2020年3月9日更新

『銀魂』神威(かむい)は夜兎族最狂!?作中トップクラスの人気を誇るキャラクター

神威 銀魂 サムネイル

吉原炎上篇での初登場から、「殺しちゃうぞ」という物騒な口癖で注目をかっさらった神楽の兄・神威。今回は作中でも群を抜いた戦闘狂と言われる神威についておさえたいことをご紹介します。人気投票でも常に上位をキープしている大人気キャラクターです。

目次

『銀魂』神威(かむい)は最強で最狂の夜兎族の少年【ネタバレ注意】

神威(かむい)は、6月1日生まれの18歳・身長170cm・体重55kgです。神楽の実兄であり、「海坊主」と呼ばれる宇宙最強の掃除屋を父に持つ夜兎族の少年。家庭内で起きた一件以降、宇宙海賊「春雨」に所属しており、最強部隊・第七師団の団長として「春雨の雷槍」と恐れられています。 普段の神威は、飄々とした態度を崩さず常に笑顔を絶やしません。しかしその本性は、宇宙最強を誇る戦闘部族の血を忠実に受け継いだ闘争本能の塊。神楽とは違い、相手を殺すことに一切のためらいもない狂暴かつ冷酷な戦闘狂です。 そんな神威ですが、第2回人気投票では初登場7位を獲得!第3回人気投票では順位を上げ、主役の坂田銀時、土方十四郎に次ぐ3位に入るという快挙を成し遂げました。作中屈指のイケメンキャラである沖田総悟を抜き、名実ともに人気キャラクターの仲間入りを果たしています。 ※本記事では『銀魂』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

神威は超がつくほどの大食い!神楽にも負けず劣らずの大食漢

神楽の脅威的な食欲はお馴染みですが、神威はそれを超えるのではないかというほどの超大食い。 初登場の吉原炎上篇では、「やっぱり地球のご飯はおいしい」と言いながら、寿司桶らしきもので大量の白米を食べていました。 食事シーン自体は少ないですが、一回ずつの量が尋常ではありません。 この大食いは、夜兎族が高い身体能力を持っていることに由来しているのだとか。膨大なエネルギーを消費してしまうので、その分を補わなければならないそうです。 これまで登場している夜兎族のほとんどが細身ですが、運動をサボった神楽がかなりぽっちゃりしていたので、全く太らないというわけではないようですね。

かわいい笑顔に要注意!神威の笑顔は殺意の表れ

常に笑顔を絶やさない神威ですが、楽しかったり面白いから笑っているというわけではありません。 本人曰く、笑顔は“殺しの作法”であり「殺した相手を笑顔で見送る」という流儀。つまり、笑うということは殺意があるということなのです! また、強い子供を産みそうな女性、強くなる見込みがある子供は殺さないという主義を持っています。ただの戦闘狂のように見えますが、本人なりに戦いの美学を持って行動しているようですね。

いかにも高尚そうな名前の由来が凄い

名前の由来は、北海道の地名・神威岳からきています。実はこの言葉、かなりすごい意味を持っているのです。“神威(しんい)”と読んだ時には「神の威力・神の威光」を示すのだそうです。 さらにカムイは、「神や精霊といった高位の霊的存在」を意味するアイヌ語で、力のある登場人物の名前として用いられることが多い言葉です。まさに、神のような力と強さを持った最強の男!というところでしょうか。

神威が抱える悲しい過去とは?母を救うために父を越える決心

神威は元々、母の江華(こうか)と妹の神楽、父の星海坊主の4人家族でした。 神威はある時、両親の会話を聞き母・江華の病気の原因が産まれた星・徨安(こうあん)を離れたことだと知ることに。それから神威は悩みながらも母を故郷の星に戻らせるには、父である星海坊主を越えるしかないと思ったのです。 そんな時、以前助けられたことがある宇宙海賊春雨の阿伏兎(あぶと)に再会。神威は強くなるためと、父親以外の強さを知るために彼に戦いを挑みました。 しかし阿伏兎は子ども相手だからと本気を出さず、神威は横槍を入れてきた鳳仙に吹き飛ばされます。それから鳳仙に戦いを挑んでは敗れていましたが、一度だけ蹴りを当てることに成功し、彼に「俺と母親をこの星から連れ出してほしい」と頼みました。 しかし神威が江華に「一緒に徨安へ行こう」と言うと、彼女は1人で生き続けることよりも、家族と共に生きることを選んでいたため断られてしまいます。そして神威は母をそうさせているのは家族がいるからで、救うには家族を捨て星海坊主を殺すしかないと考えるようになっていったのです。

神威は病床に伏す母を救うため、父・星海坊主に奇襲するも……

神威は父親を殺してから母を星から連れ出そうと決意しており、わざわざほとんど家にいない星海坊主が帰ってきている時を選んで徨安へ帰る話を持ち掛けていました。 そして母を救うために、神威は戦闘民族である夜兎の古い風習「親殺し」を実行しようとしたのです。星海坊主に奇襲をかけ左腕を切り落としますが、それをトリガーに彼の夜兎の本能が暴走し神威は逆に殺されかけてしまいます。 神威は父親を越えることが叶わなかったため強くなるしかないと考え、そのまま家出。母を殺した星海坊主への憎しみを動力に、父を越えることだけを目標に生きています。そのため大好きだった母親の最期も看取ることはできませんでした。 一方、星海坊主も実の息子を殺しかけてしまったことで、夜兎の本能で家族を傷つけることが怖くなり距離を置くことに。こうして神威の一家は、みんなバラバラになってしまったのです……。

神威はファザコンだしマザコンだしシスコン!?

