2018年11月2日更新

広瀬すず主演コメディ映画『一度死んでみた』が期待できる5の理由

2020年に全国公開予定の『一度死んでみた』が早くも話題となっています。広瀬すずがコメディ映画初主演を務めるということで注目の本作ですが、その面白さに期待できる理由は他にもあるのです。今回はそんな本作が期待できる5つの理由を解説します。

『一度死んでみた(仮題)』が早くも話題に!

2020年に全国公開予定の『一度死んでみた(仮題)』。人気女優の広瀬すずがコメディ映画の初主演を務めるとのことで、早くも話題となっています。 そんな第一報が出たばかりの本作ですが、早くもそのおもしろさが期待できそうなのです。今回は本作の期待できそうな5つの理由を解説しながら、本作がどんな映画なのかを紹介します。

1. 原作なし!斬新なオリジナルストーリー

本作の1つの特徴は、原作となった作品が存在せず、脚本家の澤本嘉光によるオリジナル作品だという点です。その奇抜な設定の脚本について、ヒロインの父親役を務めた堤真一は「とにかく面白かった!」と語っています。 主人公の七瀬(広瀬すず)は、製薬会社の社長で父親の計(堤真一)と2人で暮らす大学4年生の女の子。彼女はとにかく父親が大嫌い!自分になにかと干渉してくる計に毎日のように毒を吐いています。 そんな七瀬がいつものように「一度死んでくれ!」と計に毒づいているときのことでした。計は偶然開発された「一度死んで2日後に生き返る薬」を見つけて飲み、本当に一度死んでしまいます。 動揺する七瀬の前に、計はおばけになって現れます。実は一度死んだのは計の計画だったのです。その時彼の会社を乗っ取ろうとしている者がいるという噂が流れており、それを聞きつけた計は一度死ぬことでその真相を暴き、それを阻止しようと考えたのでした。 そんな七瀬と計、そして計の会社の社員で「ゴースト」というあだ名の松岡卓(吉沢亮)は、会社の乗っ取りを阻止し、計を無事に生き返らせるというミッションに挑むのでした。

2. 広瀬すずがコメディ映画初主演!

本作で主演を務めるのは、広瀬すず。コメディ作品の主演を務めるのは初めてのことです。 広瀬が演じる大学4年生の七瀬は父親が大嫌い。父親の似顔絵が描かれたサンドバッグを「クソオヤジ!」と日々殴り、「臭い!」と言っては父親の顔面に消臭スプレーを吹きかけていました。そんな極度の父親嫌いで毒舌な七瀬をテンション高く演じます。

今までとは異なるヒロインを演じる広瀬

広瀬といえば、「ちはやふる」シリーズや「チア☆ダン」シリーズのような元気で可愛らしいヒロインを演じることが多く、『海街diary』や『anone』ではその演技力も高く評価されていました。 また、2019年には朝の連続テレビ小説『なつぞら』でヒロインを演じることが決定しています。戦争を生き抜き、困難にもくじけずに草創期の日本のアニメ界でアニメーターを目指す少女、という役柄です。

今までのどの作品でも広瀬の魅力が際立っており、『なつぞら』のヒロインも広瀬が今まで演じてきたヒロインにぴったりで期待が持てます。しかし、毒舌でハイテンションなヒロインを演じるのは本作が初めてではないでしょうか。 広瀬自身もコメディ作品に憧れはあったものの、面白くできるか不安、とコメントしていましたが、その一方で「キャストの皆様もとにかく濃厚な方ばかりですし、もう、必死についていきたいと思います」と意気込みを語っていました。 本作では、今まで誰も見たことのなかったような広瀬の姿が見られそうですね。

3. 父親役は日本を代表する演技派俳優・堤真一

広瀬すず演じる七瀬にとにかく嫌われまくる父親・計を演じるのは、堤真一。 『ALWAYS 三丁目の夕日』では、日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞に輝き、他にも『容疑者Xの献身』など人気作にも多数出演する、誰もが知る実力派俳優です。

