を集めたニック・ジョナス。俳優としては、テレビシリーズ『ジョナス』や、映画『キャンプロック2』(2010年)で存在感を見せつけました。

ミン・フリーフット/オークワフィナ

ニューヨーク出身のラッパー/女優のオークワフィナも、本作に出演しています。その役柄はゲームキャラクターのミン・フリーフット。彼女は盗賊で、金庫破りや忍び込み、スリなどのスキルを持ち、弱点は花粉です。 2014年にアルバム『Yellow Ranger』を発表したオークワフィナは、ラッパーとして活躍をつづけるかたわら、コメディエンヌとしても頭角を現し、2018年には映画『オーシャンズ8』、『クレイジー・リッチ!』などのヒット作にたてつづけに出演しました。

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本作に登場する黒い馬は、実はプレイヤーが操るアバターです。 スペンサーを救うため、彼の友人たちとおじいちゃんたちはゲーム内に入りますが、なぜかベサニーだけが置き去りに。その後、ある人物を頼って彼女もゲームに入ります。しかし今回彼女が操るアバターは、人間ではなく馬になってしまいました。

キャスト・登場人物【現実世界編】

スペンサー・ギルピン/アレックス・ウルフ

アレックス・ウルフ
©Image Press Agency/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

前作で、ブレイブストーン博士としてゲーム内で活躍したスペンサー・ギルピン。あれから2年、ニューヨーク大学に通う彼は、学生生活が思ったほどうまくいかないためか、思い悩んでいました。そして帰省した際、実家の地下室に隠し持っていた“ジュマンジ”のゲームを修理しようとします。 そんなスペンサーを演じるアレックス・ウルフは、2006年に子役としてミュージカル映画『The Naked Brothers Band: The Movie(原題)』でデビュー。2018年にはホラー映画『ヘレディタリー/継承』にも出演しています。

べサニー・ウォーカー/マディソン・アイスマン

セルフィーとおしゃれが大好きで、スマホ依存女子高生だったべサニー。彼女は高校を卒業後、世界中を旅していろいろな経験をしているようです。充実した生活を送る彼女にとっても、“ジュマンジ”で育んだ友情は特別なものです。 現実世界でのべサニーを演じるのは、テレビシリーズやテレビ映画、短編映画などで活躍しているマディソン・アイスマンです。

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アンソニー・“フリッジ”・ジョンソン/サーダリウス・ブレイン

サーダリウス・ブレイン
©WENN/zetaimage

2年前、ともに“ジュマンジ”を冒険し、幼なじみのスペンサーと仲直りしたフリッジ。彼は大学のアメフト部選手として忙しい生活を送っています。 フリッジを演じるサーダリウス・ブレインは、さまざまなテレビシリーズや映画で活躍。映画での大きな役は本作が始めて。ちなみに、他の高校生役キャストが18歳から20歳なのに対して、ブレインは撮影当時30歳でした。

マーサ・カプリー/モーガン・ターナー

モーガン・ターナー
©Adriana M. Barraza/WENN.com/zetaimage

“ジュマンジ”での冒険のあと、スペンサーと付き合っているマーサ。大学生活をめいっぱい楽しんでいる彼女ですが、スペンサーとの関係はぎくしゃくしており、彼のことを心配しています。 マーサを演じるモーガン・ターナーは、多くのテレビシリーズで活躍。いくつかの映画にも出演しています。

アレックス・ヴリーク/コリン・ハンクス

コリン・ハンクス
©Adriana M. Barraza/WENN.com/zetaimage

前作でスペンサーたちとともに“ジュマンジ”をクリアし、20年ぶりに現実世界に戻ってきたアレックス。彼は自分がゲームに入った時代に戻り、大人になって高校生たちと再会しました。本作でも、長い間ゲームの中にいた彼の知識やスキルが活かされそうです。 大人になったアレックスを演じるコリン・ハンクスは、テレビシリーズ『ロズウェル/星の恋人たち』(1999〜2001)や『FARGO/ファーゴ』(2014)などで知られています。 ちなみに、ゲームに引き込まれた当時のアレックスは、メイソン・グッチオーニが演じています。

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エディ/ダニー・デヴィート

ダニー・デヴィート
©FayesVision/WENN.com/zetaimage

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』から登場するスペンサーの祖父エディ。彼は、スペンサーが修理したゲーム“ジュマンジ”の世界になぜか入り込んでしまいます。 エディを演じるのは、『ツインズ』(1988年)や『ジュニア』(1994年)などでのアーノルド・シュワルツネッガーとの共演や、『バットマン リターンズ』(1992年)のペンギン役でなどで知られるダニー・デヴィート。2018年には、実写映画『ダンボ』にもサーカスの団長役で出演しました。

マイロ/ダニー・グローヴァー

ダニー・グローヴァー
©Jaime Espinoza/WENN.com/zetaimage

やはり続編「ネクスト・レベル」から登場するマイロは、エディおじいちゃんの友人で、彼も“ジュマンジ”の世界に入ってしまうことになります。 そんなマイロを演じるのは、『カラーパープル』(1985年)や「リーサル・ウェポン」シリーズ、『ソウ』(2004年)、『ドリームガールズ』(2006年)などへの出演で知られるダニー・グローヴァー(グラヴァーとも)です。

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は2019年12月13日から公開中!

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』ポスター
© 2019 CTMG, Inc. All Rights Reserved

前作の主要キャストが全員カムバックし、さらに豪華なキャストが登場する『ジュマンジ/ネクスト・レベル』。前作からすべてがレベルアップしている本作は、2019年12月13日から全国公開中。冬休みに絶対オススメの1本です!