ダニー・ボイル新作映画「YESTERDAY」のプレミアでロバート・デ・ニーロがトランプに痛烈コメント?
2019年10月公開のダニー・ボイル最新作『イエスタデイ』
『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)でアカデミー賞8部門を受賞したダニー・ボイルの最新作『イエスタデイ』。脚本には『ノッティングヒルの恋人』(1999)や『ラブ・アクチュアリー』(2003)などで知られるイギリスを代表するロマンティック・コメディの名手リチャード・カーティスを迎え、壮大なドラマを展開していきます。 本作の主人公は売れないシンガーソングライターのジャック。音楽で有名になりたいという夢に限界を感じていた彼でしたが、ある日世界規模の大停電が発生し交通事故にあってしまいます。昏睡状態から目を覚ましたジャックは、この世界では史上最も有名なバンド、ザ・ビートルズが存在しなかったことになっていることに気づき……。 ジャックを演じるのはイギリスの長寿シリーズ『イーストエンダーズ』への出演で知られるヒメーシュ・パテル。また、ジャックの親友エリー役に『マンマ・ミーア!ヒア・ウィ・ゴー』のリリー・ジェームズ、『ゴーストバスターズ』のケイト・マッキノンなど実力派キャストが勢揃い。さらに歌手のエド・シーランが本人役で出演するなど、多くの話題を振りまいています。
ワールドプレミア上映でロバート・デ・ニーロがトランプ大統領に痛烈コメント?
毎年春にニューヨークのマンハッタンで開催されるトライベッカ映画祭。このイベントは、2002年から前年に発生した9・11アメリカ同時多発テロからの復興を願ってスタートしたものです。 本作は現地時間2019年5月4日に、トライベッカ映画祭のクロージングナイト作品としてワールドプレミア上映されました。ゲストには監督のダニー・ボイルや脚本のリチャード・カーティス、主演のヒメーシュ・パテルが登場したほか、シアーシャ・ローナンやザカリー・クイントなどのスターも来場。 上映前にはパテル本人によるビートルズの曲が披露され、映画祭の創始者のひとりであるロバート・デ・ニーロも登壇し映画の設定を踏まえ「本作はザ・ビートルズが存在しない世界の話だと聞いた時、そうなったらどんなに悲しいだろうと思った。そして、新たなアイデアも浮かんだんだ。誰もドナルド・トランプを知らない世界について。そんな映画があったとしたら、皆が喜ぶだろう」とコメントし会場の笑いを誘いました。 2019年10月に全国ロードショーされた映画『イエスタデイ』。ユニークな設定と音楽、夢、友情がビートルズの曲に彩られて展開されるドラマに要注目の作品です!