神威の過去バナや行動を振り返ってみると、初期の印象とは真逆で家族想いのよいお兄ちゃんをしてたことが発覚しました。 そのためコミック67巻の質問コーナーでは「神威はマザコンですか?」という質問も寄せられています。原作者の空知先生の回答は「よくも悪くもマザコンだしファザコンだしシスコンです。すなわちサンコンさんです」と、ボケも含めた面白いものに。 しかし実際、将軍暗殺篇で神楽の成長に気づいてから、神威は妹のピンチに現れ救ったり、異郷の星で身体を自由自在に変える術を伝授したりと兄妹仲が改善傾向に。また銀ノ魂編では星海坊主とも共闘し、あれだけ憎んでいた父との仲も回復しつつあるようです。 もちろん江華のために、父親を殺すことまで考えた神威は言うまでもなく母親が大好き。そのことから神威は、本当に「ファザコンだしマザコンだしシスコン」ということになり、3つのコンプレックスが合わさった3コン=サンコンということになるのでしょう!

神威の強さが分かる戦歴を一挙紹介!

VS鳳仙:引き分け

吉原へ視察にやって来た神威は、同族の「夜王」こと鳳仙と再会。1人の女と吉原に入れ揚げる鳳仙を挑発し、再び戦場に引きずり戻そうと仕掛けます。 あくまで手合せという雰囲気でしたが、阿伏兎の片腕と云業(うんぎょう)の命、2人の夜兎の犠牲を払って闘いに幕が閉じられました。

VS百華:勝利

吉原一の花魁・日輪(ひのわ)に会うことを望む晴太を連れ、行く手を阻む自警団「百華」を次々と瞬殺していきます。 返り血を浴びて笑うような神威の相手をするのは、いくら多勢でも人間の女性たちには荷が重すぎたようですね。

VS高杉晋助&第八師団:敗北

神威率いる第七師団の台頭に懸念を抱いた阿呆提督は、第八師団と手を組んで公開処刑を策略。高杉抹殺という偽の指令を下されますが、不意打ちで毒針を打ち込まれたうえ高杉の一太刀を浴びせられます。 強靭な夜兎の肉体のおかげで応戦しますが、最後は牢に捉えられてしまいました。

VS第八師団:勝利

象をも一瞬で混濁させる毒矢、自身の一太刀を受けても生き延びた神威に興味を持った高杉。死刑執行人に名乗りを上げて隙を突き、共闘して第八師団を一網打尽にしました。 自身の力というよりは、高杉の協力あっての勝利と言えるかもしれません。

VS沖田総悟:勝利?

将軍暗殺編にて、将軍・徳川茂茂の暗殺に動く高杉に協力。影武者らを襲撃する中、江戸城でそよ姫を警護していた沖田総悟と交戦しました。戦いはほぼ互角でしたが、戦艦の爆発などの影響で決着は付かず仕舞いに。 最後、沖田は疲弊して動けなかったので、一応は夜兎の生命力が勝った神威の勝利になるでしょう。

VS神楽:引き分け

将軍を追って伊賀の里へ到着した神威は、元お庭番衆の服部全蔵・猿飛あやめを圧倒。しかし、銀時と神楽の乱入があり妹と拳を交えることになりました。 闘いは神威の優勢で進みますが、暗殺部隊の天照院奈落(てんしょういんならく)の首領格・朧に襲撃された銀時と高杉を救出するため休戦しています。

VS天照院奈落:勝利

朧と対峙する銀時、高杉を救出するため兄妹で共闘。朧が引き連れていた多数の天照院奈落を次々となぎ倒し、満身創痍になった2人を担ぎながら乱闘を逃げ延びました。

VS春雨・海坊主:敗北?

徳川茂茂の暗殺事件後、宇宙で高杉ら鬼兵隊と春雨相手に激戦を繰り広げる神威。裏で糸を引いていた天道衆の一角・虚の策略で多くの仲間を失い、さらには依頼で自分の始末に来た海坊主を目撃します。 しかし、親子の闘いが始まりかけた瞬間、戦艦の爆発で宇宙空間に吹き飛ばされ行方不明になってしまいました。

アニメ版『銀魂』で神威を演じる声優は日野聡(ひのさとし)

神威の声を演じているのは日野聡です。2003年に『一騎当千』周瑜公墐役でアニメ初レギュラーを獲得し、2005年に『灼眼のシャナ』坂井悠二役で初主役を演じました。 その他にも『ゼロの使い魔』平賀才人役など、ツンデレヒロインの相手役を務めることが多く、「日本で一番ツンデレを扱っている男」と呼ばれたことも。 兄や年長者といったしっかり者役にも定評がありますが、兄役の中でも神威は少し特殊かもしれませんね。