2023年7月30日更新

【ネタバレ】ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』新旧キャスト比較&リメイク版の各話あらすじを紹介

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2010年から2013年にかけて、竹内結子主演でドラマ、映画が製作された「ストロベリーナイト」シリーズ。そのリメイクが2019年4月からフジテレビ系列にて放送開始されました。 今回主役の姫川玲子役を務めるのは、女優として近年飛躍的な活躍を見せる二階堂ふみ。その部下、菊田巡査部長は亀梨和也が演じます。また、クセ者刑事勝俣健作(通称:ガンテツ)役には江口洋介がキャスティングされるなど、前作とは全く雰囲気の異なる作品となりました。 今回はこれまでのシリーズの振り返りと、キャスト比較、そして気になる各話のあらすじをネタバレありで紹介します! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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これまでの「ストロベリーナイト」シリーズを振り返り

誉田哲也の小説「姫川玲子」シリーズを原作に、姫川玲子警部補率いる「姫川班」の個性的な面々が、殺人事件の捜査にあたる本格刑事ドラマ『ストロベリーナイト』。2010年にスペシャルドラマとして初めて映像化され、2013年には映画版も公開されました。 2010年の第1弾では、土曜プレミアム特別企画として原作第1作目の『ストロベリーナイト』を映像化。2012年には連続ドラマ化され、スペシャル版に出演した竹内結子、西島秀俊らに加え丸山隆平や大和田獏などがレギュラーとして出演しました。 2013年1月には、同小説シリーズの『インビジブルレイン』を原作とした劇場版が公開。公開に先がけて、劇場版にリンクするスペシャルドラマが2作放送されました。

ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』のあらすじ

前作と同じく、誉田哲也の警察小説「姫川玲子シリーズ」を原作とする本作。 今回の再ドラマ化では、シリーズ第1作目で表題作でもある「ストロベリーナイト」をはじめ、死体なき殺人事件を捜査する「ソウルケイジ」、暴力団がからむ惨殺事件の真相を暴く「インビジブルレイン」など、すでに映像化された作品のなかでも選りすぐりの傑作が再度映像化されるとか。 また、青い仮面の猟奇殺人鬼を追う「ブルーマーダー」が初めて映像化。原作ファンの間でも人気の高い作品です。 先の読めない展開と個性的なキャラクターたち、そしてそれぞれが抱える葛藤や「正義とは何か?」という問いのもとに、緊迫感とスピード感溢れる物語が展開されます。

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前作とのキャスト/キャラクターを徹底比較!

ここで、キャラクターの紹介とともに、前作と今回のキャストを比較して見ましょう。全体的にキャストが若くなっており、雰囲気が大きく変わっている点に注目です。

警視庁捜査一課刑事「姫川玲子」役/新:二階堂ふみ(旧:竹内結子)

「ストロベリーナイト」シリーズの主人公・姫川玲子は、ノンキャリアから27歳で警部補へと異例のスピード出世を果たした叩き上げの刑事。男社会の警察で女性であるという偏見と戦いながら、捜査一課で姫川班を率いています。天性の鋭い勘で数々の難事件を解決してきた玲子ですが、犯人の意識に同調しすぎてしまうという、危うい一面もあります。

二階堂ふみ

今回、姫川玲子役を演じるのは実力派若手女優として注目を集める二階堂ふみ。 地元沖縄のフリーペーパーやファッション雑誌『ニコラ』などでモデルとして活躍していた二階堂は、2007年のドラマ『受験の神様』で女優デビュー。2012年には園子温監督の映画『ヒミズ』でヒロイン・茶沢恵子を熱演し、共演した染谷将太とともに、ベルリン国際映画祭で新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞しました。 『ストロベリーナイト・サーガ』に出演するにあたって二階堂は、初めての刑事役にドキドキしているとコメント。「原作ファンの方々にも楽しんで頂けるような作品にできたらと思っています!」と意気込みを語っています。

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竹内結子

竹内結子

2010年から2013年の「ストロベリーナイト」シリーズで玲子を演じたのは、人気女優の竹内結子。 竹内は前シリーズでクールでタフでありながら、孤独を抱える女刑事・玲子を存分に表現しました。映画版では玲子の恋愛模様が描かれたこともあり、ドラマ版よりも女性的な部分が強調され、刑事として仕事をまっとうしようとする姿とのバランスを見事に演じ切りました。

