2018年9月14日更新

映画『イコライザー2』10月公開!世にはびこる悪を裁く仕事人、再び見参!

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イコライザー2
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大ヒットアクション再び!『イコライザー2』登場!

オスカー俳優、デンゼル・ワシントンが主演の2014年の大ヒットアクション『イコライザー』の続編、『イコライザー2』がついに日本公開されます。 デンゼル演じる、世にはびこる悪を葬る“イコライザー”ことロバート・マッコール。今度は、殺された友人の仇を討つべく、前作よりもスケールアップした闘いが繰り広げられます。

前作『イコライザー』をプレイバック

ボストンでホームセンターで働くロバート・マッコール。同僚からは「マッコールさん」と呼ばれ、厚い信頼を得ていますが、実は彼には、元CIAエージェントという経歴がありました。 不眠症に悩まされるマッコールは、深夜に通うカフェで娼婦のテリーと顔見知りに。そのテリーが、娼婦の元締めに虐待を受けていることを知ったマッコールは、彼らを皆殺しにしてしまいます。 事件を受け、元締めを仕切っていたロシアン・マフィアのボスのウラジミールは、部下のテディをボストンに送り込み、犯人であるマッコールの捜索を開始。そしてマッコールもまた、悪の元凶であるロシアン・マフィア壊滅に動き出すことに……。 イコライザー対マフィアの、熾烈な死闘の火ぶたが切られます。

オリジナルはテレビドラマだった『イコライザー』 

『イコライザー』は、1984年から5年間放映されたアメリカの同名テレビドラマシリーズのリメイク作品で、日本でも『ザ・シークレット・ハンター』のタイトルで放映されていました。 ドラマ版は、探偵稼業をしている元CIAのロバート・マッコールが、新聞に出した広告を見て依頼してきた相談者のトラブルを卓越した能力で解決していく、という1話完結方式で構成。映画版第1作のラストで、マッコールがパソコン上で「Odds against you? Need help.(面倒事があれば手助けする)」と打ち込むのは、ドラマ版での新聞広告のオマージュです。 また、映画版と違ってドラマ版にはコントロールと呼ばれる相棒や、マッコールの息子スコットといった仲間がおり、一種のチーム物としての側面もあるのが特徴。残念ながら日本ではDVD化されていないものの、もし機会があれば映画版と見比べてみてはいかがでしょうか。

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友の仇を討て!『イコライザー2』あらすじ 

そして、最新作『イコライザー2』のあらすじはというと……。 ロシアン・マフィアを壊滅させたロバート・マッコールは、職を変えてタクシードライバーとして働く傍ら、旧友でCIA上官であるスーザンの仕事の手助けをしていました。 しかしある日、そのスーザンがベルギーの首都ブリュッセルで殺される事件が発生。復讐を誓い、真犯人を探し始めたマッコールは、スーザンが生前に携わっていた捜査に関係があることを突き止めます。しかもそれは、かつてマッコールも所属していたCIAが裏で暗躍していたのでした。 やがてマッコールは、自分と同等のスキルを持つイコライザーと相対することとなります。

『イコライザー2』の主要キャスト

デンゼル・ワシントン(ロバート・マッコール)

前作でのホームセンター職員から、転職してタクシー運転手となったロバート・マッコール。職場が変わっても、その人柄と実直な勤務態度で変わらず親しまれていましたが、旧友のスーザンが殺され、再びイコライザーとして動き出します。 従業員とイコライザーという、二つの“仕事人”としての顔を持つマッコール。二度のオスカー受賞歴を誇るデンゼル・ワシントンだからこそ、そんな難しい役をこなせると言えましょう。

メリッサ・レオ(スーザン・プラマー)

マッコールの古くからの友人で、CIAエージェントのスーザン。とある殺人事件の捜査を担当していましたが、何者かに命を奪われてしまいます。 『ザ・ファイター』でアカデミー助演女優賞を獲得したメリッサ・レオが、前作に引き続きスーザン役を続投。ちなみに彼女は新人時代に、本シリーズの元となったテレビドラマ『ザ・シークレット・ハンター』の1エピソード「おちこぼれ達の挽歌」に出演しています。

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ペドロ・パスカル(デイブ・ヨーク)

スーザンと共に殺人事件の捜査を担当していたデイブ。マッコールのかつての同僚でもあります。 デイブを演じるのは、テレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリン・マーテル役で人気となったペドロ・パスカル。近年では、『キングスマン: ゴールデン・サークル』のウイスキー役でも知られ、待機作に、2017年の大ヒットDCヒーロー映画『ワンダーウーマン』の続編『ワンダーウーマン1984』があります。

アシュトン・サンダース(マイルズ)

