2023年9月27日更新

『七つの大罪』魔神王の強さがチートすぎる!闘級をインフレ化させた諸悪の根源

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『七つの大罪』は、週刊少年マガジンで連載中の大人気漫画。『七つの大罪』と呼ばれる伝説の騎士団の戦いを中心に描き、ストーリーが進むにつれて主人公やヒロインの謎が少しずつ解けていくのも魅力です。この記事では、『七つの大罪』の世界で最強とされている神の1人・魔神王について、徹底的に紹介していきたいと思います。 ※この記事は『七つの大罪』の重要なネタバレを含みます。

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『七つの大罪』魔神王ってどんなキャラクター?強さや目的を解説【ネタバレ注意】

魔神王は魔神族の王で、女神族の長・最高神と並ぶ神様です。神なので、普通のキャラクターのような誕生日や身長などはわかっていません。魔界の王ですが、煉獄に囚われていて自由が利かない身。 見た目は長い髭をたくわえた甲冑を着た男性です。バンが目の前に立った時、魔神王の指先ほどしか身長がなかったので相当大きいと考えられます。ちなみに額にはメリオダスが魔神の力を使う時に出る紋様が入っています。

魔神王直属精鋭部隊<十戒>と魔神王との関係は?

<十戒>とは魔神王直属の精鋭部隊で、10人のメンバーそれぞれが魔神王から「戒禁」とよばれる魔力を与えられています。ちなみに<十戒>は魔神族だけでなく、初代妖精王・グロキシニアと始祖の巨人・ドロールもメンバーです。 <十戒>は強大な力を1人に与えると、謀反を起こされかねないから10人に分けたという意外な理由で結成されました。10人の戦士に自分の力を分け与えることで、自分の地位が揺らぐことなく効率的に魔界を制圧できるというメリットもあったようです。 また戒禁で<十戒>の監視も行っており、ゼルドリスが恋人と何度も会っていたことも「戒禁が逐一教えてくれた」と発言しています。 <十戒>の初代統率者のメリオダスが裏切ったため、後任は真面目な次男・ゼルドリスが担当。しかしくせ者ぞろいの<十戒>のメンバーは、魔神王を慕っている様子はあまりなく、依頼はこなしつつ個人的な感情を持っている者が多いです。

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魔神王はメリオダスをずっと監視していた?父と子の確執とは!

魔神王はメリオダスの実の父親ですが、愛情はまったく抱いてはいません。魔神王の後継者にすると言っていましたが、その真相は、メリオダスの肉体を奪って現世に復活したいがためでした。 メリオダスを立派な魔神王にするため、彼から必要のない感情を抜き取って、自分のエネルギーに変えていました。 また魔神王は、3000年前宿敵である女神族のエリザベスと恋に落ち、魔神族を裏切ったメリオダスをさまざまな動物の目を通して監視し続けています。ちなみに『七つの大罪』の物語では、騎士団のマスコットキャラであるホークを通してずっと見ていたのです。

魔神王のチート魔力「支配者(ザ・ルーラー)」!凄まじい闘級にも注目!

魔神王の魔力は自身の名前「魔神王」またの名を「支配者(ザ・ルーラー)」といいます。あらゆる攻撃の無効化と、魔力の吸収というどうやって攻撃すればよいのか見当がつかない能力です。 煉獄でメリオダスたちと対峙した時にも、メリオダスの「全反射(フルカウンター)」もまったく効かず、バンの「強奪(スナッチ)」では逆にバンが生気を吸い取られてしまいました。 ちなみに『七つの大罪』の世界で強さを表す闘級は不明。しかし魔神王が力の半分を10人に分けているのが<十戒>ということは、彼らの闘級を足して倍にすることである程度予想がつきそうです。 そこでさっそく計算してみたところ10人の合計は約50万だったので、もしかすると魔神王の闘級は100万くらいなのかもしれません。メリオダスの殲滅(アサルト)モードで14万2000なので、100万だとしたら途方もない数字に感じます。