竹内結子の玲子が年齢設定30歳だったのに対し、二階堂ふみは実年齢からいってもっと若い設定になるのではないでしょうか。その違いによってキャラクターとしての人物描写も違ってきそうで注目です。

巡査部長「菊田和夫」役/新:亀梨和也(旧:西島秀俊)

実直で寡黙な性格の菊田和夫は、姫川班に所属する巡査部長です。当初は初めての年下女性上司に戸惑いながらも、徐々に上司としての玲子に厚い信頼を寄せるように。原作では体格は良くない設定ですが、武道全般に長けた人物。好物は甘い物です。

亀梨和也

今回の再映像化版で菊田役を務めるのは、アイドルグループKAT-TUNのメンバーである亀梨和也です。俳優としては、人気マンガをテレビドラマ化した『神の雫』(2009)や映画『PとJK』(2017)などへの出演で知られています。 今回『ストロベリーナイト・サーガ』への出演について亀梨は、「原作・前作ともに人気のあるその重みを良い形で作品に反映できるよう、僕自身も良いプレッシャーの中、作品に良い影響を与えられるようスタッフさん・共演者の方々と心を一つに作っていきたいと思います」とコメントしました。

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西島秀俊

西島秀俊

前作で菊田を演じたのは、映画化もされた人気テレビドラマ「MOZU」シリーズなどで知られる西島秀俊。 西島演じる菊田は、班長である玲子に絶大な信頼を寄せると同時に恋心を抱いていますが、表には出しません。映画版では、大沢たかお演じる暴力団の牧田と玲子をめぐる三角関係を演じました。

亀梨も西島も原作より体格のいいイメージがあります。また、亀梨は西島よりもかなり若いので、前作で36歳だった菊田の年齢設定も変わるのではないでしょうか。容姿の印象もかなり異なるので、キャラクターの雰囲気も大きく変わりそうです。

警部補・「勝俣健作(ガンテツ)」役/新:江口洋介(旧:武田鉄矢)

捜査一課のベテラン警部補・勝俣健作は、玲子にとっての天敵です。一匹狼で、上司からも恐れられ敬遠されていますが、犯人検挙率はダントツのトップを維持する敏腕刑事。 通称「ガンテツ」と呼ばれる彼は、警察内外の情報戦に長け、裏で警察の内部情報を売っているのではと噂されるクセ者です。

江口洋介

江口洋介

『ストロベリーナイト・サーガ』では、江口洋介が勝俣役を演じます。江口は『白い巨塔』(2003)や『ルーズヴェルト・ゲーム』(2014)、『はじめまして、愛しています』(2016)など、多数のテレビドラマや映画への出演で知られています。 『ストロベリーナイト・サーガ』について江口は、「事件の深層、人間の闇を深く掘り下げる様は、フジテレビ連続ドラマ史上、もっともエッジの効いた作品だと思います」とコメント。「この世界観に携われることをうれしく思っています」と語っています。

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武田鉄矢

武田鉄矢

前回、2010年から2013年の「ストロベリーナイト」シリーズでは、「三年B組 金八先生」シリーズなどで俳優としても活躍する武田鉄矢が勝俣役を務めました。 玲子の強敵としてアクの強いキャラクターを演じ、存在感を見せつけました。

武田鉄矢は自分の持ち味を活かして、かなりクセのある、嫌味な人物として勝俣を演じました。武田よりも若く爽やかなイメージの江口は、一体どのような“ガンテツ”像を作り上げるのでしょうか。イメージとしては、むしろエリートっぽいような気もしますが……。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

警視庁捜査一課の菊田和男(亀梨和也)は曲がったことが嫌いな性格で、熱い男気を秘めた体育会系刑事。そんな菊田は、警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係主任の姫川玲子(二階堂ふみ)が率いる「姫川班」への異動を命じられました。 姫川はノンキャリアでありながら、27歳という若さで警部補に昇任しており、直感と行動力はずば抜けたものがありました。 菊田が異動して早々に殺人事件が発生。亀有北署に「水元公園内殺人・死体遺棄事件特別捜査本部」が立てられました。被害者の金原太一には、薄型の刃物で無数の傷がつけられていましたが、致命傷は喉元の頚動脈を切断されたことでした。さらに殺害後に、みぞおちから股関節までを切開されていたのです。

