JK・女子高生が主役のアニメは共感や憧れが詰まっている!
女子高生がメインのアニメ作品は、これまで数多く描かれてきました。淡々と穏やかな日常が展開されるものや、夢に部活に挑んでいくストーリー、恋に揺れる作品までさまざまです。 そしてどの作品もキャラクターが個性豊かなのも魅力の1つ。フレッシュでまっすぐな彼女たちを見ていると、時には癒され、時には勇気づけらることも。高校時代を思い出して共感したり、逆に「こんな高校生活を送ってみたかった」と憧れを抱いたり……。 今回はそんな女子高生たちが活躍するアニメを11作品紹介します。
1.『女子高生の無駄づかい』
ビーノによるコミック作品を原作とした『女子高生の無駄づかい』。2015年より商業連載が開始し、2019年にはアニメ化されました。また、2020年にはテレビドラマ化も予定しています。 舞台は、都立さいのたま女子高等学校。バカと呼ばれる問題児の田中望(たなかのぞむ)、オタク女子の菊池茜(きくちあかね)、ロボットのように無表情な鷺宮しおり(さぎみやしおり)の3人を中心に、個性豊かな女子高生たちの日常が描かれている学園コメディ作品です。 笑えるシーンの連続で、脱力感もあり、ゆるく見られるのも魅力の1つ。日常系に分類されるアニメですが、それぞれのキャラがしっかり立っているため見飽きることなく、いつまでも見ていたくなるような作品ですよ。
2.『ダンベル何キロ持てる?』
『ダンベル何キロ持てる?』は、原作・サンドロビッチ・ヤバ子と作画・MAAMによるコミック作品を原作としたアニメで、2019年7月~9月に放送されました。 「また太った?」と友人から言われ、夏休みまでに痩せることを決意した女子高生・紗倉ひびき。しかし1人では運動も続けられず、トレーニングジムに通うことを決意します。そこで筋肉フェチの生徒会長・奏流院朱美(そうりゅういんあけみ)と出会い、筋トレの世界へ足へ踏み入れることになるのでした。 痩せるためにトレーニングを始めたひびきを中心に展開される本作。劇中で紹介されるトレーニング方法は非常に分かりやすく、正しいフォームやコツも説明してくれるため、これから筋トレを始めたい方にもピッタリのアニメです。
3.『荒ぶる季節の乙女どもよ。』
原作・岡田麿里と漫画・絵本奈央によるコミック作品『荒ぶる季節の乙女どもよ。』。別冊少年マガジンにて2017年~2019年まで連載され、2019年7月にはアニメ化もされました。 高校の文芸部に所属している、小野寺和紗(おのでらかずさ)たち女子高生5人。部活動の一環として官能表現を含む文章を読んだりとしていく中で、彼女たちは性に振り回され始めるのでした。そして和紗は、幼馴染・典元泉(のりもといずみ)との関係がギクシャクし始めてしまい――。 性を強く意識し始めてしまった彼女たちが、それぞれ異なる壁にぶつかり、乗り越えていく姿はまさに青春そのもの。そんなみずみずしさ溢れる本作は、見ていて勇気がもらえるような作品です。
4.『宇宙よりも遠い場所』
2018年1月~3月に放送された『宇宙よりも遠い場所』は、『ノーゲーム・ノーライフ』を手掛けたチームが贈る、オリジナルアニメ作品です。 何かを始めようと思いつつ、何もできないまま日々を過ごしていた女子高生・玉木マリ。とある出来事をきっかけに、南極へ行くことを夢見る小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)と出会い、共に南極を目指すことになるのでした。 登場人物それぞれにドラマや葛藤があり、南極を目指しながら人として成長していく姿は見ものです。夢に向かってまっすぐに突き進んでいく彼女たちの姿から、目が離せなくなること間違いなし。
5.『らき☆すた』
美水かがみによる4コマ漫画作品を原作とした『らき☆すた』。制作は京都アニメーションが務め、2007年4月~9月に放送されました。 オタク気質の泉こなた、ツインテ―ルが特徴的な柊かがみ、天然キャラの柊つかさ、おっとりした雰囲気の高良みゆき。この女子高生4人を中心に、ゆるくおっとりとした日常が描かれている作品です。 とにかくゆるいのが魅力的な本作。登場人物それぞれが個性的で、見ているうちにどんどんと引き込まれていきます。ホッとするような安心感もあり、気軽に見られる作品を探している方にピッタリのアニメですよ。
6.『ソウナンですか?』
『ソウナンですか?』は、原作・岡本健太郎と漫画・さがら梨々によるコミック作品で、『週刊ヤングマガジン』にて2017年より連載開始しました。その後、2019年7月~9月にはアニメ化もされています。 飛行機事故で無人島へと流れついた女子高生4人は、家も食べ物も、飲み物すらない状況で大ピンチ。かと思いきや、知恵と勇気を振り絞り、自分たちで何でも作り、元気にサバイバル生活を送っているのでした。 女子高生がサバイバルに挑むという、斬新な設定の本作。シリアスというよりは楽しく見られる作品で、高校生らしいハツラツさがあり、ギャグ要素も多く含まれています。見ているとサバイバル知識も身に付きますよ。
