2019年12月9日更新

『ジョジョの奇妙な冒険』第1部のキャラクターを一挙紹介!世代を超える戦いはここから始まった!

『ジョジョの奇妙な冒険』コミックス第1巻

『ジョジョの奇妙な冒険』は、長きにわたって愛される不朽のアクション・アドベンチャー大作。その第1部のキャラクターについて、ここでは徹底紹介。魅力的なキャラを深く知ることで、さらに「ジョジョ」の世界を満喫!

目次

『ジョジョの奇妙な冒険』第1部のあらすじ・キャラクターを一挙紹介!ココが全ての始まりだ!

独特な作風が魅力の「人間讃歌」

『ジョジョの奇妙な冒険』は、荒木飛呂彦原作のアクション・アドベンチャー作品。ジョースターの一族と、ディオやその後継者との長き戦いの歴史を描いた超大作です。作品全体のテーマは「人間讃歌」であり、戦いのなかで家族愛や友情を描きつつホラーサスペンスの要素も注入。独特な作風が人気の秘密です。 その第1部は「ファントムブラッド」と副題がつけられており、すべてのはじまりが描かれています。連載時は「ジョナサン・ジョースター ーその青春ー」という副題。主人公のジョナサンの青春時代、そこには常にディオがいました。『ジョジョの奇妙な冒険』第1部は、そんな2人からはじまる数奇な運命の第1章です。

『ジョジョの奇妙な冒険』第1部のあらすじ

ジョースター家に突如現れたディオという異分子

舞台は1880年のイギリス。貧民街出身の少年ディオ・ブランドーは、ひょんなことから名門貴族ジョージ・ジョースター卿の養子となります。ディオは、密かにジョースター家の財産乗っ取りを計画。そのジョースター家には、ディオと同い年で12歳のジョナサンがいました。 ディオは、ジョナサンを陥れることでジョースター卿の信頼を得ていきます。そんな折、ジョナサンはエリナという少女に初恋。傷ついた心を癒していきますが、ディオはそのエリナをも辱めます。怒りが爆発したジョナサンは、ディオに制裁。思わぬ力を見せたジョナサンに対して、ディオは警戒心を強めます。

石仮面の力でディオが吸血鬼に変貌!

7年後、ジョナサンとディオはともに立派な青年に成長。ジョナサンは、過去のわだかまりはあれどディオを許していましたが、ディオはジョースター家乗っ取りを諦めていません。そしてディオは、ジョースター卿の暗殺計画を実行。しかし、ジョナサンは何とかディオの悪事を暴きます。 追いつめられたディオは、ジョナサンが研究していた石仮面を手に取ります。その仮面を被ったディオは、人間を超越した吸血鬼へと変貌。壮絶な戦いの末に、ジョナサンは屋敷に火を放つことでディオに勝利しますが、瀕死の重傷を負います。

ジョナサン対ディオ最後の対決、そして……

その後、ジョナサンはエリナの看護もあって回復。しかし、謎の紳士・ツェペリがディオと石仮面の健在を伝えてきます。ジョナサンはディオの野望を打ち砕くべく、ツェペリから「波紋の力」を伝授。強大な悪となったディオを仲間とともに打ち倒し、石仮面を破壊します。 戦いが終わり、ジョナサンはエリナと結婚。豪華客船で新婚旅行に赴きますが、そこに首だけとなって生き続けていたディオが現れます。船内で最後の戦いとなる2人。ディオの攻撃で致命傷を受けたジョナサンは、ディオの首を抱きしめたまま波紋で船を爆破します。そして、残されたエリナはジョナサンに生きることを託されて脱出。それは新たな運命のはじまりでもありました。

キーワードは「石仮面」と「波紋」

吸血鬼を生む恐るべき石仮面

『ジョジョの奇妙な冒険』第1部は、「石仮面」と「波紋」という2つのキーワードが核となります。石仮面とは、古代アステカ遺跡から発掘されたもの。血液が付着すると何本もの骨針が伸び、被った者の脳を突き刺して人間を吸血鬼に変えてしまいます。吸血鬼は強力な生命力と戦闘能力と持ちますが、太陽光に当たると肉体が消失するという弱点もあります。

「波紋」は吸血鬼に対抗できる必殺のパワー

波紋とは、東洋の仙道に伝わる秘術です。独自の呼吸法によって生命エネルギーをつくり、その振動は太陽と同じ波動。つまり、波紋のエネルギーは、太陽光に弱い吸血鬼を死滅させる力となります。ほかに、波紋の力は怪我を治癒させたり老化を遅らせる効果もあります。

ジョナサン・ジョースター

誇り高き英国紳士

ジョナサン・ジョースターは第1部の主人公。英国貴族・ジョースター卿の1人息子で、常に「立派な紳士」となることを目指しています。正義感が強く、生真面目で心優しい性格。また、あらゆる困難にも立ち向かうことのできる勇気と強い精神力を持っています。

波紋戦士となってディオを迎撃!

