2019年11月23日更新

【俺ガイル】主人公・比企谷八幡の魅力とは?ヒロインとの関係や名言・名シーンを解説!

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まずは比企谷八幡のプロフィールを紹介!『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』のひねくれ主人公

「俺ガイル」の愛称で親しまれている『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』では、ひねくれ者の主人公・比企谷八幡(ひきがやはちまん)の視点で物語が綴られています。 物語の語り手である彼は8月8日生まれのA型で、座右の銘は「押してだめなら諦めろ」です。見た目通りの陰湿な雰囲気から判断できるように、あまり性格の良いキャラクターとは言えません。 その理由は彼の過去にあり、幼い頃から友達らしい友達を持っておらず、周りから蔑まれたり裏切られたり経験があるため。特に女子に対しては強い警戒心を持っており、交友関係に憧れはあるものの、建前や同情といった表面上の友情を拒むようになりました。 そのため、学校でいわゆる“ぼっち”として過ごしています。むしろ1人でいることに誇らしさを感じている様子すらありますが、「奉仕部」への入部がきっかけで生活が一変していくのでした。

妹の比企谷小町に甘いシスコン

比企谷八幡の家は、両親と妹の比企谷小町(ひきがやこまち)の4人家族。父母ともに妹を溺愛しており、その結果、自宅でも“ぼっち”として過ごしています。 しかし妹は、兄が大好きです。友人関係や女性関係が円滑になるようアドバイスを送るなど、唯一の理解者と言えるでしょう。 ただその一方で、要領が良いことから実の兄を利用することもしばしば。座右の銘も「使えるものは兄でも使う」としているように、いいように扱っている様子が見られます。 本人も利用されていることに気づいており、さらには「アホな妹」と認識。それでもかわいい妹のお願いを断ることができない、俗にいう“シスコン”という実態を持ち合わせています。

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雪ノ下雪乃との関係

メインヒロインの1人である雪ノ下雪乃(ゆきのしたゆきの)は、同じ高校に通ってはいますが、偏差値の高い国際教養科に在籍しています。そのため、奉仕部に入部するまでは接点を持っていませんでした。 容姿端麗・頭脳明晰という完璧な美少女ですが、彼女もまた幼い頃に嫉妬や嫌がらせの対象になった暗い過去を持っています。友達と呼べる相手を持っておらず、由比ヶ浜結衣と出会うまで1人ぼっちで過ごしていました。 しかし比企谷八幡と大きく違うのは、高校でも友達を持たない彼に対して、それなりにコミュニケーションを取る相手がいるということ。むしろ周りから憧れの対象として見られており、相手側から寄ってくるほどです。

共感できる相手であり尊敬できる人物

比企谷八幡にとっての雪ノ下雪乃は、どこか似たような雰囲気を感じる相手です。周りから避けられていた過去を2人とも持っていますので、シンパシーを感じるのも当然でしょう。 また、自分自身を貫いていける強さを持っている彼女に、尊敬の念を持っている様子があります。ただ時々見せてしまう弱い部分を見ると、彼女に対する期待感があってか、幻滅してしまうことも。 奉仕部の活動は雪乃の主導で物事が進んでいきます。合理的な思考で解決しようとする彼女に対して、まったく違う別の視点からの方法を提示するなど、似ているけれども相容れない関係なのだと見えてくるでしょう。 よく対立している間柄ではありますが、物語が進むにつれて互いに意識し合っている様子もあります。女性に対する警戒心が緩くなり、彼女も異性として認識するようになるなど、距離が近づいていく描写から目が離せません。

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由比ヶ浜結衣との関係

もう1人のメインヒロインである由比ヶ浜結衣(ゆいがはまゆい)は、比企谷八幡と同じクラスに在籍している、スクールカーストの上位グループに属している今どきの女の子。 派手な見た目とギャル風の言葉を操っていますが、グループ内では周りに合わせることに徹しています。言い換えれば人間関係に器用で、悪く言えばただその場にいるだけの存在でしょう。 奉仕部とは縁のない日々を過ごしていましたが、自分を貫ける雪ノ下雪乃に憧れを持つように。彼女もまた奉仕部の門戸をくぐると、そこから3人のいびつな関係が始まっていきます。

「アホの子」だが「素敵な女の子」

比企谷八幡にとっての由比ヶ浜結衣とは、言動そのままの印象で「アホの子」です。相手を気遣ってフォローできる女の子ですが、発言を誤ってしまうことが多々あり、トラブルメーカーとなることが珍しくありません。 ただその一方で、自分が悪い時には素直に謝ることができ、誰であっても相手を思いやることができる心優しい一面も。そのため、「優しい子」「素敵な女の子」と認識している様子が見られます。 何よりコミュニケーション能力が高いため、交渉ごとや人脈を活かした行動力が彼女の持ち味に。奉仕部の活動では彼女にしかできないことがあるため、頭が上がらない2人の姿が描かれています。 そんな八幡は彼女の気持ちに気づいていません。しかし、体に触れられたり接近されたりすると赤面することがあります。また、彼女が色目で見られることを不快に感じる様子もあり、少なからず異性として認識していることが見えてくるでしょう。

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八幡の青春ラブコメは本当に間違っている

比企谷八幡・雪ノ下雪乃・由比ヶ浜結衣の3人は、同じ奉仕部という部活動に所属しています。それぞれ異なる個性や特徴を持っていますが、そこで形成されているのは“恋の三角関係”。 作中では3人の関係にすれ違いや亀裂が生じることが多々あります。それらを乗り越えていくと、やがて雪乃は彼を異性として認識するようになるのでした。 結衣に関しても、物語序盤から好意を寄せている様子が顕著です。しかしなかなか想いを伝えられず、次第に3人でいる時間を大切にしたいと思うようにもなり、関係を壊さないように努めるのでした。 同様に八幡も、2人に特別な感情を抱いていくように。しかし親密になりたいという彼女たちの気持ちと向き合わず、3人でいられる状態にしたいという想いもあって、答えを先延ばしにしていきます。