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エリザベスにかけた呪いで苦しんでいるのはメリオダス?3000年に渡る呪いとは……

3000年前の聖戦時、エリザベスに恋をしたメリオダスは一刻も早く戦いを終わらせるべく彼女と共に奮闘しました。しかしメリオダスを自分の跡継ぎにと考えていた魔神王にとって、エリザベスはとんだ泥棒猫だったわけです。さらにメリオダスは聖戦を終わらせるため、魔神族を裏切り同胞も手にかけました。 かつてのメリオダスとエリザベスは最終的に、魔神王と最高神と対峙し命を落とします。しばらくしてメリオダスだけが目を覚ましますが、傍らにはエリザベスの亡骸があったのです。この時魔神王と最高神によって、メリオダスには「永遠の生」、エリザベスには「永劫の輪廻(りんね)」の呪いがかけられていました。 それはメリオダスは二度と歳を取ることはなく死んでも生き返り、エリザベスは人間として短い人生を繰り返すという呪い。しかもエリザベスは何度生まれ変わってもメリオダスと出会って恋に落ち、必ず彼の目の前で命を落とす……。万が一エリザベスが前世の記憶を取り戻したら、何があっても必ず「その日から3日後」に死ぬのです。

幼い頃のマーリンに騙された?魔神王が持つ意外な過去!

魔神王は、実は『七つの大罪』の暴食の罪・マーリンに騙されたことがあります。マーリンは、ベリアルインという賢者の都に産まれた無限の魔力を持つ天才児。彼女の噂は、魔界にも天界にも轟き、魔神王と最高神はなんとかその天才児を手に入れようとしたといいます。 そしてマーリンは、魔神王と最高神に「自分が気に入る贈り物をした側につく」と取引きを持ちかけました。その時魔神王は、魔界の秘術に関するあらゆる知識と、女神の洗脳術を防ぐ加護と授けたのです。最高神も同じように贈り物をしたのですが、結局マーリンはどちら側にもつかず、贈り物のみを手に入れました。 騙されたことに気づいた魔神王と最高神は、怒りでベリアルインを呪いや死の霧で多い炎で焼き尽くして滅ぼしました。しかしマーリンは、無限の魔力と2人の神の加護で難なく切り抜け、そのまま姿を消したのです。

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息子・ゼルドリスの身体を乗っ取り、念願の現世復帰で大暴れ!

魔神王は戒禁が全部集まったことで、一度はメリオダスの身体を依代として現世に復活を果たしました。しかしそこでメリオダスに魔神王の座を渡す気がないことが発覚し、七つの大罪メンバーだけでなくゼルドリスも加勢し彼の身体から追い出されてしまいます。 戦いののちボロボロの状態だったゼルドリスは、彼の師であるキューザックによって救出されました。そしてゼルドリスは魔神王の本当の狙いを知らないキューザックに、戒禁を身体に入れられてしまうのです。 すると、ゼルドリスの身体は魔神王に乗っ取られてしまい、その場でキューザックを殺害。魔界の獣・インデュラをブリタニアに呼び出し暴れだしました。 一方メリオダスはエリザベスの呪いが復活したことで、魔神王がまだ生きていると気づきます。そして新たな器は、たった1人の弟・ゼルドリスであることも……。

魔界の長・魔神王の声を担当するのは飯塚昭三(いいづかしょうぞう)!

魔界の長・魔神王を演じるのは飯塚昭三です。1965年にデビューし、声優歴が50年を越えている大ベテラン!代表作は『ドラゴンボールZ』のナッパ役や、『デュラララ!!』の粟楠道元役などがあります。太くて芯のある声が魔神王のイメージにピッタリですね!

ついに現世に復活!魔神王の今後は……。

煉獄で数億の月日を重ねたと言っていた魔神王ですが、ついに念願の現世復帰を果たしました。実の息子・ゼルドリスの身体を乗っ取りましたが、メリオダスが彼を助けるべくやってくるのも時間の問題……。果たして魔神王は、この後どのような戦いを繰り広げるのでしょうか!