2018年5月31日更新

『ファインディング・ドリー』7本足のタコ・ハンクがかっこいい!魅力を解説

『ファインディング・ドリー』に登場する7本足のタコのハンクは、両親を探すドリーを行く先々で助けてくれる頼もしい存在。この記事ではハンクの魅力やかっこよさを詳しく解説します。また、吹き替え声優や誕生秘話も紹介!

『ファインディング・ドリー』の名脇役!ハンクの魅力に迫る

映画『ファインディング・ドリー』でドリーの相棒として大活躍する7本足のタコ・ハンク。劇中でハンクはタグを貰うことを条件にドリーの両親探しに協力し、あらゆる危機的状況を解決する有能さや、憎まれ口をききながらもドリーを助ける姿が映画を見た多くの人の心を掴みました。 この記事では、本作の影の功労者ともいうべきハンクの魅力について、作中のかっこいいポイントや7本足の理由、声優や制作秘話などの解説を交えつつご紹介します。

足が7本になった理由は、人間の子供に足を引きちぎられたから

ハンクが7本足になったのは、水族館の触れ合い水槽で展示されていた際、人間の子供に足を1本引きちぎられたのが原因です。ハンクは足をちぎられたことが深いトラウマになっており、キッズプールの触れ合い水槽に迷い込んだ際は子供たちの存在に酷く怯えていました。 キッズプールでハンクは子供に指でつつかれ、恐怖のあまり墨を吐き出してしまいます。ハンクは自分を情けないと恥じますが、ドリーは「恥ずかしくないよ」と優しくフォローします。この出来事がきっかけとなり、ハンクはドリーに心を開くようになっていきます。

不器用だけど優しい!ドリーを守りながら進むハンクがかっこいい

タコのハンクは擬態や逃走を得意とし、陸でも自由に動き回れる性質を持っています。作中ではドリーを行く先々で助けており、物に擬態して人の目をやり過ごしたり、ベビーカーを巧みに操縦してドリーの両親がいる水槽を探したりしています。 物語の終盤ではなんとトラックをジャックして運転するというファインプレーを披露。ドリーの指示のもとトラックを海に向かわせ、最後はトラックごと海にダイブして荷台にいる魚たちを解き放つことに成功しました。 ハンクは口は悪いですが根はとても優しく、文句を言いながらもドリーに協力し、ドリーがピンチになった際は必死に助けようとします。不器用ながらもドリーのことを気遣い守ろうとするハンクの姿はとてもかっこいいです。

2匹を結ぶ強い絆!ドリーとの出会いがハンクを変えた

ハンクは海での生活に良い思い出がなく、海洋研究所での暮らしが長かったこともあり、水槽での静かな暮らしを捨てることができずにいました。ドリーとの関係も最初はただの協力者で、2匹の関係はどこかぎくしゃくしたものでした。 しかしハンクはドリーと共に行動する内に、彼女の前向きな生き方に触発され、気持ちが少しだけ前向きに変化していきます。ドリーもハンクのことを大切な仲間として深く信頼するようになり、彼のことだけは一度も忘れずにしっかりと覚えていました。 ドリーはハンクのおかげで両親に再会できましたが、ハンクもまた、ドリーのおかげで外の世界に踏み出す勇気を得ることができました。数々の苦難を共に乗り越えたハンクとドリーの強い絆は、海に戻った後もずっと続いていくことでしょう。

日本語引き替え版の声優は上川降也

日本語吹き替え版でハンクを演じる上川降也は、テレビや映画、舞台など多方面で活躍する俳優です。1995年に『大地の子』の主人公・陸一心役でテレビドラマ初主演を果たし、1998年には『青の時代』でザ・テレビジョン最優秀助演男優賞を受賞しました。 また、声優として作品に出演することもあり、『天元突破グレンラガン』ではアンチスパイラル役を、『かぐや姫の物語』では石作皇子役を演じました。吹き替えではハンク役の他に、2018年の映画『ジオストーム』で主人公・ジェイクの声を当てています。 上川はハンクを演じる際に物語の展開に合わせた演技を大事にしていたそうで、インタビューにおいて「今までの役と同じように、全力で役を演じた」とコメントしています。

ハンクはスタッフが最も制作時間を費やしたキャラクター

制作当初、ハンクのキャラクター制作は難航を極めており、施設内を歩き回る動機をつけるためにホットソース中毒という設定にしていた時期もありました。 スタッフはタコの生態映像から設定のヒントを思いつき、ハンクを擬態や逃走を得意とする「スーパーヒーロー」として描くことを決めます。制作ではハンクの表情やリアルな動作にこだわり、触手の動きを作る際には『ジャングル・ブック』に登場するヘビのカーの動きが参考にされました。 ハンクの制作には1年もの時間が費やされており、アンドリュー・スタントン監督も「ピクサー史上最も制作が困難なキャラクターだった」と語っています。

10月7日は7本足のタコの日!

タコは英語で"Octopus"、10月8日は"October 8"と綴りが似ていることから、海外ではこの日は「World Octopus Day(世界タコの日)」として知られています。 本作の公開後、ピクサーは10月7日を7本足のハンクにちなんで「World Septopus Day」として設定しました。"Septopus"とは七本足のタコを意味する造語だそうで、ピクサーのハンクに対するキャラクター愛や遊び心が感じられます。 『ファイティング・ドリー』のMovieNEXに収録されている特別映像には、ハンクの制作秘話の詳細や、本編にはなかったハンクとドリーの物語が収録されています。本作を一度見た人もぜひ、MovieNEXでそのボーナス映像をチェックしてみてはいかがでしょうか。