ジョナサンは由緒ある貴族の家に生まれ、何不自由なく育ちましたが、ディオの出現によって状況は一変。財産乗っ取りを企むディオの執拗な嫌がらせにより、大きなダメージを受けます。しかし、恋人・エリナを襲われたことで怒りが爆発。ディオへの反逆により、人間として一段階成長します。 大学ではラグビーで活躍するかたわら考古学を学び、屋敷にあった石仮面を研究します。その石仮面によってディオは吸血鬼に変貌。自分の研究が悪魔を生んでしまったという責任感もあり、波紋を会得して宿敵・ディオを倒します。そして、最後はディオから致命傷を与えられながらも、波紋の力で船を爆発。ディオの首を抱きしめたまま、絶命していきます。

ディオ・ブランドー

圧倒的な悪の象徴

ディオ・ブランドーはジョナサンの宿敵で、第1部では「悪の主人公」としても扱われます。性格は傲慢で残酷。ただ、同時に高い知性とカリスマ性も併せ持っています。目的を果たすためならどんな手段でも使い、かつ狡猾で慎重な野心家。父親を毒殺した過去もあり、今度はジョースター家乗っ取りを企みます。

「人間をやめた」ディオ

ディオはジョナサンに対しても自分に服従するよう仕向けていきますが、思わぬジョナサンの反撃に遭います。その後は戦法を変え、善人を装いながらジョースター卿を毒殺する作戦へと移行。しかし、ジョナサンがディオの計画をすべて悟ります。ディオは口封じのためにジョナサンを殺害しようと考えますが、そこで石仮面の秘密を知って作戦変更。ディオは自分自身で石仮面を被り、自ら吸血鬼と化しました。 そこから、ジョナサンとディオの壮絶な戦いがはじまります。悪の化身となったディオは、屍生人(ゾンビ)を多数生成してジョナサンと対決。結果、ジョナサンの波紋攻撃に敗れますが、首だけとなっても執念でジョナサンを追います。そしてジョナサンに致命傷を与えますが、最後ジョナサンに抱き締められながら船の大爆発に巻き込まれ……。

ロバート・E・O・スピードワゴン

ロンドン貧民街のボス

ロバート・E・O・スピードワゴンは、ロンドンの貧民街でボスとしてチンピラたちを取り仕切る男。毒薬をディオに売った人物を探しにきたジョナサンを襲うも敗北し、その紳士的な態度に惚れ込み親友となります。ゴロツキではありましたが、実は世話焼きの好漢。世界中を旅した経験を持ちます。

常人ながら強い精神力でジョナサンを支える

吸血鬼と化したディオとの戦いがはじまると、波紋法が使えない自分を大いに呪います。しかし、旅の経験や強い精神力で仲間を救助。 その後、タルカスとの戦闘で死んだツェペリのシルクハットを引き継いで被ります。新婚旅行に出かけるジョナサンとエリナを見送りましたが、それが今生の別れとなってしまいました。

ウィル・A・ツェペリ

波紋法の権威

ウィル・A・ツェペリは、ジョナサンに波紋の呼吸法を伝授した男。口髭をたくわえ、常にシルクハットを被っています。生まれはイタリア系学者の家柄。 若いころから、父親が隊長を務める遺跡発掘隊に参加し、世界中を旅していました。そして、父親がアステカで発掘した石仮面を被ってしまい、仲間を皆殺しに。生き残ったツェペリは、その後吸血鬼への対抗策を模索していきます。

ジョナサンに最後のパワーを伝授

やがてツェペリは、薬も使わずに死にかけの人間を治す男を見て驚愕。これこそ吸血鬼に対抗できる力だと確信し、チベット奥地で老師トンペティに師事します。 波紋法を習得したツェペリは、これをジョナサンに伝授。ともにディオを追いますが、タルカスとの戦いに敗れて身体を真っ二つにされてしまいます。しかし、死に際にジョナサンへ「深仙脈疾走」を伝授。ジョナサンに未来を託します。