関係の崩壊は誰もが理解している

どちらかと付き合うことになれば、間違いなく奉仕部の関係が崩壊するでしょう。そこに自分の意志を伝えきれない由比ヶ浜結衣は、雪ノ下雪乃に諦めて欲しいという大きな決断をします。 雪乃は彼女の強い意志に屈しようとしますが、寸前のところで待ったをかけたのは、他ならぬ比企谷八幡でした。結衣の決断は「欺瞞」であるとして、彼女の想いも雪乃の気持ちも受け入れようとしません。 2人の好意に気づいているかはさておき、洞察力に優れている八幡ですから、大切な奉仕部が壊れることを察知したのでしょう。だからこそ、2人の決断に割って入って答えを保留させます。 奉仕部を守りたいという3人の想いは達成されますが、一方で2人の想いはモヤモヤとしたものに。裏切られることの怖さを知っているからか、別の視点から見てみると、2人とも守ったと言えなくもありません。

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比企谷八幡の名言を紹介

比企谷八幡は達観した思考を持っており、ある意味では“ぼっち”の境地を開拓し続けています。さらには自身の経験も相まって、彼の作中での発言は名言で溢れているのです。 ここでは彼の名言の中から、特に印象に残るものを3つピックアップ。捻くれた性格から誕生したものですが、どこか重みがあって、まとを得た納得感があるものを選んでみました。

逃げちゃダメだなんて強者の考え方でしかない

「逃げちゃダメだ」という状況にあるのは、自分を変えられる場面に遭遇しているということ。前向きになって進めばきっと自分を変えられるということですが、それは自分を飾っているにすぎないと語っています。 そもそも現実世界において、「逃げちゃダメだ」というよりも「逃げられない」という状況の方が多いでしょう。立場や家庭を守るために前に進むしかなく、それは醜い世界への順応と見ることができます。 逃げるか立ち向かうのか、その選択肢が用意されているのは、ごく一部の人間だけではないでしょうか。「逃げちゃダメだ」と言えばカッコよく聞こえるものの、ただ現実を認めたくないだけの言葉なのかもしれません。

青春とは嘘であり、悪である

比企谷八幡が奉仕部に入部するきっかけとなった作文のタイトルが、「青春とは嘘であり、悪である」でした。ここには彼の思考のすべてが詰まっていると言っても過言ではありません。 高校の入学式の日に交通事故に遭い、変わらず“ぼっち”生活を続けることになります。対極に位置する“リア充”は失敗すら青春の一部に取り込みますが、果たして彼のような境遇ですら、青春を謳歌したと言うのでしょうか? 答えはノーで、彼らは決して友達づくりの失敗を青春の一部とは捉えません。なぜなら、友達と話題を共有してこそ、初めて失敗も青春となるからです。 さらには、青春として扱われるかどうかについても、結局のところ彼らのさじ加減によって大きく変化していくもの。そんな青春を楽しもうとする人たちを、「愚か者」と表現しています。

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どうして、今まで一人でも頑張ってきていた人間が否定されなきゃいけないんだ

比企谷八幡の思考は、極端なものになっていることが分かる名言です。しかし、今まで1人で頑張ってきた努力を否定されて、集団でやり遂げる素晴らしさを説かれる状況は、現代社会に通ずるものがあるでしょう。 奉仕部としてすべてを1人でやり遂げてきた雪ノ下雪乃に対し、もっと周りを頼るように助言されたことに対し、この発言をしました。それまで1人で過ごしてきた彼だからこそ、彼女の努力が認められない歯がゆさを覚えます。 さらに言ってしまえば、誰かに頼って物事を進めたとしても、そのすべてが良い結果になるわけではありません。むしろ1人で進めた方が、成功することもあります。 そのあたりの意味も含まれていると考えれば、とても深い言葉だと感じずにはいられません。

アニメ「俺ガイル」で八幡を演じた声優は江口拓也!

比企谷八幡の声を担当しているのは、江口拓也です。代表作には、『GOSICK -ゴシック-』『機動戦士ガンダムAGE』などがあります。 元々アニメやマンガ、ゲームが好きだったこともあり、深夜にテスト勉強をしていると、小野坂昌也が出演するラジオ番組を聞いて声優に興味を持つように。高校卒業後は日本工学院専門学校に通い、新聞小学生としてレッスンを積み重ねました。 仲の良い声優には島崎信長がいますが、彼とは第1回81オーディションで最終選考に残った間柄。しかし合格したのは江口拓也で、島崎信長とは数年後に収録現場で再会、それから意気投合するのでした。 他にも声優の堀井茶渡と「俺ガイル」作者の渡航との親交も知られており、3人でイベントに参加していることも。 2012年に声優アワードで新人男優賞を受賞して以来、毎年コンスタントに主演として活躍している姿が見られる、第一線を走る男性声優の1人です。

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曲りなりの青春だからこそ共感を生む!?「俺ガイル」の完結もお見逃しなく!

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』主人公の比企谷八幡は独特な思考やセリフが印象的で、視聴者に共感するメッセージを多く発しています。キャラクター性も相まって、数多くあるアニメの中でも人気のキャラクターと言えるでしょう。 雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣との関係に居心地の良さを感じるも、いずれは2人に対して答えを出さなければなりません。果たしてどちらを選ぶのか、どのような決断を下すのかに注目が集まるばかり。 2020年にはアニメ完結編となる『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』も放送に。そこではどのように描かれるのか、どのような物語の結末となるのかが見逃せません。