7.『けいおん!』
京都アニメーション制作の『けいおん!』。かきふらいによる4コマ漫画作品を原作に、2009年より第1期、2010年より第2期のアニメが放送されました。 私立桜が丘高校に入学した平沢唯(ひらさわゆい)。何か新しいことを始めたいと思い、楽器初心者でありながらも軽音楽部に入部することに。そこで、恥ずかしがり屋の秋山澪(あきやまみお)、ムードメーカーの田井中律(たいなかりつ)、おっとりとした性格の琴吹紬(ことぶきつむぎ)と出会い、共にバンドを始めることになるのでした。 日常系ほのぼのアニメの王道で、ゆるゆるとした雰囲気が特徴。少しずつ部活に没頭し始め、成長していく彼女たちの日々は青春そのもので、見ているといつの間にか感情移入してしまいます。彼女たちをいつまでも見守っていたいと思わせられるような魅力あふれる作品です。
8.『ご注文はうさぎですか?』
『ご注文はうさぎですか?』は2011年より連載開始した、Koiによる漫画作品。2014年にアニメ化され、2020年には第3期の放送を予定しています。 高校入学を機に、石畳が広がる町へと引っ越してきたココア。道に迷ってしまったココアは、たまたま見つけた喫茶店ラビットハウスへ入り、そこでクールな少女・チノとアンゴラウサギ・ティッピーと出会います。そしてそこが彼女の下宿先であることが判明し、ココアもラビットハウスで働くことに――。 ラビットハウスを中心に展開される、日常系アニメです。ココアをはじめとする登場人物がとにかく可愛らしく、明るくフワっとした雰囲気が魅力的。見ているとホッとするような、癒し効果も抜群の作品です。
9.『きんいろモザイク』
『きんいろモザイク』は、原悠衣によるコミック作品を原作としたアニメです。2013年に第1期、2015年には第2期が放送され、2016年には『きんいろモザイク Pretty Days』のタイトルで劇場版作品も公開されました。 黒髪ボブでまさしく純和風の高校生の大宮忍は、イギリスにホームステイしたことを機に、海外への憧れが日に日に強くなっていました。そんなある日、ホストファミリーの1人娘であるアリス・カータレットが日本へやって来ることに。 そんな本作は、忍とアリス、クラスメイトの小路綾(こみちあや)と猪熊陽子(いのくまようこ)、そしてアリスの幼馴染である九条カレンの5人による日常が描かれています。落ち着いて見られる日常系でありつつ、コメディ要素も含まれており、ほのぼの見られて笑える作品です
10.『ばくおん!!』
女子高生とバイクという組み合わせで贈る、『ばくおん!!』。おりもとみまなによるコミック作品を原作に、2016年にアニメ化されました。 女子高生・佐倉羽音(さくらはね)は、登校途中にある坂道で登り疲れて心が折れたことをきっかけに、バイクに興味を持ち始めます。その後、バイク乗りの同級生・天野恩紗(あまのおんさ)と共にバイク部に入部した羽音は、二輪免許を取得。さらにオートバイを購入し、夢のバイクライフがスタートするのでした。 羽音を中心として展開される学園コメディアニメで、実在するバイクも数々登場するのも魅力のひとつ。バイク乗りの方も分かりやすく描かれているので、詳しくなくても十分楽しめます。 一貫してゆるい雰囲気がありながらも、笑えるポイントも多く、バイクのシーンは疾走感や爽快感も抜群。登場人物も個性豊かで、見ごたえある作品です。
11.『ガールズ&パンツァー』
アクタスによるオリジナルアニメ『ガールズ&パンツァー』は、2012年に放送開始し、2015年には劇場版作品が公開されました。 舞台は、戦車を使った武道・戦車道が存在する世界。県立大洗女子学園へ転校してきた西住みほは、戦車道が嫌いでありながらも、生徒会長に命じられて戦車道全国大会に挑むことに。そして個性的なメンバーと共に、戦車道を極めることを決意するのでした――。 戦車を用いたスポコンアニメで、日常系特有のゆるさとアツい展開が特徴。戦車による試合は迫力満点で、臨場感たっぷり。キャラクターの数も非常に多く、見どころ満載です。可憐な女の子たちが重量感のある戦車に乗るというギャップもまた魅力的で、最後まで一気に見てしまうような作品です。
JK・女子高生の登場するアニメは、引き込まれること間違いなし!
女子高生を中心に展開されるアニメ11作品を紹介しました。どの作品も魅力あふれる登場人物ばかりで、推しキャラが見つかること間違いなしです。 高校生らしいゆるさがクセになり、のんびりとアニメを見たいときにピッタリ。フレッシュな気持ちを思い出したいときには、部活系作品もおすすめですよ。