エリナ・ペンドルトン

ジョナサン最愛の女性

エリナ・ペンドルトンは、ジョナサンと運命の出会いを果たした女性。金持ちの娘という理由でいじめられていたところをジョナサンに助けられ、彼の誇り高き精神に心を打たれます。 その後、ジョナサンとは相思相愛の仲に。ディオに無理やり唇を奪われたときなどは、ディオの眼前、泥水で口を洗い拒絶の意志を示すなど、エリナもまた誇り高き精神を持っています。

ジョースターの血を後世に残した重要人物

7年後、看護婦となったエリナの病院へ重傷を負ったジョナサンが運ばれ、2人は運命の再会。エリナは献身的な介護でジョナサンに尽くします。そして2人は結婚。 しかし、新婚旅行中の船内でディオの襲撃に遭います。ジョナサンとともに死ぬ覚悟でしたが、現場に生き残った赤ん坊とともに生きるようジョナサンに説得され、船を脱出。ここからジョースターの血統が受け継がれていきます。

ポコ

ディオに利用された臆病な少年

ポコは、ウィンドナイツ・ロットという村の少年。ディオに催眠術をかけられた状態でジョナサンたちに近づき、ディオが有利な戦いの場所へと誘っていきます。臆病な性格で、村の不良少年たちからいつもいじめられる毎日。しかし、自ら立ち向かう勇気はありませんでした。

「あしたって、いまさッ!」

それでも、ジョナサンとともにタルカスの決闘場に閉じ込めらたとき、姉の言葉を思い出します。「1人では何もできないほうがもっと怖い」と常々い言っていた姉を守りたい。その一心で、ポコはタルカスの攻撃を受けながらも扉を開けるレバーを引きます。その際の「ねーちゃん!あしたっていまさッ!」というセリフは、ファンの心に強く残りました。

ジョージ・ジョースター

気高き英国紳士

ジョージ・ジョースターは、ジョナサンの父親で、貴族の当主。厳格な性格の一方、悪党に対しても情や優しさを忘れない気高き人物です。ジョナサンが赤ん坊のころ、家族3人が乗った馬車が事故に遭い、妻は死亡。自らも重傷を負ったところを、ダリオ・ブランドーに救われたと勘違いします。 また彼の孫、つまりジョナサンの息子もジョージ・ジョースターという名前です。

最後まで優しさを忘れず……

その後、ダリオは馬車の金品をくすねていただけと分かりながらも、その息子であるディオを養子として引き取ります。結局、ジョナサンを庇う形でディオの振り下ろした剣を背中に受けて死亡。ジョナサンの腕のなかで息を引き取りますが、最後までディオに対しても愛情を持ち続けていました。

トンペティ

チベットに住む波紋法の老師

トペンティは、チベット奥深くの寺院に住む波紋法の老師。ツェペリの師匠であり、優れた波紋戦士でもあります。そのハイレベルな波紋の力は「人間の運命を予知する」こともでき、ツェペリに「死の運命」を予言していました。

弟子を連れてツェペリの加勢に!

ディオを打ち負かすため、ツェペリから手紙を受けて弟子のダイアー・ストレイツォとともにジョナサンに合流。ツェペリを死の運命から助けることはできませんでしたが、屍生人との戦いに参加し、ジョナサンにも助言します。

ダイアー

屈強な波紋戦士

ダイアーは、トペンティ老師に師事して波紋法を体得した戦士。ステレイツォとともに、ジョナサンのもとへと駆けつけました。必殺技は「稲妻十字空裂刃(サンダークロススプリットアタック)」で、初登場時にはジョナサンの腕を確めるべく戦いを挑んでいます。

ジョナサンにディオ討伐のヒントを!

ツェペリを殺されたことで、敵討ちとばかりにディオへ攻撃を仕掛けます。しかし、ディオの「気化冷凍法」によって敗北。ただ、絶命の寸前に波紋の力を込めた薔薇をディオの目に突き刺します。この一撃は、後にジョナサンがディオに決定打を与える大いなるヒントになりました。

ストレイツォ

長髪・美青年の波紋戦士

ストレイツォは、トペンティ老師に師事して波紋法を体得した戦士。ダイアーとともに、ジョナサンのもとへと駆けつけました。容姿は、長い黒髪が特徴の美青年。足技が得意です。