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ネタバレ

姫川不在で捜査会議が進む中、質疑が始まる頃になってようやく姫川が姿を現します。姫川は独自の見解を述べ、腹部を割かれた別の犠牲者がいると言い切ります。溜池を捜索すると、姫川の言う通り新たな死体が発見されました。 身元は滑川幸男と言い、姫川班の調べで、滑川や金原は「ストロベリーナイト」という殺人ショーを開催しているサイトを閲覧していたことがわかったのです。 そんな中、姫川班の大塚真二(重岡大毅)が何者かに殺害されてしまいます。姫川は大塚と行動を共にしていた亀有北署の北見こそが、ストロベリーナイトの黒幕であり、大塚を殺害したと確信。北見を追及して殺されそうになる姫川ですが、駆けつけた菊田によって助けられました。 怪我から回復した姫川は、殉職した大塚の分まで頑張ることを誓うのでした。

第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

事件もなく平和な日々に苛立つ姫川(二階堂ふみ)。そんなある日、多摩川の河川敷で男性の左手首が発見され、蒲田西署に特別捜査本部が立てられることになりました。 第一発見者である三島耕介(堀井新太)の証言と指紋から、被害者は高岡賢一(寺脇康文)であることが判明。高岡は耕介の父親が亡くなってからずっと面倒を見ており、自身が営む工務店で従業員として耕介を雇っていました。 しかし、耕介はある日、父親が自ら命を絶ったことを知ります。さらにその場に居合わせながらも、父親を止めなかった高岡に不信感を抱くようになっていたのです。

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ネタバレ

耕介には中川美智子という恋人がおり、美智子もまた2ヶ月前に父親を転落死で亡くしていました。さらに2人の父親が、同じ鴨下総業に勤務していたこともわかったのです。耕介と美智子が共謀して、高岡を殺害した可能性が出てきました。 高岡の生命保険の受取人を調べると、耕介と内藤君江という女性であることが判明。君江は爆発事故で意識不明の重体になった甥っ子・雄太の面倒を1人で見ていました。 さらに調べると、雄太の父親・和敏が建設現場に勤務しており、現在は行方不明であることもわかりました。 姫川らは高岡の古くからの友人を訪ねることに。友人に高岡の写真を見せますが、写真の人物は高岡ではないと言うのです。そこへ菊田(亀梨和也)から姫川の元に連絡が入り、和敏がすでに亡くなっていたことが判明。それを聞いた姫川は、自分たちが騙されていたことを知るのでした。

第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

姫川(二階堂ふみ)は、内藤と高岡(寺脇康文)が戸籍ごと入れ替わったのではないかと推測します。 一方、日下守(神保悟志)は、鴨下産業の保険担当である戸部が、高岡が殺害された日を境に出勤していないことに目をつけます。もし、内藤と高岡が入れ替わっていたとすれば、それに戸部が関わっている可能性が十分にあると考えていました。

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ネタバレ

そんな中、高岡の胴体部分と見られるものが川岸で発見されました。しかし、姫川はその胴体があまりに綺麗なことに違和感を覚えます。大事故に遭っている高岡のものなら、もっと傷跡があるはずだと。 そこで姫川は専門家の意見を聞くことに。するとやはり高岡の胴体には、やけどやガラスの破片でついた傷跡があると言うのです。姫川は、胴体が高岡とは別の人物のものだと、今泉(山口馬木也)に報告。しかし、今泉からはDNA検査の結果、高岡のものと断定されていると反論されてしまうのでした。 捜査を進めると、手首が真っ赤に染まっていたのは別人の血液に漬け込んでいたからだと判明します。実は高岡が戸部を殺害後、自分が死んだと見せかけるために自らの手首を切断していたのです。 それによって高岡は死んだものと誰もが思い込んでいましたが、実は生きていたのです。手首が発見された時に、姫川が話を聞いた人物こそが高岡だったのです。姫川は耕介(堀井新太)を連れて、高岡の元に急ぎますが、彼は既に亡くなっていました。耕介は高岡の姿に涙するのでした。

