2019年11月24日更新

『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ボス一覧!第8部は誰!?

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ジョジョの奇妙な冒険、ディオ・ブランドー

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主人公に負けず劣らず魅力的な「ジョジョ」のラスボスたち

最強のラスボスが、ジョジョの行く手を阻む!

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで必ず登場する「ラスボス」達。各シリーズの黒幕は吸血鬼から神父、サラリーマンなど多種多様ですが、「主人公の行く手を阻む強力なスタンド使い(または吸血鬼)」という点では共通しています。 本記事では、そんな物語を一層盛り上げてくれるボスキャラクター達の強さや性格、人間関係などを紹介します!

第1部:ディオ・ブランドー

吸血鬼となって人類支配を目論む、「筋金入り」の悪!

『ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド』に登場するディオ・ブランドーは、貧民街からジョースター家へ養子としてやって来ます。冷酷な性格のディオは、ジョースター家を乗っ取るため、主人公のジョナサン・ジョースターに対して様々な嫌がらせを繰り返しました。 大学生になったディオは、義父であるジョースター卿の暗殺を企てますが、ジョナサンに悟られて失敗します。警官に包囲されたディオは、石仮面を被り「人間をやめる」と宣言。石仮面の力で吸血鬼となったディオは、多くの人々を惨殺し、人類を支配しようと企てるようになります。 吸血鬼化した事で、力だけでなく特別な能力も得たディオ。自身や相手の肉体を凍らせる事で、吸血鬼の弱点である波紋の流入を防ぐ「気化冷凍法(きかれいとうほう)」や、催眠術といった能力を有しています。

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第2部:柱の男(ワムウ、エシディシ、カーズ)

2000年の眠りから目覚めた最強の生物

「柱の男」とは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』に登場するボスです。人類とは違った進化を遂げており、人間を超越した寿命・知性・肉体を持ち合わせています。かつては一族で地底に住んでいましたが、作中で生き残っている「柱の男」は、最弱のサンタナに加えて、ワムウ、エシディシ、カーズの4人のみです。

ワムウ

「柱の男」の1人。強さを尊び、敵に対しても敬意を示す武人です。 「風の流法」という空気の流れを利用した戦法で闘います。「神砂嵐(かみずなあらし)」は両腕を高速回転させて、巨大な竜巻を作りだす技です。驚異の粉砕力で、シーザー・アントニオ・ツェペリに致命傷を与えました。

エシディシ

エシディシは「柱の男」の中ではカーズに次ぐ地位で、カーズの野望である「究極生命体への進化」に共感している男です。エシディシの性格は直情的で、戦闘中には感情を抑えるためいきなり大泣きするなど衝撃的な一面も見せます。 エシディシは「炎の流法」の使い手。「怪焔王の流法(かいえんのうのモード)」は、自身の血液を摂氏500℃にまで加熱して闘うエシディシの戦闘スタイルです。

カーズ

カーズは、「柱の男」のリーダー的存在です。「柱の男」の中で最も知能が高いカーズは、「究極生命体(アルティメット・シイング)」になるという野望を抱いています。 自らの目的のためならば手段を選ばず、卑劣・姑息な方法もいとわない性格です。「光の流法」を利用した「輝彩滑刀(きさいかっとう)」で腕や脚から刃を生やし、あらゆるものを切り裂いて攻撃します。

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第3部:DIO

1世紀の時を経て、吸血鬼・DIOが蘇る!

『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』では、DIOがラスボスとして君臨します。DIOは第1部で棺と共に海底に沈むも、100年後の第3部で棺が船に引き揚げられた事により復活。その圧倒的カリスマ性で次々と部下を増やし、世界を征服しようと試みます。 DIOはエンヤ婆からもたらされた「矢」によって「世界(ザ・ワールド)」というスタンドを獲得しました。スタンド能力は最高クラスのパワー・スピードにとどまらず、世界の時を止めてDIO本人だけ動く能力まで有しています。

第4部:吉良吉影(きらよしかげ)

スタンド能力「キラークイーン」で証拠を消し去る、大量殺人鬼!