マッコールが住むアパートで暮らす少年マイルズ。同じ住人ということでマッコールと親しくなりますが、将来について悩みを抱えています。 『ストレイト・アウタ・コンプトン』や、アカデミー作品賞に輝いた『ムーンライト』に出演した若手俳優のアシュトン・サンダースが、マイルズを演じます。『ムーンライト』での、自身のLGBTに悩む繊細な少年の演技を買われ、本作に抜擢されました。

監督は前作に続いてアントワーン・フークワが担当

監督を務めるのは、前作と同じアントワーン・フークア。主演のデンゼル・ワシントンとは、『トレーニング・デイ』、『マグニフィセント・セブン』などに続き、これで4本目のタッグとなります。 ケレン味にあふれ、なおかつスタイリッシュな映像センスに定評がありますが、前作『イコライザー』では、マッコールが周囲の状況を瞬時に把握し行動する、“イコライザー・ビジョン”が話題となりました。『イコライザー2』でも、そのビジョンが見られることは間違いないでしょう。

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目についた物は全て武器に!マッコールさんの圧倒的な仕事人ぶり!

「イコライザー」シリーズの最大の見どころは、主人公マッコールさんの鮮やかな仕事人ぶりにあります。 特定の武器を携行せず、その場にある物を瞬時に武器にしてしまう能力。前作ではコルク抜きやDIY工具を殺人道具に変えていましたが、『イコライザー2』では、なんとクレジットカードを武器に!さらに、職業がタクシー運転手となったことで、車内でのスリリングなアクションも繰り広げられます。 たったの19秒で悪事を働く者に正義の鉄槌を下す。“ひとりエクスペンダブルズ”と言ってもいいほどの、その人並み外れたスキルにスカッとしない観客はいないでしょう。

単なる勧善懲悪ものではない!マッコールさんの人間的魅力に注目!

職場では誰からも慕われるも、プライベートでは常に孤独なマッコールさん。質素な生活を送る上に決められたルーティーンに沿って動き、時間を計って悪を粛清するなど、行動原理にある種の強迫観念が見られます。 さらに、悪事や不正を働いた刑事に対しては、罰を与えつつも「Do the right thing.(正しい事をしろ)」と口グセのように諭せば、悩める者にはメンター(指導者)としての顔も見せます。前作の娼婦テリーの時のように、『イコライザー2』でも若者のマイルズに生き方を指南するマッコールさんが描かれます。 こうした行為の裏には、常に過去の行動を悔いているマッコールさんが、他人を通して自分自身に諭す意味があるのです。 勧善懲悪ドラマでありながら、主人公マッコールさんのあふれる人間的魅力。「イコライザー」シリーズが多くの人に受け入れられている所以が、ここにあります。

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『イコライザー』好きならこの作品もチェック!

『ドライヴ』【2011年】

自動車修理工場で働きつつ、映像業界でカースタントマンをする男“ドライバー”。そのドライビングテクニックを活かし、強盗の逃走を手助けする稼業もする彼は、同じアパートに暮らす人妻アイリーンと親しくなります。しかし、彼女の夫が強盗計画に巻き込まれたことを知り……。 普段は寡黙な男が実は裏稼業に精通していた…という、『イコライザー』と共通する設定のクライム・ドラマ。危険を承知で、夫ある女性を救おうとする男の悲恋要素と、度肝を抜かれるショッキング描写が話題を呼び、多くのフォロワーを獲得。ドライバー役のライアン・ゴズリングも、これで人気俳優の仲間入りをはたしました。 ちなみに、本作の監督ニコラス・ウィンディング・レフンは、『イコライザー』の初期段階での監督候補に挙がっていました。しかし、内容があまりにも『ドライヴ』と似通っていることなどを理由に辞退しています。

『ザ・コンサルタント』【2016年】

小さな町で会計士をしているクリスチャン・ウルフは、裏では危険な稼業を請け負う殺し屋としての顔を持っていました。ある日ウルフは、巨大企業からの財務調査の仕事を請け負うも、そこで社の不正を発見。それ以来、彼は謎の人物に命を狙われることに……。 ベン・アフレック主演のサスペンス・アクション。普段は几帳面で礼儀正しくも、ひとたび本性を表せば…というスゴ腕ぶりや、強迫性障害を抱えた主人公ウルフが、マッコールさんと通じます。 とにかくアフレック扮する、喜怒哀楽の感情を露わにしないウルフが必見。アメリカでは大ヒットしており、続編製作も予定されています。

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『イコライザー2』は10月5日公開!マッコールさんの活躍を見逃すな!

全てのアクション映画ファン待望の『イコライザー2』。アメリカでは、前作に引き続き本作も大ヒットしたことで、監督のアントワーン・フークワはさらなる続編製作に意欲を示しています。 日本公開は2018年10月5日から。仕事人マッコールさんの活躍に酔いしれましょう!