ピーターパンとアリスが兄妹?映画『Come Away』に新キャスト続々
アンジェリーナ・ジョリー主演『Come Away (原題)』に新キャスト続々!
ついに女優復帰を発表したアンジェリーナ・ジョリーと、『大統領の執事の涙』で注目を集めたデヴィッド・オイェロウォが主演する映画『Come Away (原題)』の新キャストが続々と明らかになりました。 Varietyによると、クリストファー・ノーラン監督作品の常連俳優のマイケル・ケイン、ググ・バサ=ロー(『幸せの教室』『美女と野獣』)、そしてデヴィッド・ジャーシー(『インターステラー』『アナイアレイション』)という、三人の実力派英国人俳優たちが新たに参加するようです。 本作は映画『メリダとおそろしの森』で知られるブレンダ・チャップマンの実写映画挑戦作で、ピーターパンとアリスが、それぞれの物語が始まる前に兄妹であったという大胆な設定を取り入れたファンタジー映画となります。 主演のアンジェリーナ・ジョリーとデヴィッド・オイェロウォはこの兄妹の両親の役を演じることになっていますが、今回参加が発表されたメンバーがどんな役どころとなるのかはまだわかっていません。続報が待たれますね。
題材にしやすい?ピーターパンとアリスを描く作品は舞台にもあった!
ピーターパンとアリスが兄妹だった。その大胆なアイディアには胸躍らされますが、実は2013年に、ロンドン・ウエストエンドで上演された舞台劇にも、ピータパンとアリスを描く物語がありました。 それは『007 スカイフォール』のQ役ベン・ウィショーがピーターパンのモデルとなった青年ピーター・デイヴィスを、ジュディ・デンチがアリスのモデルとなった老年期のアリス・ハーグリーブスをそれぞれ演じた舞台『Peter and Alice (原題)』。同作は『007 スカイフォール』の脚本を務めた名劇作家でもあるジョン・ローガンの作品です。 『Come Away (原題)』とは違い、こちらはそれぞれの物語に翻弄された二人の男女の姿を描いています。『ピータパン』『不思議の国のアリス』という幻影に人生を支配され、不幸せな日々を送っていた二人が言葉を交わすうちに、ピーターパンとアリスが舞台上に現れ、現実とおとぎ話の境界が曖昧になっていく……というもの悲しいストーリーは多くの人の心を動かし、高い評価を獲得しています。 ピーターパンとアリスという二人の少年少女は、題材にしやすいのかもしれませんね。『Come Away (原題)』ではどのような姿が描かれるのでしょうか?兄妹としての二人を演じるキャストが誰になるのかも気になるところです。