吉良吉影(きらよしかげ)が登場するのは、第4部の『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』です。日本の杜王町(もりおうちょう)で神経質なまでに平穏な生活を送ろうとしているサラリーマンの吉良。しかしその実態は、手の綺麗な女性を大量に殺戮しスタンド能力で証拠を葬る、大量殺人犯でした。 吉良のスタンド「キラークイーン」は、あらゆる物を「爆弾」に変化。殺人事件を犯した後、証拠を木端微塵に爆破する事が出来ます。 「バイツァ・ダスト」は、憑依した人物が吉良吉影の情報を漏らした瞬間、情報を知らされた相手を爆殺して時間まで巻き戻す能力。吉良はこの能力を利用して、大量殺人を犯しつつも周囲に悟られず平穏な生活を送ろうと目論みました。

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第5部:ディアボロ

ギャングのボスが最も恐れるのは、自身の「過去」

ディアボロは、『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』に登場します。イタリアの裏社会を牛耳るギャング組織「パッショーネ」のボスで、麻薬の密売により莫大な利益を得ている人物。二重人格の持ち主で、もう1人の人格「ヴィネガー・ドッピオ」を部下として命令を出しています。 ディアボロは非常に慎重な性格で、自身の過去を知られないために過去の痕跡をことごとく隠蔽・抹消してきました。ついには1人娘のトリッシュまでも抹殺しようと試みます。 ディアボロのスタンドは、十数秒間の時間を消し飛ばす事が出来る「キング・クリムゾン」。さらに、十数秒先の未来の映像を見る「エピタフ」という補助能力も併せ持っています。

第6部:エンリコ・プッチ

聖職者は「人類の幸福」のため、現世界を終焉させようとする

第6部『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』のラスボスは、刑務所の教誨師(きょうかいし)であるエンリコ・プッチです。浅黒い肌に筋肉質の体型で、普段は穏やかな性格。しかし動揺すると、素数を数えだす癖があります。 プッチは修行時代にDIOと出会った事で、「ホワイトスネイク」というスタンドを開花させました。人の記憶やスタンド能力を「DISC」化させて奪い取ったり読んだりする事が出来るのが、このスタンドの能力です。さらにスタンドの完成形である「メイド・イン・ヘブン」は、世界の時間を無制限に加速させる事が出来ます。 プッチは“人類を真の幸福に導く”ため、「メイド・イン・ヘブン」の力で時間を加速させ、宇宙を一巡させる事により、新たな世界で「天国」を築こうとしました。自分の信念は正しいと信じ切っており、目的のためならば他人も犠牲にする人物です。

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第7部:ファニー・ヴァレンタイン

物語の黒幕は、アメリカ合衆国の大統領!

ファニー・ヴァレンタインは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』に登場する黒幕であり、第23代アメリカ合衆国大統領です。愛国心が強く、自国民の幸福を優先する一方で、他国民の事は軽視しています。国家と国民の安全のため、不思議な力を持つ「聖なる遺体」を全てアメリカに集めようと計画しました。 ヴァレンタインが所有するスタンドは、「Dirty Deeds Done Dirt Cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)」、略して「D4C」。無数の別次元に移動する事が出来る能力で、並行世界の人や物を自分の世界へ連れてくる事が可能です。 並行世界にはほとんど同じ世界、人が存在しますが、同じ人物が1つの世界で出会ってしまうと互いにぶつかりあい消滅してしまいます。しかしヴァレンタインは例外で、同じ世界に複数のヴァレンタインが存在する事が出来るようです。

第8部:???

第8部のボスは、一体誰?

2019年11月の段階では、第8部『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』のボスの存在はまだ明らかになっていません。 作中で不可解な行動をとっている人物としては、TG大学病院の院長・明負悟(あけふさとる)がいます。明負が有するスタンドの名称は不明ですが、“明負を追跡する意思を持った者に対して、物がぶつかる”という能力のようです。 はたして物語の黒幕は一体誰なのか……作品の今後の展開を楽しみに待ちましょう!

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「ジョジョ」シリーズのボスは個性派揃い!

そのインパクトの強さから、「ジョジョ」作品を語る上で欠かせないボスキャラクター達。本記事では、各ボスのスタンド能力や強さ、人となり等について解説しました。 各シリーズに大なり小なり影響を与えている「ディオ」は、ボスキャラクター達の中でも一際存在感に溢れています。「ジョジョ」作品のもう1人の主人公と言っても過言ではないでしょう。 悪の存在でありながら、どこか惹かれてしまう要素を持つラスボス達。彼らの存在も、「ジョジョ」作品が絶大な人気を誇る理由の1つなのかもしれません。