トペンティの後継者となるが……

「このストレイツォ、容赦せん!」とう決めゼリフがありますが、ディオとの決戦では直接加勢することはなく、ポコとその姉を守ることに専念してます。第1部終了後は、トペンティの跡を継いでチベット波紋法の指導者に。しかし、強さと美しさへの憧れが次第に増していき……。

ダリオ・ブランドー

酒びたりのろくでなしだったディオの父親

ダリオ・ブランドーは、ディオの父親。アルコール依存症で、だらしない無法者です。死んだ妻にも相当負担をかけたようで、ディオの憎むべき存在。事故を起こしたジョースター卿の馬車で金品をあさっていたところ、ジョースター卿に「命の恩人」だと勘違いされ、交流がはじまります。

息子に毒殺された憐れな末路

その後、逮捕され牢獄に監禁されていたところを、今度はジョースター卿に助けられます。しかし、酒びたりな無法生活は継続。結局、ディオによって毒殺されてしまいます。その際、ディオがジョースター家の養子になるよう遺言を残していました。

ブラフォード

スコットランドの英雄騎士

ブラフォードは、スコットランド王国の女王であるメアリー・スチュアートを守護していた騎士。イギリス国民なら誰でも知っている英雄で、ジョナサンも教科書で習った記憶があります。 メアリー女王を守るために戦いましたが敗北。自首すればメアリーの命を助けるとの取り引きに応じましたが、既にメアリーは処刑されており、この世を呪いながら死亡しました。

死の直前に騎士道を思い出す

300年後、ディオの手によって屍生人として復活。ジョナサンの前に立ちふさがります。髪を自在に操る攻撃でジョナサンを苦しめましたが、最後はジョナサンの山吹色の波紋疾走によって敗北。絶命寸前に人間を心を取り戻し、ジョナサンにエールを送って消えていきました。

タルカス

伝説のタフマン騎士

タルカスは、スコットランド王国の女王であるメアリー・スチュアートを守護していた騎士。ブラフォード同様、戦いに敗れて自首しましたが、メアリーの死を知ってこの世を恨みながら死亡しました。その際、筋肉の強さゆえ首を斬り落とすのが大変だったと伝えられます。

残忍で醜悪なゾンビ騎士へと堕ちる

300年後、ディオの手によって屍生人として復活。ブラフォードとは違い、かつての誇り高き精神は忘れ、残忍で醜悪な性格となっています。ジョナサンに加勢したツェペリを、真っ二つにして殺害。しかし、ツェペリが死に際に送ったエネルギーでパワーアップしたジョナサンに、拳を叩き込まれて絶命しました。

切り裂きジャック(ジャック・ザ・リパー)

イギリスにショックを与えた猟奇殺人者

本名はジャック・ザ・リパー。19世紀のイギリスに実在した連続猟奇殺人者です。女性を惨殺しているところをディオに目撃され、その残虐性を買われて屍生人化しました。ジョナサンがはじめて本格的な波紋戦闘をした相手です。

残虐性、異常性はディオ以上

ジョナサンたちが乗る馬車を襲った際には、惨殺した馬の中に入って隠れるなどの異常性も見せ、スピードワゴンなどは「残虐性、異常性はディオ以上」と評しています。ただ、本格的な戦闘への耐性はなく、顔面に波紋を打ち込まれ、顔の半分が歪む醜い最期を遂げました。

怪人ドゥービー

毒蛇を体内に飼う大男

怪人ドゥービーは、ディオ配下の屍生人。覆面を被った大男で、身体中にさまざまな種類の蛇を飼っています。ポコの姉に襲いかかったところへ、ジョナサンの攻撃に遭います。

自らの武器に沈んだ無残な最期

ジョナサンの攻撃をものともしなかったドゥービーは、毒蛇をジョナサンに放ちます。しかし、蛇に噛みつかれたジョナサンは波紋の力で毒を即座に体外排出。逆に、ジョナサンに波紋を流しこまれた毒蛇たちによって、ドゥービーは無残に食い殺されました。

『ジョジョの奇妙な冒険』第1部のキャラはすべての原点!

『ジョジョの奇妙な冒険』第1部におけるキャラについての解説でした。独特の世界観で長期にわたり大人気を博している「ジョジョ」シリーズ。その原点ともいうべき第1部には、やはりとびきり魅力的なキャラクターがひしめいていました。 この後、第2部以降も多くの魅力的なキャラクターが登場します。キャラクターへの思いをより深くして、なお一層「ジョジョ」の世界を楽しんでいきましょう!