第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

姫川(二階堂ふみ)は監察医の國奥定之助(伊武雅刀)から、不審死を遂げた男がいると聞かされます。劇症肝炎で死亡した男性から、覚せい剤が検出されたと言うのです。 さらに同じ頃、劇症肝炎で死亡した別の男がいることが判明し、死体からは同じ成分の覚せい剤が検出されました。連続殺人事件の可能性があるとして、早速捜査本部が立てられることになりました。 姫川らが捜査すると、男性の携帯電話に同じ番号が登録されていることがわかります。その番号の持ち主は女子高生の下坂美樹と判明。

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ネタバレ

早速、重要参考人として美樹から話を聞くことにしました。美樹は2人の男性と出会い系アプリで知り合い売春をしたと告白。さらに覚せい剤を渡したと言うのです。 しかし「自分は殺していない」と殺人を否定します。そんな美樹を姫川は許せず、他人に毒物を撒き散らす方が悪質で重い罪だと説教するのでした。 美樹と話した姫川は佐田巡査のことを思い出しました。11年前、暴行されて心を閉ざした姫川に優しく寄り添ってくれたのが、佐田巡査でした。しかし姫川を襲った犯人を逮捕する際に、もみ合いになって殉職してしまったのです。その後、姫川は佐田巡査に憧れて刑事を目指したのでした。 事件解決後、姫川は久しぶりに佐田巡査の墓を訪れました。自分が今どれだけ恵まれた環境にいるかを報告し、無茶をしないことを誓うのでした。

第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

板橋区のアパートで、マジシャンである吉原秀一(小林隆)の遺体が発見されました。現場には吉原の物と思われるガラケーが落ちており、その画面には入力途中の番号「0456666*」が表示されていました。 さらに電話帳に、警視庁捜査一課の勝俣健作(江口洋介)の名前を発見。姫川(二階堂ふみ)が話を聞こうとしますが、勝俣は知らないの一点張りでした。 姫川や菊田(亀梨和也)らの聞き込みで、吉原が以前工務店を営んでいたことがわかりました。しかし、必死で集めた石膏ボードが盗難被害に遭い、それが原因で倒産していました。

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ネタバレ

その石膏ボードを盗んだのがワタナベ工務店を営む渡辺繁であることが判明。さらに渡辺の指紋と、現場から採取された指紋が一致しました。そこで姫川らは渡辺から話を聞くことに。 すると、吉原から石膏ボードを盗んだことを咎められ、思わず包丁で刺してしまったと告白したのです。しかし、渡辺に反省の色は見られず、姫川は渡辺の身勝手な振る舞いに怒りを覚えるのでした。 勝俣は工務店が倒産して自暴自棄になっていた吉原に飲み屋で会い、声をかけていました。勝俣の言葉に励まされ、吉原は生きる気力を取り戻したのでした。そのため、吉原は命の恩人である勝俣の番号を携帯に登録していたことがわかりました。 吉原の携帯には「0456666*」という番号が残されていましたが、最後に吉原が携帯を触ったのは閉じた状態であることが判明。最後に押したのも終了ボタンであり、本来なら番号も消えているはずだと菊田は言うのです。吉原は本当に超能力者だったのかもしれません。

第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

墨田区で連続殺傷事件が発生し、姫川班が担当することに。容疑者に最初に襲われたのは峰岡里美(黒沢あすか)で、峰岡から助けを求められた菅沼久志(市川貴之)と尾崎彩美(横田美紀)も刺されてしまいました。 さらに、菅沼は頸部に損傷を受けたため失血死、容疑者は自殺を図って意識不明の重体となっていました。通り魔の犯行かもしれないと聞いた葉山(葉山奨之)は過剰に反応してしまいます。 というのも、葉山には小学生時代、目の前で家庭教師の有田麗子(新実芹菜)を通り魔に殺されるという経験をしたからでした。しかし、葉山は何もすることが出来ず、そのことをずっと後悔していました。

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ネタバレ

そこで葉山は自ら希望して尾崎から話を聞くことにします。すると容疑者は峰岡を襲う際に「ひろに謝れ」と言っていたことが判明しました。 さらに菊田(亀梨和也)の調べで、峰岡には重樹という未就学児の息子がいることがわかりました。そこで峰岡が以前住んでいたアパートを調べると、押入れから幼児の白骨化した遺体が見つかったのです。 姫川(二階堂ふみ)は葉山や菊田の話を整理し、息子の重樹が容疑者であり、さらにひろというのは重樹の弟ではないかと見ていました。さらに白骨化した遺体はひろのものだと。 そこで意識を取り戻した容疑者から話を聞くと、姫川の読みが全て正しいことがわかりました。重樹は自分たちを捨てた峰岡のことを恨んで犯行に及んだことが判明。 重樹はひろを見つけてくれた姫川らに「ありがとう」と告げます。その言葉を聞いた姫川は、重樹のことを思って涙するのでした。