コメディ映画での演技にも定評あり!「かわいそうな父親」っぷりに期待

そんな堤ですが、コメディ作品での演技にも定評があります。園子温監督による荒唐無稽なストーリーが魅力の『地獄でなぜ悪い』では情に厚いやくざの親分を演じ、突如会社を辞めて漫画家を目指すダメ男役を務めた『俺はまだ本気出してないだけ』ではその怪演が話題となりました。 今回堤が演じる計は、家族をないがしろにして仕事ばかりで、妻を亡くしてからというもの、娘の七瀬が心配なあまり干渉しすぎてしまうために嫌われてしまう、そんなかわいそうな父親です。 堤は「“一度死んでみる”という奇抜な設定、軽快なテンポの会話劇、笑えて泣ける父娘のドラマ。野畑計という男を演じるなら?と想像しながら読み入ってしまいました」とコメントを寄せています。 二枚目から少し癖のある三枚目まで幅広い役をこなす堤ですが、本作で演じるのは心配性で嫌われてばかりな父親というどこにでもいるような役柄。そんなキャラクターと、「一度死んでみる」という突飛なストーリーとのギャップがある本作をどのように演じるのかに注目です。

4. 大人気のイケメン俳優、吉沢亮も出演

七瀬と計とともに会社内のスパイをあぶりだし、会社の乗っ取りを阻止するために動き出すのは、存在感が薄すぎるあまり「ゴースト」というあだ名を付けられている社員・松岡卓。そんな松岡を演じるのが、今をときめく人気俳優、吉沢亮です。 吉沢といえば、「まるで彫刻みたい」ともいわれるほどの美しい顔立ちで大人気の俳優。少女漫画が原作で、2018年に全国公開された『あのコの、トリコ。』では、俳優を目指す中で幼馴染への想いを募らせる主人公を演じ、「カッコよすぎる!」と話題になりました。

コメディの才能も開花。存在感のなさすぎる残念な役を演じる

その一方で、どこか残念な役も多く演じる吉沢。2017年に出演した『斉木楠雄のΨ難』では、自身を「漆黒の翼」と呼び、闇の組織と戦っている、という設定の中で生きる中二病キャラの海藤瞬を演じ、コメディの才能を開花させました。 また、同じく2017年から公開され、人気のギャグ漫画を原作とした「銀魂」シリーズでは、ドSで毒舌な沖田総悟役を演じ、そのビジュアル、演技ともに原作のイメージにぴったりだと原作のファンからも絶賛されていました。 そんな吉沢が今回演じるのは、存在感がなさすぎるあまり「ゴースト」というあだ名をつけられてしまった会社員・松岡。 吉沢は「個人的には存在感バリバリのキラキラした男より、こういったみんなから無視されるような、ザコキャラのほうが性に合っているので、撮影が今から楽しみです」と語りました。

5. 監督・脚本ともに人気CMを手がけたヒットメーカー!

本作でメガホンを取るのは、浜崎慎治。CMディレクターである彼は、auの「三太郎」シリーズや家庭教師のトライの「教えて!トライさん」シリーズなど、話題となったCMを多数手がけてきた、ヒットメーカーともいうべき人物です。 そんな彼は、本作で映画初監督となります。「映画初監督というプレッシャーに押し潰されそうですがしっかり舵をとっていきたいと思います。そして今まで見たことない広瀬すずさんに出会いたいです」と語っていました。 CMディレクターとしては数々の賞を受賞し、多くの人気作を制作してきた浜崎の初監督作品となる今作はどうなるか、というところではありますが、同じCMディレクター出身の映画監督として永井聡が挙げられます。 永井は元々CMディレクターとして活躍していましたが、『世界から猫が消えたなら』、『帝一の國』など、人気を博した映画の監督も務めているのです。 そう考えると、本作も浜崎の手がけるCMのように独特な世界観を持った作品となりそうですし、これを機に他にも面白い映画をこれから制作することになるかもしれませんね。

脚本は「ホワイト家族」の澤本嘉光

脚本を執筆したのも、同じくCM制作に携わる澤本嘉光です。彼は日本を代表するCMプランナーであり、ソフトバンクの「ホワイト家族」シリーズなどを手がけてきました。過去には映画の脚本を執筆したこともあり、心温まるストーリーが話題となった『犬と私の10の約束』の脚本・原作などが挙げられます。 本作の脚本は澤本によるオリジナル。彼は、過去に広瀬と仕事をした際に「演技力とともに実は天性のコメディエンヌのセンスを持った方」だと思ったとして、「今の彼女でなければできない、笑えるけど泣けてそれでいてちょっとポップな映画」を目指すと語りました。

期待が高まる『一度死んでみた』は2020年全国公開予定!

そんな本作の公開時期はまだ正確にはわからず、現時点では2020年とされています。 演技のすばらしさは保証済みともいえそうなキャスト陣が、それぞれ個性的なキャラクター達をどう演じるのか、そして斬新で少しシュールなストーリーをどう彩るのかが楽しみですね。今後の続報にも注目です。