第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

六龍会の構成員である小林充(古野陽大)が何者かに殺害され、中野北署に捜査本部が立てられることに。刑事課と組織犯罪対策課の合同で捜査することになりました。 そんな中、「小林を殺したのは柳井健斗24歳」というタレコミの電話が捜査本部にかかってきました。実は柳井の姉・千恵が9年前に殺害されており、その当時交際していたのが小林だったのです。しかし、警察は被疑者は父親であり、強姦の上殺害したものと見ていました。

ネタバレ

父親は執拗な事情聴取に耐えきれなくなり自殺。もし、柳井を逮捕すれば冤罪が明るみになってしまうと考えた警察上層部は、柳井を追求しないよう指示を出すのでした。 姫川(二階堂ふみ)は納得できずに単独で捜査をしていました。柳井の自宅前で張り込んでいると、同じく柳井を探しているという不動産屋の槇田(山本耕史)と出会います。2人は居場所がわかったら教え合おうと連絡先を交換しますが、実は槇田とい名前は偽名でした。 槇田の正体は極桜会会長・牧田勲だったのです。牧田が六龍会の構成員に絡まれているところに、姫川が居合わせたことでその事実が発覚。しかし、2人は警察と暴力団という関係でありながらお互い惹かれ合ってしまうのでした。

第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

藤元(鈴木隆仁)を撃ったと思われる拳銃に付着していた指紋が、柳井(寺西拓人)の指紋と一致。 橋爪俊介管理官(岡田浩暉)に柳井の身柄を確保するよう命じられた姫川(二階堂ふみ)は、牧田(山本耕史)から情報を得ようと、再び会うことに。すると、牧田が柳井から情報を買っていたことが判明します。 牧田から柳井の住所を教えてもらった姫川が自宅に向かうと、首を吊って亡くなっている柳井を発見。さらに遺書も残されていました。そこには小林(古野陽大)と藤元を殺害したのは自分だと記されていましたが、姫川はその遺書に違和感を覚えるのでした。

ネタバレ

柳井の彼女から姫川に連絡が入り、会いに行くことに。彼女が柳井から聞いたと言うアドレスにアクセスすると、そこには牧田が小林を殺害している音声が残されていました。 牧田は柳井に依頼されて、情報料の代わりに小林を殺害していたのです。しかも柳井の犯行のように偽装工作していました。さらに藤元殺しと柳井の自殺強要も、牧田の仕業であることがわかりました。 姫川は話を聞くために牧田を呼び出しました。そこへ牧田の手下が襲いかかって来て、牧田は姫川の身代わりに刺されてしまいます。その場に倒れこむ牧田。それを見た姫川は悲鳴をあげるのでした。

第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

小林(古野陽大)が殺害された事件は、牧田(山本耕史)の舎弟である川上義則(田邊和也)の供述によって全貌が明らかになりました。そして警察は事件についての記者会見を開くことに。 長岡刑事部長(小市慢太郎)から、柳井については言及しないようにと言わた和田徹捜査一課長(羽場裕一)でしたが、会見で柳井の姉の事件についても触れてしまいます。警察の過去の不祥事が明らかになり、和田を始め姫川(二階堂ふみ)班の面々にも異動辞令が出てしまうのでした。 菊田(亀梨和也)は姫川への想いを打ち明けることを決意。しかし、姫川の中にはまだ牧田がいることに気づいてしまいます。そこで菊田は「牧田にあって自分に無いものって何ですか?」と姫川に問います。すると姫川は「菊田にはわからないと思う」と返答。

ネタバレ

姫川は菊田の言葉を受けて、牧田から「人を殺したいと思ったことがあるだろ?」と言われたことを思い出すのでした。 姫川は池袋東警察署へ異動になり、早速事件の捜査をしていました。トキワ硝子の赤木社長が大金を騙し取られて自殺した事件を、1人で追うことに。そして犯人を突き止めることに成功。 取り調べを行うことになった姫川は、犯人から、人間なんて独りよがりの価値観で生きていると言われます。それを聞いた姫川は、自分は人に守られたから生きてこられたと伝えます。誰かに支えられていることを認めれば、今よりもっと楽に自由に生きられると犯人に進言するのでした。

第10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

池袋のビルで暴力団組織・秋庭組組長の河村丈治(湯江タケユキ)が遺体となって発見されました。捜査は組対4課と合同で行うことが決定。 そこで姫川(二階堂ふみ)は、生活安全課の江田(久保田創)と一緒に暴力団組織の関係者以外への聞き込みを開始します。しかし、チンピラや半グレたちは口を開かず、有力な情報は全く得られませんでした。 そんな中、1人の女性が助けて欲しいと姫川の元へやって来ました。その女性の話では、「ブルーマーダー」という男が、ヤクザのボスを殺したと言うのです。

ネタバレ

笹塚署の下井(陰山泰)は河村殺害に個人的な興味があり、独自で捜査していました。そして、ブルーマーダーの正体が、元警察官の木野(要潤)であることを突き止めます。 実は下井は、警察官を辞めてチンピラとつるんでいる木野に声をかけて、暴力団組織・諸矢組に潜入するよう命じていたのです。しかし、それがバレて木野は半殺しにされてしまいました。木野は自分の正体をバラした人物を探していたのです。 そこで、木野は諸矢組組長の諸矢勇造を殺害。さらに下井も殺そうと試みますが、そこへ勝俣(江口洋介)がやってきて計画は失敗。逃げる木野を、勝俣とバディを組む葉山(葉山奨之)が取り押さえようとします。しかし、葉山は階段から転げ落ちて負傷してしまうのでした。

最終回のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ブルーマーダーの正体が、元警察官の木野(要潤)と判明。木野の捜索をしていた姫川(二階堂ふみ)は、近くの公園で木野を発見し確保しました。 警察官を辞めた木野は、笹塚署の下井(陰山泰)に命じられて諸矢組のスパイをしていました。しかし、何者かに正体をバラされてリンチに遭い、その復讐のために一連の事件を起こしたのでした。 それを聞いた姫川は、情報を流したのは当時の警察官ではないかと推測。下井も同じことを考えていました。そして、その人物が組対四課長の安東(大谷亮介)だと分かります。

ネタバレ

安東は自分の出世のために木野を利用していましたが、不要になったため情報を流したのでした。木野はすべてを明らかにしてくれた下井に感謝しますが、すでに末期の胃癌を患っており、余命わずかとなっていました。 姫川は木野には共犯者がいると推測。その人物が指名手配犯の岩渕(大下ヒロト)だとわかりました。その頃、菊田(亀梨和也)は岩渕を追って、潜伏先の茅場組を張っていました。しかし、岩渕と茅場元組長(相島一之)に人質にされてしまいます。 その知らせを聞いた姫川は、彼らを説得するために1人で中に潜入。しかし、姫川に拳銃を突きつける岩渕。それを見ていた菊田が必死に止めに入り、無事に逮捕することができました。 入院中の菊田のお見舞いにやってきた姫川は「もし自分が一課に戻ったらまた姫川班に入ってくれる?」と問います。すると、菊田は「今度は自分が主任を支えます」と答えるのでした。

新作『ストロベリーナイト・サーガ』のキャスト&あらすじネタバレ!

原作、前作ともに人気を獲得した作品の再映像化『ストロベリーナイト・サーガ』。 今回の再ドラマ化について原作者である誉田哲也は、「『ストロベリーナイト』を再度ドラマ化したいとのお話をいただき、まず私がフジテレビさん側に申し上げたのは『前作を超えなければいけないんですよ』ということ。」と語っています。 そのうえで今回のキャスティングに関しては「特に江口洋介さんがどんな『ガンテツ』を生み出してくれるのか、ワクワクが止まりません。期待しています」とコメントしました。 ダブル主演の二階堂ふみと亀梨和也が演じる、姫川・菊田はもちろん、クセのあるキャラクターで人気の高い「ガンテツ」こと勝俣もドラマの見どころです。 『ストロベリーナイト・サーガ』は2019年4月から木曜劇場で毎週夜10時放送です。